コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「花巻空港駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
地図アイコン変更、位置図追加、座標情報追記
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl = 300px
|pxl = 300px
|画像説明 = 駅舎
|画像説明 = 駅舎
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}}
{{location map|width=240|Japan Iwate|label=花巻空港駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=花巻空港駅位置図(岩手県)|float=center}}
{{location map|width=240|Japan Iwate|label=花巻空港駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=花巻空港駅位置図(岩手県)|float=center}}
|よみがな = はなまきくうこう
|よみがな = はなまきくうこう

2020年2月15日 (土) 00:10時点における版

花巻空港駅*
駅舎
はなまきくうこう
Hanamaki-Kūkō**
花巻 (5.7 km)
(5.7 km) 石鳥谷

地図

花巻空港駅の位置(岩手県内)
花巻空港駅
花巻空港駅
花巻空港駅位置図(岩手県)
所在地 岩手県花巻市二枚橋第5地割118
北緯39度26分33.42秒 東経141度7分39.77秒 / 北緯39.4426167度 東経141.1277139度 / 39.4426167; 141.1277139座標: 北緯39度26分33.42秒 東経141度7分39.77秒 / 北緯39.4426167度 東経141.1277139度 / 39.4426167; 141.1277139
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)**
所属路線 東北本線
キロ程 505.7 km(東京起点)
電報略号 ハク
ニハ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
650人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1932年昭和7年)11月20日
備考 業務委託駅
* 1988年に二枚橋駅から改称。
**かつてはHamamaki-Airportとも表記。
*** ただし、定期貨物列車の発着はない。
テンプレートを表示

花巻空港駅(はなまきくうこうえき)は、岩手県花巻市二枚橋にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東北本線である。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。

北上駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)。駅舎内部には自動券売機がある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 東北本線 上り 花巻一ノ関方面[1]
2 (待避線)
3 東北本線 下り 盛岡方面[1]

※2番線は待避線であるが、2019年3月時点で定期列車での使用は、9:38発の一ノ関行普通列車のみ(当駅で、貨物列車を待避)。

貨物取扱

1997年に貨物列車の発着がなくなって以降は、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物用の設備は設置されていないほか、専用線も当駅には接続していない。

かつては、駅周辺にある日本重化学工業盛岡事業所へ続く専用線があった。工場で使用する濃硝酸の搬入で使用されていたが、1997年(平成9年)3月に廃止された。また、国鉄分割民営化のしばらく後まで、北日本くみあい飼料花巻工場へ続く専用線も存在し、石巻埠頭駅から飼料が輸送されていた。

1985年時の常備貨車

  • ホキ8300形(トウモロコシ、コウリャン専用)17両、全国農業協同組合連合会所有[2]

利用状況

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は650人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 818 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 805 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 797 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 763 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 752 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 701 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 696 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 722 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 749 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 695 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 697 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 693 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 712 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 734 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 713 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 703 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 699 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 655 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 650 [利用客数 1]

花巻空港へのアクセス

花巻空港」を名に冠した駅ではあるものの、空港のターミナルビルに近接して設置されているわけではない。花巻空港にもっとも近い駅であったため「二枚橋駅」を改称したが、空港の敷地が駅の目の前にあるというだけで、ターミナルビルへは約3.8kmの距離があり徒歩圏とは言い難い(2009年4月のターミナルビル移転前でも約2kmの距離があった)。

かつては岩手県交通による当駅 - 花巻駅 - 北上駅間の路線バスが旧ターミナルビルに乗り入れてはいたものの本数は少なかったほか、航空機のダイヤと連携したものではなかった。なお、当該バス路線はターミナルビル移転後も経路変更が行われなかったが、花巻から空港へは花巻駅と空港を結ぶ路線バス(当駅を経由しない)が新設されたほか、盛岡市内から空港へは航空機のダイヤと連携した高速バスが東北自動車道経由で直行していたことから、当駅は空港アクセス駅としての意義を見出せない状態が続いていた。

しかし、2013年9月30日をもって前述の花巻駅 - 空港間の路線バスが廃止されたことに伴い、翌10月1日から前述の盛岡市内と空港間の路線が当駅を経由するようになった[3][4]ことにより、特に花巻側からの公共交通機関を用いた空港アクセスに供されるようになった。

なお、ターミナルビルは当駅より釜石線似内駅の方が近い(約2.8km)が、釜石線自体の列車本数が少ない上に同駅は快速列車が停車しないこともあり、停車する列車の頻度は2 - 4時間に1本程度である。また、同駅付近と空港間の路線バスも設定されていない。

駅周辺

バス路線

駅前に「花巻空港駅」バス停が設置されているほか、当駅から東にある国道4号沿いの「二枚橋」バス停も比較的近い。いずれの路線も岩手県交通が運行している。

花巻空港駅バス停
  • 盛岡 - 花巻空港線(盛岡バスセンター - 盛岡駅前 - 花巻空港駅 - 花巻空港)
    • 当駅からは空港行きのみ乗車可能。盛岡市内方面への乗車は不可。
  • 石鳥谷線(花北2系統 : 北上駅 - 花巻駅 - 花巻空港駅
    • 平日のみ運行。運行本数は、当駅発着便は1日1往復のみ。
  • 教育センター線 (新1系統 :花巻駅前 - 花巻空港駅 - 花巻温泉 - 教育センター)
    • 平日のみ運行。
二枚橋バス停
  • 石鳥谷線(花北1・3系統 : 石鳥谷志和口 - 二枚橋 - 花巻駅 - 北上駅)
    • 毎日運行。運行本数は、平日は30分から90分に1本、土休日は60分から120分に1本。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線
快速「はまゆり」「アテルイ
通過
普通
花巻駅 - 花巻空港駅 - 石鳥谷駅

脚注

記事本文

  1. ^ a b 時刻表 花巻空港駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月7日閲覧。
  2. ^ 「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
  3. ^ 『花巻駅-花巻空港 9月30日で廃止に 県交通ダイヤ改正』 - 岩手日報(2013年8月24日付)
  4. ^ 10月1日(火) 『いわて花巻空港』発着路線バスに関する重要なお知らせ (PDF) - 岩手県交通(2013年8月付、同年9月19日閲覧)

利用状況

関連項目

外部リンク