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「外務大臣 (日本)」の版間の差分

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==名称==
==名称==
英語での呼称については、「{{lang|en|Minister for Foreign Affairs}}」(外務)<ref>''[https://www.soumu.go.jp/english/daijin/ Ministry of Internal Affairs and Communications | Minister, Senior Vice-Minister, Vice-Minister]'', [[外務省|Minister for Foreign Affairs]].</ref><ref>''[https://www.soumu.go.jp/english/daijin/member01.html Ministry of Internal Affairs and Communications | Curriculum Vitae]'', [[外務省|Minister for Foreign Affairs]].</ref><ref>『[https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/name.pdf 部局課名・官職名英訳名称一覧――Names of Government Organizations and Positions]』。</ref>とされている。[[法務大臣]]や[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|財務大臣]]などの場合は「{{lang|en|Minister of}} ○○」と表記するのに対し、[[総務大臣]]と外務大臣の場合は、「{{lang|en|Minister for}} ○○」との表記を用いている。
英語での呼称については、「{{lang|en|Minister for Foreign Affairs}}」(外務)<ref>''[https://www.soumu.go.jp/english/daijin/ Ministry of Internal Affairs and Communications | Minister, Senior Vice-Minister, Vice-Minister]'', [[外務省|Minister for Foreign Affairs]].</ref><ref>''[https://www.soumu.go.jp/english/daijin/member01.html Ministry of Internal Affairs and Communications | Curriculum Vitae]'', [[外務省|Minister for Foreign Affairs]].</ref><ref>『[https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/name.pdf 部局課名・官職名英訳名称一覧――Names of Government Organizations and Positions]』。</ref>とされている。[[法務大臣]]や[[財務大臣 (日本)|財務大臣]]などの場合は「{{lang|en|Minister of}} ○○」と表記するのに対し、[[総務大臣]]と外務大臣の場合は、「{{lang|en|Minister for}} ○○」との表記を用いている。


== 歴代大臣 ==
== 歴代大臣 ==

2023年1月7日 (土) 06:08時点における版

日本の旗 日本
外務大臣
Minister for Foreign Affairs
外務省紋章
外務省紋章
茂木敏充
現職者
林芳正(第151代)

就任日 2021年令和3年)11月10日
所属機関内閣
担当機関外務省
任命内閣総理大臣
岸田文雄
根拠法令国家行政組織法
外務省設置法
前身外務事務総裁
創設1885年明治18年)12月22日
初代井上馨
略称外相
職務代行者外務副大臣
武井俊輔山田賢司
俸給年額 約2,953万円[1]
ウェブサイト外務省:外務大臣
外務省庁舎

外務大臣(がいむだいじん、英語: Minister for Foreign Affairs)は、日本外務省および主任の大臣たる国務大臣[2][3]

通称は外相(がいしょう)。

概説

外務大臣は、内閣総理大臣を別とすれば、1885年明治18年)の内閣制度発足から名称が変更されていない唯一の国務大臣である。近代日本の外務大臣は、不偏不党という観点から政党以外から起用するのが通例であり、またその専門性から草創期を除けば職業外交官出身者がほとんどであった[注 1][注 2]。その傾向は第二次世界大戦後も続いたが、石橋内閣1956年昭和31年)に岸信介が外務大臣となって以降は、一転政党人にとっての重要ポストとなり、以後現在に至るまで、外交官出身の外務大臣は出ていない。戦後非議員が外務大臣に就任した例としては大来佐武郎川口順子の2名のケースがある。

最年少の外相は加藤高明の40歳、戦後では玄葉光一郎の47歳3か月。初就任時最年長は宇垣一成の69歳9か月、戦後では櫻内義雄の69歳6か月(首相等の臨時代理を除く)。

内閣制度発足後の在職期間最長は内田康哉の7年5か月、戦後は内閣総理大臣兼摂を含めると吉田茂の5年2か月、外務大臣専任としては、岸田文雄の4年7か月[注 3]である。

田中角栄は外務大臣を大蔵大臣自由民主党幹事長などと並んで「総理総裁たる者が経験しておくべき重要ポストの一つ」に挙げている(田中を含む「三角大福」は田中以外すべて外相経験があり、田中も幹事長、蔵相などを経験している)。戦後の外務大臣で、後に内閣総理大臣に就任した人物は11人に及んでおり[注 4]、ここからもポストの重要性が伺われる。

名称

英語での呼称については、「Minister for Foreign Affairs」(外務)[4][5][6]とされている。法務大臣財務大臣などの場合は「Minister of ○○」と表記するのに対し、総務大臣と外務大臣の場合は、「Minister for ○○」との表記を用いている。

歴代大臣

  1. 臨時代理は、大臣不在の場合のみ記載し、海外出張時等の一時不在代理は記載しない。
  2. 兼任は、他の大臣が同時に務めることをいい、臨時代理とは異なる。
  3. 同一代数で複数の就任日の記載があるもの(内閣改造等による)について、2度目以降に関しては辞令は出されていない(再任でなく留任扱い)。
  4. 『外交史料館報』第2号掲載の井上勇一「歴代外務大臣の数え方」が外務省の公式な歴代外務大臣の数え方とされる[7]

内閣制以前

外国事務総裁

氏名 就任日 出身等 在職日数
仁和寺宮嘉彰親王 慶応4年1月9日
(1868年2月2日)
皇族 8日

外国事務総督

氏名 就任日 出身等
在職日数
山階宮晃親王 慶応4年1月17日
(1868年2月10日)
皇族 32日
三条実美 公家
伊達宗城 宇和島藩
東久世通禧 公家
澤宣嘉 慶応4年1月25日
(1868年2月18日)
24日

外国事務局督

氏名 就任日 出身等 在職日数
山階宮晃親王 慶応4年2月20日
(1868年3月13日)
皇族 90日

外国官知事

氏名 就任日 出身等 在職日数
- 伊達宗城 慶応4年4月21日
(1868年6月11日)
宇和島藩 430日
澤宣嘉 明治2年6月26日
(1869年8月3日)
公家 12日

外務卿

氏名 就任日 出身等 在職日数
1 澤宣嘉 明治2年7月8日
(1869年8月15日)
華族 744日

(通算756日)

2 岩倉具視 明治4年7月14日
(1871年8月29日)
華族、大納言 108日
3 副島種臣 明治4年11月4日
(1871年12月15日)
佐賀藩 668日

外務事務総裁

氏名 就任日 出身等 在職日数
3 副島種臣 1873年(明治6年)10月13日 旧佐賀藩士 15日

(通算683日)

外務卿

氏名 就任日 出身等 在職日数
4 寺島宗則 1873年(明治6年)10月28日 幕臣 2156日
5 井上馨 1879年(明治12年)9月10日 長州藩 2295日

内閣制施行以後

外務大臣(太政官達第69号)

氏名 内閣 就任日 出身等 在職日数
5 井上馨 第1次伊藤内閣 1885年(明治18年)12月22日 旧長州藩 634日

(通算2929日)※外務大臣としては634日

6 伊藤博文 1887年(明治20年)9月17日
※臨時兼任
137日
7 大隈重信 1888年(明治21年)2月1日 立憲改進党 89日
黒田内閣 1888年(明治21年)4月30日 603日
8 青木周蔵 第1次山縣内閣 1889年(明治22年)12月24日 外務省 498日
第1次松方内閣 1891年(明治24年)5月6日 23日
9 榎本武揚 1891年(明治24年)5月29日 旧幕臣 437日
10 陸奥宗光 第2次伊藤内閣 1892年(明治25年)8月8日 紀州藩 1391日
11 西園寺公望 1896年(明治29年)5月30日
文部大臣兼任
旧公家 111日
第2次松方内閣 1896年(明治29年)9月18日
※文部大臣兼任
4日
12 大隈重信 1896年(明治29年)9月22日 進歩党 441日
13 西徳二郎 1897年(明治30年)11月6日 外務省 67日
第3次伊藤内閣 1898年(明治31年)1月12日 169日

外務大臣(外務省官制(明治31年勅令第258号))

氏名 内閣 就任日 出身等 在職日数
14 大隈重信 第1次大隈内閣 1898年(明治31年)6月30日
内閣総理大臣兼任
憲政党 131日
15 青木周蔵 第2次山縣内閣 1898年(明治31年)11月8日 外務省 710日

(通算1231日)

16 加藤高明 第4次伊藤内閣 1900年(明治33年)10月19日 226日
17 曾禰荒助 第1次桂内閣 1901年(明治34年)6月2日
※臨時兼任
大蔵大臣兼任
旧長州藩 111日
18 小村壽太郎 1901年(明治34年)9月21日 外務省 1569日
19 加藤高明 第1次西園寺内閣 1906年(明治39年)1月7日 55日
20 西園寺公望 1906年(明治39年)3月3日
※臨時兼任
※内閣総理大臣兼任
文部大臣兼任(‐1906年3月27日)
立憲政友会 77日
21 林董 1906年(明治39年)5月19日 旧幕臣 787日
22 寺内正毅 第2次桂内閣 1908年(明治41年)7月14日
※臨時兼任
※陸軍大臣兼任
陸軍 44日
23 小村壽太郎 1908年(明治41年)8月27日 外務省 1098日
24 内田康哉 第2次西園寺内閣 1911年(明治44年)8月30日 479日
25 桂太郎 第3次桂内閣 1912年大正元年)12月21日
※内閣総理大臣兼任
陸軍 39日
26 加藤高明 1913年(大正2年)1月29日 外務省 22日
27 牧野伸顕 第1次山本内閣 1913年(大正2年)2月20日 420日
28 加藤高明 第2次大隈内閣 1914年(大正3年)4月16日 481日
29 大隈重信 1915年(大正4年)8月10日
※内閣総理大臣兼任
大隈伯後援会 64日

(通算1328日)

30 石井菊次郎 1915年(大正4年)10月13日 外務省 405日
31 寺内正毅 寺内内閣 1916年(大正5年)10月9日
※臨時兼任
※内閣総理大臣・大蔵大臣兼任
陸軍 362日

(通算406日)

32 本野一郎 1916年(大正5年)11月21日 外務省 518日
33 後藤新平 1918年(大正7年)4月23日 内務省 159日
34 内田康哉 原内閣 1918年(大正7年)9月29日
※内閣総理大臣臨時兼任(1921年11月4日-)
外務省 1141日
高橋内閣 1921年(大正10年)11月13日 211日
加藤友三郎内閣 1922年(大正11年)6月12日
※内閣総理大臣臨時兼任(1923年8月25日-)
447日
35 山本権兵衛 第2次山本内閣 1923年(大正12年)9月2日
※内閣総理大臣兼任
海軍 17日
36 伊集院彦吉 1923年(大正12年)9月19日 外務省 110日
37 松井慶四郎 清浦内閣 1924年(大正13年)1月7日 156日
38 幣原喜重郎 加藤高明内閣 1924年(大正13年)6月11日 598日
第1次若槻内閣 1926年(大正15年)1月30日 445日
39 田中義一 田中義一内閣 1927年昭和2年)4月20日
※内閣総理大臣・内務
拓務大臣兼任
立憲政友会 804日
40 幣原喜重郎 濱口内閣 1929年(昭和4年)7月2日 外務省 651日
第2次若槻内閣 1931年(昭和6年)4月14日 243日
41 犬養毅 犬養内閣 1931年(昭和6年)12月13日
※内閣総理大臣兼任
立憲政友会 32日
42 芳澤謙吉 1932年(昭和7年)1月14日 133日
43 斎藤実 齋藤内閣 1932年(昭和7年)5月26日 海軍 41日
44 内田康哉 1932年(昭和7年)7月6日 外務省 435日

(通算2716日)歴代最長

45 広田弘毅 1933年(昭和8年)9月14日 297日
岡田内閣 1934年(昭和9年)7月8日 610日
廣田内閣 1936年(昭和11年)3月9日
※内閣総理大臣兼任
24日
46 有田八郎 1936年(昭和11年)4月2日 306日
47 林銑十郎 林内閣 1937年(昭和12年)2月2日
内閣総理大臣文部大臣兼任
陸軍 29日
48 佐藤尚武 1937年(昭和12年)3月3日 外務省 93日
49 広田弘毅 第1次近衛内閣 1937年(昭和12年)6月4日 448日

(通算1379日)

50 宇垣一成 1938年(昭和13年)5月26日 陸軍 127日
51 近衛文麿 1938年(昭和13年)9月30日
※内閣総理大臣・拓務大臣兼任
貴族院 29日
52 有田八郎 1938年(昭和13年)10月29日 外務省 68日
平沼内閣 1939年(昭和14年)1月5日 237日
53 阿部信行 阿部内閣 1939年(昭和14年)8月30日
※内閣総理大臣兼任
陸軍 26日
54 野村吉三郎 1939年(昭和14年)9月25日 海軍 113日
55 有田八郎 米内内閣 1940年(昭和15年)1月16日 外務省 188日
56 松岡洋右 第2次近衛内閣 1940年(昭和15年)7月22日 361日
57 豊田貞次郎 第3次近衛内閣 1941年(昭和16年)7月18日
※拓務大臣兼任
海軍 92日
58 東郷茂徳 東條内閣 1941年(昭和16年)10月18日
※拓務大臣兼任
外務省 334日
59 東條英機 1942年(昭和17年)9月1日
※内閣総理大臣・陸軍大臣兼任
陸軍 16日
60 谷正之 1942年(昭和17年)9月17日 外務省 215日
61 重光葵 1943年(昭和18年)4月20日 459日
小磯内閣 1944年(昭和19年)7月22日 259日
62 鈴木貫太郎 鈴木貫太郎内閣 1945年(昭和20年)4月7日
※内閣総理大臣・大東亜大臣兼任
海軍 2日(戦前最短)
63 東郷茂徳 1945年(昭和20年)4月9日
※大東亜大臣兼任
外務省 130日
64 重光葵 東久邇宮内閣 1945年(昭和20年)8月17日
※大東亜大臣兼任
29日
65 吉田茂 1945年(昭和20年)9月15日 24日
幣原内閣 1945年(昭和20年)10月9日 225日
第1次吉田内閣 1946年(昭和21年)5月22日
※内閣総理大臣兼任
日本自由党 367日
66 片山哲 片山内閣 1947年(昭和22年)5月24日
※臨時代理
日本社会党 8日
67 芦田均 1947年(昭和22年)6月1日
副総理兼任
民主党 283日
68 芦田内閣 1948年(昭和23年)3月10日
※内閣総理大臣兼任
219日
69 吉田茂 第2次吉田内閣 1948年(昭和23年)10月15日
※臨時代理
民主自由党 4日
1948年(昭和23年)10月19日
※内閣総理大臣兼任
120日
70 第3次吉田内閣 1949年(昭和24年)2月16日
※内閣総理大臣兼任
497日

外務大臣(外務省設置法(昭和24年法律第135号))

氏名 内閣 就任日 政党等 在職日数
70 吉田茂 第3次吉田第1次改造内閣 1950年(昭和25年)6月28日
※内閣総理大臣兼任
自由党 6日
第3次吉田第2次改造内閣 1951年(昭和26年)7月4日
※内閣総理大臣兼任
540日

外務大臣(外務省設置法(昭和26年法律第283号))

氏名 内閣 就任日 政党等 在職日数
70 吉田茂 第3次吉田第3次改造内閣 1951年(昭和26年)12月26日
※内閣総理大臣兼任
自由党 126日

(通算1909日)

71 岡崎勝男 1952年(昭和27年)4月30日 183日
72 第4次吉田内閣 1952年(昭和27年)10月30日 203日
73 第5次吉田内閣 1953年(昭和28年)5月21日 568日
74 重光葵 第1次鳩山内閣 1954年(昭和29年)12月10日
副総理兼任
日本民主党 99日
75 第2次鳩山内閣 1955年(昭和30年)3月19日
※副総理兼任
日本民主党
自由民主党
248日
76 第3次鳩山内閣 1955年(昭和30年)11月22日
※副総理兼任
自由民主党 397日

(通算1491日)

77 石橋湛山 石橋内閣 1956年(昭和31年)12月23日
※臨時代理
1日(戦後最短)
78 岸信介 1956年(昭和31年)12月23日 64日
79 第1次岸内閣 1957年(昭和32年)2月25日
※内閣総理大臣兼任
135日
80 藤山愛一郎 第1次岸改造内閣 1957年(昭和32年)7月10日 337日
81 第2次岸内閣 1958年(昭和33年)6月12日 371日
第2次岸改造内閣 1959年(昭和34年)6月18日 397日
82 小坂善太郎 第1次池田内閣 1960年(昭和35年)7月19日 142日
83 第2次池田内閣 1960年(昭和35年)12月8日 222日
第2次池田第1次改造内閣 1961年(昭和36年)7月18日 365日
84 大平正芳 第2次池田第2次改造内閣 1962年(昭和37年)7月18日 365日
第2次池田第3次改造内閣 1963年(昭和38年)7月18日 144日
85 第3次池田内閣 1963年(昭和38年)12月9日 222日
86 椎名悦三郎 第3次池田改造内閣 1964年(昭和39年)7月18日 114日
87 第1次佐藤内閣 1964年(昭和39年)11月9日 206日
第1次佐藤第1次改造内閣 1965年(昭和40年)6月3日 424日
第1次佐藤第2次改造内閣 1966年(昭和41年)8月1日 124日
88 三木武夫 第1次佐藤第3次改造内閣 1966年(昭和41年)12月3日 76日
89 第2次佐藤内閣 1967年(昭和42年)2月17日 281日
第2次佐藤第1次改造内閣 1967年(昭和42年)11月25日 339日
90 佐藤栄作 1968年(昭和43年)10月29日
※臨時代理
32日
91 愛知揆一 第2次佐藤第2次改造内閣 1968年(昭和43年)11月30日 410日
92 第3次佐藤内閣 1970年(昭和45年)1月14日 5371日
93 福田赳夫 第3次佐藤改造内閣 1971年(昭和46年)7月5日 368日
94 大平正芳 第1次田中角榮内閣 1972年(昭和47年)7月7日 168日
95 第2次田中角栄内閣 1972年(昭和47年)12月22日 338日
第2次田中角栄第1次改造内閣 1973年(昭和48年)11月25日 233日

(通算1470日)

96 木村俊夫 1974年(昭和49年)7月16日 118日
第2次田中角栄第2次改造内閣 1974年(昭和49年)11月11日 28日
97 宮澤喜一 三木内閣 1974年(昭和49年)12月9日 646日
98 小坂善太郎 三木改造内閣 1976年(昭和51年)9月15日 100日

(通算829日)

99 鳩山威一郎 福田赳夫内閣 1976年(昭和51年)12月24日 339日
100 園田直 福田赳夫改造内閣 1977年(昭和52年)11月28日 374日
101 第1次大平内閣 1978年(昭和53年)12月7日 336日
102 大来佐武郎 第2次大平内閣 1979年(昭和54年)11月8日 民間人閣僚 252日
103 伊東正義 鈴木善幸内閣 1980年(昭和55年)7月17日 自由民主党 305日
104 園田直 1981年(昭和56年)5月18日 196日

(通算906日)

105 櫻内義雄 鈴木善幸改造内閣 1981年(昭和56年)11月30日 362日
106 安倍晋太郎 第1次中曽根内閣 1982年(昭和57年)11月27日 395日
107 第2次中曽根内閣 1983年(昭和58年)12月27日 310日
第2次中曽根第1次改造内閣 1984年(昭和59年)11月1日 422日
第2次中曽根第2次改造内閣 1985年(昭和60年)12月28日 206日

(通算1333日)

108 倉成正 第3次中曽根内閣 1986年(昭和61年)7月22日 472日
109 宇野宗佑 竹下内閣 1987年(昭和62年)11月6日 417日
竹下改造内閣 1988年(昭和63年)12月27日 158日

(通算575日)

110 三塚博 宇野内閣 1989年平成元年)6月3日 68日
111 中山太郎 第1次海部内閣 1989年(平成元年)8月10日 202日
112 第2次海部内閣 1990年(平成2年)2月28日 304日
第2次海部改造内閣 1990年(平成2年)12月29日 311日

(通算817日)

113 渡辺美智雄 宮澤内閣 1991年(平成3年)11月5日
※副総理兼任
403日
宮澤改造内閣 1992年(平成4年)12月12日
※副総理兼任
116日

(通算519日)

114 武藤嘉文 1993年(平成5年)4月7日 124日
115 羽田孜 細川内閣 1993年(平成5年)8月9日
※副総理兼任
新生党 262日
116 羽田内閣 1994年(平成6年)4月28日
※臨時代理
1日

(通算263日)

117 柿澤弘治 1994年(平成6年)4月28日 自由党 63日
118 河野洋平 村山内閣 1994年(平成6年)6月30日
※副総理兼任
自由民主党 404日
村山改造内閣 1995年(平成7年)8月8日
※副総理兼任
156日
119 池田行彦 第1次橋本内閣 1996年(平成8年)1月11日 301日
120 第2次橋本内閣 1996年(平成8年)11月7日 308日

(通算609日)

121 小渕恵三 第2次橋本改造内閣 1997年(平成9年)9月11日 322日
122 高村正彦 小渕内閣 1998年(平成10年)7月30日 168日
小渕第1次改造内閣 1999年(平成11年)1月14日 264日
123 河野洋平 小渕第2次改造内閣 1999年(平成11年)10月5日 183日
124 第1次森内閣 2000年(平成12年)4月5日 90日
125 第2次森内閣 2000年(平成12年)7月4日 154日
第2次森改造内閣
(中央省庁再編前)
2000年(平成12年)12月5日 32日

外務大臣(外務省設置法(平成11年7月16日法律第94号))

氏名 内閣 就任日 政党等 在職日数
125 河野洋平 第2次森改造内閣
(中央省庁再編後)
2001年(平成13年)1月6日 自由民主党 110日

(通算1129日)

126 田中眞紀子 第1次小泉内閣 2001年(平成13年)4月26日 279日
127 小泉純一郎 2002年(平成14年)1月30日
※内閣総理大臣兼任
2日
128 川口順子 2002年(平成14年)2月1日 民間人閣僚 241日
第1次小泉第1次改造内閣 2002年(平成14年)9月30日 357日
第1次小泉第2次改造内閣 2003年(平成15年)9月22日 58日
129 第2次小泉内閣 2003年(平成15年)11月19日 313日

(通算969日)

130 町村信孝 第2次小泉改造内閣 2004年(平成16年)9月27日 自由民主党 359日
131 第3次小泉内閣 2005年(平成17年)9月21日 40日
132 麻生太郎 第3次小泉改造内閣 2005年(平成17年)10月31日 330日
133 第1次安倍内閣 2006年(平成18年)9月26日 335日
134 町村信孝 第1次安倍改造内閣 2007年(平成19年)8月27日 30日

(通算429日)

135 高村正彦 福田康夫内閣 2007年(平成19年)9月26日 311日
福田康夫改造内閣 2008年(平成20年)8月2日 53日

(通算796日)

136 中曽根弘文 麻生内閣 2008年(平成20年)9月24日 357日
137 岡田克也 鳩山由紀夫内閣 2009年(平成21年)9月16日 民主党 265日
138 菅直人内閣 2010年(平成22年)6月8日 101日

(通算366日)

139 前原誠司 菅直人第1次改造内閣 2010年(平成22年)9月17日 119日
菅直人第2次改造内閣 2011年(平成23年)1月14日 52日

(通算171日)

140 枝野幸男 2011年(平成23年)3月7日
内閣官房長官による臨時代理
2日
141 松本剛明 2011年(平成23年)3月9日 177日
142 玄葉光一郎 野田内閣 2011年(平成23年)9月2日 133日
野田第1次改造内閣 2012年(平成24年)1月13日 143日
野田第2次改造内閣 2012年(平成24年)6月4日 119日
野田第3次改造内閣 2012年(平成24年)10月1日 86日

(通算481日)

143 岸田文雄 第2次安倍内閣 2012年(平成24年)12月26日 自由民主党 616日
第2次安倍改造内閣 2014年(平成26年)9月3日 112日
144 第3次安倍内閣 2014年(平成26年)12月24日 287日
第3次安倍第1次改造内閣 2015年(平成27年)10月7日 301日
第3次安倍第2次改造内閣 2016年(平成28年)8月3日
防衛大臣兼任(2017年7月28日-)
365日
145 河野太郎 第3次安倍第3次改造内閣 2017年(平成29年)8月3日 90日
146 第4次安倍内閣 2017年(平成29年)11月1日 335日
第4次安倍第1次改造内閣 2018年(平成30年)10月2日 344日

(通算769日)

147 茂木敏充 第4次安倍第2次改造内閣 2019年(令和元年)9月11日 371日
148 菅義偉内閣 2020年(令和2年)9月16日 383日
149 第1次岸田内閣 2021年(令和3年)10月4日 31日

(通算785日)

150 岸田文雄 2021年(令和3年)11月4日
※内閣総理大臣兼任
6日

(通算1687日)

151 林芳正 第2次岸田内閣 2021年 (令和3年) 11月10日 273日
第2次岸田改造内閣 2022年 (令和4年) 8月10日

太字は内閣総理大臣経験者である。

記録

  • 最年少就任記録:40歳 - 加藤高明
  • 最年長就任記録:69歳9か月 - 宇垣一成
  • 連続最長在任記録:1800日(4年11か月) - 内田康哉
  • 通算最長在任記録:2716日(7年5か月) - 内田康哉。

脚注

注釈

  1. ^ 政党の重要人物で外相に就任した例として第2次大隈内閣加藤高明立憲同志会)があるが、加藤は自身外務省の出身であり、それ以前にも数度に渡って外相を務めている。北岡伸一『政党から軍部へ』(中央公論新社)28頁
  2. ^ 外交官以外で専任の外相に就任した例は、後藤新平の他、数人の軍人があるのみである。
  3. ^ 2017年の退任直前には防衛大臣を兼任。また、内閣総理大臣在任中の2021年にも、一時外務大臣を兼任。
  4. ^ 吉田茂、岸信介、大平正芳、福田赳夫、三木武夫、宮沢喜一、宇野宗佑、羽田孜、小渕恵三、麻生太郎、岸田文雄。

出典

関連項目

外部リンク