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2020年2月14日 (金) 22:49時点における版
岩国駅* | |
---|---|
西口 | |
いわくに Iwakuni | |
所在地 | 山口県岩国市麻里布町一丁目1-1 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
電報略号 | クニ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面6線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,796人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)9月25日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 346.1 km(神戸起点) |
◄和木 (3.8 km) (4.6 km) 南岩国► | |
所属路線 |
■岩徳線 (■錦川鉄道錦川清流線直通含む) |
キロ程 | 0.0 km(岩国起点) |
(3.7km) 西岩国► | |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 (窓口閉鎖時間帯有)・みどりの券売機プラス有 広島シティネットワーク最西端(2019年5月現在) |
岩国駅(いわくにえき)は、山口県岩国市麻里布町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
概要
山陽本線を所属線[1]とし、当駅を起点とする岩徳線を加えた2路線が乗り入れる。山陽本線における広島シティネットワークの西端駅であり、当駅発着列車が多数設定されている。
運転取扱駅であり、岩国駅構内の運行管理は当駅で行なっている。
また、岩徳線経由で錦川鉄道錦川清流線の列車も当駅まで乗り入れてくる。ただし当駅から川西駅の間は二重戸籍ではなく片乗り入れという扱いのため、川西駅までの運賃はJRの運賃として計算される。
ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)ではあるが、山陽線の場合は隣駅の南岩国駅(柳井・徳山方面)を越えて、岩徳線全線では利用できないが、2022年春に山陽線の藤生駅から徳山駅の間で利用できるようになる予定。[2]
なお「岩国市岩国」は西岩国駅、錦帯橋周辺にあるため、当駅は本来の「岩国」から離れている。
歴史
山陽鉄道によってこの地域に鉄道が敷設された際、線形の都合で駅は岩国町の市街地から離れ、麻里布町に置かれた。そのため、1929年(昭和4年)に部分開業した岩徳東線(後に山陽本線を経て岩徳線となる)が岩国町の市街地近くを通るようになると、そちらに岩国駅が設けられ、元の岩国駅は麻里布駅と改称した。
しかし新しい岩国駅には特急・急行が停車せず、町の代表駅として相応しくないという声も上がった。また麻里布駅周辺の発展が著しかったことや、1940年(昭和15年)に麻里布町と岩国町などが合併して岩国市が発足したことから、市の代表駅としての実情に合わせるため、1942年(昭和17年)に麻里布駅を再び岩国駅に改称し、1929年(昭和4年)に開設された岩国駅は西岩国駅と改称した。
年表
- 1897年(明治30年)9月25日 - 山陽鉄道 広島駅 - 徳山駅間の開通と同時に、岩国駅として開業。同時に初代駅舎(木造)も使用開始。旅客・貨物の取り扱い開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)
- 1926年 (大正15年) 5月 - 皇太子殿下(後の昭和天皇)を迎える。
- 1929年(昭和4年)
- 1932年(昭和7年)5月29日 - 岩徳線が岩徳東線に改称。
- 1934年(昭和9年)12月1日 - 岩徳東線が山陽本線となり、柳井駅経由の旧山陽本線が柳井線と改称。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 麻里布町を廃止し岩国市を置く[3]。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 再び岩国駅に改称。
- 1944年(昭和19年)10月1日 - 山陽本線が再び柳井駅経由となり、旧山陽本線は岩徳線に改称。
- 1945年(昭和20年)8月14日 - アメリカ軍による空襲を受ける。死者500人以上[4]。これにより、火災で駅舎を全焼。
- 1949年 (昭和24年) - 岩国駅三代目駅舎(旧駅舎)利用開始。
- 1960年(昭和35年)11月1日 - 岩日線(現在の錦川鉄道錦川清流線)が開業。
- 1965年(昭和40年)9月24日 - みどりの窓口営業開始。
- 1976年(昭和51年)11月6日 - 地下自由通路が完成し、渡り初め式が行なわれる[5]。
- 1977年(昭和52年)2月28日 - 地下自由通路の完成に関連し、東口の営業時間が短縮される[5](6:00 - 9:00および16:00 - 21:00)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - 東口の駅業務を中国交通事業株式会社(現:JR西日本広島メンテック)に委託する。
- 1997年(平成9年)9月25日 - 岩国駅開業100周年を迎える。
- 2006年(平成18年)10月1日 - 東口の駅業務が錦川鉄道株式会社に簡易委託となり、営業時間も変更になる(6:00 - 21:00に延長)。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)1月 - みどりの券売機設置(ICOCA定期券購入可能)。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)11月26日 - 東西自由通路の新設と橋上駅舎化工事が終了し、使用を開始する[7]。当初は2018年春を予定していたが前倒しとなった[8]。これに伴い全面バリアフリー化。四代目駅舎(現行)使用開始。
- 2019年(平成31年)
旧岩国機関区
当駅には、かつては岩国機関区が置かれ、1971年2月28日の岩徳線を最後に蒸気機関車による営業運転が終了[10][11]した後も、岩徳線や岩日線(当時)その他、当駅始発芸備線・木次線経由米子行きの急行ちどりにて使用される気動車の整備基地として使用が続いていた。実際に車両配置が廃止されたのは、1984年2月1日のダイヤ改正時である。
国鉄分割民営化以降に、岩国機関区であった施設(車両整備建屋や転車台など)は、順次撤去され、現在は、電留線や駐車場、分譲マンションの敷地などとなっている。現在は広島方面の電車の運転を主に担当する、岩国運転区の建物のみ残っている。
駅構造
3面6線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。1番線は西口に面した単式ホームで、0番線は1番線の下関側にある切欠きホームである。3・4番線、6・7番線がそれぞれ島式ホームとなっている。また線名は、1番線が岩徳線本線、4番線が山陽線上り本線、7番線が山陽線下り本線となっている。橋上駅舎化で跨線橋もバリアフリー化され、エレベーター、エスカレーター、点字案内、点字ブロック、音声案内等が設置された。
徳山地域鉄道部管理の直営駅である。橋上駅舎化前にかつて存在した旧東口の駅業務は錦川鉄道に簡易委託されていた。また、山陽本線の和木駅と南岩国駅 - 神代駅間各駅と、岩徳線の西岩国駅 - 米川駅間各駅の管理面での窓口となっている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
0 | ■錦川清流線 | - | 清流新岩国・錦町方面 | 当駅到着列車は降車時に車内で運賃精算 |
1 | ■岩徳線 | - | 玖珂・徳山方面 | |
3・4・6[12] | 山陽本線 | 上り | 宮島口・広島方面 | 6番のりばは主に折り返しと当駅止めの列車 |
6・7 | ■山陽本線 | 下り | 柳井・徳山方面 | 6番のりばは一部列車 |
- 当駅は山陽本線の「R」の路線記号の区間の終端であるが、2017年3月4日改正時点の駅構内では両方向とも赤色の「R」で案内されていた。同年11月26日の新駅舎使用開始にあたっては、宮島口・広島方面のみを赤色の「R」とし、柳井・徳山方面はアルファベットなしの青色で表現することになり、車内用の広島エリア路線図や駅掲示運賃表に則った表現となっている。
- 2017年11月26日の新駅舎使用開始に併せて、プラットホーム上の発車標もCTC連動の物に変更され、駅自動放送も変更された。
- 1・3番線間は機回し線として2番線、4・6番線間の5番線は上り貨物待避線として機能している。
- 7番線の外側に、下り貨物列車が待避・通過するためのホームがない副本線(8番線)があり、数本の側線も敷設されている。側線には、本線もしくは後述の広島方面・柳井方面の引き上げ線に通り抜けられるもの(9 - 10番線)、後述の専用線に接続しているもの(番線不明が2線)、電車留置線などの行き止まり線(11 - 17番線)がある。
- 広島方面と柳井方面の方向に、一部が電化された列車入れ換え用の引き上げ線が1本ずつある。また、岩徳線の本線の一部も、電車入れ換え用に300m強ほど電化されている。
- 非電化区間を走行可能な列車に限られるが、岩徳線と山陽本線広島方面との直通運転が可能である(岩徳線用1番線(山陽本線下り方からは進入不可)、上り:3番線、4番線、5番線、下り:6番線、7番線、8番線(通過列車のみ使用可)を経由)。かつては柳井経由の山陽本線が事故等で運行できなくなった場合の寝台列車や10000系鮮魚列車の迂回運転路として使用されていた。現在も岩徳線直通の団体専用列車などがこの経路を使用する。
出入口・窓口
出入口は正面に当たる西口と東口の2か所。橋上駅舎上にJR直営のみどりの窓口(営業時間:7:00~19:00)が存在するが、みどりの券売機プラス導入により、窓口閉鎖時間帯(11:00〜15:30)が3月1日より追加された。 西口・東口ともにバリアフリー化され、エレベーターとエスカレーター、点字案内、点字ブロック、音声案内等が設置されている。東西自由通路は24時間通行可能。
かつて存在した東口改札(営業時間:6:00 - 21:00)は岩国市を経て錦川鉄道に再委託されていた、簡易委託方式の出入口である。東口の営業時間外は出入口に装備されたシャッターが閉じられていた。その他、前跨線橋上の6・7番線ホーム以東へ向う場所でも扉が施錠されていた。
駅舎には近距離区間用自動券売機が3台(機能限定券売機2台と多機能券売機1台)、それに加えて「みどりの券売機プラス」が設置されている。近距離区間用自動券売機では錦川清流線へ直通乗車するための連絡乗車券も購入可能。
かつての東口には錦川鉄道に簡易委託された有人の乗車券類販売窓口があった。自動券売機はICOCAチャージ可能で小型のものが1台設置されていた。窓口では、普通乗車券以外に回数乗車券(回数券)、定期乗車券(定期券)、自由席特急券も取り扱っていた。ただし、かつての西口とは異なり、ICカードの窓口処理機がないことにより、ICOCAの利用ができない。東口の改札口には、簡易型自動改札機が1台設置されていた。かつての東口にはエレベーター・エスカレーターは設置されていなかったが、東西自由通路新設・橋上駅舎化工事で現東口にも設置された。
駅の東西を結ぶ地下道(地下自由通路)があったが、橋上駅舎化に伴い一旦閉鎖され、後に通行を再開している。通行できるのは歩行者と自転車である(ただし、出入口部分に乗車通行のできない階段がある)。
付属施設(店舗など)
- 工事前は3・4・6・7番線ホームから西口改札口が見えた部分は東西にわたって次々と取り壊しが進んでいて、工事資料にも当該箇所が橋上駅舎部分になる旨の記載がある。
- 6・7番ホームには、自動販売機を三方へ埋め込んだキヨスク(最近は飲食スペース(駅ナカカフェと称していた)に改装していた。)の店舗や裏側には立ち食いそば店舗もあったが、2015年11月上旬にこれらの店舗全てが岩国駅改良工事の支障除去のため解体され、工事部分となっている。現在は、自動販売機のみホーム南側(柳井・徳山方面)に移転している。
- 西口駅舎にはかつて飲食店『めん処まつの屋 岩国駅店』があり、岩国寿司などの持ち帰り品販売もあったが、駅舎建て替えのため2015年3月までに閉店。
- 旧駅舎西口改札外にはキヨスクがあった。かつてあったミスタードーナツ岩国ショップ、ハートイン(コンビニエンスストア・ICOCA電子マネー利用可)、フラワーショップ(花屋)は駅舎建て替えのため2015年3月までに全て閉店(ミスタードーナツ岩国ショップはイズミ岩国店隣のビル一階に移転するも、2019年3月末にて撤退した)。
- トイレは改札内は6・7番のりばへ向かう途中に男女別の水洗トイレが、0番線へと向う途中に右側に男女別の入口になったトイレがある。車椅子等にも対応した区画あり。(現在は改良工事のため、仮設トイレが錦川清流線ホームすぐそばにある)改札外は西口・東口にそれぞれある。
- キャッシュコーナー(銀行ATM)が駅正面の出入口外にある(山口銀行、西中国信用金庫)。ただし、もみじ銀行のATMは2008年3月19日に撤去された。
- 東口駅舎の改札口の外側に、岩国市からの情報を掲示する区画(市政情報コーナー)がある。
- 2017年11月に開通した東西自由通路の西側入り口付近に、おみやげ街道岩国駅店、岩国珈琲、日本旅行岩国店が、東西自由通路中央付近の改札口そばにセブン-イレブンキヨスク岩国駅改札口店が新設された。
貨物取扱・専用線
JR貨物の駅は、専用線発着のコンテナ貨物、臨時車扱貨物の取扱駅となっている。2014年3月改正時点では、1日2往復の高速貨物列車が広島貨物ターミナル駅との間で運行されている[13]。
駅の東側、日本製紙岩国工場へ続く専用線があり、主にコンテナによる製品の発送が行われている。広島方面へと向かう本線線路を挟んで東側へ専用線が、反対側(西側)には貨物列車の入れ換え作業や線路保守用車両の留置等に使用されている側線施設がある。
かつては帝人岩国工場へも専用線が続いていた。また、当駅~南岩国駅間に存在した川下信号場から在日米軍岩国基地へ専用線が分岐していた。
なお、岩国駅においてかつて使用されていた有蓋車用貨物ホームは2006年5月頃に取り壊され、本線東側にあった川下信号場の跡地は、現在、岩国市の管理下にある。
岩国駅周辺整備事業
東口駅舎は1948年(昭和23年)の完成以来65年以上が経過し、老朽化に加えてバリアフリー対策が未整備であること、加えて駅の東西を結ぶ通路が地下通路しかないことを踏まえ、岩国市が主導して『岩国駅周辺整備事業』に着手している。具体的には、以下の内容が挙げられている[14][15]。
- 東口・西口の駅舎を統合し橋上駅舎化(JR西日本施行)。エレベーター・エスカレーターを新設してバリアフリー化。
- 橋上駅舎前に東西自由通路(歩行者専用)の新設(JR西日本施行)。
- 地下通路出入り口の改良(スロープの緩傾斜化など、岩国市施行)。
- 東口駅前広場を拡張。道路反対側にあった駐輪場を移転し、新たに2階建ての駐輪場の新設し交通広場を整備(岩国市施行)。
- 西口駅前広場を再整備し、西口駐輪場連絡通路を整備(岩国市施行)。
- 西口駅前ロータリーを撤去し国道188号を直線化(国土交通省施行)。
2014年3月24日に岩国市とJR西日本が「岩国駅自由通路新設等工事の施行に関する協定書」及び「岩国駅橋上駅舎化工事の施行に関する協定書」を締結[16]、2015年3月から工事に着手した。2015年11月1日には西口駅舎を閉鎖し、仮駅舎に移転している[17]。総事業費は約90億円で、うちJR西日本施行分の橋上駅舎整備に約32億5千万円、東西自由通路整備に約31億9千万円の事業費が見込まれている[8]。
2015年11月9日に東西自由通路と橋上駅舎の建設工事の安全祈願祭(起工式)が実施され、本格的にJR西日本施行分の工事に着手した[8]。駅舎と東西自由通路については2017年11月26日の併用開始を[7]、その他の整備については2019年6月の事業完了を予定している[8]。
駅周辺
駅西側は、岩国駅前商店街、中通り商店街とその周辺に多数の商店が存在しており、商業の中心地になっている。近年では、駅周辺でのマンション建設が著しい。2006年11月現在、貨物設備の跡地の一部が再開発中である。既に広島方面寄りにJR貨物の手で貸しビルが完成しており、テナントとしてヤマダ電機テックランド岩国店が営業している。1番ホーム寄りには、山口銀行岩国支店が2007年5月新築移転した。
岩国市役所など公共の施設は1km程度離れた地域に集まっている。駅東側は、「人絹町」と呼ばれる工業地帯と既存市街地である。なお「人絹町」の由来は、帝國人造絹糸株式会社岩国工場が立地するからである。また、南へ徒歩10分ほど行くとコンサートホールであるシンフォニア岩国が所在し、さらに進むとアメリカ海兵隊/海上自衛隊岩国基地がある。
- 商店
- 西口側が岩国の中心市街地にあたり、国道188号(岩国駅前商店街(本通り商店街))から西側、おおむね、山口県道50号岩国停車場線、国道2号、山口県道113号南岩国停車場磯崎線、山口県道15号岩国玖珂線(岩国市役所の裏を通る、通称「電車通り」)に囲まれる地域(中通り商店街も含まれる)にある。この外側にも商店は点在する(山口県道15号岩国玖珂線と岩徳線に囲まれた地域および近傍、国道2号沿い西方など)。山口県道113号南岩国停車場磯崎線や国道2号から国道188号に近づくにつれ、店舗数も増える。国道188号側から中通り商店街を通り抜けると、料飲店の集まる区画に出る。
- 東口側は三笠橋方面に南下後、東方に左折した所(徒歩約700m)にディスカウントストア(ザ・ビッグ岩国店)があるほかは、コンビニエンスストアや個人商店などがいくつかある程度。
バス・タクシー
西口正面の駅前ロータリーに、市内一帯に路線網を持ついわくにバス、防長交通が乗り入れている。防長交通は後述の高速バス以外は、徳山駅行きの国道2号経由・快速便のみ。かつては、JR(国鉄)バスや石見交通バスおよび広電バスも乗り入れていた[5]が、既に廃止されている。
高速バスとしては、日中は広島・周防大島行(広島行きはいわくにバス・防長交通、周防大島行きは防長交通が運行)が、早朝・夜間には神戸・大阪・京都行き『カルスト号』(防長交通・近鉄バスの共同運行)および東京行き『萩エクスプレス』(防長交通単独運行)が停車する。
駅正面(西口)前には、常設のタクシー乗り場もある。小型車と中型車の乗り場が隣接しているので、乗り間違いに注意(乗車料金が異なる。→基本的な運賃料金システム)
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[18]。山口県の駅では下関駅、新山口駅、徳山駅に次いで第4位である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 6,936 |
2000 | 7,013 |
2001 | 6,797 |
2002 | 6,619 |
2003 | 6,592 |
2004 | 6,583 |
2005 | 6,475 |
2006 | 6,306 |
2007 | 6,288 |
2008 | 6,336 |
2009 | 6,043 |
2010 | 5,818 |
2011 | 5,779 |
2012 | 5,837 |
2013 | 5,823 |
2014 | 5,722 |
2015 | 5,938 |
2016 | 5,942 |
2017 | 5,971 |
2018 | 5,796 |
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- 山陽本線
- ■岩徳線(錦川鉄道錦川清流線の列車含む)
- 岩国駅 - 西岩国駅
関連項目
参考文献
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 2022年春 山口県内のICOCAエリアが拡大します!~南岩国駅から徳山駅間にICOCAエリアを拡大~
- ^ 「内務省告示第119号」『官報』1940年3月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “彫刻家 澄川喜一さん(1931年~) <5> 学徒動員 過酷さに漠然と死覚悟”. ニュース特集 生きて. 中国新聞 (2009年11月14日). 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月2日閲覧。 “中国地方にゆかりのある人物達のそれぞれの半生を綴る特集記事のうちの、澄川喜一の巻(全15回)の第5回。1945年4月(岩国工業学校(現・岩国工業高等学校)入学)〜同年8月14日 岩国駅を中心とする空襲の体験談。”
- ^ a b c 岩国駅 藤重勇 編 (1977). 岩国駅開業80周年記念 岩国駅いまむかし. 岩国駅. "略年表より"[要ページ番号]
- ^ “JR岩国駅、東西自由通路と橋上駅舎 9日から建設工事”. 山口新聞. (2015年10月28日)
- ^ a b "岩国駅の橋上駅舎および東西自由通路の使用開始について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 2017-07-28. 2017-8-4時点のオリジナルよりアーカイブ。2017-09-10閲覧。
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:|archivedate=
の日付が不正です。 (説明) - ^ a b c d e “東西自由通路新設や橋上駅化へ 岩国駅で起工式”. 山口新聞. (2015年11月11日). オリジナルの2015年11月13日時点におけるアーカイブ。 2015年11月12日閲覧。
- ^ “みどりの窓口3駅廃止へ 広島支社管内、宮島口・大町・柳井”. 中国新聞. (2019年2月20日). オリジナルの2019年3月12日時点におけるアーカイブ。 2019年3月12日閲覧。
- ^ 西岩国駅長 竹中 (1980-6). 西岩国駅開業50周年記念誌. (国鉄)西岩国駅岩国市中央図書館・蔵
- ^ 朝日新聞社 角川和男, ed (1976-6). 世界の鉄道別冊 蒸気機関車100年. 朝日新聞社岩国市中央図書館・蔵
- ^ 岩国駅構内図JRおでかけネット
- ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、74-81頁。
- ^ 岩国駅周辺整備事業について (PDF) - 岩国市都市建設部 拠点整備推進課 岩国駅周辺整備班
- ^ 岩国駅周辺整備計画検討図 (PDF) - 岩国市都市建設部 拠点整備推進課 岩国駅周辺整備班
- ^ “市長記者会見「岩国駅自由通路新設等工事・岩国駅橋上駅舎化工事の施行に関する協定締結について」”. 岩国市秘書広報課広報班. 2016年6月13日閲覧。
- ^ 工事進捗情報(平成27年11月2日現在)仮駅舎使用開始 (PDF) - 岩国市都市建設部 拠点整備推進課 岩国駅周辺整備班
- ^ 出典:山口県統計年鑑
外部リンク
- JR西日本(岩国駅)
- 錦川清流線各駅紹介・岩国駅(錦川鉄道)