1993年の千葉ロッテマリーンズ

1993年の千葉ロッテマリーンズ
成績
	パシフィック・リーグ5位
	51勝77敗2分勝率.398
本拠地
都市	千葉県千葉市美浜区
球場	千葉マリンスタジアム
球団組織
オーナー	重光武雄; （代行：重光昭夫）
経営母体	ロッテ
監督	八木沢荘六
	« 1992 1994 » ;
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1993年の千葉ロッテマリーンズでは、1993年シーズンの千葉ロッテマリーンズの動向をまとめる。

この年の千葉ロッテマリーンズは、八木沢荘六監督の2年目のシーズンである。

概要

千葉移転2年目となったこの年は中日から地元出身の宇野勝が移籍、ヤンキースで活躍したメル・ホールが加入した。開幕後は5月中旬まで勝率5割以上をマークしていたが、その後は連敗が続き下位に低迷した。7月には南渕時高が14打席連続出塁の新記録を達成、後半は8月から9月にかけて7連勝、伊良部秀輝が9月の月間MVPに選出された。また小宮山悟はチーム最多の12勝、前田幸長、園川一美は9勝するがいずれも2ケタの負けを喫した。また2年目の抑え・河本育之は23セーブポイントを記録するなど八木沢監督の下で投手陣は成長を見せた。攻撃陣はホールが30本塁打、92打点と実力を発揮したが期待された宇野をはじめとしてその他の主力選手は目立った活躍がなく、8年連続Bクラスの5位、観客動員も振るわなかった。

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷
	開幕：4/10		5/1		6/1		7/1		8/1		9/1
1	二	堀幸一	二	堀幸一	二	堀幸一	二	堀幸一	二	堀幸一	二	堀幸一
2	中	西村徳文	遊	南渕時高	中	西村徳文	中	西村徳文^{[注 1]}	遊	南渕時高	中	西村徳文
3	右	マックス	右	マックス	一	愛甲猛	右	マックス	三	初芝清	右	マックス
4	指	ホール	指	ホール	指	ホール	指	ホール	指	ホール	指	ホール
5	遊	宇野勝	三	初芝清	右	モトリー	三	初芝清	右	マックス	左	島田茂
6	一	愛甲猛	一	愛甲猛	遊	宇野勝	遊	宇野勝	中	佐藤幸彦	三	初芝清
7	三	初芝清	左	平井光親^{[注 2]}	左	平井光親	一	愛甲猛	一	愛甲猛	一	愛甲猛
8	捕	青柳進	捕	青柳進	三	初芝清	左	島田茂	左	大村巌	捕	定詰雅彦
9	左	平井光親	中	西村徳文	捕	青柳進	捕	青柳進	捕	青柳進	遊	南渕時高
	投	小宮山悟	投	小宮山悟	投	小宮山悟	投	前田幸長	投	園川一美	投	前田幸長

^[2]

1993年パシフィック・リーグ順位変動
順位	4月終了時		5月終了時		6月終了時		7月終了時		8月終了時		最終成績
1位	日本ハム	--	西武	--	西武	--	西武	--	西武	--	西武	--
2位	西武	1.0	日本ハム	4.5	日本ハム	6.0	日本ハム	3.0	日本ハム	1.5	日本ハム	1.0
3位	オリックス	2.5	オリックス	5.0	近鉄	7.0	オリックス	9.5	オリックス	7.0	オリックス	3.5
4位	近鉄	3.0	近鉄	6.5	オリックス	11.0	近鉄	10.5	近鉄	12.5	近鉄	7.0
5位	ロッテ	3.5	ロッテ	8.5	ロッテ	14.0	ロッテ	19.0	ロッテ	23.0	ロッテ	23.5
6位	ダイエー	5.0	ダイエー	11.5	ダイエー	16.0	ダイエー	24.0	ダイエー	28.0	ダイエー	28.0
期間成績	6勝8敗勝率.429		11勝14敗勝率.440		6勝11敗1分勝率.353		7勝13敗1分勝率.350		7勝13敗勝率.350		14勝18敗勝率.438

1993年パシフィック・リーグ最終成績
順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	西武ライオンズ	74	53	3	.583	優勝
2位	日本ハムファイターズ	71	52	7	.577	1.0
3位	オリックス・ブルーウェーブ	70	56	4	.556	3.5
4位	近鉄バファローズ	66	59	5	.528	7.0
5位	千葉ロッテマリーンズ	51	77	2	.398	23.5
6位	福岡ダイエーホークス	45	80	5	.360	28.0

オールスターゲーム1993

→詳細は「1993年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

選出選手

ポジション	名前	選出回数
投手	小宮山悟	2
遊撃手	宇野勝	3
外野手	西村徳文	5

太字はファン投票による選出。

できごと

選手・スタッフ

^[2]

表彰選手

リーグ・リーダー
受賞者なし

ベストナイン
選出なし
ゴールデングラブ賞
選出なし

ドラフト

→詳細は「1993年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照

網掛けの選手は逆指名による入団

順位	選手名	守備	所属	結果
1位	加藤高康	投手	NTT東北	入団
2位	立川隆史	外野手	拓殖大学紅陵高	入団
3位	大塚明	内野手	別府羽室台高	入団
4位	中山雅行	投手	熊谷組	入団
5位	諸積兼司	外野手	日立製作所	入団
6位	小野晋吾	投手	御殿場西高	入団
7位	福浦和也	投手	習志野高	入団

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 偵察メンバーの荘勝雄と交代。
^ 偵察メンバーの武藤潤一郎と交代。

出典

^ “年度別成績 1993年パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2015年11月13日閲覧。
^ ^a ^b 『1994 ベースボール・レコード・ブック』ベースボール・マガジン社、1993年。ISBN 4-583-03093-2。

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[2] 偵察メンバーの荘勝雄と交代。

[3] 偵察メンバーの武藤潤一郎と交代。

[NPB1993-1] “年度別成績 1993年パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2015年11月13日閲覧。

[BRB1994-4] 『1994 ベースボール・レコード・ブック』ベースボール・マガジン社、1993年。ISBN 4-583-03093-2。

[1]

[注 1]

[注 2]

[2]

千葉ロッテマリーンズ 1993
監督	80 八木沢荘六
一軍コーチ	83 新井昌則（チーフ兼外野守備走塁） 82 仁科時成（投手） 88 堀井恒雄（投手） 81 池辺巌（打撃） 85 山本功児（打撃） 87 藤倉多祐（守備走塁） 86 袴田英利（バッテリー） 84 池田重喜（トレーニング）
二軍監督・コーチ	71 醍醐猛夫（監督） 72 山崎武昭（投手） 79 井辺康二（投手兼トレーニング） 73 得津高宏（打撃） 74 高沢秀昭（打撃） 78 佐藤兼伊知（内野守備走塁） 77 丸山一仁（内野守備） 92 佐藤和史（外野守備走塁） 75 筒井良紀（バッテリー） 76 佐々木信行（バッテリー兼育成） 91 小川博（トレーニング）
投手	11 前田幸長 13 小林昭則 14 小宮山悟 15 荘勝雄 16 遠山昭治 17 武藤潤一郎 18 伊良部秀輝 19 成本年秀 20 白武佳久 21 吉田篤史 25 平沼定晴 26 和田孝志 27 牛島和彦 28 園川一美 36 里見祐輔 37 関清和 40 干場崇永 41 笠原栄一 46 河本育之 47 東瀬耕太郎 48 服部文夫 50 森廣二 51 花島寛己 52 小林茂生 54 石田雅彦 58 森岡裕之 63 小林至 65 八島祥司 66 吉井英昭 69 榎康弘
捕手	39 福澤洋一 43 柴原浩 45 定詰雅彦 59 青柳進 64 西嶋賢司 67 池田宇隆 68 猪久保吾一 70 順風秀一
内野手	0 初芝清 1 愛甲猛 2 宇野勝 5 堀幸一 6 上川誠二 7 南渕時高 12 丹波健二 22 鈴木俊雄 30 森田芳彦 32 樋口一紀 35 渡辺英昭 44 島田茂 57 佐藤幸彦 60 鹿野浩司 61 浮島徹士 94 市場孝之
外野手	00 モトリー 3 西村徳文 8 マックス 9 五十嵐章人 10 古川慎一 23 ホール 24 山下徳人 31 長嶋清幸 33 安藤学 38 岡部明一 49 平井光親 53 林博康 55 大村巌 56 小野寺在二郎 62 伊藤史生