河合徹
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河合徹(かわい とおる)は、日本の俳優、スーツアクター、スタントマン。身長168cm。
ウルトラシリーズなどで怪獣のスーツアクターを務めたのち、操演会社「Lace」を起業[1][2]。
学生時代にバレーボールをやっており、回転レシーブなどのプレイが怪獣の動きに役立ったと、1973年当時の児童誌に記述がある[要文献特定詳細情報]。
『ウルトラマンレオ』や『メカゴジラの逆襲』で共演した二家本辰己は、スーツアクター時代に最も世話になった人物として、河合の名を挙げている[3]。また、二家本は河合のことを、タイミングを合わせるのがうまく安心して組める相手であったと評している[4]。
1990年代に持病の糖尿病が悪化し、1996年に死去[1][2]。
出演作品
[編集]映画
[編集]テレビドラマ
[編集]- ウルトラシリーズ
- 流星人間ゾーン(1973年) - ゴジラ
- 大鉄人17(1977年) - ブレインロボット
- 恐竜大戦争アイゼンボーグ(1977年 - 1978年) - 恐竜・怪獣、アイゼンボー(バンクシーン)
- 恐竜戦隊コセイドン(1978年 - 1979年) - 総監ザジ(初代)
参加作品
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 193, 「『メカゴジラの逆襲』」
- ^ a b 昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑 2019, p. 57, 「モノクロギャラリー メカゴジラ2」
- ^ a b c 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, p. 112, 「東宝チャンピオンまつり スーツアクター列伝」
- ^ 昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑 2019, p. 88, 「メカゴジラのレジェンドたち」
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 538, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ 円谷プロ画報 2013, pp. 228–229.
- ^ 円谷プロ画報 2013, pp. 230–231.
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『円谷プロ画報』 第1巻、竹書房、2013年。ISBN 978-4-8124-9491-2。
- 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)
- 『別冊映画秘宝 オール東宝怪獣大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年4月27日。ISBN 978-4-8003-0362-2。
- 友井健人 編『別冊映画秘宝 昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2019年4月6日。ISBN 978-4-8003-1628-8。
- 電撃ホビーマガジン編集部 編『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日。ISBN 978-4-04-866999-3。