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第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第72回 NHK杯テレビ将棋トーナメント
開催期間 2022年3月27日 - 2023年3月19日 (放送日)
2022年3月18日 - 2023年2月13日 (対局日)
(予選1組-18組)
2022年2月14日 - 2022年2月25日 (対局日)
前回
NHK杯
豊島将之 NHK杯選手権者(初優勝)
第72回
NHK杯
藤井聡太 NHK杯選手権者(初優勝)
本戦0ベスト4
NHK杯テレビ将棋トーナメント
第71回第73回 >
テンプレートを表示
NHK杯テレビ将棋トーナメント
ジャンル 趣味番組 / 教養番組 / 字幕放送
出演者 (司会/聞き手) 鈴木環那中村桃子
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2022年3月27日 - 2023年3月19日
放送時間日曜 10:30 - 12:00
放送分90分
公式サイト(NHK)
テンプレートを表示

第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント(だい72かいエヌエイチケイはいテレビしょうぎトーナメント)は日本放送協会(NHK)が主催する将棋棋戦NHK杯テレビ将棋トーナメント」の2022年度(2022年3月27日 - 2023年3月19日放送[1])に行なわれた72回目の大会であり、NHK Eテレで放送されているテレビ番組である。本項では第72回の出場者と対局結果・各対局の放送日のみについて記述する。

概要

[編集]

今大会では、決勝戦で藤井聡太竜王が佐々木勇気八段[注釈 1]に勝利し、初優勝を果たした[1][3]。藤井竜王は2022年度第43回将棋日本シリーズ第30期銀河戦第16回朝日杯将棋オープン戦でも優勝しているため、同年度は出場資格がある一般棋戦全てで優勝を果たしたことになる[1]。同一年度に全ての一般棋戦で優勝した棋士は藤井竜王が史上初[3]

本戦出場棋士

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グループ分けは2021年12月末時点の状況に基づく。
タイトル称号と段位は2022年4月の本戦開始時点のもの。
【括弧内の数字】は【出場回数-優勝回数】
◎ 次期73回の出場シード権がある棋士

シード(予選免除)棋士

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本戦2回戦からのシード (14名)
II-(1) 前年度ベスト4
(4名)
(優 勝)豊島将之 九段 【14-1】
(準優勝)松尾歩 八段【19】
(ベスト4)羽生善治 九段【37-11】
(ベスト4)深浦康市 九段【30-1】
II-(2) タイトル保持者(2021年12月末時点)
(3名)
竜王 : ◎藤井聡太 竜王(王位·叡王・王将·棋聖)【6[4]
名人 : ◎渡辺明 名人(棋王)【21-1】
王位 : (藤井聡太 竜王)
王座 : ◎永瀬拓矢 王座【10】
棋王 : (渡辺明 名人)
叡王 : (藤井聡太 竜王)
王将 : (渡辺明 名人)(2021年12月末時点)
棋聖 : (藤井聡太 竜王)
II-(3) 第80期順位戦 A級の棋士(2021年12月末時点)
(7名)[5]
  1. 斎藤慎太郎 八段【7】
  2. 豊島将之 九段)
  3. 広瀬章人 八段【16】
  4. 糸谷哲郎 八段【14】
  5. 菅井竜也 八段【11】
  6. 佐藤康光 九段【34-3】
  7. 佐藤天彦 九段【14】
  8. (羽生善治 九段)(81期:B級1組)
  9. (永瀬拓矢 王座)
  10. 山崎隆之 八段【22-2】(81期:B級1組)
数字は順位戦における順位(2021年12月末時点)
本戦1回戦からのシード (17名)
I-(1) 第80期順位戦 A級の棋士(2021年12月末時点)
(-名)[6]
  1. (山崎隆之 八段)
I-(2) 第80期順位戦 B級1組の棋士(2021年12月末時点)
(11名)[7]
  1. 稲葉陽 八段【10-1】(81期:A級)
  2. 三浦弘行 九段【27】
  3. 木村一基 九段【24】(81期:B級2組)
  4. 郷田真隆 九段【31-1】
  5. 近藤誠也 七段【7】
  6. 久保利明 九段【27-1】
  7. 千田翔太 七段【7】
  8. 屋敷伸之 九段【26】
  9. (松尾歩 八段)(81期:B級2組)
  10. 阿久津主税 八段【18】(81期:B級2組)
  11. (藤井聡太 竜王)(81期:A級)
  12. 佐々木勇気 七段【7】
  13. 横山泰明 七段【5】
数字は順位戦における順位(2021年12月末時点)
I-(3) 公式棋戦優勝者
(1名)[8]
I-(4) 総合成績優秀者(B級2組以下)
(5名)[9]
  • 八代弥 七段【6】
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 服部慎一郎 四段【2】
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 池永天志 五段【2】
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 出口若武 五段【3】
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 斎藤明日斗 五段【3】
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
成績は2021年1月~12月が集計対象。
[数字]は総合ランキング及び各部門における順位

予選通過棋士

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1~18組の予選通過者(18名)は、本戦1回戦で1回戦シード(17名)又は女流棋士と対戦する。

本戦1回戦からの参戦 (予選 各組勝者 18名 及び「女流棋士」枠 1名)
本戦1回戦からの参戦 (予選 各組勝者 18名 及び「女流棋士」枠 1名)
1組 丸山忠久 九段【31-1】 2組 行方尚史 九段【26】 3組 佐々木大地 六段【5】
4組 中川大輔 八段【15】 5組 渡辺和史 五段【2】 6組 青嶋未来 六段【4】
7組 杉本和陽 五段【2】 8組 中村太地 七段【7】 9組 本田奎 五段【3】
*10組0 黒田尭之 五段【初】 *11組0 今泉健司 五段【2】 *12組0 西田拓也 五段【2】
13組 伊藤真吾 六段【4】 14組 増田康宏 六段【6】 *15組0 竹内雄悟 五段【2】
*16組0 豊川孝弘 七段【9】 17組 冨田誠也 四段【初】 *18組0 澤田真吾 七段【4】
女流棋士 里見香奈 女流四冠【3】

【数字】は今大会での本戦出場回数(枝番号は優勝回数)

*関西=10組、11組、12組、15組、16組、18組
◎ 次期73回の出場シード権がある棋士
里見香奈 女流四冠は女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花の女流タイトル保持者
予選組合せ
1組~18組 - 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメントの予選を参照
第72回NHK杯戦【予選】(日本将棋連盟)
※ 予選対局は2022年2月中に実施(「2022年2月|月間対局結果|対局予定・結果|日本将棋連盟 」より)
女流棋士 - NHK杯出場女流棋士決定戦
2021年1月〜12月に実施された女流タイトル戦での勝者3名による決定戦
第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント 出場女流棋士決定戦
  1回戦 決 勝 出場女流棋士

女流王座・女流名人・
女流王位・女流王将・倉敷藤花
 里見香奈 女流五冠   里見香奈 女流五冠 
 本戦出場(3年ぶり3回目)
白玲・女王
   0 里見香奈 女流五冠 0  
 西山朋佳 女流二冠 
 
清麗
 加藤桃子 清麗 
 加藤桃子 清麗 
※里見香奈女流五冠(肩書は決定戦対局時)は、2022年2月24日に 女流名人 を失冠し以降は女流四冠。
第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント 出場女流棋士決定戦
放送日 先手 後手 0 解説者 0 0 聞き手 0
0記録係
読上げ0
収録日
2022年
3月27日
1回戦 0西山朋佳0
女流二冠
154手 0加藤桃子0
清麗
戸辺誠
七段
中村桃子
女流二段
斎藤光寿
三段
和田あき
女流初段
-
決勝 里見香奈
女流五冠
125手 加藤桃子
清麗
持ち時間20分、切れたら1手30秒。
※里見香奈女流五冠(肩書は決定戦対局時)は、2022年2月24日に 女流名人 を失冠し以降は女流四冠。
本戦 初出場者(2名)
  • 黒田尭之 五段(予選10組)
  • 冨田誠也 四段(予選17組)

本戦トーナメント

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本戦トーナメント表

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第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント 組合せ

※各棋士のタイトル称号及び段位は対局放送日時点
(2回戦シード者の1回戦での称号及び段位は2022年4月1日時点)。

決勝戦
  決勝戦 00第72回 NHK杯選手権者00
Aブロック 決勝進出者
 藤井聡太 竜王 
   初優勝
 0藤井聡太 竜王0 
Bブロック 決勝進出者
 佐々木勇気 八段[注釈 2] 
下線の側が先手番)


※ 藤井聡太竜王は2022年度の一般棋戦(出場4棋戦)全制覇を達成(将棋日本シリーズ、銀河戦、朝日杯将棋オープン戦、NHK杯)[10]


 0II-(1)~(3) =本戦2回戦からの参加(予選免除、1回戦 Bye)、
 0I -(1)~(4) =本戦1回戦からの参加(予選免除)。
組番号=予選会の対戦組。
◎=次期73回の本戦出場シード者。
第72回NHK杯 本戦トーナメント表
Aブロック
Aブロック
準決勝
第2局
藤井聡太 竜王 八代弥 七段
準々
決勝
準々決勝 第1局 準々決勝 第3局
中川大輔
八段
藤井聡太
竜王
菅井竜也
八段
八代弥
七段
3回戦 3回戦 第7局 3回戦 第6局 3回戦 第5局 3回戦 第4局
久保利明
九段
中川大輔
八段
佐藤天彦
九段
藤井聡太
竜王
佐々木大地
七段
菅井竜也
八段
八代弥
七段
深浦康市
九段
2回戦 第15局 第4局 第12局 第6局 第16局 第9局 第7局 第8局
豊島 将之
NHK杯
久保 利明 九段 中川 大輔 八段 出口 若武 六段 佐藤 天彦 九段 三浦 弘行 九段 伊藤 匠 五段 藤井 聡太
竜王
山崎 隆之 八段 佐々木 大地 七段 稲葉 陽 八段 菅井 竜也 八段 渡辺 明
名人
八代 弥 七段 近藤 誠也 七段 深浦 康市 九段
1回戦 (BYE) 第18局 第5局 第9局 (BYE) 第11局 第15局 (BYE) (BYE) 第12局 第3局 (BYE) (BYE) 第8局 第13局 (BYE)
豊島 将之
NHK杯
中村 太地 七段 久保 利明 九段 屋敷 伸之 九段 中川 大輔 八段 竹内 雄悟 五段 出口 若武 六段 佐藤 天彦 九段 青嶋 未来 六段 三浦 弘行 九段 伊藤 匠 五段 西田 拓也 五段 藤井 聡太
竜王
山崎 隆之 八段 佐々木 大地 七段 阿久津 主税 八段 稲葉 陽 八段 冨田 誠也 四段 菅井 竜也 八段 渡辺 明
名人
豊川 孝弘 七段 八代 弥 七段 近藤 誠也 七段 伊藤 真吾 六段 深浦 康市 九段
II
(1)
8

I
(2)
I
(2)
4
15
I
(4)
II
(3)
6
I
(2)
I
(3)
12
II
(2)
II
(3)
3
I
(2)
I
(2)
17
II
(3)
II
(2)
16
I
(4)
I
(2)
13
II
(1)
(備考)
出口若武五段は2022年4月2日付で六段に昇段[11]
佐々木大地六段は2022年4月28日付で七段に昇段[12]
Bブロック
Bブロック
準決勝
第1局
広瀬章人 八段 佐々木勇気 七段
準々
決勝
準々決勝 第4局 準々決勝 第2局
糸谷哲郎
八段
広瀬章人
八段
永瀬拓矢
王座
佐々木勇気
七段
3回戦 3回戦 第1局 3回戦 第2局 3回戦 第8局 3回戦 第3局
横山泰明
七段
糸谷哲郎
八段
斎藤慎太郎
八段
広瀬章人
八段
永瀬拓矢
王座
佐藤康光
九段
郷田真隆
九段
佐々木勇気
七段
2回戦 第2局 第3局 第13局 第1局 第10局 第11局 第5局 第14局
羽生 善治 九段 横山 泰明 七段 斎藤 明日斗 五段 糸谷 哲郎 八段 斎藤 慎太郎 八段 今泉 健司 五段 杉本 和陽 五段 広瀬 章人 八段 永瀬 拓矢
王座
澤田 真吾 七段 木村 一基 九段 佐藤 康光 九段 服部 慎一郎 四段 郷田 真隆 九段 佐々木 勇気 七段 松尾 歩 八段
1回戦 (BYE) 第14局 第4局 (BYE) (BYE) 第17局 第6局 (BYE) (BYE) 第2局 第1局 (BYE) 第10局 第16局 第7局 (BYE)
羽生 善治 九段 丸山 忠久 九段 横山 泰明 七段 斎藤 明日斗 五段 渡辺 和史 五段 糸谷 哲郎 八段 斎藤 慎太郎 八段 今泉 健司 五段 里見 香奈
女流四冠
千田 翔太 七段 杉本 和陽 五段 広瀬 章人 八段 永瀬 拓矢
王座
澤田 真吾 七段 池永 天志 五段 木村 一基 九段 黒田 尭之 五段 佐藤 康光 九段 服部 慎一郎 四段 行方 尚史 九段 増田 康宏 六段 郷田 真隆 九段 佐々木 勇気 七段 本田 奎 五段 松尾 歩 八段
II
(1)
1

I
(2)
I
(4)
5
II
(3)
II
(3)
11

I
(2)
7
II
(3)
II
(2)
18

I
(4)
I
(2)
10
II
(3)
I
(4)
2
14
I
(2)
I
(2)
9
II
(1)
(備考)
佐々木勇気七段は2023年3月9日付で八段に昇段[2]

本戦対局結果と放送日一覧

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※各棋士及び解説者の段位は対局当時。

司会・聞き手 0 鈴木:鈴木環那 女流三段
中村:中村桃子 女流二段
司会(決勝) 山田朋生 NHKアナウンサー
記録係 0 中沢:中沢良輔 三段
斎藤:斎藤光寿 三段
棋譜読み上げ 0 和田:和田あき 女流初段
飯野:飯野愛 女流初段
小高:小高佐季子 女流初段
塚田:塚田恵梨花 女流初段
山根:山根ことみ 女流二段

1回戦 第1局~第18局

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1回戦 (先手番 10勝 - 後手番 8勝)
局数 / ブロック / 放送日 先手 後手 収録日
(対局日)
(対局時間/

開始-終局)
解説者 司会
記録係

/読上げ
戦型
第1局
2022年

4月03日
木村一基
九段
119手 黒田尭之
五段
2022年

3月18日
(067分/

11:12-12:19)
1B-6 畠山鎮
八段
中村 中沢 和田 四間飛車
第2局 4月10日 池永天志
五段
128手 澤田真吾
七段
3月18日
(073分/

15:06-16:19)
1B-5 都成竜馬
七段
鈴木 中沢 和田 角換わり
腰掛け銀
第3局 4月17日 冨田誠也
四段
106手 稲葉陽
八段
3月28日
(074分/

11:03-12:17)
1A-7 菅井竜也
八段
中村 斎藤 飯野 四間飛車
第4局 4月24日 渡辺和史
五段
110手 斎藤明日斗
五段
3月28日
(081分/

14:55-16:16)
1B-2 佐々木大地
六段
中村 斎藤 飯野 ダイレクト
向かい飛車
第5局 5月01日 屋敷伸之
九段
124手 中川大輔
八段
4月11日
(073分/

11:02-12:15)
1A-2 真田圭一
八段
鈴木 中沢 小高 四間飛車
第6局 5月08日 千田翔太
七段
154手 杉本和陽
五段
4月11日
(090分/

15:04-16:34)
1B-4 髙崎一生
七段
鈴木 中沢 小高 三間飛車
第7局 5月15日 佐々木勇気
七段
099手 本田奎
五段
4月25日
(073分/

10:54-12:07)
1B-9 増田康宏
六段
中村 斎藤 塚田 角換わり
第8局 5月22日 八代弥
七段
097手 豊川孝弘
七段
4月25日
(068分/

15:00-16:08)
1A-8 阿久津主税
八段
中村 斎藤 塚田 一手損
角換わり
第9局 5月29日 竹内雄悟
五段
00千日手[13]
(88手)
出口若武
六段[注釈 3]
5月09日
[14]
(不明) 1A-3 糸谷哲郎
八段
鈴木 中沢 和田 不明
同日
(指直し局)
出口若武
六段[注釈 3]
147手 竹内雄悟
五段
(不明) 四間飛車
第10局 6月05日 服部慎一郎
四段
131手 行方尚史
九段
5月09日
(077分/

15:19-16:36)
1B-7 山崎隆之
八段
鈴木 中沢 和田 相掛かり
第11局 6月12日 三浦弘行
九段
107手 青嶋未来
六段
5月23日
(070分/

11:00-12:10)
1A-4 黒沢怜生
六段
中村 斎藤 飯野 三間飛車
第12局 6月19日 佐々木大地
七段[注釈 4]
123手 阿久津主税
八段
5月23日
(078分/

14:55-16:13)
1A-6 広瀬章人
八段
中村 斎藤 飯野 角換わり
腰掛け銀
第13局 6月26日 伊藤真吾
六段
082手 近藤誠也
七段
6月06日
(056分/

11:00-11:56)
1A-9 佐藤紳哉
七段
鈴木 中沢 塚田 相居飛車
第14局 7月03日 横山泰明
七段
125手 丸山忠久
九段
6月06日
(071分/

15:00-16:11)
1B-1 豊島将之
NHK杯
鈴木 中沢 塚田 一手損
角換わり
第15局 7月10日 西田拓也
五段
188手 伊藤匠
五段
6月20日 (不明) 1A-5 藤井猛
九段
中村 斎藤 小高 三間飛車
第16局 7月17日 郷田真隆
九段
113手 増田康宏
六段
6月20日 (不明) 1B-8 近藤誠也
七段
中村 斎藤 小高 矢倉
第17局 7月24日 里見香奈
女流四冠
142手 今泉健司
五段
7月04日 (不明) 1B-3 深浦康市
九段
鈴木 中沢 和田 相中飛車
第18局 7月31日 久保利明
九段
111手 中村太地
七段
7月04日 (不明) 1A-1 佐々木慎
七段
鈴木 中沢 和田 三間飛車
※対局カードについては、公式サイトおよび「NHK将棋講座」各月号への掲載情報に基づく。

2回戦 第1局~第16局

[編集]
2回戦 (先手番 7勝 - 後手番 9勝)
局数 / ブロック / 放送日 先手 後手 収録日
(対局日)
(対局時間/

開始-終局)
解説者 司会
記録係

/読上げ
戦型
第1局
2022年

08月07日*
杉本和陽
五段
108手 広瀬章人
八段
(不明) (不明) 2B-4 中川大輔
八段
中村 斎藤 山根 初手7八飛戦法
第2局 08月14日* 横山泰明
七段
143手 羽生善治
九段
(不明) (不明) 2B-1 松尾歩
八段
中村 斎藤 山根 相掛かり
第3局 08月21日* 斎藤明日斗
五段
110手 糸谷哲郎
八段
(不明) (不明) 2B-2 中村太地
七段
鈴木 中沢 飯野 一手損
角換わり
第4局 08月28日 中川大輔
八段
093手 出口若武
六段[注釈 3]
(不明) (不明) 2A-2 屋敷伸之
九段
鈴木 中沢 飯野 相掛かり
第5局 09月04日 服部慎一郎
四段
122手 郷田真隆
九段
2022年
[15]
08月01日
(不明) 2B-7 池永天志
五段
鈴木 斎藤 塚田 相掛かり
第6局 09月11日 伊藤匠
五段
116手 藤井聡太
竜王
[16][17]
08月01日
(不明) 2A-4 渡辺明
名人
鈴木 斎藤 塚田 相掛かり
第7局 09月18日 渡辺明
名人
126手 八代弥
七段
08月08日
(078分/

10:54-12:12)
2A-7 村山慈明
七段
鈴木 中沢 小高 相矢倉
第8局 09月25日 近藤誠也
七段
108手 深浦康市
九段
(不明) (不明) 2A-8 豊川孝弘
七段
鈴木 中沢 小高 相居飛車
第9局 10月02日 菅井竜也
八段
099手 稲葉陽
八段
08月29日
[18]
(不明) 2A-6 久保利明
九段
中村 斎藤 和田 中飛車
第10局 10月09日 澤田真吾
七段
088手 永瀬拓矢
王座
08月29日
[18]
(不明) 2B-5 大石直嗣
七段
中村 斎藤 和田 相掛かり
第11局 10月16日 佐藤康光
九段
115手 木村一基
九段
09月12日
[18]
(不明) 2B-6 飯島栄治
八段
鈴木 中沢 飯野 ダイレクト
向かい飛車
第12局 10月23日 佐藤天彦
九段
099手 三浦弘行
九段
09月12日
[18]
(不明) 2A-3 三枚堂達也
七段
鈴木 中沢 飯野 角換わり
腰掛け銀
第13局 10月30日 今泉健司
五段
118手 斎藤慎太郎
八段
(不明) (不明) 2B-3 戸辺誠
七段
中村 斎藤 塚田 ゴキゲン
中飛車
第14局 11月06日 佐々木勇気
七段
067手 松尾歩
八段
(不明) (不明) 2B-8 木村一基
九段
中村 斎藤 塚田 角換わり
第15局 11月13日 久保利明
九段
093手 豊島将之
NHK杯
(不明) (不明) 2A-1 阿部隆
九段
鈴木 中沢 小高 三間飛車
第16局 11月20日 山崎隆之
八段
080手 佐々木大地
七段[注釈 4]
(不明) (不明) 2A-5 髙見泰地
七段
鈴木 中沢 小高 相掛かり
*8月7日、14日、21日の放送時間は10:30-11:54。
※対局カードについては、公式サイトおよび「NHK将棋講座」各月号への掲載情報に基づく。

3回戦 第1局~第8局

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3回戦 (先手番 3勝 - 後手番 5勝)
局数 / ブロック / 放送日 先手 後手 収録日
(対局日)
(対局時間/

開始-終局)
解説者 司会
記録係

/読上げ
戦型
第1局
2022年

11月27日
糸谷哲郎
八段
061手 横山泰明
七段
(不明) (不明) 3B-1 中村修
九段
中村 斎藤 和田 横歩取り
第2局 12月04日 広瀬章人
八段
091手 斎藤慎太郎
八段
(不明) (不明) 3B-2 稲葉陽
八段
中村 斎藤 和田 相掛かり
第3局 12月11日 郷田真隆
九段
072手 佐々木勇気
七段
2022年
[18]
11月07日
(不明) 3B-4 千田翔太
七段
鈴木 中沢 塚田 矢倉
第4局 12月18日 深浦康市
九段
144手 八代弥
七段
11月07日
[18]
(不明) 3A-4 瀬川晶司
六段
鈴木 中沢 塚田 雁木
2022年12月25日は「将棋の日」の放送のため番組休止。2023年1月1日は番組休止。
第5局
2023年

01月08日
佐々木大地
七段[注釈 4]
140手 菅井竜也
八段
11月21日
[18]
(不明) 3A-3 青嶋未来
六段
中村 斎藤 飯野 中飛車
第6局 01月15日 佐藤天彦
九段
146手 藤井聡太
竜王
11月21日
[18][16]
(不明) 3A-2 郷田真隆
九段
中村 斎藤 飯野 矢倉
第7局 01月22日 中川大輔
八段
201手 久保利明
九段
12月07日
[18]
(不明) 3A-1 杉本昌隆
八段
鈴木 中沢 和田 向かい飛車
第8局 01月29日 佐藤康光
九段
096手 永瀬拓矢
王座
12月07日
[18]
(不明) 3B-3 八代弥
七段
鈴木 中沢 和田 向かい飛車
※対局カードについては、公式サイトおよび「NHK将棋講座」各月号への掲載情報に基づく。

準々決勝・準決勝・決勝

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準々決勝・準決勝・決勝 (先手番 4勝 - 後手番 3勝)
局数 / ブロック / 放送日 先手 後手 収録日
(対局日)
(対局時間/

開始-終局)
解説者 司会
記録係

/読上げ
戦型
準々決勝 第1局
2023年

02月05日
藤井聡太
竜王
107手 中川大輔
八段
2023年
[16]
1月06日
(不明) 4A-1 谷川浩司
十七世名人
中村 中沢 小高 角換わり
第2局 02月12日 永瀬拓矢
王座
204手 佐々木勇気
七段
1月06日
[18]
(不明) 4B-2 斎藤慎太郎
八段
中村 中沢 小高 角換わり
早繰り銀
第3局 02月19日 八代弥
七段
187手 菅井竜也
八段
1月16日
[18]
(不明) 4A-2 藤井猛
九段
鈴木 斎藤 塚田 中飛車
第4局 02月26日 広瀬章人
八段
107手 糸谷哲郎
八段
1月16日
[18]
(不明) 4B-1 森内俊之
九段
鈴木 斎藤 塚田 一手損
角換わり
準決勝 第1局 03月05日 広瀬章人
八段
120手 佐々木勇気
七段
(不明) (不明) 5B 佐藤天彦
九段
中村 中沢 飯野 角換わり
腰掛け銀
第2局 03月12日 藤井聡太
竜王
113手 八代弥
七段
(不明) (不明) 5A 行方尚史
九段
中村 中沢 飯野 角換わり
腰掛け銀
決勝 03月19日
(10:30-11:54)
佐々木勇気
0八段[注釈 2]
116手 藤井聡太
竜王
02月13日
[19]
(不明) - 木村一基
九段
中村 斎藤 飯野 相掛かり[1]
※対局カードについては、公式サイトおよび「NHK将棋講座」各月号への掲載情報に基づく。
(千日手局、時間不明の対局を除く)
今期最少手数:3回戦 第1局0(61手) / 今期最多手数:準々決勝 第2局(204手)
今期最短時間:1回戦 第13局(56分) / 今期最長時間:1回戦 第6局0(90分)
先手番 24勝 - 後手番 25勝(全対局・対局数49)

次期(73回)シード出場予定者

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グループ分けは2022年12月末時点の状況に基づく。

次期73回シード出場予定者(31名)
第72回ベスト4
【本戦2回戦シード】
(4名)

(うちシード者3名)
(優勝) 藤井聡太 竜王 (準々決勝 第1局 勝者)
(準優勝) 佐々木勇気 七段 (準々決勝 第2局 勝者)
(ベスト4) 八代弥 七段 (準々決勝 第3局 勝者)
(ベスト4) 広瀬章人八段 (準々決勝 第4局 勝者)
タイトル保持者
【本戦2回戦シード】
(2名)

(最多 8名)


太字体
2022年12月末時点の
確定タイトル)
竜王 : (藤井聡太 竜王)=今期ベスト4
名人 : 渡辺明 名人
王位 : (藤井聡太 竜王)
叡王 : (藤井聡太 竜王)
王座 : 永瀬拓矢 王座
棋王 : (渡辺明 名人)
王将 : (藤井聡太 竜王)
棋聖 : (藤井聡太 竜王)

(全タイトル確定)

永世称号呼称者[20]
( 1名)
谷川浩司 十七世名人
順位戦A級の棋士
【本戦2回戦シード】
(7名)

[21](最多10名)


(順位下位者は
【本戦1回戦シード】
の場合あり)
  1. 斎藤慎太郎 八段
  2. 糸谷哲郎 八段
  3. 佐藤天彦 九段
  4. 豊島将之 九段
  5. (広瀬章人 八段)=今期ベスト4
  6. (永瀬拓矢 王座)
  7. 佐藤康光 九段
  8. 菅井竜也 八段
  9. (藤井聡太 竜王)
  10. 稲葉陽 八段
順位戦B級1組の棋士
【本戦1回戦シード】
[22](12名)

(最少 9名/最多 13名)
  1. 羽生善治 九段[23]
  2. 山崎隆之 八段
  3. 千田翔太 七段
  4. 屋敷伸之 九段
  5. (佐々木勇気 七段)=今期ベスト4
  6. 三浦弘行 九段
  7. 郷田真隆 九段
  8. 横山泰明 七段
  9. 近藤誠也 七段
  10. 久保利明 九段
  11. 澤田真吾 七段
  12. 中村太地 七段
  13. 丸山忠久 九段
※出場枠 増加の条件
  • 複数タイトル保持者がいる場合
  • タイトル保持者が順位戦A級に在籍の場合
  • 「第72回ベスト4」が
    タイトル保持者又は順位戦A級に在籍の場合
公式棋戦優勝者
【本戦1回戦シード】
(1名)

(最大 4名)
※出場枠 増加の条件
  • 複数タイトル保持者がいる場合
  • タイトル保持者が順位戦B級1組以上に在籍の場合
  • 「第72回ベスト4」が
    タイトル保持者又は順位戦B級1組以上に在籍の場合
総合成績優秀者[24]
(B級2組以下)
【本戦1回戦シード】
(4名)

人数は各年度で増減する。
(本戦シード出場者31名)

  • 大橋貴洸 七段
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 伊藤匠 五段
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 増田康宏 七段
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
  • 斎藤明日斗 五段
    / [-](対局数_[-]・勝数_[-]・勝率_[-])
※出場枠 増加の条件
  • 複数タイトル保持者がいる場合
  • タイトル保持者が順位戦B級1組以上に在籍の場合
  • 「第72回ベスト4」「公式棋戦優勝者」が
    タイトル保持者又は順位戦B級1組以上に在籍の場合

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 収録時点では七段[1]。決勝戦放映前の2023年3月9日に八段昇段[2]
  2. ^ a b 佐々木勇気七段は2023年3月9日付で八段に昇段[2]
  3. ^ a b c 出口若武五段は2022年4月2日付で六段に昇段[11]
  4. ^ a b c 佐々木大地六段は2022年4月28日付で七段に昇段[12]

出典

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  1. ^ a b c d e 藤井聡太王将 NHK杯で初優勝 一般棋戦“全制覇”「来年度も一局でも多く指せるよう精進」”. スポニチ Sponichi Annex 芸能. スポーツニッポン新聞社 (2023年3月19日). 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
  2. ^ a b c 佐々木勇気七段が八段に昇段”. 日本将棋連盟 (shogi.or.jp) (2023年3月10日). 2023年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月18日閲覧。
  3. ^ a b 藤井聡太竜王、NHK杯で佐々木勇気八段下し初優勝…史上初の一般棋戦全制覇”. 読売新聞 (yomiuri.co.jp). 読売新聞社 (2023年3月19日). 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
  4. ^ 藤井聡太竜王、史上初の年度内一般棋戦“グランドスラム”を達成「来年度も一局でも多く指せるよう精進」NHK杯トーナメント初優勝”. ABEMA TIMES. ABEMA (2023年3月19日). 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
  5. ^ 第80期順位戦A級在籍棋士 順位上位者のうち、前年度ベスト4(豊島、羽生)とタイトル保持者(永瀬)を除いた7名
  6. ^ 第80期順位戦A級在籍棋士 順位下位者。
  7. ^ 第80期順位戦B級1組在籍棋士13名から、前期ベスト4進出者(松尾)とタイトル保持者(藤井)を除いた人数。
  8. ^ 該当4名のうちタイトル保持者(豊島、藤井)とA級在籍棋士(菅井)を除いた1名
  9. ^ 2021年1月~12月の対局数、勝数、勝率の3部門の各順位を合計した総合ランキングによる
  10. ^
  11. ^ a b 出口若武五段が六段に昇段”. 日本将棋連盟 (shogi.or.jp) (2022年4月4日). 2023年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月18日閲覧。
  12. ^ a b 佐々木大地六段が七段に昇段”. 日本将棋連盟 (shogi.or.jp) (2022年5月2日). 2023年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月18日閲覧。
  13. ^ NHK杯での千日手成立は第69回2回戦第2局(久保利明九段-藤井聡太七段、62手で千日手成立)以来3年ぶり。
  14. ^ 公式サイトでは5/02と誤表記されている。同日は囲碁のNHK杯を収録している。
  15. ^ 「<服部四段の最近10局>8月1日 NHK杯 対郷田真隆九段」との記述より判明。 羽生九段タイトル100期チャレンジを占う――第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ展望(古作登) - 個人 - Yahoo!ニュース
  16. ^ a b c スポニチ紙「記事」内の表より藤井王将、現行制度初の同一年度「一般棋戦全制覇」王手…残すはNHK杯 渡辺名人に快勝、朝日杯4度目V― スポニチ Sponichi Annex 芸能
  17. ^ 2023年1月1日中日新聞朝刊 朝刊特集7面28頁「藤井一強時代 伸びしろ ものすごくたくさんある」(中日新聞社)
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m 「令和5年版 将棋年鑑 2023」対局日誌より。
  19. ^
  20. ^ 「永世称号呼称者」の枠には名誉NHK杯選手権者を含む
  21. ^ 第81期順位戦A級在籍棋士10名のうち、タイトル保持者と第72回ベスト4を除いた人数
  22. ^ 第81期順位戦B級1組在籍棋士13名のうち、タイトル保持者と第72回ベスト4を除いた人数。
  23. ^ 名誉NHK杯選手権者・永世称号有資格者(永世七冠)
  24. ^ 「総合成績優秀者」枠の人数は前年1月~12月の対局数、勝数、勝率の3部門の各順位を合計した総合ランキングによる

参考文献

[編集]
  • 内藤國雄、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、森内俊之、佐藤康光、渡辺明 (監修) (2013), NHK出版, ed., NHK杯伝説の名勝負 次の一手, NHK将棋シリーズ, NHK出版 

関連項目

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外部リンク

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