第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント
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第66回 NHK杯テレビ将棋トーナメント | |
---|---|
開催期間 | 2016年4月3日~2017年3月26日 |
前NHK杯 | 村山慈明 |
第66回NHK杯 | 佐藤康光(NHK杯選手権者) |
NHK杯テレビ将棋トーナメント < 第65回NHK杯第67回NHK杯 > |
NHK杯テレビ将棋トーナメント | |
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ジャンル | 趣味番組 / 教養番組 / 字幕放送 |
出演者 | (聞き手) 藤田綾 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年4月3日~2017年3月26日 |
放送時間 | 日曜 10:30 - 12:00 |
放送分 | 90分 |
公式サイト(NHK) |
第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント(だい66かいえぬえいちけいはいテレビしょうぎトーナメント)は、日本放送協会(NHK)が主催する将棋の棋戦であるNHK杯テレビ将棋トーナメントの66回目の大会であり、NHK Eテレで放送されたテレビ番組である。本項では第66回の出場者と対局結果・各対局の放送日のみについて記述する。
本戦出場棋士
[編集]グループ分けは2015年12月末時点の状況に基づく。タイトル称号と段位は2016年4月の本戦開始時点のもの。
◎ 次期67回の出場シード権がある棋士
シード(予選免除)棋士
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予選通過棋士
[編集]1~18組の予選通過者(18名)は、本戦1回戦で1回戦シード(17名)又は女流棋士と対戦する。
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- 予選組合せ
-
- 1組~18組 - 第66回NHK杯戦【予選】(日本将棋連盟)
- 女流棋士 - NHK杯出場女流棋士決定戦
本戦トーナメント
[編集]本戦トーナメント表
[編集]第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント 組合せ(日本将棋連盟)
第66回NHK杯テレビ将棋トーナメント トーナメント表(NHK将棋)
- 決勝戦
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- 本戦1回戦〜準決勝(Aブロック/Bブロック)
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本戦対局結果と放送日一覧
[編集]※各棋士及び解説者の段位は放送当時。
司会・聞き手 | 藤田綾 女流二段[6] |
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1回戦 第1局~第18局
[編集]局数 / ブロック / 放送日 | ▲先手 | ▽後手 | 収録日 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説者 | 戦型 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1局 | B | 2016年 4月 3日 |
船江恒平 五段 |
○ | 89手 | ● | 近藤誠也 四段 |
2016年 3月14日 |
( 75分/11:01-12:16) |
渡辺明 竜王 |
角換わり腰掛け銀 |
第2局 | A | 4月10日 | 大石直嗣 六段 |
● | 168手 | ○ | 石井健太郎 四段 |
3月14日 | ( 97分/15:06-16:43) |
所司和晴 七段 |
四間飛車 |
第3局 | B | 4月17日 | 平藤眞吾 七段 |
● | 104手 | ○ | 斎藤慎太郎 六段 |
3月21日 | ( 75分/11:07-12:22) |
畠山鎮 七段 |
相掛かり |
第4局 | B | 4月24日 | 伊藤博文 六段 |
● | 118手 | ○ | 増田康宏 四段 |
3月21日 | ( 76分/15:10-16:26) |
稲葉陽 八段 |
四間飛車 |
第5局 | B | 5月 | 1日及川拓馬 六段 |
● | 120手 | ○ | 木村一基 八段 |
4月 | 4日( 76分/11:04-12:20) |
野月浩貴 七段 |
角換わり腰掛け銀 |
第6局 | A | 5月 | 8日橋本崇載 八段 |
○ | 121手 | ● | 小倉久史 七段 |
4月 | 4日( 69分/15:06-16:15) |
髙野秀行 六段 |
三間飛車 |
第7局 | A | 5月15日 | 丸山忠久 九段 |
○ | 109手 | ● | 小林裕士 七段 |
4月18日 | ( 66分/11:10-12:16) |
阿部隆 八段 |
一手損角換わり |
第8局 | B | 5月22日 | 松尾歩 八段 |
● | 98手 | ○ | 佐々木勇気 五段 |
4月18日 | ( 81分/15:02-16:10) |
屋敷伸之 九段 |
角換わり腰掛け銀 |
第9局 | A | 5月29日 | 伊藤真吾 五段 |
● | 122手 | ○ | 阿久津主税 八段 |
5月 | 2日( 82分/11:15-12:37) |
横山泰明 六段 |
ゴキゲン中飛車対超速3七銀 |
第10局 | A | 6月 | 5日谷川浩司 九段 |
○ | 99手 | ● | 阿部光瑠 六段 |
5月 | 2日( 75分/15:04-16:19) |
中村修 九段 |
横歩取り8五飛 |
第11局 | A | 6月12日 | 先崎学 九段 |
○ | 119手 | ● | 藤倉勇樹 五段 |
5月16日 | ( 71分/11:05-12:16) |
中田宏樹 八段 |
横歩取り |
第12局 | B | 6月19日 | 畠山鎮 七段 |
○ | 99手 | ● | 藤森哲也 四段 |
5月16日 | ( 59分/15:01-16:00) |
中村太地 六段 |
四間飛車 |
第13局 | B | 6月26日 | 永瀬拓矢 六段 |
○ | 191手 | ● | 戸辺誠 七段[7] |
5月30日 | (101分/ 11:07-12:48) |
阿久津主税 八段 |
ゴキゲン中飛車対超速3七銀 |
第14局 | A | 7月 | 3日稲葉陽 八段 |
● | 100手 | ○ | 高見泰地 五段 |
5月30日 | ( 69分/15:06-16:15) |
石田和雄 九段 |
横歩取り |
第15局 | B | 7月10日 | 黒沢怜生 五段[8] |
● | 96手 | ○ | 山崎隆之 八段 |
6月13日 | ( 77分/11:07-12:24) |
高橋道雄 九段 |
相振り飛車 |
第16局 | B | 7月17日 | 糸谷哲郎 八段 |
○ | 135手 | ● | 菅井竜也 七段 |
6月13日 | ( 61分/15:05-16:06) |
井上慶太 九段 |
横歩取り8五飛 |
第17局 | A | 7月24日 | 加藤桃子 女流二冠 |
● | 94手 | ○ | 佐藤和俊 六段 |
6月27日 | ( 62分/11:08-12:10) |
島朗 九段 |
四間飛車 |
第18局 | A | 7月31日 | 島本亮 五段 |
● | 124手 | ○ | 豊島将之 七段 |
6月27日 | ( 78分/15:10-16:28) |
小林健二 九段 |
矢倉3七銀 |
2回戦 第1局~第16局
[編集]局数 / ブロック / 放送日 | ▲先手 | ▽後手 | 収録日 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説者 | 戦型 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1局 | A | 8月 (13:35-15:05) |
7日阿久津主税 八段 |
● | 136手 | ○ | 羽生善治 三冠[9] |
7月11日 | ( 89分/11:04-12:33) |
行方尚史 八段 |
矢倉早囲い |
第2局 | B | 8月14日 (13:35-15:05) |
斎藤慎太郎 六段 |
○ | 95手 | ● | 森内俊之 九段 |
7月11日 | ( 66分/15:02-16:08) |
佐藤天彦 名人 |
角換わり腰掛け銀 |
第3局 | A | 8月21日 | 石井健太郎 四段 |
○ | 89手 | ● | 谷川浩司 九段 |
7月25日 | ( 63分/11:06-12:09) |
丸山忠久 九段 |
相振り飛車 |
第4局 | B | 8月28日 | 船江恒平 五段 |
● | 108手 | ○ | 千田翔太 五段 |
7月25日 | ( 68分/15:04-16:12) |
山崎隆之 八段 |
矢倉 |
第5局 | B | 9月 | 4日糸谷哲郎 八段 |
● | 114手 | ○ | 渡辺明 竜王 |
8月 | 8日( 62分/11:06-12:08) |
中川大輔 八段 |
無理矢理矢倉 |
第6局 | A | 9月11日 | 深浦康市 九段 |
○ | 143手 | ● | 先崎学 九段 |
8月 | 8日( 87分/15:03-16:30) |
森内俊之 九段 |
角換わり腰掛け銀 |
第7局 | A | 9月18日 | 豊島将之 七段 |
● | 92手 | ○ | 久保利明 九段 |
8月22日 | ( 61分/11:06-12:07) |
千田翔太 五段 |
ゴキゲン中飛車対超速3七銀 |
第8局 | A | 9月25日 | 郷田真隆 王将 |
○ | 69手 | ● | 高見泰地 五段 |
8月22日 | ( 51分/15:05-15:56) |
鈴木大介 八段 |
相掛かり |
第9局 | B | 10月 | 2日佐々木勇気 五段 |
○ | 115手 | ● | 木村一基 八段 |
9月 | 5日( 77分/11:05-12:22) |
村山慈明 NHK杯 |
矢倉早囲い |
第10局 | A | 10月 | 9日屋敷伸之 九段 |
● | 104手 | ○ | 佐藤和俊 六段 |
9月 | 5日( 69分/15:02-16:11) |
藤井猛 九段 |
三間飛車 |
第11局 | B | 10月16日 | 増田康宏 四段 |
● | 82手 | ○ | 佐藤康光 九段 |
9月19日 | ( 65分/11:00-12:05) |
森下卓 九段 |
矢倉 |
第12局 | A | 10月23日 | 橋本崇載 八段 |
○ | 87手 | ● | 三浦弘行 九段 |
9月19日 | ( 60分/15:04-16:04) |
飯島栄治 七段 |
横歩取り8五飛 |
第13局 | B | 10月30日 | 行方尚史 八段 |
● | 106手 | ○ | 永瀬拓矢 六段 |
10月 | 3日( 76分/11:00-12:16) |
広瀬章人 八段 |
相掛かり |
第14局 | A | 11月 | 6日丸山忠久 九段 |
● | 110手 | ○ | 村山慈明 NHK杯 |
10月 | 3日( 68分/15:00-16:08) |
深浦康市 九段 |
角換わり腰掛け銀 |
第15局 | B | 11月13日 | 佐藤天彦 名人[10] |
○ | 119手 | ● | 山崎隆之 八段 |
10月17日 | ( 77分/11:04-12:21) |
羽生善治 三冠[9] |
横歩取り |
(2016年11月20日は「テレビ囲碁アジア選手権」放送のため番組休止) | |||||||||||
第16局 | B | 11月27日 | 広瀬章人 八段 |
○ | 85手 | ● | 畠山鎮 七段 |
10月17日 | ( 62分/15:03-16:05) |
船江恒平 五段 |
角換わり腰掛け銀 |
3回戦 第1局~第8局
[編集]局数 / ブロック / 放送日 | ▲先手 | ▽後手 | 収録日 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説者 | 戦型 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1局 | B | 2016年 12月 4日 |
斎藤慎太郎 六段 |
● | 158手 | ○ | 佐藤康光 九段 |
10月31日 | ( --分/__:__-__:__) |
久保利明 九段 |
陽動振り飛車 | ||
第2局 | A | 12月11日 | 村山慈明 NHK杯 |
○ | 145手 | ● | 石井健太郎 四段 |
10月31日 | ( 86分/14:51-16:17) |
松尾歩 八段 |
四間飛車 | ||
第3局 | A | 12月18日 | 羽生善治 三冠[9] |
● | 136手 | ○ | 佐藤和俊 六段 |
11月14日 | ( 91分/10:57-12:28) |
戸辺誠 七段[7] |
三間飛車 | ||
(2016年12月25日、2017年1月1日は番組休止) | |||||||||||||
第4局 | A | 2017年 1月 8日 |
橋本崇載 八段 |
○ | 119手 | ● | 深浦康市 九段 |
11月14日 | ( 80分/14:53-16:13) |
木村一基 八段 |
向かい飛車 | ||
第5局 | B | 1月15日 | 佐藤天彦 名人[10] |
○ | 141手 | ● | 渡辺明 竜王 |
11月28日 | ( 87分/10:55-12:22) |
村山慈明 NHK杯 |
ゴキゲン中飛車対超速3七銀 | ||
第6局 | B | 1月22日 | 千田翔太 六段[11] |
○ | 95手 | ● | 佐々木勇気 五段 |
11月28日 | ( 63分/14:54-15:57) |
稲葉陽 八段 |
角換わり腰掛け銀 | ||
第7局 | B | 1月29日 | 広瀬章人 八段 |
● | 120手 | ○ | 永瀬拓矢 六段 |
12月12日 | ( 77分/10:55-12:12) |
中村太地 六段 |
横歩取り | ||
第8局 | A | 2月 5日 | 久保利明 九段 |
○ | 109手 | ● | 郷田真隆 王将 |
12月12日 | ( 67分/14:50-15:57) |
先崎学 九段 |
向かい飛車 |
準々決勝・準決勝・決勝
[編集]局数 / ブロック / 放送日 | ▲先手 | ▽後手 | 収録日 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説者 | 戦型 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
準々決勝 | 第1局 | B | 2017年 2月12日 |
千田翔太 六段[11] |
● | 116手 | ○ | 佐藤康光 九段 |
2017年 1月13日 |
( 84分/10:56-12:20) |
森内俊之 九段 |
ダイレクト向かい飛車 |
第2局 | A | 2月19日 | 久保利明 九段 |
● | 158手 | ○ | 橋本崇載 八段 |
1月30日 | ( --分/__:__-__:__) |
山崎隆之 八段 |
石田流三間飛車 | |
第3局 | A | 2月26日 | 佐藤和俊 六段 |
○ | 129手 | ● | 村山慈明 NHK杯 |
1月12日 | ( 75分/10:51-12:16) |
阿久津主税 八段 |
ゴキゲン中飛車 | |
第4局 | B | 3月 5日 | 佐藤天彦 名人[10] |
○ | 105手 | ● | 永瀬拓矢 六段 |
1月23日 | ( 66分/14:53-15:59) |
藤井猛 九段 |
角換わり | |
準決勝 | 第1局 | B | 2017年 3月12日 |
佐藤康光 九段 |
○ | 169手 | ● | 佐藤天彦 名人[10] |
2月 6日 | (109分/ 10:51-12:40) |
屋敷伸之 九段 |
向かい飛車 |
第2局 | A | 3月19日 | 橋本崇載 八段 |
● | 152手 | ○ | 佐藤和俊 六段 |
2月 6日 | ( 90分/14:54-16:24) |
広瀬章人 八段 |
四間飛車 | |
決勝 | 2017年 3月26日 (10:05-11:54) |
佐藤康光 九段 |
○ | 105手 | ● | 佐藤和俊 六段 |
2月20日 | ( 76分/14:38-15:54) |
羽生善治 三冠[9] |
三間飛車 |
【決勝まで】(千日手局、持将棋局、時間不明の対局を除く) | |
今期最少手数:2回戦 第8局(69手) | / 今期最多手数:1回戦 第13局(191手) |
今期最短時間:2回戦 第8局(51分) | / 今期最長時間:準決勝 第1局(1時間49分) |
先手番 25勝 - 後手番 24勝(全49対局) |
---|
次期(67回)シード出場予定者
[編集]グループ分けは2016年12月末時点の状況に基づく。
|
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 第74期順位戦A級在籍棋士順位10名のうち、前年度ベスト4(久保、広瀬)とタイトルホルダー(渡辺明、郷田)を除いた6名
- ^ この枠には名誉NHK杯選手権者を含む
- ^ 第75期順位戦B級1組在籍棋士13名のうち、第65回ベスト4(村山)と2回戦シード者(三浦)を除いた11名。
- ^ 該当者のうち2回戦シード者(渡辺明、羽生)を除いた1名
- ^ 前年1月~12月の対局数、勝数、勝率の3部門の各順位を合計した総合ランキングによる
- ^ 藤田綾女流初段は2016年8月13日、女流二段昇段。
- ^ a b 戸辺誠六段は2016年6月1日、七段昇段。
- ^ 黒沢怜生四段は2016年5月13日、五段昇段。
- ^ a b c d 羽生善治名人(王位・王座・棋聖)は2016年5月31日、名人失冠。
- ^ a b c d 佐藤天彦八段は2016年5月31日、名人獲得。
- ^ a b 千田翔太五段は2016年12月16日、六段昇段。
- ^ 第75期順位戦A級在籍棋士10名のうち、第66回ベスト4(佐藤康)とタイトルホルダー(羽生、渡辺明)を除いた人数
- ^ 第75期順位戦B級1組在籍棋士13名のうち、第66回ベスト4(橋本)とタイトルホルダー(郷田)を除いた人数。
- ^ 「総合成績優秀者」枠の人数は前年1月~12月の対局数、勝数、勝率の3部門の各順位を合計した総合ランキングによる
参考文献
[編集]- 内藤國雄; 加藤一二三; 谷川浩司; 羽生善治; 森内俊之; 佐藤康光 著、NHK出版 編『NHK杯伝説の名勝負 次の一手』渡辺明 (監修)、NHK出版〈NHK将棋シリーズ〉、2013年。