「鳥沢駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2016年5月) |
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|よみがな = とりさわ |
|よみがな = とりさわ |
2020年2月15日 (土) 04:14時点における版
鳥沢駅 | |
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駅舎(2016年5月) | |
とりさわ Torisawa | |
◄JC 29 梁川 (3.6 km) (4.1 km) 猿橋 JC 31► | |
所在地 | 山梨県大月市富浜町鳥沢319-2 |
駅番号 | □JC 30 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■■中央本線 |
キロ程 | 81.2 km(東京起点) |
電報略号 | トリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
871人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)6月1日 |
備考 | 無人駅 |
鳥沢駅(とりさわえき)は、山梨県大月市富浜町鳥沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅。駅番号はJC 30。
歴史
- 1902年(明治35年)
- 1960年(昭和35年)4月20日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2002年(平成14年)6月1日:開業100周年。記念イベント開催。
- 2009年(平成21年)5月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2015年(平成27年)12月1日:無人化。
- 2016年(平成28年)3月:改修工事により新駅舎が竣工。
- 2019年(令和元年)10月1日:名誉駅長を配置[2]。
駅構造
島式ホーム1面2線と下りの貨物列車用の待避線を持つ地上駅である。ホームは嵩上げされていない。ホームと駅舎との間は跨線橋で連絡している。木造駅舎をもち、改札口は有人通路のみである。
無人駅で、無人化直前は大月駅が管理する業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)であった。自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。みどりの窓口は2009年5月31日で営業を終了した。その後、駅および駅周辺の美化活動を行うボランティアとして、JR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[2]。
2016年には、旧木造駅舎(約322m²)を取り壊し、新たな駅舎を建設した。新たな駅舎は国道20号からの視認性などを配慮し建物の隅に御影石を用いたデザインとした。また、建物を一つの屋根で覆い、その下に施設を構成する配置とし、通行スペースにおいては透明アクリル板を用いて開放感を演出するつくりとした[3]。
新駅舎には客用トイレが設置されず、地元住民や大月市はJR側にトイレ設置を求めるとともに、駅利用者に対してしばらくの間は近くの小学校プールのトイレを案内する等していたが、大月市により駅前広場に公衆トイレが設置され、2017年9月15日より供用開始となった[4]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 大月・甲府・小淵沢方面 |
2 | 上り | 高尾・八王子・新宿方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2016年5月)
-
ホーム。左が1番線(2007年12月)
-
旧駅舎(2006年1月)
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2014年度(平成26年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,269 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 1,220 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 1,191 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 1,182 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 1,170 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 1,133 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 1,101 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 1,082 | [利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 1,059 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 1,008 | [利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 967 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 944 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 926 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 904 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 871 | [利用客数 15] |
駅周辺
周辺は旧甲州街道の鳥沢宿にあたり、古い建物も多い。
また、駅から大月駅方向に進んだ新桂川橋梁の下は、一定の集落となっている。
バス
最寄り停留所は、国道20号線上にある鳥沢駅前となる。以下の路線が乗り入れ、富士急山梨バスにより運行されている[5]。
- 新倉行、富浜中学校行、山谷行、猿橋駅行、大月駅行、大月中央病院前行
- なお、4月から7月までと9月から11月までの土曜日・休日には扇山登山口へのハイキングバスが1本運行されている。
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ 「逓信省告示第238号」『官報』1902年5月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b "中央本線 鳥沢駅に「名誉駅長」を配置します!" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道株式会社八王子支社. 24 September 2019. 2019年10月10日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年10月10日閲覧。
- ^ 「中央線 鳥沢駅 - ステーション開発」『鉄道建築ニュース』第802号、鉄道建築協会、2016年9月、26-27頁。
- ^ 大月市観光協会 お知らせ 「鳥沢駅のトイレが出来ました!!(2017.9.15)」
- ^ (山谷、新倉)~鳥沢駅~富浜中~大月駅時刻表、富士急山梨バス時刻表、2018年4月2日改正、2018年10月21日閲覧
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。