マイケル・ドハティ
マイケル・ドハティ Michael Dougherty | |
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サンディエゴ・コミコン・インターナショナルでのドハティ | |
生年月日 | 1974年10月28日(50歳) |
出生地 | コロンバス (オハイオ州) |
職業 |
映画監督 脚本家 映画プロデューサー 漫画原作者 |
活動期間 | 1996年 - |
公式サイト |
mikedougherty |
主な作品 | |
『X-MEN2』 『スーパーマン リターンズ』 『ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート』 『クランプス 魔物の儀式』 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 |
マイケル・ドハティ(Michael Dougherty, 1974年10月28日 -)は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、映画プロデューサー、漫画原作者。
2003年に製作されたブライアン・シンガー監督の映画『X-MEN2』や『スーパーマン リターンズ』(2006)、カルトホラー映画『ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート』(2007)の脚本を手掛けた他[1]、クリスマス・ホラーコメディ『クランプス 魔物の儀式』(2015)の監督・脚本・製作、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)の監督・脚本を手掛けている。
生い立ち
[編集]母親はベトナム人。オハイオ州コロンバスで生まれ育ち、 ニューヨーク大学モーリス・カンバー・映画テレビ研究所のティッシュ芸術学校で学ぶ。ここで1996年に『Season's Greetings』を制作[2]。
キャリア
[編集]監督デビュー作である『ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート』は自身の脚本が元になっており、ブライアン・シンガーによって制作された[3]。同作はいくつかの映画祭で上映された後、2009年10月6日に米国やカナダでDVDがリリースされた[4]。
2014年12月にはホラー映画『クランプス 魔物の儀式』の制作を開始。本作は2015年12月に公開された[5]。
2016年のブライアン・シンガー監督作品『X-MEN:アポカリプス』ではブライアン・シンガーやダン・ハリス、サイモン・キンバーグと共にストーリー原案を手掛けた[6]。
2016年10月、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の脚本をザック・シールズと共に執筆することが発表された[7]。その翌日には『ゴジラ・キング・オブ・モンスターズ』の監督を行う交渉が行われていることも報じられ[8]、2017年1月にドハティが同作の監督を務めることが正式に発表された[9][10]。
イラストレーション作品の制作も行っており、公式ウェブサイトでいくつかの作品が公開されている[11]。
フィルモグラフィ
[編集]- X-MEN2 X2(2003年、サターン賞脚本賞ノミネート) - 脚本
- ルール 封印された都市伝説 Urban Legends: Bloody Mary(2005年)- 脚本
- スーパーマン リターンズ Superman Returns(2006年、サターン脚本賞受賞) - 原案・脚本
- ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート Trick 'r Treat(2007年、Toronto After Dark Film Festival・Silver Audience Award受賞、Screamfest Horror Film Festival・Audience Choice Award受賞) - 監督・脚本・製作総指揮
- Trick 'r Treat: Making Friends(2010年、ショートフィルム) - 監督・脚本・製作総指揮
- クランプス 魔物の儀式 Krampus(2015年) - 監督・脚本・製作
- X-MEN:アポカリプス X-Men: Apocalypse(2016年) - 原案
- ゴジラ キング・オブ・モンスターズ Godzilla: King of the Monsters(2019年) - 監督・原案・脚本
- ゴジラvsコング Godzilla vs. Kong(2021年)- 原案
漫画
[編集]ブライアン・シンガーやDan Harrisとともに、映画『スーパーマン リターンズ』の前日譚を描くコミック4作にプロットを提供している。これらは2006年6月にDCコミックスによって出版され、映画『スーパーマンII』と『スーパーマン リターンズ』を繋ぐ作品となった。
- Superman Returns: Krypton to Earth
- 4作のうち最初の作品で、スーパーマンの起源や、スーパーマン不在の世界がどのように変わったかを描く。
- Superman Returns: Ma Keny
- ブライアン・シンガーによって考案され、カール・ケルシュルによって描かれた2番目の作品。スーパーマンを育てた女性、マーサ・ケント(Ma Keny)の人生にスポットライトを当て、そして彼女がどのようにスーパーマン不在の世界で生き残ったかを探る。
- Superman Returns: Lex Luthor
- スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーはいつもスーパーマンのいない世界を夢見ていた。 彼が何年も待ち望んでいた世界が実現したとき、彼はどうしたのかを描く。
- Superman Returns: Lois Lane
- ロイス・レインは最愛のスーパーマンを失った。この勇敢な記者が、その悲しみから抜け出すまでを描く。
2015年、Todd Casey、Zach Shields、Marc Andeykoとともにブライアン・シンガーの トリック・オア・トリートに繋がるコミック作品となる「Trick' r Treat:Days of the Dead」を制作した。この作品は4つの短編で構成されており、古代アイルランドの休日のルーツをさかのぼる、さまざまなキャラクターや文化を描いている。
2015年後半、Todd Casey、Zach Shields、Laura ShieldsとともにKrampusと繋がる作品となる「Krampus: Shadows of Saint Nicholas」を制作した。この作品はKrampusの神話を広げる3つの物語で構成されている。
参考文献
[編集]- ^ “The New York Times”. The New York Times. January 19, 2012閲覧。
- ^ TRICK 'R TREATing with Michael Dougherty Archived October 28, 2009, at the Wayback Machine.
- ^ “Michael Dougherty talks ''Trick 'r Treat'' at FEARnet”. Fearnet.com (January 5, 2015). January 12, 2015閲覧。
- ^ Stax (April 16, 2003). “''10 Questions: Mike Dougherty & Dan Harris''”. Movies.ign.com. January 12, 2015閲覧。
- ^ Barton (December 19, 2014). “Mike Dougherty and Legendary Spread Some Christmas Fear”. Dreadcentral.com. January 12, 2015閲覧。
- ^ Lesnick, Silas (September 22, 2014). “Bryan Singer Confirmed to Direct X-Men: Apocalypse”. September 23, 2014閲覧。
- ^ Kroll (October 20, 2016). “Michael Dougherty and Zach Shields to Write ‘Godzilla 2’ for Legendary (Exclusive)”. Variety. October 20, 2016閲覧。
- ^ Hayes (October 21, 2016). “Exclusive: ‘Godzilla 2’ May Be Helmed by ‘Krampus’ Director Michael Dougherty”. Screen Crush. October 21, 2016閲覧。
- ^ Kroll (January 23, 2017). “‘Godzilla 2’ Finds Director in Michael Dougherty”. Variety. January 23, 2017閲覧。
- ^ “Mike Dougherty Confirms the Title is Godzilla: King of "THE" Monsters”. Scified (January 29, 2017). January 31, 2017閲覧。
- ^ “マイケル・ドハティ公式Webサイトの「art」ページ”. 2019年6月2日閲覧。