「伊予西条駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(駅前再整備前)<br/>(2006年(平成18年)8月21日) |
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|よみがな = いよさいじょう |
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|ローマ字 = Iyo-Saijō |
|ローマ字 = Iyo-Saijō |
2020年2月15日 (土) 02:06時点における版
伊予西条駅 | |
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駅舎(駅前再整備前) (2006年(平成18年)8月21日) | |
いよさいじょう Iyo-Saijō | |
◄Y30 中萩 (6.4 km) (3.5 km) 石鎚山 Y32► | |
所在地 | 愛媛県西条市大町字福森859番地1 |
駅番号 | ○Y31 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 114.3 km(高松起点) |
電報略号 | サイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,513人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)6月21日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
伊予西条駅(いよさいじょうえき)は、愛媛県西条市大町に設置されている、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である。駅番号はY31。
概要
西条市の代表駅であると共に、普通列車の大部分の運転系統が当駅で分断される他、当駅を始終着とする特急[1]が設定されているなど、運転上の拠点駅にもなっている。また、夜間帯は早朝・深夜に発着する列車が駅構内に留置されるほか、駅舎にある乗務員宿泊施設にはこれらの列車を担当する乗務員が宿泊している。
駅全体を見ると、電留線や乗務員宿泊施設などもあり相応の規模をもつが、みどりの窓口や待合所など旅客施設は、駅の規模から比較すると比較的こぢんまりとした印象となっている。また、発車標は長年に渡り改札中の列車種別を示す行灯式のものが設置されているのみだったが、2017年に実施されたバリアフリー化工事で、新しく跨線橋が設けられ、フルカラーLED方式の発車標が改札上と各のりばに設置された。
列車接近メロディーは、かつては「瀬戸の花嫁」であったが、2015年3月からは西条市出身のテノール歌手・秋川雅史の「千の風になって」に変更されている。
なお、当駅終着のミッドナイトEXP高松は、2018年3月現在、特急としては四国内で最も遅い時間の1時15分着となっている。
歴史
- 1921年(大正10年)6月21日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道の駅となる。
- 2017年(平成29年)9月 - バリアフリー化工事が完成[2]。
駅構造
島式・単式2面3線ホームの地上駅。互いのホームは跨線橋で結ばれている。島式ホームと駅前広場にうちぬきと呼ばれる湧き水がある。
改札前の1番乗り場は上り方面にしか出発信号がなく下り列車は入線しない。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■予讃線 | 上り | 新居浜・伊予三島・高松・岡山方面 | |
2 | ■予讃線 | 下り | 今治・松山・伊予市・宇和島方面 | |
3 | ■予讃線 | 下り | 今治・松山方面 | 普通列車のみ |
上り | 新居浜・伊予三島・高松方面 | 快速・普通のみ |
駅施設
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は1,513人である[3]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである[4]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,469 |
2001年 | 1,471 |
2002年 | 1,351 |
2003年 | 1,326 |
2004年 | 1,275 |
2005年 | 1,359 |
2006年 | 1,403 |
2007年 | 1,430 |
2008年 | 1,439 |
2009年 | 1,425 |
2010年 | 1,435 |
2011年 | 1,503 |
2012年 | 1,512 |
2013年 | 1,580 |
2014年 | 1,529 |
2015年 | 1,552 |
2016年 | 1,530 |
2017年 | 1,549 |
2018年 | 1,513 |
駅周辺
西条市や市域の海岸沿いに立地する工業地帯および、石鎚山への玄関口となっている。西条市役所などが立地する街の中心は北に1kmほど離れており、市の規模に比して駅前はやや閑散とした雰囲気である。
駅前には1967年にロータリーなどが設置されたが、歩道などの老朽化が進んでいたことから、都市再生のための整備[5]の一環として、駅東側にある鉄道歴史パーク in SAIJOなどとあわせ、交通結節点としてだけではなく市域の特色に相応する駅前として再整備がなされた。なお、一連の整備は住民代表や商工業団体のほか、JR四国および日本ナショナルトラストなどを交えて計画が策定された[6][7]。
- 鉄道歴史パーク in SAIJO - 全ての施設は西条市が管理・運営している。なお、駅構内には大正時代の給水塔やカーバイド倉庫などの近代化遺産もある。 ※施設の詳細は各記事を参照。
- 四国鉄道文化館 - 日本ナショナルトラストのヘリテイジセンターとして建設された。JR四国が保管していた車両などを展示。
- 十河信二記念館 - 西条高校出身の十河信二(第4代国鉄総裁)の遺品等を展示。
- 観光交流センター
- ぽっぽ橋 上記の十河信二記念館と駅建物の間に平成24年10月に架設された、JRを跨ぐ人道橋。自転車も積載可能なエレベーターが設置され、これにより線路で分断されていた駅南方面が繋がり迂回することなく便利になった。また駅南地区の再開発も進んでいる。
- 西条陣屋跡 - 現愛媛県立西条高等学校。現在でも水掘が残っており、駅前に設置されている地図にもそれが描かれている。
- 西条市総合文化会館(約500m)
- 西条市役所(約1.3km)
駅前広場
バス乗り場とタクシー乗り場が設けられている。なお、かつては駐車場が設けられていたが、駅前再整備(後述)に伴い営業を休止した[8]。
バス乗り場には、主にせとうちバスの各路線が乗り入れている。特に、石鎚ロープウェイ線(石鎚登山ロープウェイのりば方面)は当駅を起終点としており、お山開きの時には臨時バスも運行される。このほか、伊予鉄バスとの共同運行による特急バス「新居浜〜松山線」や、阪神バスとの共同運行による高速バス「いしづちライナー」も乗り入れている。なお、東京行き夜行高速バス「パイレーツ号」は当駅を経由しない。
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- ■予讃線
- 特急「しおかぜ」「いしづち」「ミッドナイトEXP松山」「モーニングEXP松山」停車駅、特急「ミッドナイトEXP高松」終着駅、特急「しおかぜ」「モーニングEXP高松」始発駅
脚注
- ^ 当駅が始発となる特急列車は、それぞれ早朝に駅を発つ岡山行き「しおかぜ」と高松行き「いしづち」である。また、当駅が終着となる特急は、深夜帯に運転される高松発の特急「ミッドナイトエクスプレス高松」である。なお、2駅先の新居浜駅が終着となっている「ミッドナイトエクスプレス松山」は、以前は当駅が終着となっていたほか、現在も同列車は運転終了後に当駅まで回送され車内整備ののち翌朝まで留置される。
- ^ “JR四国 予讃線新居浜、伊予西条駅バリアフリー化完成”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年10月5日)
- ^ 会社案内 - JR四国
- ^ 出典:『西条市統計データ』
- ^ まちづくり基盤整備事業。期間は、2004年度から2008年度まで。
- ^ 西条市主要施策一覧 - 西条市(2011年5月23日閲覧)
- ^ 都市再生整備計画 中央地区(第9回変更) p.2 - 西条市(2009年3月付、2011年5月23日閲覧)
- ^ 代替施設として、鉄道歴史パーク in SAIJO前の駐車場を利用するよう案内されている。
外部リンク
- 四国の駅情報 | 伊予西条駅 - 四国旅客鉄道