「上川駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2013年8月) |
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|よみがな= かみかわ |
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|ローマ字= Kamikawa |
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2020年2月15日 (土) 04:58時点における版
上川駅 | |
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駅舎(2013年8月) | |
かみかわ Kamikawa | |
◄A42 東雲 (4.5 km) (37.3 km) 白滝 A45► | |
所在地 | 北海道上川郡上川町中央町 |
駅番号 | ○A43 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 44.9 km(新旭川起点) |
電報略号 | ミワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
190人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)11月15日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口 有 |
上川駅(かみかわえき)は、北海道上川郡上川町中央町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。駅番号はA43。電報略号はミワ。事務管コードは▲122508[1]。
概要
上川町の代表駅。大雪山国立公園の層雲峡温泉方面への玄関口でもあり、特急「オホーツク」「大雪」・特別快速「きたみ」を含めた全ての旅客列車が停車する。
歴史
- 1923年(大正12年)11月15日:鉄道省石北線愛別駅 - 当駅間延伸開業にともない設置[2]。一般駅。
- 1927年(昭和2年)10月10日:所属路線名が石北西線に改称[2]。
- 1929年(昭和4年)11月20日:当駅 - 中越駅間延伸開業[2]。
- 1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅間を石北線と線名改称[2]。
- 1947年(昭和22年):層雲峡森林鉄道開設。最長時(1949年)20.5キロ[3]
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1952年(昭和27年):層雲峡森林鉄道廃止。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[2]。
- 1962年(昭和37年)8月31日:駅舎改築。
- 1968年(昭和43年)7月25日:補助コンテナ基地設置。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[2]。
- 1999年(平成11年)4月1日:駅レンタカー営業所営業開始[4]。
- 2008年(平成20年)11月:駅前周辺区画整理事業の一環で駅舎を改修。
- 2013年(平成25年)3月31日:駅レンタカー営業所営業終了[5]。
駅名の由来
鉄道開通と愛別村からの分村問題がほぼ同時であった大正10年頃、国鉄側は当初「石狩留辺志部」駅と計画していたとされるが、長すぎるのと既に留辺蘂駅があることから新名称を地元で検討した結果、石狩川の上流であることから上川村及び上川駅とする案が決定し、国鉄側もそれに従った。なお、アイヌ語の「ペニウングルコタン」(川上人の村)との関連性が挙げられる事があるが、あくまでこれは偶然の結果であるとしている[6]。
駅構造
2面3線の単式・島式複合ホームの地上駅である。跨線橋で連絡している。1番のりば(旭川方面のみ)と3番のりばは折り返しが可能。特急「オホーツク」、特別快速「きたみ」は駅舎に面した1番のりばを使用する。
社員配置駅。みどりの窓口(営業時間:8時00分 - 16時35分)設置。早朝と夕方以降は無人となるが、運転扱いの駅員は終日配置される。自動券売機(稼働時間は窓口営業時間と同じ)が設置されていたが、駅舎改装時に撤去されている。コインロッカーは設置されておらず、みどりの窓口で手荷物一時預かりを行う。
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待合室(2018年4月)
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ホーム(2018年4月)
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跨線橋(2018年4月)
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駅名標(2018年4月)
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は165.4人[7]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は160.2人[8]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は143.2人[9]。
駅弁
かつては構内の「明石構内食堂(明石調整所)」で調理された駅弁が構内やホームで立ち売りされており、近隣の養殖場のニジマスやヤマメを使用した「ニジマス姿鮨」や「やまべ(ヤマメ)鮨」が名物であったが、現在は販売を終了している。なお、構内食堂は「食事処角」に店名を変えた後に2005年に店を駅前に移転しており、「喰い処あかし」として営業を続けている。
- 御弁当
- 特製御寿司
- ニジマス姿鮨
- やまべ鮨
駅周辺
- 北海道道300号上川停車場線
- 上川町役場
- 旭川東警察署上川交番
- 上川郵便局
- 旭川信用金庫上川支店
- 上川中央農業協同組合(JA上川中央)上川支所
- 北海道上川高等学校
- 上川自然保護官事務所[10]
- 国道39号
- 旭川紋別自動車道上川層雲峡インターチェンジ
バス路線
道北バスが運行。駅前に位置する「森のテラス・ヌプリ」に上川営業所を設置。窓口と待合所を備え、案内や都市間バスの予約発券を受け付ける。層雲峡温泉方面や旭川駅方面へ運行するほか、共同運行会社を含めて北見市、紋別市、釧路市、帯広市方面への都市間バスを運行する。路線詳細はバス事業者記事を参照。
2013年4月1日より、名称を「上川森のテラス バスタッチ(上川駅前 森のテラスバスタッチ)」に変更するとともに、紋別市方面のみであった都市間バス乗り入れが遠軽町方面を除く各路線に増やされた[11]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石北本線
- *:一部列車は東雲駅を通過する。
- **:
打消線は廃駅 - 当駅 - 白滝駅間は、在来線の定期旅客列車が運行する路線としては、JR最長の駅間になっている[注釈 1]。
脚注
注釈
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ 河野哲也「北海道の森林鉄道,殖民軌道」『鉄道ピクトリアル』No.733
- ^ 『JR時刻表』1999年4月号
- ^ 『JR時刻表』2013年4月号
- ^ 上川町史 昭和41年9月発行 P485-486。ペニウングルコタン説は「上川」の提案者である中山修作本人によって否定されている。
- ^ "石北線(新旭川・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “自然保護官事務所 駅前に移転し開所”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2007年2月2日)
- ^ “都市間バス ダイヤ改正のお知らせ”. 道北バス (2013年3月1日). 2014年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月13日閲覧。