「初狩駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m 駅番号が追記されていますが、設置に関する発表が現時点ではないため、一旦除去します。 |
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|画像説明 = 駅舎(2012年3月) |
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|よみがな = はつかり |
|よみがな = はつかり |
2020年2月15日 (土) 07:26時点における版
初狩駅 | |
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駅舎(2012年3月) | |
はつかり Hatsukari | |
◄JC 32 大月 (6.1 km) (6.5 km) 笹子► | |
所在地 | 山梨県大月市初狩町下初狩3390 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 93.9 km(東京起点) |
電報略号 | ハカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
393人/日(降車客含まず) -2012年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)2月10日 |
備考 | 無人駅 |
初狩駅(はつかりえき)は、山梨県大月市初狩町下初狩にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)中央本線の駅である。
歴史
- 1908年(明治41年)7月9日:国有鉄道の初狩信号所として開設。
- 1910年(明治43年)2月10日:駅に昇格、初狩駅として開業。一般駅。
- 1951年(昭和26年)10月:現在の駅舎に改築。
- 1968年(昭和43年)10月1日:複線化に伴い旅客ホームを本線上に移転。
- 1970年(昭和45年)10月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1972年(昭和47年)4月1日:専用線発着を除く貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1996年(平成8年)3月16日:専用線発着の車扱貨物の取扱を廃止。
- 2004年(平成16年)10月16日:簡易Suica改札機を設置。
- 2015年(平成27年)4月1日:無人化。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。スイッチバック構造を持ち、構内の大月寄りで本線から分岐した着発線と側線が駅舎の脇、笹子方面(旧ホーム跡)へ伸びている。
駅舎は1951年(昭和26年)に竣工した木造建築。駅事務室の一部のみが2階建てになっている。駅舎の内部には駅事務室と待合所がある。待合所には自動券売機が設けられている。自動改札機は未設置で簡易Suica改札機1組が設置されている。無人化直前は大月駅管理のJR東日本ステーションサービスによる業務委託駅であった。工事列車発着時に大月駅からJR東日本の社員が派遣され、信号取扱業務や入換業務を行っている。POS端末の設備があったが無人化により撤去された。
ホームは駅舎などより少し高い位置にあるため、ホームから駅舎へ向かうには、まずホーム中ほどから階段を下り、その後地下通路を通る。すると側線が残された場所に出るのでそこから構内踏切(旧ホーム跡)を通って到達できる。
かつての中央本線にはこの付近だけでも笹子駅や勝沼ぶどう郷駅(旧勝沼駅)など多数のスイッチバック構造を持つ駅が存在した。ただしこのスイッチバック構造は当駅発着の工事列車および貨物列車が発着するための設備として残されているに過ぎない。当駅の付近に東洋一の規模といわれた砕石工場(甲州砕石)があり当駅から専用線がのびているため、この設備が必要なのである。また、当駅の側線脇に保線基地を有しており、ここへ越中島貨物駅接続のJR東日本東京レールセンターからの工事資材用のレールの到着がある。現在でも当駅はJR東日本の砕石(バラスト)輸送列車の発駅およびレール輸送列車の着駅となっているが、JR貨物の貨物列車の発着は既になくなっている。また工事列車自体の編成も短い事から、スイッチバック施設も大部分が遊休化しており、末端部の引き上げ線付近が道路拡張によって一部撤去されている。
かつては当駅に停まる旅客列車もスイッチバックを行っていたが、1968年(昭和43年)の複線化の際、勾配のある本線上に新しくホームが設けられ、スイッチバックは行われなくなった。
カーブの途中に駅が位置する関係で、電車とホームの間が広く開く(特に1番線)。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■中央本線 | 上り | 大月・八王子・新宿方面 |
2 | 下り | 甲府・上諏訪・松本方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2018年4月)
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構内。左から2番線、1番線でその次に貨物用に残された線路があり一番右にあるのが駅舎。奥が笹子方面、手前が大月方面である
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大月駅側のホーム端より大月方面を見る。一番右が折り返し線(2006年7月)
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地下通路出口から駅舎を見る(2006年7月)
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2012年度(平成24年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 505 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 486 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 478 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 469 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 461 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 440 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 411 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 422 | [利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 429 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 398 | [利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 391 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 380 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 393 | [利用客数 13] |
駅周辺
バス路線
隣の駅
脚注
記事本文
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
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