第93期棋聖戦 (将棋)
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第93期 ヒューリック杯 棋聖戦 | |
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開催期間 | 2021年5月6日 - 2022年7月17日 |
第92期棋聖 | 藤井聡太(2期目/2期連続) |
挑戦者 | 永瀬拓矢 |
第93期棋聖 | 藤井聡太(3期目/3期連続) |
決勝トーナメント | ベスト4|
棋聖戦 < 第92期第94期 > |
第93期棋聖戦(だい93ききせいせん、スポンサー名義で第93期ヒューリック杯棋聖戦)は、2022年度(2021年5月6日 - 2022年7月17日)の棋聖戦である。挑戦者決定戦では、永瀬拓矢王座が渡辺明名人を破り、藤井聡太棋聖への挑戦を決めた。五番勝負は3勝1敗で藤井聡太棋聖が防衛し3連覇した。五番勝負の第1局では二度の千日手が成立し、いずれも即日指し直しとなった。同日中に二度の千日手局と再指し直し局の3局が指されたのはタイトル戦としては異例の出来事であった。
五番勝負
[編集]開催:2022年6月3日 - 2022年7月17日
日程 (2022年) |
第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局※ | 結果 | ||||||||
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6月 3日 | 6月15日 | 7月 4日 | 7月17日 | 7月27日 | ||||||||||
(会場) 対局者 |
( 兵庫県 洲本市 ) | 新潟県 ( ) 新潟市西蒲区 |
千葉県 ( ) 木更津市 |
愛知県 ( ) 名古屋市 |
静岡県 ( ) 沼津市 | |||||||||
ホテルニューアワジ | 高志の宿 高島屋 |
龍宮城スパ ホテル三日月 |
亀岳林万松寺 | 沼津御用邸 東付属邸 第一学問所 | ||||||||||
第92期 棋聖 藤井聡太 棋聖 |
先 | 千 日 手 | 千 日 手 | 先 | ● | ○ | 先 | ○ | ○ | - | 防衛 | |||
挑戦者 永瀬拓矢 王座 |
先 | ○ | 先 | ● | ● | 先 | ● | - | ||||||
手数/棋譜 | 66手 | 53手 | 114手 | 138手 | 145手 | 104手 | - | (計 620手) | ||||||
対局時間 (持ち時間:各4時間) |
9:00-[1] -16:17 |
16:47-[2] -17:38 |
18:08-[3] -21:42 |
9:00-[4] -19:21 |
9:00-[5] -19:14 |
9:00-[6] -18:30 |
- | |||||||
戦型 | 相掛かり [7] |
角換わり 腰掛け銀 [8] |
角換わり 腰掛け銀 [9] |
角換わり 腰掛け銀 [10] |
角換わり 腰掛け銀 [11] |
相掛かり [12] |
決勝トーナメント
[編集]- シード棋士 (5名)
- ☆前期ベスト4
- 渡辺明 名人、永瀬拓矢 王座、中村太地 七段、山崎隆之 八段
- ★タイトルホルダー
- 豊島将之 九段(前竜王位保持者)
- 二次予選からの進出者 (11名 / 括弧は二次予選での組)
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二次予選
[編集]- シード棋士
- ★前期 決勝トーナメント出場者(11名、ベスト4以上およびタイトルホルダーを除く)
- 屋敷伸之 九段、森内俊之 九段、木村一基 九段、佐藤康光 九段、鈴木大介 九段、斎藤慎太郎 八段、
久保利明 九段、佐藤天彦 九段、菅井竜也 八段、村中秀史 七段、出口若武 四段
- 屋敷伸之 九段、森内俊之 九段、木村一基 九段、佐藤康光 九段、鈴木大介 九段、斎藤慎太郎 八段、
- ※過去 棋聖戦五番勝負 進出者(17名)
- 屋敷伸之 九段、森内俊之 九段、木村一基 九段、佐藤康光 九段、鈴木大介 九段、斎藤慎太郎 八段、(以上6名 ★と重複)
丸山忠久 九段、三浦弘行 九段、島朗 九段、谷川浩司 九段、森下卓 九段、南芳一 九段、
中村修 九段、郷田真隆 九段、羽生善治 九段、深浦康市 九段、田中寅彦 九段
- 屋敷伸之 九段、森内俊之 九段、木村一基 九段、佐藤康光 九段、鈴木大介 九段、斎藤慎太郎 八段、(以上6名 ★と重複)
- 順位戦 A級・B級1組・B級2組 在籍者
- 一次予選からの進出者(8名、組番号を併記)
二次予選 1組
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二次予選 2組
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二次予選 3組
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二次予選 4組
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二次予選 5組
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二次予選 6組
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二次予選 7組
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二次予選 8組
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二次予選 9組
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二次予選 10組
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二次予選 11組
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一次予選
[編集]二次予選 進出:8名
一次予選 イ組
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一次予選 ロ組
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一次予選 ハ組
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一次予選 ニ組
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一次予選 ホ組
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一次予選 ヘ組
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一次予選 ト組
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一次予選 チ組
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 第1局の消費時間は藤井が3時間11分、永瀬が2時間30分。
- ^ 第1局指し直し局の持ち時間は藤井が1時間00分、永瀬が1時間41分。千日手局を含めた消費時間は藤井が3時間1分、永瀬が2時間35分。
- ^ 第1局再指し直し局の持ち時間は藤井が1時間00分、永瀬が1時間26分。2度の千日手局を含めた消費時間は藤井が3時間59分、永瀬が3時間59分。
- ^ 第2局の消費時間は藤井が3時間58分、永瀬が3時間59分。
- ^ 第3局の消費時間は藤井が3時間50分、永瀬が3時間59分。
- ^ 第4局の消費時間は藤井が3時間41分、永瀬が3時間52分。
- ^ “藤井聡太棋聖、午前のおやつは「なるとオレンジ」 永瀬拓矢王座との開幕局の戦型は「相掛かり」に/将棋・棋聖戦五番勝負第1局”. ABEMA TIMES. ABEMA (2022年6月3日). 2022年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月3日閲覧。
- ^ “藤井聡太棋聖と永瀬拓矢王座の“エンドレス対局”第1局からまさかの2度目の千日手に関係者・ファンも騒然「二千日手だ」「絶対楽しんでる」”. ABEMA TIMES. ABEMA. 2022年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月3日閲覧。
- ^ “藤井聡太棋聖VS永瀬拓矢王座、再びの指し直し局の戦型は「角換わり」/将棋・棋聖戦五番勝負第1局”. ABEMA TIMES. ABEMA (2022年6月3日). 2022年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月3日閲覧。
- ^ “もぐもぐシーンはおあずけ 藤井聡太棋聖のおやつ“撤収”にファンからは「もぐ太先生見たかったー」の声/将棋・棋聖戦五番勝負”. ABEMA TIMES. ABEMA. 2022年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
- ^ “またも角換わり腰掛け銀”. ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus. 日本将棋連盟 (shogi.or.jp) (2022年7月4日). 2022年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月5日閲覧。
- ^ “藤井聡太棋聖VS永瀬王座王座 注目の第4局、戦型は「相掛かり」に/将棋・棋聖戦五番勝負”. ABEMA TIMES. ABEMA (2022年7月17日). 2022年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月17日閲覧。
- ^ “藤井聡太棋聖は黒星発進 千日手2回の“死闘”永瀬王座に敗れタイトル戦連勝「13」でストップ - 社会 : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ. (2022年6月3日). オリジナルの2022,06-05時点におけるアーカイブ。 2022,06-05閲覧。
- ^ “藤井聡太棋聖「苦しかった」1日2度の千日手の末に…タイトル戦連勝ストップ 棋聖戦黒星スタート : スポーツ報知”. スポーツ報知. (2022年6月4日). オリジナルの2022,06-05時点におけるアーカイブ。 2022,06-05閲覧。
- ^ 佐々木大地五段は2022年2月16日付で六段に昇段。
- ^ “杉本和陽四段が五段に昇段”. 日本将棋連盟 (2021年7月9日). 2021年11月20日閲覧。