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JR貨物U11D形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

U11D形コンテナ(U11Dがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している、12ft 私有コンテナ有蓋コンテナ)である。現在は使用されていない。

概要

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本形式の数字部位 「 11 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積11 m3の算出は、厳密には端数四捨五入計算のため、内容積10.5 - 11.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 D 」は、コンテナの使用用途(主たる目的または、構造)が 「 特殊構造 」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

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番台毎の概要

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0番台

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1
1991年(平成3年)に試作された日本通運所有の産業廃棄物輸送用コンテナである。日本フルハーフで製造され、自重は1.7 t、荷重は5.0 tである。
有蓋コンテナではあるが、屋根は開閉可能となっており、妻面の扉もダンプアップによる荷おろしに対応するため、上方にヒンジを設けたアオリ戸となっている。反対の妻面には、上部へ昇降するための梯子が設けられている。積載品目として、コンクリートくず金属くずゴムくず廃プラスチック繊維くずなどが想定されていた。

脚注

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出典

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  1. ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p449
  2. ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p448 - 449

参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 

外部サイト

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関連項目

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