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山根視来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山根 視来
名前
愛称 ヤマネ、ミキ
カタカナ ヤマネ ミキ
ラテン文字 YAMANE Miki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1993-12-22) 1993年12月22日(30歳)
出身地 神奈川県横浜市青葉区
身長 178cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス・ギャラクシー
ポジション DF
背番号 2
利き足 右足
ユース
1998-2003 日本の旗 あざみ野F.C.
2004-2005 日本の旗 東京ヴェルディ1969ジュニア
2006-2008 日本の旗 東京ヴェルディJrユース
2009-2011 日本の旗 ウィザス高等学校
2012-2015 日本の旗 桐蔭横浜大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2019 日本の旗 湘南ベルマーレ 100 (3)
2020-2023 日本の旗 川崎フロンターレ 133 (11)
2024- アメリカ合衆国の旗 LAギャラクシー  38 (0)
通算 271 (14)
代表歴2
2021-2022  日本 16 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月5日現在。
2. 2022年11月27日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

山根 視来(やまね みき、1993年12月22日 - )は、神奈川県横浜市青葉区出身のプロサッカー選手メジャーリーグサッカーロサンゼルス・ギャラクシー所属。ポジションはディフェンダー(DF)。元日本代表

2021年シーズンのJ1リーグアシスト王(12アシスト)[1]

来歴

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クラブ

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プロ入り前

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父と兄の影響で5歳の時にあざみ野F.C.に加入し、小学校4年の時に東京ヴェルディの下部組織へ加入した[2][3]。同ユースチームへは昇格できず、第一学院高等学校高萩本校へ進学した[2]。高校2年の時、東日本大震災に見舞われ、学校が被災[4]。当時監督だった大石篤人の指示で[2]、実家の近隣にある桐蔭横浜大学に練習場所を一時移した[4]。この時の縁がきっかけとなり、同大学に進学し、主力として4年間活躍した[2]

湘南ベルマーレ

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2016年より、湘南ベルマーレへ加入[5]。1年目は負傷の影響もあり、リーグ戦では出場機会は無かった。2017年の開幕戦・水戸ホーリーホック戦では「3-4-3」の右CBに抜擢されてリーグ戦デビューを果たした。2018年4月7日の第6節鹿島アントラーズ戦ではプロ入り初得点を記録し、勝利に貢献した[6]

川崎フロンターレ

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2020年より、川崎フロンターレに完全移籍[7]。7月26日、第7節の湘南ベルマーレ戦で古巣相手に得点した[8]。 シーズン当初から右サイドバックのポジションを確保すると、自身のプレースタイルを遺憾無く発揮し、自身最多得点となる4得点を記録した。シーズン通して安定した活躍が認められ、自身初となるJリーグベストイレブンに選出された。

LAギャラクシー

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2024年より、初の海外挑戦で、メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍[9]

代表

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2021年3月18日韓国代表との国際親善試合およびFIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦のメンバーとして日本代表に初選出[10]。3月25日、国際親善試合の韓国代表との試合で代表デビューし、代表初ゴールも決めた。   2022年11月1日、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出された[11]。グループリーグ2戦目のコスタリカ戦に出場し、ワールドカップデビューを果たした。

プレースタイル

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大学までは攻撃的なポジションで活躍したが、2017年、当時の湘南の曺貴裁監督によって3バックの右にコンバート。本来備わっていたドリブル技術を武器に、積極的な攻撃参加で攻撃に厚みをもたらす。2020年に移籍した川崎では右サイドバックを務める。運動量が豊富で球際にも強い。最終ラインからドリブルで飛び出していけることはもちろん、タッチライン際だけでなくハーフスペースも積極的に狙える。思い切りの良さが魅力で、密集地帯でのボール扱いも苦にしない[12][13]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2013 桐蔭横浜大 11 - - - 1 0 1 0
2015 7 - - 2 1 2 1
2016 湘南 13 J1 0 0 2 0 2 0 4 0
2017 J2 37 0 - 2 0 39 0
2018 J1 32 1 8 0 0 0 40 1
2019 31 2 3 0 0 0 34 2
2020 川崎 31 4 5 0 2 0 38 4
2021 37 2 0 0 4 0 41 2
2022 32 3 1 0 0 0 33 3
2023 33 2 5 0 4 0 42 2
アメリカ リーグ戦 リーグ杯USオープン杯 期間通算
2024 LAギャラクシー 2 MLS 38 0 3 0 - - 41 0
通算 日本 J1 196 14 24 0 12 0 232 14
日本 J2 37 0 - 2 0 39 0
アメリカ MLS 38 0 - 3 0 41 0
総通算 271 14 27 0 17 1 315 15
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2021 川崎 13 6 0
2022 4 0
2023-24 6 1
通算 AFC 16 1
出場歴

タイトル

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クラブ

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湘南ベルマーレ
川崎フロンターレ
LAギャラクシー

代表

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個人

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代表歴

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  • 国際Aマッチ初出場 - 2021年3月25日 - 国際親善試合 vs韓国代表横浜国際総合競技場
  • 国際Aマッチ初得点 - 2021年3月25日 - 国際親善試合 vs韓国代表(横浜国際総合競技場)

出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 16試合 2得点(2021年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2021 6 1
2022 10 1
通算 16 2

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 大会
1. 2021年3月25日 日本の旗横浜 横浜国際総合競技場 大韓民国の旗 韓国 ○3-0[14] 国際親善試合
2. 2021年6月7日 日本の旗吹田 パナソニックスタジアム吹田 タジキスタンの旗 タジキスタン ○4-1 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
3. 2021年6月11日 日本の旗神戸 ノエビアスタジアム神戸 セルビアの旗 セルビア ○1-0 キリンチャレンジカップ2021
4. 2021年6月15日 日本の旗吹田 パナソニックスタジアム吹田 キルギスの旗 キルギス ○5-1 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
5. 2021年11月11日 ベトナムの旗ハノイ ミーディン国立競技場 ベトナムの旗 ベトナム ○1-0 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
6. 2021年11月17日 オマーンの旗マスカット スルタン・カーブース・スポーツコンプレックス オマーンの旗 オマーン ○1-0
7. 2022年3月24日 オーストラリアの旗シドニー スタジアム・オーストラリア オーストラリアの旗 オーストラリア ○2-0
8. 2022年3月29日 日本の旗さいたま 埼玉スタジアム2002 ベトナムの旗 ベトナム △1-1
9. 2022年6月2日 日本の旗 札幌 札幌ドーム パラグアイの旗 パラグアイ ○4-1 キリンチャレンジカップ2022
10. 2022年6月6日 日本の旗 東京 国立競技場 ブラジルの旗 ブラジル ●0-1
11. 2022年6月10日 日本の旗 神戸 ノエビアスタジアム神戸 ガーナの旗 ガーナ ○4-1 キリンカップサッカー2022
12. 2022年6月14日 日本の旗 吹田 パナソニックスタジアム吹田 チュニジアの旗 チュニジア ●0-3
13. 2022年7月19日 日本の旗 鹿嶋 茨城県立カシマサッカースタジアム 香港の旗 香港 ○6-0 EAFF E-1サッカー選手権2022
14. 2022年9月27日 ドイツの旗 デュッセルドルフ エスプリ・アレーナ エクアドルの旗 エクアドル △0-0 国際親善試合
15. 2022年11月17日 アラブ首長国連邦の旗 ドバイ アール・マクトゥーム・スタジアム カナダの旗 カナダ ●1-2
16. 2022年11月27日 カタールの旗 ライヤーン アフメド・ビン=アリー・スタジアム コスタリカの旗 コスタリカ ●0-1 2022 FIFAワールドカップ

ゴール

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 勝敗 試合概要
1. 2021年3月25日 日本の旗横浜 横浜国際総合競技場 大韓民国の旗 韓国 ○3-0 国際親善試合
2. 2022年6月10日 日本の旗神戸 ノエビアスタジアム神戸 ガーナの旗 ガーナ ○4-1 キリンカップサッカー2022

人物

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  • 2024年1月25日より、1年間で英語が話せるようになるという英語スクールトライズのグローバルに活躍するアスリート向けの英語学習プログラム「グローバル・アスリート・プログラム」による英語学習を開始[15]

脚注

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  1. ^ Assist Ranking”. 2023年2月24日閲覧。
  2. ^ a b c d 第一学院入学の選択が、Jリーガーという僕の未来への第一歩となりました。」『第一学院高等学校 先輩たちのSTORY』2019年8月31日。2024年8月23日閲覧。
  3. ^ Miki Yamane (山根 視来)”. Football Arroyo. 2022年5月10日閲覧。
  4. ^ a b “<首都スポ>山根「逆襲だ」 関東大学サッカー桐蔭横浜大”. 中日スポーツ. (2014年5月14日). オリジナルの2014年5月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140515184633/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2014051402000165.html 2017年2月6日閲覧。 
  5. ^ 桐蔭横浜大学 山根視来選手 2016シーズン加入内定のお知らせ』(プレスリリース)湘南ベルマーレ、2015年12月27日http://www.bellmare.co.jp/1377082017年2月6日閲覧 
  6. ^ ラストプレーの“サヨナラ弾”!!湘南がDF山根のプロ初得点で鹿島を下す ゲキサカ(2018年4月7日)2018年4月7日閲覧。
  7. ^ 山根視来選手加入のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2019年12月25日https://www.frontale.co.jp/info/2019/1225_5.html2019年12月25日閲覧 
  8. ^ 「変化を見せたかった」川崎F山根視来が古巣湘南に恩返し弾 ゲキサカ(2020年7月26日)2020年8月1日閲覧。
  9. ^ 川崎フロンターレ:山根視来選手 移籍のお知らせ”. 川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト. 2024年1月26日閲覧。
  10. ^ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー 国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム)FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年3月18日閲覧。
  11. ^ FIFAワールドカップカタール2022™ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー JFA 2022年11月1日
  12. ^ 日本代表デビュー! 山根視来ってどんな選手? DFなのにドリブラー、酒井宏樹らと異なるプレースタイル”. 2021年3月29日閲覧。
  13. ^ 山根視来は唯一無二の武器を持っている。日本代表デビュー戦で初得点、ハイブリッドで新しいサイドバック像とは…”. 2021年3月29日閲覧。
  14. ^ 国際親善試合 スタメン/試合結果”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年4月10日閲覧。
  15. ^ 英語コーチング「TORAIZ(トライズ)」メジャーリーグサッカー、ロサンゼルス・ギャラクシー所属のプロサッカー 山根視来選手にアスリート向け英語学習プログラムを提供”. 2024年4月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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