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「アンバラッティカ・ラーフラ教誡経」の版間の差分

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類似の伝統漢訳経典としては、『[[中阿含経]]』([[大正蔵]]26)の第14経「[[羅雲経 (中阿含)|羅雲経]]」がある。
類似の伝統漢訳経典としては、『[[中阿含経]]』([[大正蔵]]26)の第14経「[[羅雲経 (中阿含)|羅雲経]]」がある。


[[釈迦]]が、[[ラージャガハ]]([[王舎城]])近郊の[[アンバラッティカ]]にて息子[[ラーフラ]](羅睺羅)に仏法を説く。
[[釈迦]]が、[[ラージャガハ]]([[王舎城]])近郊の[[アンバラッティカ]]にて息子[[摩睺羅伽|ラーフラ]](羅睺羅)に仏法を説く。


==構成==
==構成==
===登場人物===
===登場人物===
*[[釈迦]]
*[[釈迦]]
*[[ラーフラ]](羅睺羅) --- 釈迦の息子。[[沙弥]]。
*[[摩睺羅伽|ラーフラ]](羅睺羅) --- 釈迦の息子。[[沙弥]]。


===場面設定===
===場面設定===

2020年8月21日 (金) 21:13時点における版

パーリ仏典 > 経蔵 (パーリ) > 中部 (パーリ) > アンバラッティカ・ラーフラ教誡経

アンバラッティカ・ラーフラ教誡経[1](アンバラッティカ・ラーフラきょうかいきょう、: Ambalaṭṭhika-rāhulovāda-sutta, アンバラッティカ・ラーフローヴァーダ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第61経。『教誡羅睺羅菴婆蘗林経』(きょうかいらごらあんばひゃくりんきょう)[2]、『羅雲経』(らうんきょう)[3]等とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第14経「羅雲経」がある。

釈迦が、ラージャガハ王舎城)近郊のアンバラッティカにて息子ラーフラ(羅睺羅)に仏法を説く。

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦は、マガダ国ラージャガハ王舎城)近郊カランダカニヴァーパに滞在していた。

釈迦は息子である沙弥ラーフラの元を訪れ、「水入れ」の喩えで沙門の資質を説き、更に己の三業(身口意)を鏡を見るように省みることの重要性を説く。

ラーフラは歓喜する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』
  3. ^ 『原始仏典』中村

関連項目

外部リンク