「中川皓太」の版間の差分
KlavierOberton (会話 | 投稿記録) 更新 |
m Bot作業依頼: セントラル・リーグ分のTemplateについて (Template:読売ジャイアンツの選手・スタッフ) - log |
||
170行目: | 170行目: | ||
{{BASEBALLstats|brjpn=nakaga000kot|cube=Kota-Nakagawa|mlb=685484}} |
{{BASEBALLstats|brjpn=nakaga000kot|cube=Kota-Nakagawa|mlb=685484}} |
||
{{読売ジャイアンツ}} |
{{読売ジャイアンツの選手・スタッフ}} |
||
{{2019 WBSCプレミア12日本代表}} |
{{2019 WBSCプレミア12日本代表}} |
||
{{読売ジャイアンツ2015年ドラフト指名選手}} |
{{読売ジャイアンツ2015年ドラフト指名選手}} |
2023年1月27日 (金) 04:41時点における版
読売ジャイアンツ #041 | |
---|---|
2019年10月9日 東京ドーム | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府富田林市 |
生年月日 | 1994年2月24日(30歳) |
身長 体重 |
183 cm 86 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 ドラフト7位 |
初出場 | 2016年9月23日 |
年俸 | 7500万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
プレミア12 | 2019年 |
この表について
|
獲得メダル | ||
---|---|---|
男子 野球 | ||
日本 | ||
WBSCプレミア12 | ||
金 | 2019 |
中川 皓太(なかがわ こうた、1994年2月24日 - )は、大阪府富田林市出身のプロ野球選手(投手、育成選手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
プロ入り前
富田林市立高辺台小学校時代は3年生からジュニア金剛に所属。富田林市立葛城中学校時代は富田林ブルーウェーブに所属。
広島県の山陽高等学校では県大会準優勝が最高で、甲子園出場歴はなし。
東海大学では1年春からリーグ戦に出場。4年次の第46回明治神宮野球大会ではベスト4。リーグ通算16勝1敗、防御率1.31。同期に田中俊太、渡辺勝、吉田侑樹、1学年上に大城卓三、1学年下に丸山泰資がいる。
2015年10月22日に行われたドラフト会議で読売ジャイアンツから7位指名を受けた。11月21日に契約金3000万円、年俸800万円で契約した(金額は推定)[2]。担当スカウトは長谷川国利[2]。
巨人時代
2016年は、キャンプは一軍で迎えたが開幕直前に二軍降格。一時は三軍まで降格したが[3]、9月15日の二軍・東北楽天ゴールデンイーグルス戦で完封勝利を記録。9月23日に一軍初昇格し、同日の横浜DeNAベイスターズ戦の9回にプロ初登板したが、2本塁打など1回3失点だった[4]。この年は2試合の登板。ファームでは14試合で6勝1敗、防御率2.49。ファーム日本選手権では3番手で登板して勝利投手となり、巨人の21年ぶりのファーム日本一に貢献した[5]。オフに斜視を改善する目の手術を受けた[6]。11月23日、40万円増の推定年俸840万円で契約を更改した[7]。
2017年は先発1試合を含み18試合に登板し、防御率4.32を記録した。オフには、720万円増の推定年俸1560万円で契約を更改し、背番号が41に変更されることが発表された[8]。
2018年は4月25日の中日ドラゴンズ戦で7回から登板し、プロ初セーブを記録した[9]。8月19日の中日戦で中継ぎ登板し、プロ初勝利を挙げた。9月1日の中日戦では中継ぎ登板し、プロ初ホールドを挙げた。この年は30試合に登板したが、防御率5点台だった。シーズン途中投球内容の悪さから阿部慎之助から投球フォームの変更を検討してみてはと言われ、秋季キャンプからオーバースロー気味のスリークォーターからサイドスロー気味のスリークォーターに変更を試みる[10]。12月4日、340万円増の推定年俸1900万円で契約を更改した[11]。
2019年3月30日の広島戦に8回から登板すると1イニングを無失点に抑えた。その後、前年に改造した新フォームがハマり中継ぎとして16試合連続無失点を続け[12]、開幕当初抑えだったライアン・クックが故障離脱してから抑えが決まっていなかった事情もあり抑えを任された。夏場には登板過多の影響で救援失敗がやや増えると途中入団したルビー・デラロサに抑えを譲り、休養のためにベンチを外れる試合もあった。中継ぎに再度配置転換後は年間通してブルペンを支え、自己最多の67試合に登板し、4勝3敗16セーブ17ホールド、防御率2.37の成績を挙げ、チーム5年ぶりの優勝に貢献した。ポストシーズンではCSファイナルステージの阪神戦で中継ぎ登板で好投し、自身初の日本シリーズ進出に貢献。福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでも中継ぎ登板で好投するもチームは敗退した。オフの11月に開催された第2回WBSCプレミア12の日本代表に選出され、自身初の日本代表入りを果たした。同大会では3試合に登板し、無失点の好投で日本代表初の大会優勝に貢献した。オフには、3600万円増の推定年俸5500万円で契約を更改した[13]。
2020年も開幕から中継ぎ陣を支え、デラロサの負傷離脱時には前年と同様抑えに入ることもあった。10月9日に左脇腹痛で登録を抹消されると[14]、復帰は日本シリーズまでずれ込み、2試合に登板した。シーズンでは37試合で2勝1敗6セーブ15ホールド、防御率1.00、WHIPは0.94を記録した。オフには、2000万円増の推定年俸7500万円で契約を更改した[15]。
2021年は開幕戦に抑えで登板[16]。その後も順調に登板を重ね、6月16日、東京オリンピックの日本代表に選出[17]。しかし、22日に上半身のコンディション不良で登録抹消(この時点でリーグ2位の32登板だった)[18]。25日、左第10肋骨の骨折が判明[19]。代表を辞退した[19]。
2022年オフに育成再契約となり、12月14日、来季からの背番号が041に変更となった[20]。
選手としての特徴
サイド気味のスリークォーターから最速151km/hのストレート、スライダー、ツーシームを駆使する。稀にチェンジアップ、カーブも投げる[21][22]。入団当初はテークバックが大きく球の出所が見えづらい投球フォームであり岩瀬仁紀に似ていると評されることがよくあった[23]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 巨人 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 11 | 2.0 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 3 | 13.50 | 2.50 |
2017 | 18 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 107 | 25.0 | 28 | 2 | 4 | 0 | 2 | 19 | 0 | 1 | 12 | 12 | 4.32 | 1.28 | |
2018 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1.000 | 165 | 37.2 | 47 | 7 | 8 | 0 | 1 | 31 | 2 | 0 | 24 | 21 | 5.02 | 1.46 | |
2019 | 67 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 16 | 17 | .571 | 270 | 64.2 | 57 | 3 | 18 | 2 | 2 | 74 | 0 | 0 | 19 | 17 | 2.37 | 1.16 | |
2020 | 37 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 6 | 15 | .667 | 139 | 36.0 | 24 | 1 | 10 | 3 | 1 | 26 | 0 | 0 | 4 | 4 | 1.00 | 0.94 | |
2021 | 58 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 1 | 25 | .571 | 220 | 54.2 | 47 | 2 | 10 | 1 | 5 | 49 | 0 | 0 | 17 | 15 | 2.47 | 1.04 | |
NPB:6年 | 212 | 1 | 0 | 0 | 0 | 11 | 7 | 24 | 60 | .611 | 912 | 220.0 | 207 | 17 | 51 | 6 | 11 | 201 | 2 | 1 | 79 | 72 | 2.95 | 1.17 |
- 2022年度シーズン終了時
WBSCプレミア12での投手成績
年 度 |
代 表 |
登 板 |
先 発 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ | ブ |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ | ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 日本 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 | 3.1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2016 | 巨人 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2017 | 18 | 2 | 8 | 0 | 0 | 1.000 | |
2018 | 30 | 0 | 8 | 0 | 0 | 1.000 | |
2019 | 67 | 1 | 15 | 0 | 1 | 1.000 | |
2020 | 37 | 1 | 6 | 0 | 1 | 1.000 | |
2021 | 58 | 1 | 5 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 212 | 5 | 42 | 0 | 2 | 1.000 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 投手記録
- 初登板:2016年9月23日、対横浜DeNAベイスターズ24回戦(東京ドーム)、9回表に5番手で救援登板、1回2被本塁打3失点
- 初奪三振:同上、9回表に倉本寿彦から空振り三振
- 初先発:2017年10月3日、対東京ヤクルトスワローズ24回戦(明治神宮野球場)、3回4安打1失点
- 初セーブ:2018年4月25日、対中日ドラゴンズ5回戦(上毛新聞敷島球場)、7回表に3番手で救援登板・完了、3回5安打2失点
- 初勝利:2018年8月19日、対中日ドラゴンズ20回戦(東京ドーム)、9回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初ホールド:2018年9月1日、対中日ドラゴンズ22回戦(ナゴヤドーム)、11回裏に6番手で救援登板、1回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2017年10月3日、対東京ヤクルトスワローズ24回戦(明治神宮野球場)、2回表にプレストン・ギルメットから空振り三振
背番号
- 91(2016年 - 2017年)
- 41(2018年 - 2022年)
- 041(2023年 - )
登場曲
代表歴
脚注
- ^ “巨人 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年12月6日閲覧。
- ^ a b “巨人ドラ7中川が仮契約 球速以上の切れ自慢「杉内さんのように」”. スポニチアネックス (2015年11月21日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “【Gファーム情報】中川”プロ初完封”で自信!”. スポーツ報知 (2016年9月19日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “【巨人】ドラフト7位・中川がほろ苦デビュー、ロペス&筒香に連弾浴びる”. スポーツ報知 (2016年9月23日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “2016年度ファーム日本選手権 試合結果”. 2021年3月28日閲覧。
- ^ “巨人・中川 今オフ手術へ 首傾ける状態続き「斜視」修正”. スポニチアネックス (2016年10月16日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “巨人 中川は40万円増の840万円、来季は「先発で10勝ちたい」”. スポニチアネックス (2016年11月23日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ “巨人中川「うれしい」斎藤雅樹コーチの背番41継承”. 日刊スポーツ (2017年12月5日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ “【巨人】2イニング連続打者一巡 63年ぶり20得点 吉川光、今季初勝利…中日戦経過”. スポーツ報知 (2018年4月25日). 2018年4月26日閲覧。
- ^ “【巨人】中川、フォーム改良の背中押してくれた阿部引退に「悲しいです」”. スポーツ報知 (2019年9月24日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “巨人・中川は340万円増 防御率良化へ「内角をどれだけ厳しく突けるかがポイント」”. スポニチアネックス (2018年12月4日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ “【巨人】中川、開幕からの連続無失点は16試合、17イニングでストップ”. スポーツ報知 (2019年5月18日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “巨人中川が3600万円増 ツーシーム習得に意欲”. 日刊スポーツ (2019年12月5日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ “巨人・中川が左脇腹痛で抹消、原監督「昨日のブルペンで」”. サンケイスポーツ (2020年10月9日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ “巨人中川は2000万円増「両親に何かプレゼント」”. 日刊スポーツ (2020年12月21日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ "2021年3月26日 巨人 vs DeNA 出場成績". スポーツ報知. 報知新聞社. 26 March 2021. 2021年6月25日閲覧。
- ^ "東京五輪代表 巨人からは坂本勇人、菅野智之、中川皓太の3人が選出". スポーツ報知. 報知新聞社. 16 June 2021. 2021年6月25日閲覧。
- ^ "【巨人】中川皓太が登録抹消見込み 上半身コンディション不良か". スポーツ報知. 報知新聞社. 22 June 2021. 2021年6月25日閲覧。
- ^ a b "【巨人】中川皓太が左ろっ骨骨折". スポーツ報知. 報知新聞社. 25 June 2021. 2021年6月25日閲覧。
- ^ “コーチ、選手の背番号追加・変更について”. 読売巨人軍 (2022年12月14日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ “巨人・中川、勝負の4年目へスライダーの質向上「真っすぐに近いものに」”. サンケイスポーツ (2018年12月13日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “巨人・中川皓太インタビュー 飾らない力 「自分の持っている以上の力を出そうと考えるのをやめました。今、できることを確実に」”. 週刊ベースボールONLINE (2019年5月12日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “巨人・中川 悔しさ知る新守護神 原監督が評価する献身性”. 日刊スポーツ (2021年3月23日). 2021年6月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 中川皓太 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube、MLB