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楽曲は「姉妹」がテーマの一つとなっている、MVに出てくる9組の姉妹は以下の通り。( )内はそれぞれの2人が考えた名前である。
楽曲は「姉妹」がテーマの一つとなっている、MVに出てくる9組の姉妹は以下の通り。( )内はそれぞれの2人が考えた名前である。
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! 9組の姉妹
! 9組の姉妹

2021年8月8日 (日) 09:47時点における版

「さよならクロール」
AKB48シングル
初出アルバム『次の足跡
B面 バラの果実
イキルコト
How come ?
ロマンス拳銃
ハステとワステ
LOVE修行
リリース
規格 マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル You, Be Cool!/KING RECORDS
作詞・作曲 秋元康(作詞)
渡辺和紀(作曲)
プロデュース 秋元康
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位オリコン[2]
  • 2013年5月度月間1位(オリコン)
  • 2013年度年間1位(オリコン)
  • 登場回数27回(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング26位
  • AKB48 シングル 年表
    So long !
    (2013年)

    【配信限定】
    掌が語ること
    (2013年)
    さよならクロール
    (2013年)
    恋するフォーチュンクッキー
    (2013年)
    テンプレートを表示

    さよならクロール」は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、渡辺和紀により作曲されている。2013年5月22日にAKB48のメジャー31作目のシングルとしてキングレコードから発売された[注 1][3][4]。楽曲のセンターポジションは大島優子渡辺麻友板野友美島崎遥香の4人が務めた[4]

    背景とリリース

    楽曲のシングル盤は一般流通するType A・Type K・Type B[3]、および劇場盤が存在する。劇場盤以外にはそれぞれに初回限定盤と通常盤の2種があり、計7種類がリリースされている。特典として、劇場盤を含む7種類すべてに『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』の投票用シリアルナンバーカードが期間限定で封入されているほか、Type A、K、Bの6種類には蜷川実花撮影によるミニ写真集(Type-A・Type-K・Type-Bで各1種ずつ、計3種類)が封入されている。また、Type A、K、Bそれぞれの初回限定盤は通常盤とジャケットが異なり、週刊ヤングジャンプ2013年25号にもこれらとは別のジャケットが付録として付いている。劇場盤には総選挙投票シリアルナンバーのほかに特典として「劇場盤発売記念大握手会参加券+各メンバー個別生写真1枚」「各メンバー個別生写真2枚」のうちいずれかが封入されている。

    キャッチコピーは「クロールできますか? あなたまで泳ぎたい」。

    永尾まりや山田菜々矢倉楓子田島芽瑠朝長美桜が初選抜。阿部マリア木本花音は「永遠プレッシャー」以来2作ぶり、宮脇咲良は「UZA」以来3作ぶり、宮澤佐江は「ギンガムチェック」以来4作ぶり、入山杏奈川栄李奈加藤玲奈木﨑ゆりあ兒玉遥高城亜樹は「真夏のSounds good !」以来5作ぶり、藤江れいなは「上からマリコ」以来7作ぶり、菊地あやかは「Everyday、カチューシャ」以来10作ぶりの選抜復帰。前作の選抜メンバーのうち、峯岸みなみが選抜メンバーから外れた。

    楽曲は2013年4月28日に日本武道館で開催された『AKB48グループ臨時総会〜白黒つけようじゃないか!〜』昼公演のアンコールで初披露された[5]。テレビ番組では、同年4月30日に『火曜曲!』(TBS系列)で初披露された[6]

    ミュージック・ビデオの監督およびジャケットの撮影は蜷川実花が務めた[7]。また、「GIVE ME FIVE!」以来となるメイキング映像が収録される。ロケは2013年3月中旬に沖縄県で行われ、石垣市、アムスホテルズ カンナリゾートヴィラ(宜野座村)、沖縄美ら海水族館などで撮影された。

    楽曲は「姉妹」がテーマの一つとなっている、MVに出てくる9組の姉妹は以下の通り。( )内はそれぞれの2人が考えた名前である。

    9組の姉妹
    • 大島優子×渡辺麻友(ぷりシス)
    • 板野友美×島崎遥香(ちんぱる)
    • 柏木由紀×矢倉楓子(フラワーズ)
    • 篠田麻里子×松井珠理奈(じゅりまり)
    • 高橋みなみ×山本彩(東西ハイセンサー)
    • 小嶋陽菜×入山杏奈(2回目シスターズ)
    • 横山由依×川栄李奈(横栄)
    • 松井玲奈×加藤玲奈(W玲奈ちゃん)
    • 指原莉乃×朝長美桜(ん〜はははシスターズ)

    楽曲は江崎グリコ PaPiCO「相性診断パピコ」篇、「ホントにパピコを半分こ」篇のCMソングに使用された[8]

    チャート成績

    「さよならクロール」のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2013年5月21日付オリコンデイリーシングルチャートで推定売上枚数約145万1000枚を記録し、初登場1位を記録した。これにより、集計初日のみでミリオンセラーを達成したほか、自身の「真夏のSounds good !」が2012年5月22日付で記録した約117万1000枚を抜き、集計初日における推定売上枚数の最高記録を更新した。シングルCDの初日のみでのミリオンセラー達成はAKB48にとって「真夏のSounds good !」以来5作ぶり、通算4作目となった[9]。初日での達成に限らない場合、AKB48のシングルのミリオンセラー達成は「桜の木になろう」から12作連続、通算では13作目となった[10]

    その後、同年6月3日付オリコン週間シングルチャートにおいて初登場で1位にランクインした。AKB48のシングルの1位獲得は「RIVER」から18作連続・通算18作目である。最終的な初動売上は約176万3000枚に達し、自身の「真夏のSounds good !」が記録していた週間シングルチャートにおける初動売上の歴代最高記録(約161万7000枚)を更新した。また、この売上によりAKB48のシングルの総売上は約2185万2000枚となり、浜崎あゆみが記録していた約2141万6000枚を抜き、女性アーティストにおけるシングルの総売上の最高記録を更新した[10]

    翌週の6月10日付同チャートでは3位にランクインし、2週目の売上は約10万9000枚を記録した。これにより累積売上は約187万2000枚となり、「真夏のSounds good !」が記録した約182万2000枚を抜き、AKB48自身のシングルにおける最高売上枚数を更新した。さらに、SPEEDWhite Love」が記録していた約184万5000枚を抜き、女性グループのシングルにおける売上枚数の最高記録もまた更新した[11]

    この年のオリコン年間シングルチャートでも1位を獲得し、AKB48は史上初オリコン年間シングルチャート4連覇を達成した。

    シングル収録トラック

    Type A

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「さよならクロール」秋元康渡辺和紀武藤星児
    2.「バラの果実」(アンダーガールズ)秋元康和泉一弥佐々木裕
    3.「イキルコト」(Team A)秋元康石井亮輔野中“まさ”雄一
    4.「さよならクロール (off vocal ver.)」   
    5.「バラの果実 (off vocal ver.)」   
    6.「イキルコト (off vocal ver.)」   
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「さよならクロール」  蜷川実花
    2.「さよならクロール 〜水着ver.〜」   
    3.「バラの果実」  中村太洸
    4.「イキルコト」  丸山健志
    5.「Making of さよならクロール(前編)」   
    6.「特典映像 Type A『鉄拳パラパラ漫画 〜So long !〜』」   

    Type K

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「さよならクロール」秋元康渡辺和紀武藤星児 
    2.「バラの果実」(アンダーガールズ)秋元康和泉一弥佐々木裕 
    3.「How come ?」(Team K)秋元康バグベアバグベア
    4.「さよならクロール (off vocal ver.)」    
    5.「バラの果実 (off vocal ver.)」    
    6.「How come ? (off vocal ver.)」   
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「さよならクロール」  蜷川実花
    2.「さよならクロール 〜水着ver.〜」   
    3.「バラの果実」  中村太洸
    4.「How come ?」  清水康彦
    5.「Making of さよならクロール(後編)」   
    6.「特典映像 Type K『鉄拳パラパラ漫画 〜夢の河〜』」   

    Type B

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「さよならクロール」秋元康渡辺和紀武藤星児 
    2.「バラの果実」(アンダーガールズ)秋元康和泉一弥佐々木裕 
    3.「ロマンス拳銃」(Team B)秋元康藤末樹藤末樹
    4.「ハステとワステ」(BKA48)秋元康福田貴訓原田ナオ
    5.「さよならクロール (off vocal ver.)」    
    6.「バラの果実 (off vocal ver.)」    
    7.「ロマンス拳銃 (off vocal ver.)」   
    8.「ハステとワステ (off vocal ver.)」   
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「さよならクロール」  蜷川実花
    2.「さよならクロール 〜水着ver.〜」   
    3.「バラの果実」  中村太洸
    4.「ロマンス拳銃」  福居英晃
    5.「ハステとワステ」  竹石渉
    6.「特典映像 Type B『鉄拳パラパラ漫画 〜ファースト・ラビット〜』」   

    劇場盤

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「さよならクロール」秋元康渡辺和紀武藤星児 
    2.「バラの果実」(アンダーガールズ)秋元康和泉一弥佐々木裕 
    3.「LOVE修行」(研究生)秋元康石井亮輔野中“まさ”雄一
    4.「さよならクロール (off vocal ver.)」    
    5.「バラの果実 (off vocal ver.)」    
    6.「LOVE修行 (off vocal ver.)」   

    選抜メンバー

    脚注

    注釈

    1. ^ 配信限定シングル「Baby! Baby! Baby!」を含む。インディーズシングルを含めると通算33作目。いずれの数字も、配信限定の「誰かのために -What can I do for someone?-」はシングルとしての配信ではないため含んでいない。
    2. ^ 発売当時、AKB48の姉妹グループ・SKE48から選抜。
    3. ^ a b AKB48の姉妹グループ・SKE48から選抜。
    4. ^ AKB48の姉妹グループ・HKT48とAKB48を兼任。
    5. ^ a b c d AKB48の姉妹グループ・HKT48から選抜。
    6. ^ 発売当時、AKB48の姉妹グループ・JKT48とAKB48を兼任。
    7. ^ AKB48の姉妹グループ・SKE48とAKB48を兼任。
    8. ^ 発売当時、AKB48の姉妹グループ・SNH48とAKB48を兼任。
    9. ^ 発売当時、AKB48の姉妹グループ・NMB48とAKB48を兼任。
    10. ^ a b AKB48の姉妹グループ・NMB48から選抜。
    11. ^ AKB48の姉妹グループ・NMB48とAKB48を兼任。

    出典

    1. ^ ゴールド等認定作品一覧 2013年12月”. RIAJ. 2014年1月10日閲覧。
    2. ^ 2013年05月20日〜2013年05月26日のCDシングル週間ランキング”. オリコン. 2013年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月4日閲覧。
    3. ^ a b “AKB48、5月発売ニュー・シングル“さよならクロール”収録詳細が判明”. TOWER RECORDS ONLINE. (2013年4月17日). http://tower.jp/article/news/2013/04/17/n11 2013年4月17日閲覧。 
    4. ^ a b “AKB48、新曲ジャケ写解禁 蜷川実花と再タッグで鮮烈ビジュアル披露”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2013年4月30日). https://mdpr.jp/music/detail/1240533 2018年6月30日閲覧。 
    5. ^ “【写真追加】AKB48新曲『さよならクロール』初披露! センターにまゆゆ&ぱるる&ゆうこ&ともちん!”. 芸能NEWS LOUNGE. (2013年4月30日). http://newslounge.net/archives/76191 2018年6月30日閲覧。 
    6. ^ “4月30日「火曜曲!」でAKBが新曲“さよならクロール”初披露! 華原朋美、福原遥も登場”. TOWER RECORDS ONLINE. (2013年4月25日). http://tower.jp/article/news/2013/04/25/n08 2018年6月30日閲覧。 
    7. ^ “AKB48「さよならクロール」ジャケ&PVは蜷川実花が撮影”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2013年5月1日). https://natalie.mu/music/news/89872 2018年6月24日閲覧。 
    8. ^ “AKB48「パピコ」相性診断で“お宝パピコ”プレゼント”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2013年4月25日). https://natalie.mu/music/news/89415 2018年6月30日閲覧。 
    9. ^ “【オリコン】AKB48新曲「さよならクロール」 初日売上は歴代最高145.1万枚”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年5月22日). http://www.oricon.co.jp/news/music/2024835/full/ 2013年5月22日閲覧。 
    10. ^ a b “【オリコン】AKB48、歴代最高初動176.3万枚 シングル総売上2185万枚で女性1位”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年5月28日). http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2024989/full/ 2013年5月28日閲覧。 
    11. ^ “【オリコン】AKB48新曲が女性グループ最多187万枚 SPEEDの記録を15年ぶり更新”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年6月4日). http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2025215/full/ 2013年6月4日閲覧。 

    外部リンク