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|画像説明 = 駅舎(2006年11月) |
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|よみがな = しんなんよう |
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|ローマ字 = Shinnan-yō<!-- 駅名票の記述 --> |
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2020年2月14日 (金) 22:48時点における版
新南陽駅* | |
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駅舎(2006年11月) | |
しんなんよう Shinnan-yō | |
◄徳山 (4.1 km) (2.9 km) 福川► | |
所在地 | 山口県周南市清水二丁目16-1 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 419.0 km(神戸起点) |
電報略号 |
ナヨ スト(周防富田駅時代) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,295人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)4月18日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 * 1980年に周防富田駅から改称。 |
新南陽駅(しんなんようえき)は、山口県周南市清水二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の駅。
歴史
- 1926年(大正15年)4月18日 - 鉄道省山陽本線の徳山駅 - 福川駅間に周防富田駅(すおうとんだえき)として新設開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - 新南陽駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 1996年(平成8年)6月1日 - ジェイアール西日本広島メンテック(現:JR西日本広島メンテック)による業務委託駅となる。みどりの窓口営業開始。
- 2004年(平成16年)10月 - みどりの窓口営業時間中に、窓口閉鎖時間帯を導入。
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。徳山地域鉄道部が管理し、みどりの窓口があるが、駅業務はJR西日本関連会社のJR西日本広島メンテックに業務委託されている。駅前広場は毎年8月上旬の「サンフェスタしんなんよう」の会場になり、大勢の人出でにぎわう。画像にもあるように駅舎の東半分は宇部進学教室が入居している。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
2 | ■山陽本線 | 上り | 徳山・柳井方面 |
3 | ■山陽本線 | 下り | 防府・新山口方面 |
周防富田駅時代
2面3線のホームを持っていたが、新南陽駅となってから配線が変更され、単式ホーム1番のりばは廃止され欠番となった。現在その場所は貨物列車用側線(運転取扱上は3番線)となっており、旅客ホームとして使用される。 岩徳線の列車が1日2本当駅を終着・始発としていた時代もあった。
貨物駅
取扱貨物
- コンテナ貨物 - 12ftコンテナ、20ft・30ft大型コンテナ、20ftISO規格海上コンテナを取り扱う。
- 車扱貨物 - 営業設定のみで列車の設定は無い。
- 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
駅構造
本線北側に、1面のコンテナホーム、着発線荷役方式(E&S方式)を採用した1本の着発荷役線、1本の荷役線、その他数本の仕分線、留置線を有する。本線南側には貨車操車場が広がる。
専用線
当駅南側に広がる側線群の西端から南側に分岐し東ソー株式会社南陽事業所へ至る専用線がある。かつてはタンク車による化学薬品輸送が行われていたが、その後タンクコンテナによる輸送となった。またセメントもかつては取り扱っていた。この専用線は、2007年4月27日をもって運行休止となった。
また、上記の東ソー専用線から分岐し日本ポリウレタン工業株式会社南陽工場や信越化学工業株式会社の工場(現・信越ポリマー株式会社南陽工場)へ至る専用線や、当駅東側から分岐し駅南東の徳山曹達株式会社(現・株式会社トクヤマ徳山工場)(昭和19年10月開通[1])へ至る専用線もあったが、いずれも廃止された。
操車場
当駅の付属設備として、徳山操車場(後の新南陽操車場)が存在していた。1978年(昭和53年)10月からはコンピューターを導入したリニアモーターカー式ハンプヤードとなる。1984年(昭和59年)2月1日のヤード経由方式貨物輸送の廃止後も、大竹駅 - 防府貨物駅間の複数駅で車扱が残った(特に徳山・新南陽接続専用線扱のタンク車が非常に多かった)ことと、宇部線や山口線方面への継走貨車の存在などから専用貨物列車の仕分作業が複雑で、組成作業を代行できる臨海鉄道も附近になかったことから機能が残され、使用休止は車扱列車が減少した1996年(平成8年)10月31日のことであった。
1985年時の常備貨車
- 西井所有
- タキ7750形(カセイソーダ液専用)2両
- 多木化学所有
- タキ5050形(塩酸専用)1両
- 田中藍所有
- 東洋曹達所有
- タキ1400形(カセイソーダ液専用)1両
- タキ2600形(カセイソーダ液専用)3両
- タキ2800形(カセイソーダ液専用)14両
- タキ7750形(カセイソーダ液専用)13両
- タキ11850形(塩化第二鉄専用)1両
- タム9400形(塩酸専用)4両
- タキ5000形(塩酸専用)3両
- タキ5050形(塩酸専用)1両
- タム8200形(リン酸専用)2両
- タキ1250形(リン酸専用)1両
- タム8700形(塩化パラフィン専用)1両
- タム9500形(塩化パラフィン専用)2両
- タキ21800形(トリクロロエタン専用)2両
- タキ5800形(液化塩化ビニル専用)1両
- タム8500形(液化塩素専用)3両
- タキ5450形(液化塩素(航送用)専用)5両
- タキ5450形(液化塩素専用)5両
- 徳山石油化学所有
- 徳山曹達所有
- 日本ポリウレタン工業所有
- 保土谷化学工業所有
「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
駅周辺
- 永源山公園(ゆめ風車)
- ゆめタウン新南陽
- イオンタウン周南
- フジ (チェーンストア) 新南陽店
- 東ソー生協本店
- 周南市新南陽公民館
- 周南市新南陽体育館
- 周南市社会文化ホール
- 周南市新南陽総合福祉センター
- 政所商店街
- 周南市立新南陽市民病院
- 山口県立新南陽高等学校
- 永源山公園
- 周南警察署周南西幹部交番(旧新南陽警察署)
- 周南警察署富田警察官連絡所(旧新南陽警察署富田交番)
- 山口銀行富田支店
- 西京銀行富田支店
- 東山口信用金庫富田支店
- 周南農業協同組合新南陽支所
- 新南陽政所郵便局
- 新南陽商工会議所
毎年8月には駅前のロータリーに大規模なステージを設け、そこを中心としてサンフェスタしんなんよう(夏祭り)が開かれる。2012年で第38回を数え、来客8万人超。この夏祭りの最後に永源山公園から多数の打ち上げ花火が上がり、夏の風物詩となっている。
バス
最寄り停留所は、新南陽駅前となる。以下の路線が乗り入れ、防長交通により運行されている。
- 一般路線バス
- [2-1]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 東ソー前
- [2-2]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 間上 - 川上ダム - 鹿野(かの)車庫 - コアプラザかの(早朝深夜は鹿野車庫止め)
- [2-3]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 間上 - 川上ダム - 横川
- [2-4・5]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 大神 - 上大谷 - 上村 - 島地 - 堀
- [2-6・7]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 別所 - (川曲)矢櫃
- [2-8]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 間上 - 川上ダム - 四熊
- [2-9]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 井谷 - 四熊 - 奥四熊
- [2-10]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 井谷 - 四熊 - 中野
- [2-11]:徳山駅前 - 市役所前 - 川崎 - 新南陽駅通 - 新南陽駅前 - 間上
- 高速バス「福岡・防府・周南ライナー」や防府駅、山口駅、湯田温泉方面への快速バスや下松駅、湯野温泉、長田海浜公園方面への一般路線バスは駅前に入らず新南陽駅通バス停に発着する。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 1,124 |
2000 | 1,084 |
2001 | 1,057 |
2002 | 1,048 |
2003 | 1,068 |
2004 | 1,075 |
2005 | 1,082 |
2006 | 1,109 |
2007 | 1,166 |
2008 | 1,237 |
2009 | 1,197 |
2010 | 1,185 |
2011 | 1,204 |
2012 | 1,226 |
2013 | 1,232 |
2014 | 1,202 |
2015 | 1,238 |
2016 | 1,241 |
2017 | 1,270 |
2018 | 1,295 |
隣の駅
脚注
- ^ 戦時中船舶不足により海上輸送が困難なため敷設。国鉄よりC12 98の払下げをうけた『徳山曹達70年史 道標はるかに』85頁写真掲載 (電子ブック)
関連項目
外部リンク
- 新南陽駅(JR西日本)
- 新南陽駅(JR貨物)
- 貨物駅の「素顔」に触れて JR貨物・新南陽駅を初公開 - YouTube(朝日新聞社提供、2019年4月29日公開)