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2020年6月18日 (木) 02:32時点における版
米津 玄師 | |
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出生名 | 米津 玄師 (よねづ けんし) |
別名 |
ハチ 蛙屋[1] |
生誕 | 1991年3月10日(33歳) |
出身地 | 日本・徳島県徳島市 |
学歴 | 徳島県立徳島商業高等学校卒業 |
ジャンル |
J-POP[2] ロック[3] |
職業 |
シンガーソングライター 音楽プロデューサー ボカロP イラストレーター 映像作家 |
担当楽器 |
ボーカル ギター |
活動期間 | 2009年 - |
レーベル |
|
事務所 | REISSUE RECORDS (2013年 - ) |
公式サイト | 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」 |
著名使用楽器 | |
米津 玄師(よねづ けんし[4][5]、Kenshi Yonezu、1991年(平成3年)3月10日 - )は、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサーである[6]。徳島県出身[6]。本名同じ[4]。所属レーベルはソニー・ミュージックレーベルズ内のSME Records。身長188cm[5]。血液型はO型。
概要
2009年前後より日本を中心に活動するシンガーソングライター。ボカロP・ハチとしてインターネットを中心に活動したあと、2012年に本人名義のアルバム『diorama』でソロデビュー。翌年ユニバーサルシグマからメジャーデビューした。2016年よりソニー・ミュージックレコーズへ移籍。2017年発表のアルバム『BOOTLEG』は同年、翌年を通してチャートインを続け商業的な成功を収めた。音楽的評価も高くCDショップ大賞、第60回日本レコード大賞にて、いずれも最高賞を獲得した。2018年発表の「Lemon」は、フィジカルとダウンロード累計で250万セールス超えを記録[7]、年内最大のヒット曲となった。また、同曲は平成生まれのアーティストで、史上初の300万ダウンロードを超えた曲となった[8][9]。
経歴
生い立ち
1991年3月10日に徳島県にて誕生し、長らく県内で暮らす。当時は漫画家を志していた。小学5年生のとき、当時インターネットで流行していたFLASHアニメーション[注 1]を視聴し、使用されていたBUMP OF CHICKENの楽曲に感銘を受ける[10]。中学3年生のころからMTRを使い、オリジナル曲の制作を開始する。平行してアマチュアバンド「late rabbit edda」のフロントマンとして活動、2008年には、10代限定ロックフェス第1回「閃光ライオット」のデモテープによる1次審査を通過したものの、スタジオでの2次審査は落選した[11]。
2009年 - 2011年 : クリエイター”ハチ”として
パソコンの新調を機にDTMを始め、「ハチ」という名義で約30曲程度の本人歌唱のオリジナル曲をニコニコ動画などにて発表したが、しばらくしてすべて削除している。これは、楽曲に自身が影響されたものが色濃く反映されすぎていることが理由として挙げられている[12]。徳島県立徳島商業高等学校を卒業後[13]、大阪の美術専門学校に通いながら「Ernst Eckmann」でバンド活動を行う[14]。このときはベースとボーカルを担当していた。
2009年より、バンド活動と平行して、VOCALOIDを使用したオリジナル楽曲の制作を始める。5月にはニコニコ動画にて、初音ミクを用いた処女作「お姫様は電子音で眠る」を発表。2010年に自主制作アルバム『花束と水葬』『OFFICIAL ORANGE』を発表(両作とも2013年に全国流通盤が発売された)。2011年までに「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「マトリョシカ」「パンダヒーロー」を初めとする、ミリオン再生を記録したヒット曲を発表した[15]。また、この時期自身のブログ「電子帖八番街」(当時の名称)で「WebMoney Award 2009」の「enjoy. Award 2009 ダイヤモンド賞」を受賞[16]。
2012年 : 『diorama』
2012年より本名での活動を開始する。2月より作詞・作曲・ボーカルまでを自ら務めた「ゴーゴー幽霊船」「vivi」「恋と病熱」のミュージックビデオを3か月連続で、YouTube、ニコニコ動画にて発表したのち、5月16日にBALLOOMよりアルバム『diorama』を発売[17]。アルバムはオリコン週間アルバムランキングで、初登場6位を記録するスマッシュヒットを記録した。収録曲すべてにおいてVOCALOIDを使用しなかったのは、VOCALOIDを用いた楽曲のクリエイターとして成功した米津の「VOCALOIDを隠れ蓑にしたくないから」という考えによるものである[15]。しかし共同演奏者の不在などを理由にライブは開催されず[18]、動画投稿サイトも約1年間沈黙した。
2013年 - 2014年 : メジャーデビュー 〜 『YANKEE』
2013年
5月29日、ユニバーサルシグマからシングル「サンタマリア」をリリースし、メジャーソロデビュー[19]を果たした。米津はメジャーで活動する必然性を感じていなかったが、それまで1人で作品を作っていたことに対し「自分が作る音楽にちゃんと理解があって、同じ熱量で同じ方向を見てくれる人とモノを作るっていうのが一番正しい姿」という考えからで、たまたまそれに該当する人が、メジャーにいたからだと語っている[19]。6月より、雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』にて「かいじゅうずかん」と題した連載を開始(2013年8月号から2015年12月号まで)。米津が創造した架空のかいじゅうのイラストレーションを描き、その特徴と習性を紹介するという内容だった。10月23日、両A面のシングル「MAD HEAD LOVE/ポッピンアパシー」をリリース。この時点ではライブやコンサート活動は一切行わなかったが「いずれやりたいなと思っていました」と語っている[14]。2014年6月に初ライブを行った(ただし、2014年5月にシークレットでライブを行っている)。セカンドシングルリリースからわずか5日後の10月28日、2011年に投稿された「パンダヒーロー」以来2年9か月ぶりに、ニコニコ動画、YouTubeへVOCALOIDを用いた楽曲「ドーナツホール」を投稿した。楽曲は従来重用してきた打ち込みではなく生のバンドサウンドで録音した[20]。
2014年
3月には新曲「リビングデッド・ユース」「アイネクライネ」のミュージックビデオを公開。アイネクライネは東京メトロ2014年度広告キャンペーン"Color your days."のタイアップ楽曲となり[21]長らく米津の代表曲と称され、デジタルシングルチャートでは単独でランクインを続けている。またミュージックビデオは公開からおよそ4年が経過した2018年3月28日にYouTube上での再生回数が1億回を突破した。翌月23日、『diorama』以来およそ2年ぶりにしてメジャーデビュー後初となるオリジナルアルバム『YANKEE』を発表。本作はオリコン週間アルバムランキングにて初登場2位を記録した。同年12月に発表されたiTunesの年間ランキング「iTunes Store BEST OF 2014 今年のベスト」において「ベストアルバム」として選出された[22]。アルバムリリースを記念するワンマンライブが企画され、6月に一夜限りで開催された。12月には東京・大阪・福岡の3都市で「LIVE 帰りの会・続編」を開催[23]。
2015年 : 『Bremen』
1月14日に3枚目のシングル「Flowerwall」をリリース[24]。表題曲はニコン「D5500」のCMソングに起用された[25]。本シングルはオリコン週間シングルランキングにて初登場3位にランクインし、シングルチャートにおいて初めてトップ10入りを果たした。 4月1日から28日にかけて、全7会場10公演のワンマンツアー「米津玄師 2015 TOUR / 花ゆり落ちる」を開催[26]。8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」を始めとする複数の夏フェスイベントへ出演した。9月2日には4枚目のシングル「アンビリーバーズ」をリリース[27]。表題曲はMIZUNO「WAVE ENIGMA 5」のCMソングへ起用された[28]。翌月、3枚目となるアルバム『Bremen』を発表[29]。前作よりも大衆性、普遍性を意識して制作された本作はセールス、批評の両面で評価を受け、オリコン、Billboard JAPAN、iTunesなど主要なヒットチャートのアルバム部門で初登場1位を獲得し、同年の日本レコード大賞では優秀アルバム賞に選出された。翌年の1月9日から2月12日にかけて同作を引っ提げたワンマンツアー「米津玄師 2016 TOUR / 音楽隊」を開催した[29]。また収録曲「メトロノーム」のミュージックビデオは翌年3月19日に「徳島国際短編映画祭」にて上映された[30]。11月2日に大阪なんばHatchでロッキング・オンが主催するライブイベント「JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST〜山崎死闘編〜」へ出演し、1番手を務めた(ほか出演者はandrop、クリープハイプ)[31]。11月4日にはRADWIMPSのメジャーデビュー10周年記念に開催された対バンツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」のZepp Tokyo公演に出演[32]。自身のTwitterでRADWIMPSについて「高校生のときから聴いてるんだけど、そんなバンドと今になって同じステージに立てるっていうのはとても感慨深いし嬉しいです」と語っている。この年は前年の4倍にもなるライブ活動をこなした。
2016年 - 2017年 : 『BOOTLEG』
2016年
ユニバーサルスタジオジャパンの15周年を記念する「やり過ぎコラボ」へクリエイターとして参加。4月22日より自身によるスヌーピーのイラストを用いたコラボグッズが期間限定で販売された[33]。
9月におよそ1年ぶりとなるシングル「LOSER/ナンバーナイン」を発表。本作から米津はソニー・ミュージックレコーズへ移籍した[34]。ミュージックビデオを市街地にて先行発表するゲリラ的なプロモーションへ話題が集まった。週間オリコンシングルランキングで初登場2位を記録し、自身のシングル作品最高位を更新した。収録曲「ナンバーナイン」はルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 〜漫画、9番目の芸術〜」のイメージソングとして書き下ろされた。「LOSER」は発売から2年が経過した2018年にHonda「JADE」のCMソングに起用された。その際にはデジタルシングルチャートのトップ10に再浮上し、2年越しのリバイバルヒットを記録した[35]。「LOSER」は2018年の7月6日にYouTube上での再生回数が1億回を突破した。この際に米津自身は「1億回ありがとうございます。これからもよろしく。」とツイートした。
中田ヤスタカによる楽曲「NANIMONO (feat. 米津玄師)」に作詞・ゲストボーカルで参加。同曲を主題歌にした映画『何者』が10月15日に劇場公開された[36]。
11月23日から12月8日にかけて、ワンマンツアー「米津玄師 2016 TOUR / はうる」を開催[37]。
12月10日、単行本『かいじゅうずかん』を発売[38]。単行本には「ROCKIN’ON JAPAN」に掲載されていた分に加え、新たに描き下ろしたかいじゅうやイラストと新曲「love」のCDが封入された。
2017年
2月15日に6枚目のシングル「orion」をリリース[39]。表題曲はNHKTVアニメ「3月のライオン」の第2クールエンディングテーマに起用された。
6月21日に7枚目のシングル「ピースサイン」をリリースした[40]。表題曲は読売テレビ系アニメ「僕のヒーローアカデミア」第2期第1クールのオープニングテーマとして書き下ろされた。同曲のミュージックビデオは6月17日に発表されたあと、翌年9月1日にYouTube上での再生回数が1億回を突破した。
6月18日に劇場公開されたアニメ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌であるDAOKOの楽曲「打上花火」の作詞・作曲・プロデュース・ゲストボーカルを担当[41]。楽曲は2017、18年を通してロングヒットを記録しBillboard Hot 100の2017年年間ランキングでは3位、2018年ランキングでは4位へランクインを果たした。また、2018年1月18日には同曲のYouTube上での再生回数が1億回を突破した[42]。
7月21日、2013年に投稿された「ドーナツホール」以来3年9ヶ月の投稿となる「砂の惑星」をニコニコ動画とYouTubeにて公開[43]。本曲はVOCALOIDライブイベント「マジカルミライ 2017」のテーマソングとして書き下された。初音ミク生誕10周年を迎え賑わうニコニコ動画では、投稿から6日5時間19分で100万再生を達成。同サイトにおけるVOCALOID楽曲の最速100万再生達成記録を更新した[44]。11月1日、『Bremen』からおよそ2年1か月ぶりのアルバム『BOOTLEG』を発表[45]。過去のアルバムを大きく凌ぐ初動売上げを記録、オリコン、Billboard JAPAN、iTunesをはじめとする20を超えるチャートで初登場1位を獲得した。また、2017年のCDショップ大賞、翌年の日本レコード大賞でいずれも最高賞を獲得した。アルバムリリース日の11月1日から12月24日にかけて、ワンマンツアー「米津玄師 2017 TOUR / Fogbound」を大阪フェスティバルホールでの公演を皮切りに開催[46]。
2018年- 2020年 : 『STRAY SHEEP』
2018年
「米津玄師 2017 TOUR / Fogbound」の追加公演として2018年1月9日、10日にワンマンライブ「米津玄師 2018 LIVE / Fogbound」を日本武道館にて開催[47]。10日の公演ではダンサーの辻本知彦、菅原小春、『BOOTLEG』収録曲の「灰色と青」でコラボレーションを果たした菅田将暉がゲストとして出演した[48]。
2018年3月14日に8thシングル「Lemon」をリリース[49]。表題曲はTBS系列ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として提供された。TVドラマへ楽曲を提供したのはキャリア初のことだった[50]。「Lemon」は発売年内にフィジカル、配信にて累計200万セールス超を記録、Billboard JAPAN Hot 100の年間チャートでは単独1位を獲得[51]、2018年度最大のヒット曲となった。山田智和が監督を務めたミュージックビデオは6月12日にYouTube上での再生回数が1億回、12月までに2億4千万回、翌年2月9日には国内のMVでは初の3億回再生を突破した。[52]。米津の手がけた曲が1億回再生を記録したのは今回で3度目であった。これにより日本人の作詞・作曲者による1億回再生達成回数が秋元康(作詞)を抜いて単独でトップとなった。同曲はSoftbank「白戸家ミステリートレイン『事件のはじまり+リョウマの事情聴取』篇」のCMソングに起用された[53]。
2020年応援ソングプロジェクトに参加。小学生5人によるユニット「Foorin」の楽曲「パプリカ」をプロデュースした。
7月15日、22日および8月5日の3回に渡り、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーがメイン・パーソナリティを務めるラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(TOKYO FM)にゲスト出演。鈴木敏夫と共に宮崎駿監督について語り合った[54]。
10月27日、28日に「米津玄師 2018 LIVE / Flamingo」を幕張メッセにて開催[55]。公演ではシングル「Lemon」および月末に発売を控える「Flamingo / TEENAGE RIOT」の収録曲が初披露された。
10月31日、9枚目のシングル「Flamingo/TEENAGE RIOT」をリリース[56]。本作はフィジカル発売初週におよそ22万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングにて、初登場1位を記録した。「Flamingo」はソニーワイヤレスイヤホン「WF-SP900」CM、「TEENAGE RIOT」はGATSBYのCMシリーズ「GATSBY COP」のテーマソングに起用された。前者には楽曲だけでなく自身も出演、曲のミュージックビデオを手がけた山田智和が監督する映像内でダンスを披露した。
12月31日、第69回NHK紅白歌合戦に初出場[57]。故郷である徳島県内の大塚国際美術館からの中継で「Lemon」を披露した[58]。テレビ番組に生出演し歌を披露するのはこれが初めてだった[58]。
2019年
1月19日から3月11日にかけて、自身初となるアリーナツアー「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」をアスティとくしまでの公演を皮切りに開催[59]。
楽曲制作としては、菅田将暉の楽曲「まちがいさがし」のプロデュースを務め、「灰色と青」以来2度目のコラボレーションを果たした[60]。自身の楽曲では、6月7日公開の劇場アニメ『海獣の子供』へ主題歌「海の幽霊」を書き下ろした[61]。9月11日、10thシングル『馬と鹿』をリリース。表題曲『馬と鹿』は、7月7日より放送が開始されたTBS系 日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』の主題歌として書き下ろした楽曲[62]。また、当シングルよりレーベルをソニー・ミュージックレコーズから、ソニー・ミュージックレーベルズ内のSME Recordsに移籍した。翌年の4月に同曲のミュージック・ビデオの再生回数が1億回再生を突破した。
2020年
2020年2月1日より、自身2度目となるアリーナツアー「米津玄師 2020 TOUR / HYPE」を開催していたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止により、同年3月11日以降の国内8公演、海外2公演の延期および中止が発表された[63]。
2月3日、Foorinに提供した楽曲『パプリカ』の米津によるセルフカバーバージョンを配信シングルとしてリリース。
3月16日、米津がかつて主題歌『Lemon』を提供した2018年放送のドラマ『アンナチュラル』の最終話オンエアからちょうど2年という事から、同スタッフチームによって製作された、同年4月より放送されるTBS系ドラマ『MIU404』の主題歌として、新曲『感電』を提供した事が発表された[64]。
6月5日、同年8月5日に5thアルバム『STRAY SHEEP』をリリースする事を発表[65]。
6月14日、『パプリカ』のセルフカバーバージョンのミュージックビデオの再生回数が1億回を突破した[66]。
音楽性
米津は2009年より「ハチ」としてソロ活動を開始、おとぎ話のような物語性の色濃い楽曲がニコニコ動画上で若いユーザーを中心に人気を博した。メジャーデビュー以前は作詞・作曲・編曲だけでなく、ミュージックビデオやジャケットワークに至るビジュアルデザインまで自らこなしていた[67]。当時はDTMによる打ち込みが主体であり、ハチ名義で活動していた中期から、本人名義のアルバム『diorama』リリースのころには、下手をすれば不協和音になりかねないメロディラインやガチャガチャとしたリズム構成をしつつも、キャッチーさを損なわない音作りが特徴的であった[68]。楽曲に表れる独特のメロディーは、自分が快感を覚える部分が他人にとって独特である、つまり「自分の快感ポイントのお陰である」と語っている。その反面王道と呼ばれるポップな曲のコード進行も気持ちいいと感じるので、自分の作品の中でも取り入れたいとも語っている[69]。「作曲においては他人と同じことをしていてもしょうがない」というのは第一にあるという。当時ハチ名義で曲を生み出していたときは、実際にドラムで叩こうとすると腕が2本では叩けないフレーズが入っている。これは意図的なものではなく、本当のドラムがどのようであるかということを知らずにいた米津の知識の欠如によるものである。「そこからガチャガチャしたいろんな音を重ねた曲ができてもそれが従来のレコーディングでは行われないっていう認識もなかった」と公言している[69]。メジャーデビュー後はサポートミュージシャンを迎え入れてバンドサウンドでの楽曲制作にシフトし、兼ねてより念頭に置かれていた「大衆性に富んだJ-POP」の制作が活発となった[70]。「普遍的なものを作ることを軸に、日本人だからこそ、J-POPとして音楽を作りたい」と語っており、歌謡曲など先人が積み上げたものをひもといて、歴史に根ざしているものを取り入れて音楽に反映することを考えながら作業をしており、10代から50代の幅広い世代から支持されていることから「このやり方は間違っていなかったんだ」と語っている[71]。
楽曲には文学、アニメや映画などの映像作品、漫画、テレビゲームなど、幼少時から学生時代に触れてきたものへのオマージュが度々取り入れられており、アルバム『BOOTLEG』のリリース前後から顕著である。
影響及び尊敬する人物
愛聴しているミュージシャンおよび音楽グループとして、ASIAN KUNG-FU GENERATION、BUMP OF CHICKEN、The Cure、THE NOVEMBERS、People In The Box、RADWIMPS、ザ・ウィークエンド、スピッツ、椎名林檎を挙げている[72][73]。中でも影響を受けたバンドとして、BUMP OF CHICKENとRADWIMPSについて、インタビューやラジオ番組にて語っている[74][75]。また、RADWIMPSとは2015年に一度共演している[76]。
中学時代は、当時の流行していたアジカンなど邦楽バンドの曲を聴き、18歳から19歳頃はトーキング・ヘッズのOnce In A Lifetime、カニエ・ウェストのStrongerなど多様な曲を聴いていた。特にヴァンパイア・ウィークエンドのデビュー・アルバムの収録曲のA-Punkは「スカスカでへなちょこな感じなんだけどメロディが綺麗で。必要な物しか残していない合理性に衝撃を受けた」とラジオで語っている[77]。
音楽活動を始めた18歳の前頃に聞いた平沢進のMOTHERが、「人生を変えた一曲」であるとラジオ番組にて答えており、「平沢進の楽曲は聞いたことのない音楽性ですごく影響を受けた」と話している。「中でもこのMOTHERという曲は、本当に聴いた事ないような新しい音楽なんだけども、どこかに懐かしさ、郷愁感を宿している。そこには何か普遍的な何かがあると思った」、「ものすごいバランス感覚で成り立っている音楽だなと。自分の音楽でもバランス感覚を大事にしようと思えた」と当時の心境を話している。本人と接触は無く、会ってみたいかと言う質問に対して、「逆に、本当に尊敬する人には会いたくない」と語っている[78]。
また同じくボカロPであり、友人であったwowakaからの影響を公言しており、「ワールドエンド・ダンスホール」を聴いた際には食事が喉を通らなくなったとブログで語っている[79]。
作品
- スタジオ・アルバム
- diorama (2012)
- YANKEE (2014)
- Bremen (2015)
- BOOTLEG (2017)
- STRAY SHEEP (2020)
タイアップ
曲名 | タイアップ | 時期 |
---|---|---|
アイネクライネ | 東京メトロ 広告キャンペーン「Color your days.」CMソング[21] | 2014年 |
Flowerwall | ニコン「D5500」CMソング[25] | 2015年 |
アンビリーバーズ | MIZUNO「WAVE ENIGMA 5」CMソング[28] | |
シンデレラグレイ | NTT西日本 電報スペシャルムービー BGM[80] | 2016年 |
ナンバーナイン | 森アーツセンターギャラリーにて開催のルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 〜漫画、9番目の芸術〜」公式イメージソング[81] | |
orion | NHK総合TVアニメ「3月のライオン」第1シリーズ第2クール エンディングテーマ[82] | |
ピースサイン | 読売テレビ・日本テレビ系TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第2期第1クールオープニングテーマ[83] | 2017年 |
砂の惑星 | 初音ミク「マジカルミライ 2017」テーマソング[84] | |
Lemon | TBS系 金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌[85] | 2018年 |
ソフトバンク CM 白戸家ミステリートレイン[86] | ||
LOSER | Honda「JADE」CMソング[87] | |
TEENAGE RIOT | GATSBY CMシリーズ「GATSBY COP」テーマソング[88] | |
Flamingo | SONY 完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」CMソング[89] | |
海の幽霊 | アニメーション映画「海獣の子供」主題歌[90] | 2019年 |
馬と鹿 | TBS系 日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌[91] | |
感電 | TBS系 金曜ドラマ「MIU404」主題歌[92] | 2020年 |
ミュージックビデオ
米津はメジャーデビュー以前、ハチという名義でVOCALOIDを用いた楽曲発表活動をしていた。その際自作曲のミュージックビデオの多くを自ら手がけていた。初期はマウスのみで描いたイラストレーションを用いており、動画に「マウス戦士」のタグが付与されていた。スキャナによってアナログイラストを取り込む手法の導入に際して「「マウス戦士」は今回で卒業です。」とのコメントを残している[93]。その後、ペンタブレットの導入によって、より精緻なイラストレーションを自ら描き下ろしたアニメーションビデオが用いられた。本人以外では、サークル「南方研究所」が「clock lock works」「WORLD'S END UMBRELLA」「ワンダーランドと羊の歌」「恋と病熱(米津玄師名義)」「砂の惑星」映像を手がけていた。米津玄師として活動を開始してからは、大半の映像は別の映像作家が手がけるのが主流となっている。
発表年 | タイトル | 監督 |
---|---|---|
2012年 | 「ゴーゴー幽霊船」 | 米津玄師 |
「vivi」 | ||
「恋と病熱」 | 南方研究所 | |
2013年 | 「サンタマリア」 | 関和亮 |
「MAD HEAD LOVE」 | 鎌谷聡次郎 | |
「ポッピンアパシー」 | ||
2014年 | 「リビングデッド・ユース」 | 田辺秀伸 |
「アイネクライネ」 | 米津玄師 | |
「WOODEN DOLL」 | 不明 | |
2015年 | 「Flowerwall」 | 田辺秀伸 |
「アンビリーバーズ」 | 平野文子 | |
「フローライト」 | 関和亮 | |
「メトロノーム」 | 米津玄師 | |
2016年 | 「LOSER」 | 平野文子 |
「ナンバーナイン」 | 東市篤憲 | |
2017年 | 「orion」 | 山田健人 |
「ピースサイン」 | YDKA | |
「ゆめくいしょうじょ」 | 加藤隆 | |
「灰色と青 (+菅田将暉)」 | 山田健人 | |
「春雷」 | Houxo Que[注 2] | |
2018年 | 「Lemon」 | 山田智和 |
「Flamingo」 | ||
「TEENAGE RIOT」 | 林響太朗 | |
2019年 | 「海の幽霊」 | スタジオ4℃ |
「パプリカ」 | 加藤隆 | |
「馬と鹿」 | 山田智和 |
発表年 | タイトル | 映像制作 |
---|---|---|
2009年 | 「お姫様は電子音で眠る」[注 3] | 7:24[注 4] |
「Persona Alice」 | ハチ | |
「THE WORLD END UMBRELLA」 | ||
「結ンデ開イテ羅刹ト骸」 | ||
「Qualia」 | ||
「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」 | ||
「clock lock works」 | 渡辺タスク・うつした | |
「恋人のランジェ」 | ハチ | |
2010年 | 「WORLD'S END UMBRELLA」 | 南方研究所 |
「演劇テレプシコーラ」 | ハチ | |
「沙上の夢喰い少女」 | 南方研究所 | |
「ワンダーランドと羊の歌」 | ||
「リンネ」 | ハチ | |
「マトリョシカ」 | ||
「Christmas Morgue」 | ||
2011年 | 「パンダヒーロー」 | |
2013年 | 「ドーナツホール」 | |
2017年 | 「砂の惑星」 | 南方研究所 |
イラストレーターとして
米津は音楽活動と並行してイラストレーターとしても活動している。自身のジャケットワークデザイン、アニメーションによるミュージックビデオ、CDの購入特典、ライブグッズなどに自らのイラストレーションを用いて制作している。本人のSNSでは時折自作イラストや、タイアップに関連したファンアートなどが公開されている。
来歴
米津は美術教員の免許を取得していた母親の影響で、幼児期から絵を描くのを好んでいたという[94]。それもあって音楽活動開始以前は漫画家を志していた[95]。初めて購入した漫画の単行本は『NARUTO -ナルト-』だった[96]。『BOOTLEG』収録曲の「飛燕」は宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」をモチーフとしており、「Moonlight」の歌詞には冨樫義博による漫画「ハンターハンター」の名称が登場する。2018年11月には、コミックナタリーの「BEASTARS」の特集記事において、作者である板垣巴留と対談している[97]。
作品
- 自身のCDジャケットワーク
ミュージックビデオ
- ハチ名義の作品
- 「Persona Alice」
- 「THE WORLD END UMBRELLA」
- 「結ンデ開イテ羅刹ト骸」
- 「Qualia」
- 「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」
- 「恋人のランジェ」
- 「演劇テレプシコーラ」
- 「リンネ」
- 「マトリョシカ」
- 「Christmas Morgue」
- 「パンダヒーロー」
- 「ドーナツホール」
- 米津玄師名義の作品
- 「ゴーゴー幽霊船」
- 「vivi」
- 「アイネクライネ」
- 「メトロノーム」
単行本
発売日 | タイトル | ISBN | レーベル | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年12月10日 | かいじゅうずかん | 978-4-86052-125-7 | ロッキング・オン | 『ROCKIN’ON JAPAN』で2013年8月号〜2015年12月号まで連載された「かいじゅうずかん」のイラストレーションに描き下ろし13枚を加えた画集。同内容から着想を得た楽曲「love」を収録した特典CDが付属する。 |
イラストレーション
エピソード
- 『diorama』以降に用いている名義「米津玄師(よねづけんし)」は本名で、珍しい名前であることから「よねづげんし」と読み間違えられることが多い。このことを本人もたびたびネタにしている[5]。「Lemon」が「ソフトバンク CM 白戸家ミステリートレイン」に起用された際には、名前の珍しい漢字になぞらえた「米津玄鰤篇」「新米教師篇」が制作された[98]。
- TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」を放送当初から聴いており、ラジオの公式サイト内の掲示板にも書き込みをしていたと述べている[14]。
- 2017年12月にオリコンが発表した「2017ブレイクアーティストランキング」では、TVアニメや劇場アニメへの楽曲提供、他タレントとのコラボレーションの効果もあり単独1位を獲得している。このランキングは10代〜50代別へのランキングを指標としているが、世代別のランキングではすべての部門で1位を獲得している[99]。
受賞とノミネート
年 | ノミネート対象 | 賞 | 結果 |
---|---|---|---|
2009年 | ブログ・電子帖八番街 | WebMoney Award 2009 enjoy. Award ダイヤモンド賞 | 受賞 |
2013年 | diorama | 第5回CDショップ大賞[100] | 入賞 |
2014年 | アイネクライネ | ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014 ミュージックShort部門シネマチックアワード | ノミネート |
サンタマリア | ミュージック・ジャケット大賞2014 | ノミネート | |
YANKEE | iTunes BEST OF 2014 ベストアルバム | 受賞 | |
2015年 | 第7回CDショップ大賞[101] | 入賞 | |
Bremen | 第57回日本レコード大賞 優秀アルバム賞[102] | 受賞 | |
2016年 | 第8回CDショップ大賞[103] | 入賞 | |
米津玄師 | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2016 BEST MALE ARTIST | ノミネート | |
2017年 | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2017 BEST MALE ARTIST | ノミネート | |
打上花火 (DAOKO×米津玄師) | Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2017 | 受賞 | |
2018年 | Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2018 | 受賞 | |
Billboard JAPAN Streaming Songs of the Year 2018 | 受賞 | ||
第32回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード 邦楽部門[104] | 受賞 | ||
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018 SONG OF THE YEAR | 受賞 | ||
灰色と青 (+菅田将暉) | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018 BEST COLLABORATION | 受賞 | |
米津玄師 | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018 BEST MALE ARTIST | 受賞 | |
第60回日本レコード大賞 特別賞[105] | 受賞 | ||
Billboard JAPAN Top Artists of the Year 2018 | 受賞 | ||
BOOTLEG | 第10回CDショップ大賞[106] | 大賞 | |
第60回日本レコード大賞 最優秀アルバム賞[105] | 受賞 | ||
Lemon | 第96回ドラマアカデミー賞 ドラマソング賞[107] | 受賞 | |
東京ドラマアウォード2018 主題歌賞[108] | 受賞 | ||
MTV VMAJ 2018 最優秀ビデオ賞(Best Video of the Year)[109] | 受賞 | ||
MTV VMAJ 2018 最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞(Best Male Video -Japan-)[110] | 受賞 | ||
Billboard JAPAN Hot 100 of the Year 2018 | 受賞 | ||
Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2018 | 受賞 | ||
2019年 | 第33回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード 邦楽部門[111] | 受賞 | |
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019 SONG OF THE YEAR | 受賞 | ||
米津玄師 | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019 BEST MALE ARTIST | 受賞 | |
2020年 | SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020 BEST MALE ARTIST | 受賞 |
出演
NHK紅白歌合戦出場歴
出演順は(白組出演順/白組出場者数)で表す。
年/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 司会者 |
---|---|---|---|---|---|
2018年(平成31年)/第69回 | 初 | 「Lemon」 | 20/22 | - | 広瀬すず/櫻井翔(嵐) |
CM
- ソニー「完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」× 米津玄師」(2018年 - )[112]
ライブ
米津は2013年にメジャーデビューし、翌年にアルバム『YANKEE』をリリースして以来ライブ活動を続けている。基本的にサポートメンバーを迎え入れたバンドスタイルでの演奏に徹しており、初ライブ以来メンバーはほとんど固定されている。ギタリストの中島宏士は小学生時代からの幼馴染で、ライブでのMCでは度々おどけた掛け合いを見せている[113]。
サポートメンバー
ワンマンライブ
公演年 | 日程 | 公演名 | 会場 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2014年 | 6月27日 | 米津玄師 Premium Live “帰りの会” | 1会場1公演
|
|
12月2日 - 12月11日 |
米津玄師 LIVE “帰りの会・続編” | 3会場3公演
|
||
2015年 | 4月1日 - 4月28日 |
米津玄師 2015 TOUR / 花ゆり落ちる | 7会場10公演
|
|
2016年 | 1月9日 - 2月12日 |
米津玄師 2016 TOUR / 音楽隊 | 12会場14公演
|
|
11月23日 - 12月8日 |
米津玄師 2016 TOUR / はうる | 5会場5公演
|
||
2017年 | 7月14日 - 7月15日 |
米津玄師 2017 LIVE / RESCUE | 1会場2公演
|
|
11月1日 - 12月24日 |
米津玄師 2017 TOUR / Fogbound | 15会場20公演
|
||
2018年 | 1月9日 - 1月10日 |
米津玄師 2018 LIVE / Fogbound | 1会場2公演
|
1月10日公演には、ダンサーの辻本知彦、菅原小春、俳優の菅田将暉がゲスト出演。 |
10月27日 - 10月28日 |
米津玄師 2018 LIVE / Flamingo | 1会場2公演
|
和中和央が主催するユニットTEAM WAO、ドラムパフォーマンス集団鼓和-core-がパフォーマーとして出演。 | |
2019年 | 1月19日 - 3月30日 |
米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃 | 10会場18公演
|
前回のライブ公演にに引き続いて鼓和-core-と、辻本知彦の主催するチームダンスユニットがパフォーマーとして出演。 |
2020年 | 2月1日 - 4月29日 |
米津玄師 2020 TOUR / HYPE | 12会場22公演
(うち5会場10公演が延期、3会場4公演が中止) (うち5会場11公演が振替公演)
|
新型コロナウイルスの影響により、宮城公演以降は延期または中止となった。 |
フェス・イベント
開催年 | フェス・イベント名 | 出演日 | 会場 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年 | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015[114] | 8月2日 | 国営ひたち海浜公園 (茨城県) | フェス。 |
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO[115] | 8月14日 | 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ (北海道) | ||
MONSTER baSH 2015[116] | 8月22日 | 国営讃岐まんのう公園 (香川県) | ||
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-[117] | 8月28日 | 山中湖交流プラザきらら (山梨県) | ||
JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST 〜山崎死闘編〜[31] | 11月2日 | なんばHatch (大阪府) | ロッキング・オンが主催するロック・イベント。他の出演者はandrop、クリープハイプ。 | |
10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤[32] | 11月4日 | Zepp Tokyo (東京都) | RADWIMPSのメジャーデビュー10周年を記念して開催された対バンツアーの初日公演。 | |
2016年 | uP!!!NEXT〜米津玄師 一夜〜[118] | 2月26日 | 新木場STUDIO COAST (東京都) | エンタメサイト「uP!!!」が企画する無料招待制ライブイベント。 |
新木場サンセット2016[119] | 7月20日 | スピッツが主催するライブイベント。 | ||
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016[120] | 8月14日 | 国営ひたち海浜公園 (茨城県) | フェス。 | |
SUMMER SONIC 2016[121] | 8月20日 | 舞洲サマーソニック大阪特設会場 (大阪府) | ||
8月21日 | QVCマリンフィールド&幕張メッセ (千葉県) | |||
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016[122] | 8月28日 | 山中湖交流プラザきらら (山梨県) | ||
2018年 | The Weeknd ASIA TOUR LIVE IN JAPAN[123] | 12月18日 | 幕張メッセ国際展示場9~11ホール | ザ・ウィークエンドの初来日公演にスペシャルゲストとして出演。 |
脚注
注釈
出典
- ^ ハチ (2010年1月15日). “「ペテン師が笑う頃に」歌ってみた 蛙屋”. ニコニコ動画. 2018年4月27日閲覧。
- ^ Kenshi Yonezu|Album Discography - オールミュージック. 2020年6月6日閲覧。
- ^ 宮本英夫 (19 June 2017). "米津玄師、原点となるギターロックに回帰したニューシングル【インタビュー】" (Interview). Interviewed by 宮本英夫. 蔦屋書店. 2020年6月6日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ a b 米津玄師 [@hachi_08] (2014年5月24日). "...「よねづけんし」と読みます。知らない人は絶対読めないのでしょうがないんだけど、本名なんです。". X(旧Twitter)より2018年5月6日閲覧。 |date=の値と|number=から計算された日付が2日以上異なります(解説)
- ^ a b c 米津玄師 [@hachi_08] (2015年1月27日). "そんで「よねづけんし」って読むんだけど、もうげんしでも別にいいやと思ってるこの頃です。身長も188センチくらいあってびっくりされます。..." X(旧Twitter)より2018年5月3日閲覧。
- ^ a b “PROFILE”. 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」. 2018年4月27日閲覧。
- ^ MUSIC(エムオンミュージック), 音楽WEBメディア M.-ON!. “米津玄師、カラオケランキングで1年間連続1位を獲得する新記録を樹立!「不思議な気持ちでいます」”. 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック). 2020年5月15日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2019年9月30日). “米津玄師「Lemon」300万ダウンロード突破! 平成生まれのアーティストで史上初”. AV Watch. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “米津玄師、“Lemon”が300万セールスを突破。平成生まれ初のトリプルミリオン達成-rockinon.com|https://rockinon.com/news/detail/185419”. rockinon.com. 2019年12月22日閲覧。
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- ^ 「特集 ボーカロイドが変えた音楽の「リアル」!! 現在進行形のポップミュージック革命に迫る!」『MUSICA Vol.67 2012年11月号』2012年11月号、Fact、2012年11月15日、28-37頁。
- ^ “若手ボカロP・ハチさんのインタビューを掲載! プレゼントも”. 電撃オンライン (アスキー・メディアワークス). (2010年1月21日) 2012年7月10日閲覧。
- ^ “米津玄師さんインタビュー〈上〉=ニチヤン 10代、20代を応援するページ”. 徳島新聞WEB. 徳島新聞社 (2015年12月10日). 2016年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月12日閲覧。
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外部リンク
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