本山駅 (香川県)
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本山駅 | |
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駅舎(2006年12月) | |
もとやま Motoyama | |
◄Y17 比地大 (2.4 km) (4.1 km) 観音寺 Y19► | |
所在地 | 香川県三豊市豊中町岡本 |
駅番号 | ○Y18 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 52.4 km(高松起点) |
電報略号 | モト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
268人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)12月20日[2] |
備考 | 無人駅[3] |
本山駅(もとやまえき)は、香川県三豊市豊中町岡本にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅[1]。駅番号はY18。現在は普通列車のみが停車する。無人駅[1]。
歴史
[編集]計画段階では、上高瀬駅(現在の高瀬駅)の北方より、現在の国道11号線に近い経路を通り旧本山村寺家の本山寺の近くに開設される予定であったが、地元民の反対により路線が西方に変更され、旧桑山村岡本に開設された。そのため当時、駅名争いがおこったという[4]。
年表
[編集]- 1913年(大正2年)12月20日:開業[2]。
- 1970年(昭和45年)6月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)11月8日:業務委託駅となる[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱いを廃止し、停留所化[2]。駅員無配置駅となる[6][7]。
- 1987年(昭和62年)
- 2010年(平成22年)10月1日:無人化[3]。
備考
[編集]- 1961年10月ダイヤ改正(サンロクトオ)の時点では、上り準急「せと」が停車していた[8]。その後、停車する列車や種別(準急から急行へ)の変更を伴いながら上り1本の停車は継続したが[9]、1968年10月ダイヤ改正(ヨンサントオ)時点で急行の停車はなくなっている[10]。
- 大雨のたびに不通になり、「水の本山」と呼ばれたが、1965年(昭和40年)の水害の後、線路とホームが嵩上げされた[要出典]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。1番線が上下副本線、2番線が上下本線(一線スルー)となっている。 交換列車が無いときは列車種別に関係なく2番線に入線する。ポイントは弾性ポイントで[1]、在来線で最初に設置され、160km/hで通過した実績がある[要出典]。旧貨物ホームは、保線用に利用されている。
駅舎内には、オレンジカード未対応の自動券売機が設置され、また「駅のうどんや」といううどん屋があった[11]が現在は営業停止となっている。駅舎の隣に汲み取り式のトイレが設置されている。
以前は鉄道弘済会の売店があったが、廃止された。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■予讃線 | 下り | 観音寺・伊予三島・新居浜方面 |
上り | 多度津・高松・岡山方面 |
- 以前は平日の午前中のみ駅員が配置されていたが[要出典]、無人化された。
利用状況
[編集]1日平均の乗車人員は以下の通り。[12]
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均人数 | 出典 |
2004年 | 237 | [13] |
2005年 | 246 | |
2006年 | 237 | |
2007年 | 238 | |
2008年 | 266 | |
2009年 | 254 | [14] |
2010年 | 260 | |
2011年 | 270 | |
2012年 | 273 | |
2013年 | 264 | |
2014年 | 276 | [15] |
2015年 | 277 | |
2016年 | 281 | |
2017年 | 272 | |
2018年 | 262 | |
2019年 | 268 | [16] |
駅周辺
[編集]- 新市役所建設予定地として旧豊中町が購入した(購入時に残存していた建物に合併協議会の事務局が入居していた)が、平成18年12月議会において本庁舎の位置を定める条例の改正により庁舎として使われることはなくなった。代わってゆめタウン三豊の建設が決まり、2008年(平成20年)11月11日に開業した。
- 香川県立笠田高等学校
- 香川県農業協同組合豊中支店
- 本山郵便局
バス路線
[編集]- 三豊市コミュニティバス 財田観音寺線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、21頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、634頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “駅業務体制の見直しについて”. 四国旅客鉄道 (2010年6月21日). 2010年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月14日閲覧。
- ^ 『豊中町誌』より[要ページ番号]
- ^ 「来月八日から実施 予讃線全線区の営業近代化 話合つく」『交通新聞』交通協力会、1971年10月27日、1面。
- ^ a b “無人駅に職員派遣 四国総局 きっぷや新聞など販売”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1987年2月21日)
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1961年10月号、p.185
- ^ 1964年10月ダイヤ改正時点では準急「うわじま1号・いしづち」(併結。『国鉄監修 交通公社の時刻表』1964年10月号、p.224)、1967年10月ダイヤ改正時点では急行「うわじま1号」(『国鉄監修 交通公社の時刻表』1967年10月号、p.172)
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1968年10月号、pp.174 - 179
- ^ 鈴木弘毅『ご当地「駅そば」劇場 48杯の丼で味わう日本全国駅そば物語』交通新聞社〈交通新聞社新書〉、2010年。
- ^ みとよの身の丈 2021年4月14日閲覧
- ^ 平成22年版 みとよの身の丈 三豊市データブック 第10章 運輸・通信、2021年4月14日閲覧
- ^ 平成27年版 みとよの身の丈 三豊市データブック 第10章 運輸・通信、2021年4月14日閲覧
- ^ 令和2年版 みとよの身の丈 三豊市データブック 第10章 運輸・通信、2021年4月14日閲覧
- ^ 令和2年版 香川県統計年鑑 11.運輸・通信 2021年4月14日閲覧