観音寺駅 (香川県)
観音寺駅 | |
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駅舎(2019年1月) | |
かんおんじ Kan-onji | |
◄Y18 本山 (4.1 km) (5.5 km) 豊浜 Y20► | |
所在地 | 香川県観音寺市栄町一丁目4-30 |
駅番号 | ○Y19 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 56.5 km(高松起点) |
電報略号 | オン←ヲン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,388人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)12月20日[2] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有[1] |
観音寺駅(かんおんじえき)は、香川県観音寺市栄町にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。
駅番号はY19で、駅名標のコメントは「砂浜に銭形のある駅」。JR四国のICOCA使用可能エリア西端駅であり、当駅より先ではICOCAなどの交通系ICカードが利用できない。
歴史
[編集]- 1913年(大正2年)12月20日:開業[2]。
- 1983年(昭和58年)10月16日:100 kmまでの近距離乗車券、急行券、自由席特急券、入場券を発券できる自動券売機が設置され、使用開始[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:新聞紙を除く荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR四国の駅となる[2]。
- 2020年(令和2年)3月14日:ICOCAの利用が可能となる[4][5]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2022年(令和4年)12月28日:この日をもって、「観音寺駅ワーププラザ」の営業を終了[6]。
駅構造
[編集]1面2線の島式ホームを、2面2線の相対式ホームが挟み込んだ3面4線[1]。JR西日本の城崎温泉駅に似た配線となっている。
駅舎は駅の北側にあり、入口から改札口にかけてのスペースは待合室となっている。みどりの窓口のほか、指定席券売機と近距離用の自動券売機が1機ずつ置かれている。また、待合室に隣接して四国キヨスク運営の「おみやげどころ観音寺店」がある。なお、「おみやげどころ」は以前は駅売店としての「BIG KIOSK」として営業していたが、四国キヨスク運営店舗の「セブン-イレブンKIOSK」転換に際し、当駅では2017年8月に駅構内から駅建屋の隣接地に通常のセブン-イレブン店舗同様の店舗建屋を新築して移転させたため、跡地を四国キヨスクによる土産販売に特化した「おみやげどころ」に業態転換した。
改札口に隣接して1番線があり、他のホームへは松山方にある地下道で連絡している。このため、特急列車の多くは上下線とも1番線に停車し、下りの一部のみ3番線を使用する。
普通列車は大半が当駅を境に運転系統が分断されているが、中央の島式ホーム(2・3番線)を使って対面乗り換えが可能な場合が多い。
現1番線はもともと回送用の線路で、さらに留置線も備えており、現2番線から4番線がそれぞれ1番線から3番線であった。その後、駅入換要員の無配置化により留置線を廃し、現1番線を客扱いを行うホームとした。現在は2番線と4番線を夜間滞泊に利用している。
駅舎上には、市内の三架橋をモチーフにしている3連アーチのモニュメントがある。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2・3・4 | ■予讃線 | 上り | 多度津・高松・岡山方面 | 特急は主に1番のりば |
下り | 新居浜・伊予西条・松山・宇和島方面 |
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2008年 | 1,778 |
2009年 | 1,635 |
2010年 | 1,569 |
2011年 | 1,511 |
2012年 | 1,495 |
2013年 | 1,515 |
2014年 | 1,539 |
2015年 | 1,559 |
2016年 | 1,570 |
2017年 | 1,535 |
2018年 | 1,555 |
2019年 | 1,609 |
2020年 | 1,287 |
2021年 | 1,247 |
2022年 | 1,388 |
駅周辺
[編集]- 公共施設
- 観音寺市役所
- 観音寺市民会館(ハイスタッフホール)
- 観音寺市立中央図書館
- 香川県立観音寺総合高等学校
- 香川県立観音寺第一高等学校
- 観音寺市立観音寺小学校
- 観音寺市立中部中学校
- 観音寺市立観音寺幼稚園
- 香川県観音寺警察署
- 観音寺警察署観音寺駅前交番
- 香川県三豊合同庁舎
- 高松法務局観音寺支局
- 高松地方裁判所観音寺支部
- 高松家庭裁判所観音寺支部
- 観音寺簡易裁判所
- ハローワーク観音寺
- 企業
- ジェイアール四国バス高松支店観音寺営業所
- 観音寺信用金庫本店
- 中国銀行 観音寺支店
- JA香川県観音寺町支店
- 香川県信用組合 観音寺支店
- 大阪大学微生物病研究所観音寺研究所 - 日本で4箇所しかないインフルエンザワクチンの製造工場がある。
- 店舗
- 観光施設
- 大正橋プラザ(観音寺市観光協会による観光案内所)
- ホテルサニーイン
- 観音寺グランドホテル
- ハイパーイン観音寺駅前
- ファミリーロッジ旅籠屋讃岐観音寺店
- 琴弾公園
- その他
バス路線
[編集]コミュニティバス・高速バスとも駅舎を出て左手ののりばから発着する。
- コミュニティバス
- 観音寺市のりあいバス(市内循環線・粟井姫浜線・五郷高室線・箕浦観音寺線)
- 三豊市コミュニティバス(高瀬観音寺線・仁尾線・財田観音寺線)
市内を走るコミュニティバスは基本的に休日運休で、休日に郊外へ向かうための公共交通機関はタクシーのみである。ただし、駅近くにある大正橋プラザ(観光案内所)でレンタサイクルのサービスを行っている(木曜日定休)[9]。
隣の駅
[編集]- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■予讃線
- 特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP高松」、臨時寝台特急「サンライズ瀬戸」停車駅
- ※「サンライズ瀬戸」は、松山まで乗り入れる多客期の延長運転時のみ経由。その他の日は、通年停車する坂出駅まで出る必要がある。
脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、21頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年、634頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “乗車券自動販売機の使用を開始 予讃本線観音寺駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1983年10月20日)
- ^ 『JR四国の観光地アクセス駅におけるICOCAサービス、2020年3月14日にサービスイン!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年1月27日。オリジナルの2020年1月28日時点におけるアーカイブ 。2020年1月28日閲覧。
- ^ 『観光地へのアクセス駅で新たに「ICOCA」がご利用できるようになります!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2019年7月29日。オリジナルの2019年12月23日時点におけるアーカイブ 。2019年12月29日閲覧。
- ^ “JR四国の旅行商品販売窓口「ワーププラザ」、8駅で営業終了へ”. 朝日新聞. (2022年9月22日) 2022年9月22日閲覧。
- ^ JR四国会社案内
- ^ 観音寺市の現況 11.運 輸 ・通 信 2021年4月14日閲覧
- ^ “観音寺市観光協会|香川のレンタサイクル店一覧”. レンタルサイクルエコ. 2012年5月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 観音寺駅 - 四国旅客鉄道
- あなたの駅前物語 観音寺駅(香川県) - テレビ朝日