コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大森赤十字病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大森赤十字病院
大森赤十字病院外観
情報
正式名称 日本赤十字社東京都支部 大森赤十字病院
英語名称 Omori Red Cross Hospital
前身 日本赤十字社東京支部大森診療所
標榜診療科 内科
呼吸器内科
消化器内科
循環器内科
神経内科
血液内科
糖尿病内分泌内科
外科
呼吸器外科
脳神経外科
整形外科
麻酔科
精神科
小児科
皮膚科
泌尿器科
産科
婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
リハビリテーション科
放射線科
許可病床数 344床
一般病床:344床
機能評価 一般200床以上500床未満:Ver5.0
開設者 日本赤十字社東京都支部
管理者 橋口 陽二郎(病院長)
開設年月日 1953年7月
所在地
143-8527
東京都大田区中央四丁目30番1号
位置 北緯35度34分45秒 東経139度43分3秒 / 北緯35.57917度 東経139.71750度 / 35.57917; 139.71750
二次医療圏 区南部
PJ 医療機関
テンプレートを表示
赤十字の標章

大森赤十字病院(おおもりせきじゅうじびょういん)は、東京都大田区中央にある医療機関日本赤十字社東京都支部が設置する病院である。武蔵野赤十字病院に次いで、東京都支部2ヶ所目の病院として、1953年7月に開設された[注釈 1]。早くからがん対策に力を入れ、胃がんの早期発見のための検診車導入などを手がけてきた[1]2010年5月7日に新病棟(第1期工事完了)に移転し、2011年10月11日に新病棟(大森赤十字病院第2期工事完了)が全面開院した[2]。新病棟の病床数は344床[3]。2023年4月より患者向けフリーWi-Fiの提供を開始。2023年10月より病院ブログ「大森赤十字病院ヘルスケア・エッセンス」が公開。健康に関する有益な情報が掲載されており、好評を博している。

沿革

[編集]
  • 1946年昭和21年)11月20日 - 大田区入新井町6-52大森公共職業安定所内に日本赤十字社東京支部大森診療所を設置。
  • 1953年(昭和28年)7月 - 大森赤十字病院開院。これに伴い、7月19日付で日本赤十字社東京支部大森診療所を廃止。
  • 1957年(昭和32年)5月 - 本館と病棟の新築工事が落成。病床数110床。
  • 1961年(昭和36年)7月 - ガンセンター竣工。
  • 1963年(昭和38年)12月 - 総合病院の承認を受ける。病床数301床[4]
  • 1964年(昭和39年)12月 - ガン検診車を整備[5]
  • 1969年(昭和44年)11月 - 新館竣工(地上5階地下1階建、6896.5m2[6]
  • 1969年(昭和44年)11月4日 - 東京都大田血液センター(1971年4月1日に東京都大田赤十字血液センターと改称)(現:東京都赤十字血液センター大田出張所)、隣接地に新築された新社屋での業務を開始。
  • 1985年(昭和60年)3月 - 1月に大田赤十字血液センターの移転新築工事が竣工したのにともない、隣接地を買収。
  • 1993年平成5年)4月 - 臨床研修病院に指定。
  • 1999年(平成11年)4月 - 二次救急医療機関に指定。
  • 2002年(平成14年)6月 - 大森医師会と地域医療連携協定を締結。
  • 2002年(平成14年)7月 - 蒲田・田園調布医師会と地域連携協定を締結。
  • 2003年(平成15年)7月 - 品川区医師会、荏原医師会との地域連携協定を締結。
  • 2003年(平成15年)7月 - 病院創設50周年を迎える。
  • 2005年(平成17年)3月28日 - 日本医療機能評価機構の認定を受ける(一般200床以上500床未満:Ver5.0)。
  • 2010年(平成17年)5月7日 - 新病棟が開院(第1期工事完了)。
  • 2011年(平成23年)10月11日 - 新病棟が全面開院(第2期工事完了)。

診療科

[編集]

このほかに、歯科口腔外科があったが、2010年4月30日限りで閉科となった。

医療機関の指定等

[編集]

交通アクセス

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 東京支部(1953年2月の新社法により東京都支部に改称)は、これより前に産院として1948年8月9日新宿赤十字産院1989年7月1日に新宿赤十字病院と改称、1996年3月31日に廃止し武蔵野赤十字病院と統合された。)を、1953年2月10日葛飾赤十字産院(現:東京かつしか赤十字母子医療センター)を設置している。『人道ひとすじ 日本赤十字社東京都支部100周年記念誌』(以下、『人道ひとすじ』と略す)78、81頁。

出典

[編集]
  1. ^ 『人道ひとすじ』78頁。
  2. ^ 5月7日より新病院にて診療を開始しました 病院のお知らせより(PDFファイル)。
  3. ^ 病院長の挨拶 (2010年6月9日閲覧)より。
  4. ^ 病院公式サイト(2010年6月9日閲覧)では301床、『人道ひとすじ』77頁では310床とある。
  5. ^ 『人道ひとすじ』205頁による。同77頁には、胃の検診車を導入とある。
  6. ^ 『人道ひとすじ』77頁では「『救急医療センター』の設置とともに」とあるが、同206頁の年表では、救急センター竣工月は1969年12月とある。

参考文献

[編集]
  • 日本赤十字社東京都支部100周年記念誌編集委員会編集『人道ひとすじ 日本赤十字社東京都支部100周年記念誌』日本赤十字社、1989年。

外部リンク

[編集]