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JR貨物U32A形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

U32A形コンテナ(U32Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している20ft級・標準内容積32m3私有コンテナドライコンテナ)である。

概要

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本形式の数字部位 「 32 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積32 m3の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積31.5 m3 - 32.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位「A」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が「普通品の輸送」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

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日本国有鉄道時代に運用されていたUC5形の後継形式として全国的に使用されている。

番台毎の概要

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0番台

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  • 1 - 30 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 31 - 34 : 日本石油輸送所有(33が後に名鉄運輸借受)。総重量12.3t。
  • 35 - 64 : 名鉄運輸所有。総重量10t。

5000番台

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  • 5001 - 5008 : 共和産業所有。総重量13.5t。
5009 · 5010
西尾レントオール所有。

レンタル資機材輸送用。後にQRコードが貼られ読み取ると西尾レントオールのコンテナのホームページが見られる。

5011 - 5030
日本フレートライナー所有。

約22年振りにデザインが変更された。U31Aの置換え用。

5031 - 5060
日本石油輸送所有、北越コーポレーション借受。

全個体にエコレールマークと5031~5048.5052~5060の上部に白線(2021年度増備分以降の20D/20Gみたく両端のみで中央には線が無い)、5049~5051の上部に黄線(こちらは中央にも線有り)が入った。背も高くなり高さ2641mmとなった。以前増備されたU30A-5000と同じく北越コーポレーションの製品の文字が入っている。製品表記は以下の通り。 5031~5033:ミューコートネオス-F 5034~5036:ミューマット-F 5037~5039:キンマリSW 5040~5042:紀州上質紙N 5043~5045:ハイアルファ 5046~5048:アルファマット 5049~5051:HDM 5052~5060:淡クリームキンマリ

8000番台

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  • 8001 : センコー所有。総重量20.2t。※試作品の為、本体カラーと総重量が次番以降の量産形と違う。
  • 8002 - 8010 : センコー所有。総重量20t。

脚注

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出典

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参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 

外部サイト

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関連項目

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