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2020年2月7日 (金) 07:25時点における版
いけだし 池田市 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 大阪府 | ||||
市町村コード | 27204-3 | ||||
法人番号 | 6000020272043 | ||||
面積 |
22.14km2 | ||||
総人口 |
104,011人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 4,698人/km2 | ||||
隣接自治体 |
豊中市、箕面市 兵庫県:川西市、伊丹市 | ||||
市の木 | クスノキ | ||||
市の花 | サツキツツジ | ||||
市の鳥 | ヤマバト | ||||
池田市役所 | |||||
市長 | 瀧澤智子 | ||||
所在地 |
〒563-8666 大阪府池田市城南一丁目1番1号 北緯34度49分18.17秒 東経135度25分42.67秒 / 北緯34.8217139度 東経135.4285194度座標: 北緯34度49分18.17秒 東経135度25分42.67秒 / 北緯34.8217139度 東経135.4285194度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
池田市(いけだし)は、大阪府北部の北摂豊能地域に位置する市。本項では市制前の名称である豊島郡・豊能郡池田町(いけだちょう)についても述べる。
概要
大阪府の北西部、大阪平野の北辺部に位置する[1]。市域は南北に細長く、北部は北摂山地の五月山と久安寺川沿いの小盆地、南部は扇状地と猪名川の平野である[1][2]。
市の中央部にある五月山公園は、春の桜、秋の紅葉などで市民に親しまれている[3]。特産品として細河地区の植木があり、日本四大産地の1つと言われている[4][5]。市の広報誌として「広報いけだ」が月に1度刊行されている[6]。
地理
隣接している自治体
町名
池田市には42の区分がある。
- 旭丘・綾羽・井口堂・石橋・上池田・宇保町・木部町・空港・呉服町・神田・栄本町・栄町・五月丘・渋谷・城山町・新町・城南・菅原町・住吉・荘園・建石町・ダイハツ町・大和町・槻木町・天神・豊島北・豊島南・中川原町・西本町・畑・八王寺・鉢塚・東山町・姫室町・伏尾台・伏尾町・古江町・満寿美町・緑丘・室町・桃園・吉田町
行政
パブリックコメント・デスク(意見募集手続き):池田市ではパブリックコメントを実施している。2008年度から開始され、現在でも続いている。
市長
歴代市長
代 | 氏名 | 在職期間 |
---|---|---|
初代 | 藤阪寅次郎 | 1939年8月 - 1940年12月 |
2 | 北村貞次 | 1941年3月 - 1946年8月 |
3 | 井上道夫 | 1946年10月 - 1946年11月 |
4-10 | 武田義三 | 1947年4月 - 1975年4月 |
11-15 | 若生正 | 1975年5月 - 1995年4月 |
16-19 | 倉田薫 | 1995年5月 - 2011年11月 |
20 | 小南修身 | 2011年12月 - 2015年11月 |
21 | 倉田薫 | 2015年12月 - 2019年4月22日 |
22 | 冨田裕樹 | 2019年4月23日 - |
2013年2月、小南市長が副市長だった2011年に、市の外郭団体から工事を請け負っている土木工事会社が、小南が乗るシトロエン製車両の代金数百万円を支払っていたこと、その後小南が乗り換えたトヨタ・クラウンも同社社長から譲渡されていたことが明らかとなった[11]。この疑惑に絡み、大阪府警は、虚偽の工事関係書類を国に提出したとして、建設業法違反の容疑で2月16日に当該の会社を捜索した[12]。その後市民グループが、市の外郭団体と同社の間の契約14件について、競争入札をせずに随意契約を結んだり同社が見積書を偽造したりしたと指摘して、池田市に対して住民監査請求を行ったが、8月9日付けで請求は却下された[13]。9月5日に市民グループは、発注した工事費の一部について、小南市長が外郭団体幹部らに返還を請求するよう求めて大阪地裁に提訴した[14]。
財政
池田市の財政は1998年度(平成10年度)決算にて、経常収支比率が大阪府のワースト1位、全国でワースト2位を記録した[15]。1997年度 - 2006年度の第1期行財政改革、2006年度 - 2010年度までの第2期の行財政改革にて、財政再建団体へ陥る危険性から回避し、数値目標はほぼ達成された[16]。
国の出先機関
- 豊能税務署 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 池田公共職業安定所 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 大阪池田簡易裁判所 - 池田市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 大阪法務局池田出張所 - 池田市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。2007年9月25日、豊中出張所を統合、同日より豊中市も管轄。
- 猪名川河川事務所 - 猪名川流域の国土交通大臣管理区間を直轄管理区間としている。
- 産業技術総合研究所関西センター - 独立行政法人。
大阪府の出先機関
- 豊能府税事務所 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 豊能府民情報プラザ - 上記地区を担当。
- 池田保健所 - 池田市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 池田土木事務所 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
府税事務所、土木事務所は、池田府市合同庁舎(大阪府豊能府民センタービル/池田市役所内)にある。
市町村合併
一時、豊能郡豊能町との市町村合併が検討され、2004年4月に「池田市・豊能町合併協議会」が設立されたが、協議では合併決定に至らず、12月に合併協議会は廃止された[17]。
環境への取組み
- 第6回持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテストに参加。
子育て支援
「3人目の子供が生まれた場合、ダイハツ本社から3年間車が無償貸与され、その後は安く譲り受けることができる」という、ダイハツ本社がある池田市ならではの独自のサービスを行っている。
立法
市議会
定数は22人。2018年8月4日時点での会派構成は以下の通り。
会派名 | 議席数 | 所属党派 |
---|---|---|
市民クラブ | 5 | |
自民同友会 | 4 | 自由民主党 |
公明党 | 3 | 公明党 |
日本共産党 | 3 | 日本共産党 |
大阪維新の会 | 2 | 大阪維新の会 |
民社クラブ | 2 | 国民民主党 |
自由クラブ | 2 | |
欠員 | 1 |
大阪府議会(池田市選挙区)
- 定数:1名
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
原田 孝治 | 自由民主党 | 2 |
2019年(平成31年)4月8日現在。
衆議院
- 任期:2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(第48回衆議院議員総選挙を参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
大阪府第9区(池田市、茨木市、箕面市、豊能郡) | 原田憲治 | 自由民主党 | 4 | 選挙区 |
足立康史 | 日本維新の会 | 3 | 比例復活 |
歴史
市中心部は古代から呉服(くれは)の里と呼ばれ、現在も呉服神社、呉服町などに名残りが見られる。平安時代後期には荘園が成立し、呉庭荘(くれはのしょう)と呼ばれた。この呉庭荘が鎌倉時代末期頃より池田と呼ばれるようになったと言われている。
南北朝時代には、摂津池田氏の居城池田城が築かれたが、戦国時代に廃城となった。1570年(元亀元年)、荒木村重が池田城から池田氏を追い出し、1574年(天正2年)、居城を伊丹城(有岡城)に移して以降、池田は商業都市としての性格を強めるようになり、なかでも池田炭の集散地と酒造の町として繁栄した[18]。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の豊島郡池田村が単独で自治体を形成して池田町が発足[1]。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 豊島郡池田町の所属郡が豊能郡に変更。
- 1935年(昭和10年)8月10日 - 豊能郡池田町が細河村・秦野村・北豊島村と合併し、改めて池田町が発足[1]。
- 1939年(昭和14年)4月29日 - 豊能郡池田町が市制施行して池田市となる[1]。大阪府下で6番目。
経済
第一次産業
市街化調整区域である市北部の細河地区では、日本4大産地の1つとして、植木産業が盛んである[4][5]。また、市街化区域である市南部の神田、秦野地区でも、野菜や花卉が栽培されている。かつては池田みかんが栽培されていたが、昭和期に衰退した。
第二次産業
市の南西部には、ダイハツ工業やとよすの本社・工場、リコーの池田事業所、第一屋製パンの大阪空港工場等が立地している。また、江戸時代中期頃に、伊丹酒と並んで有名であった池田酒の伝統を引き継ぐ、呉春酒造も健在である。
第三次産業
阪急阪神ホールディングスをはじめとする、阪急関連会社が多数本社・本店を置いている。また、大阪国際空港周辺には、丸池地方卸売市場と丸北地方卸売市場の2つの地方卸売市場が立地している。
主な大型小売店は、ダイエー池田駅前店と、専門店街・サンシティ池田のみで[19]、近隣都市に比べると決して多くも大きくもない。市域が狭く、新たに開発する面積がほぼないことや、イオンモール伊丹、みのおキューズモールなど、市域を出てすぐの近隣都市に大型小売店があり、今後の誘致は困難とされている。過去には百貨店の出店計画があったが、いずれも下記の通り断念・計画変更された。
- 阪急百貨店 - 阪急電鉄池田車庫跡地への出店計画を、すぐ側の栄町商店街などの反対により断念し、隣の川西市・川西能勢口駅に建設。車庫跡地は阪急池田ゴルフ練習場・池田テニススクールを経て、住宅地として再開発された[20]。
- 大丸 - 丸池地方卸売市場移転後の跡地への出店計画を、JR大阪駅増改築の際にそちらへの出店へと計画変更し、池田市への出店を断念。
商店街は、池田駅から国道176号を挟んで栄町商店街、石橋阪大前駅のすぐ側には石橋商店街がある。かつては、旧池田銀行が本店を置いていたが、2010年5月1日に、泉州銀行を吸収し、池田泉州銀行に改称され、大阪市北区に本店を移転したため、現在は、中核店舗の1つ、池田営業部として本部に次ぐ拠点が存続しているのみである。
特産品
- 地酒「呉春」 - 池田市に滞在した絵師、呉春に由来する。
- 池田炭
- 植木
- 池田市の細河地区は「埼玉・安行」「愛知・稲沢」「福岡・久留米」と並ぶ植木の日本4大産地の1つであり、400年以上の歴史がある。生産農家約200戸が細河地区など余野川沿いを中心に約 100 ヘクタールで栽培している。池田の植木の歴史は15世紀末から始まる。初めは山林用苗木から始まり、後に庭木へと移り、江戸時代中期には様々な盆栽や花の生産が行われた。池田市の細河地区が日本4大産地の1つとして発展した背景には様々な好条件が重なっていたからである。好条件とは、にわか雨が多く、良質の赤土が取れ、殺菌作用があるイオン化金属を含む水など、植木がよく育つ自然環境に恵まれていたこと、大消費地である大阪、京都などに近かったことである。
- 細河産の植木が植えられている、またはかつて植えられていた有名な施設には、五月山公園、ひらかたパーク、大阪空港展望台、万博記念公園内日本庭園、倉敷チボリ公園がある。
池田市に本社を置く企業
- ダイハツ工業(本社・工場) - 自動車メーカー
- キンキクレスコ(本社) - スポーツ器具・用品の製造・販売
- ジェイエア
- 鶴原製薬(本社) - 薬品メーカー
- 銭屋アルミニウム(本社・工場)
- とよす(本社・工場) - 米菓の製造・販売
- 阪急阪神ホールディングス(登記上の本店所在地) - 持株会社
- 池田タクシー(本店)
- ベルクラシック(本店) - 結婚式場
- ベルコ(本部・本店) - 冠婚葬祭事業
池田市に事業所を置く主な企業
- リコー - 池田事業所が所在、リコーの電子技術開発拠点。
- 第一屋製パン - 第一パン。大阪空港工場が所在。
- テクノアート - マニュアル作成、3DCG、ドキュメントデザイン、地図編集、イラストマップ作成、WEBシステム開発など多岐に渡る専門性の高い制作会社。本社川西市、池田事業所が所在。
池田市にゆかりある主な企業
- 日清食品・日清食品ホールディングス - 創業者である安藤百福が池田市の自宅で世界初のインスタントラーメン『チキンラーメン』を開発。
- 池田泉州銀行 - 2010年5月1日、池田市に本店を置いていた池田銀行が泉州銀行と統合、大阪市北区に本店を移転。
日本郵政グループ
池田市内各区域の郵便番号は「563-00xx」(池田郵便局の集配担当)となっている。
姉妹都市・提携都市
国内
- 姉妹都市
- 全国池田サミット
海外
- 1965年11月 姉妹都市提携
- 1981年友好都市提携
地域
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.57%増の104,229人であり、増減率は府下43市町村4位、72行政区域中16位。
池田市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
池田市では2014年4月から分離・連携型の小中一貫教育を行っている(細河中学校区は2015年4月より学校施設一体型)[21]。中学校区によって、中学校を5つの学園に分け、学園内で連携を行っている。 市内に大学や特別支援学校などはないが、石橋阪大前駅は国立大学法人大阪大学豊中キャンパスの最寄り駅の1つである。
- 幼稚園
- 池田市立 あおぞら幼稚園、さくら幼稚園、ひかり幼稚園、なかよしこども園
- 私立 宣真幼稚園、池田旭丘幼稚園、池田五月山教会幼稚園、石橋文化幼稚園、亀之森幼稚園、室町幼稚園、カトリック聖マリア幼稚園、友星幼稚園
- 小学校
- 国立 大阪教育大学附属池田小学校
- 池田市立 北豊島(きたてしま)小学校、池田(いけだ)小学校、 秦野(はたの)小学校、 呉服(くれは)小学校、神田(こうだ)小学校、五月丘(さつきがおか)小学校、石橋南(いしばしみなみ)小学校、 石橋(いしばし)小学校、緑丘(みどりがおか)小学校、細郷(ほそごう)小学校
- 中学校
- 国立 大阪教育大学附属池田中学校
- 池田市立 池田(いけだ)中学校、北豊島(きたてしま)中学校、渋谷(しぶたに)中学校、石橋(いしばし)中学校、細郷(ほそごう)中学校
- 高等学校
- 国立 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
- 大阪府立 池田高等学校、渋谷(しぶたに)高等学校、園芸高等学校
- 私立 宣真高等学校
交通
京阪神都市圏の中心である大阪都心部から20分圏内の利便性を有するほか、市域には大阪国際空港も存在する。
空港
- 大阪国際空港(伊丹空港)
池田市は大阪国際空港の地元自治体の連合である大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)の一員である。
鉄道
中心となる駅は、池田駅である。下記の3社4路線が池田市域を通過しているが、実質的に市内の駅は2駅[注釈 1]のみである。
- 阪急電鉄
- 能勢電鉄妙見線が鶯の森駅 - 鼓滝駅間で100メートルあまり池田市(古江町)を通過している。
- 大阪高速鉄道大阪モノレール線(本線)が柴原阪大前駅 - 蛍池駅間で約60メートル池田市(石橋四丁目)を通過している。また、大阪空港駅のホームの一部および先に続いている引込線が、わずかに池田市域(空港二丁目)にかかっている。
- JR西日本福知山線(JR宝塚線)川西池田駅は、かつて「池田駅」を名乗り、現在の当市域の至近に位置していた時もあるが、駅の所在地は開業時から一貫して兵庫県側の現・川西市内である。川西市域側の集落だけでなく、池田の街からの利用者を見込んで駅が設置された。そのため駅名が池田駅であった[22]。
道路
高速道路のインターチェンジや主要一般道が池田に集中しており至便である一方、道路が複雑に入り組んでおり、渋滞を引き起こしている箇所もある。
- 高速道路
- 中国自動車道:中国池田インターチェンジ
- 阪神高速11号池田線
- 新名神高速道路が箕面とどろみIC - 川西IC間で200メートルあまり池田市(伏尾町)を通過している。
- 有料道路
- 五月山ドライブウェイ - 池田市が管理している。
- 一般国道
- 府道
バス
- 阪急バス
- オレンジゆずるバス(箕面市のコミュニティバス) ‐ 青ルートが池田市域の一部(畑・旭丘)を走行していて、畑四丁目・渋谷高校前の2停留所が市内に設置されている。
- 伊丹市営バスが池田市域の一部(空港)を走行しているが、市内に停留所は設置されていない。空港一丁目停留所は、名前は池田市の町名であるが、実際には豊中市域(蛍池西町一丁目)に設置されている。これは、阪急伊丹 - 大阪国際空港の路線が現在の神津経由とともに北伊丹経由の路線が存在したとき以来の名残で、阪急バス空港一丁目(大阪空港行き)停留所と空港前交差点を北に少し進んだところ(ラブホテルの前)に設置されていた。
- 池田市では現在のところ、コミュニティバスは運行されていない代わりに、福祉バスの「そよかぜ号」・「きぼう号」・「おでかけ号」・「やまばと号」が、毎週月曜日から金曜日のみ運行されており、60歳以上の高齢者・障害者・妊婦に限り、無料で利用できる。また、春・秋の行楽シーズンの土曜日・日曜日に限り、これらの車両を活用したインスタントラーメン発明記念館 - 五月山公園間にて片道運行する「五月山シャトルバス」として運行され、これは誰でも無料で乗車することが可能である。
タクシー
観光
名所・旧跡・観光スポット
- 大広寺 - 池田城を根城に栄えた地方豪族池田氏の菩提寺となり、古来から密接な関係にある仏教寺院。牡丹の名所として知られる。
- 五月山公園・五月山ドライブウェイ
- 池田市立五月山動物園 - 日本で2番目に小さな動物園。オーストラリアにしか生息しない「ウォンバット」がいる。このことからウォンバットは市のマスコットのようになっており、市内の商店シャッターや池田市職員の名刺に描かれていたり、ZAQの池田地域用ドメインは「wombat.zaq.ne.jp」であるなど、名称にも用いられる。
- 池田城跡公園
- 水月公園 - 白鳥が生息する大きな池が目立った特徴。夏には池の水が枯れることがある。
- 能勢街道
- 伊居太神社 - 呉織(クレハ)と穴織(アヤハ)織姫姉妹
- 呉服神社 - 織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と、仁徳天皇を祀っている。
- 八坂神社
- 久安寺
- 仏日禅寺
- 呉服橋
- 逸翁美術館
- 小林一三記念館
- 阪急学園池田文庫
- 安藤百福発明記念館 大阪池田(カップヌードルミュージアム 大阪池田) - 旧名称・インスタントラーメン発明記念館。池田市は、世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」が安藤百福により発明された場所である。横浜みなとみらいにも2011年9月17日にオープンした。
- 落語みゅーじあむ - 市民でもある六代目桂文枝提供の品など様々な物を展示。落語の入門講座や落語会、全国各地の落語会・イベントの情報も取り扱っている。
- 池田呉服座
- ヒューモビリティワールド - ダイハツ本社内の自動車博物館。
- 池田市立歴史民俗資料館 - 茶臼山古墳・娯三堂古墳・池田城跡出土品ほか池田に関する展示が行われる。すぐ裏には五月丘古墳があり、至近距離で観覧可能。資料館右前には荒木村重の祠と伝えられている建物がある。
- 茶臼山古墳
- 鉢塚古墳 - 竹林と住宅に囲まれた五社神社の中にあり、6世紀頃死亡の地方の首長を祀っていると推測される。
- 古江古墳 - 1976年に池田市の埋蔵文化財分布調査で発見された直径約13メートル、高さ約1.2メートルの円墳。6世紀後半の物と推定され横穴式石室がある。発見以降は詳細な調査がされず、2005年に大阪市のNTTドコモ関西が携帯電話基地局の鉄塔新設工事を目的として、大阪府の風致条例や文化財保護法を無視した無届工事により古墳を全壊する。6月16日に大阪府教育委員会が工事の中止を命令したが、基礎のコンクリートが既に仕上がり墳墓は破壊されていた。原状回復を行なったが石室などは失われた。
- 池田城
- 伏尾温泉
- 大阪国際空港 - 交通拠点として重要であるだけでなく、近年は、近隣住民・空港利用者のレジャー施設的要素を取り入れている[注釈 2]。
池田市観光大使
- Keeper Girls - 2016年2月25日に、池田市から池田市観光大使(第1号)の委嘱を受けた[23]。
- 中川憲治 - 元大相撲力士。現役時のしこ名は、旭里。2016年3月28日に、池田市から池田市観光大使(第2号)の委嘱を受けた[24]。
- 野上真司・野上奈々(好川菜々) - 2018年2月22日に、日本初のボクシングチャンピオン夫婦として池田市から池田市観光大使の委嘱を受けた[25]。夫婦での委嘱は初。
祭事・催事
- 十日恵比寿 - 呉服神社、1月9・10・11日
- さくらまつり - 五月山公園、池田城跡公園、4月上旬
- 春団治まつり - 石橋阪大前駅周辺、4月29日に近い、4月中の土曜日曜2日間
- 五月山春のフェスティバル - 五月山公園、ゴールデンウィーク中の日曜または祝祭日のうち1日
- 石橋まつり - 石橋駅前公園、7月最終の土曜日曜
- 猪名川花火大会 - 8月下旬
- がんがら火 - 8月24日
- いらっしゃいフェスティバル - 五月山公園、池田城跡公園、10月中旬 - 11月上旬頃
- もみじまつり - 久安寺、11月第3日曜日
出身有名人
芸能
- 田中裕子 - 女優
- 有馬稲子 - 女優
- 大鳥れい - 女優、元宝塚歌劇団花組トップ娘役
- 桃花ひな - 元宝塚歌劇団雪組娘役
- 華雪りら - 宝塚歌劇団星組娘役
- いしだあゆみ - 女優、歌手。出生は長崎県佐世保市
- 石田ゆり - 元歌手、女優。出生は長崎県佐世保市
- 伊藤銀次 - ミュージシャン。出生は大阪市
- 伊藤美裕 - 歌手
- 奥村チヨ - 歌手
- ティーナ・カリーナ - 歌手
- 石坂ちなみ - タレント、グラビアアイドル、女優
- 永井一郎 - 声優
- 金聖響 - 指揮者
- 石井健太郎 - 作曲家、編曲家
- 長谷川智樹 - 作曲家、編曲家
- ユウキロック - お笑い芸人、元ハリガネロック
- 穐田和恵 - 元SDN48メンバー
- 伊藤加奈子 - エレクトーンプレイヤー
- 平川沙英 -テレビ埼玉の契約アナウンサー
実業
- 安藤百福 - 日清食品会長・創業者。台湾出身、池田市に住んだ
- 清滝幸次郎 - 池田銀行頭取
- 小林公一 - 阪急阪神ホールディングス取締役、宝塚歌劇団理事長
- 鈴木篤 - エイチ・ツー・オーリテイリング社長
- 田村駒治郎 (初代) - 田村駒創業者、ビリケンの商標登録、貴族院議員
- 竹増貞信 - ローソン代表取締役社長
文化
スポーツ
- 谷田絹子 - バレーボール、1964年東京五輪女子バレーボール代表・金メダリスト
- 中西悠子 - 競泳、アテネ五輪女子200mバタフライ銅メダリスト
- 奥村茂雄 - プロレスラー
- 旭里憲治 - 元大相撲力士、現中川親方
- 碧の正謙太 - 大相撲力士出羽海部屋所属
- 石田治子 - フィギュアスケート選手、グルノーブル五輪女子シングル日本代表。出生は長崎県佐世保市
- 野上真司 - プロボクシング、初代WBOアジア太平洋スーパーフェザー級チャンピオン
- 皇治 - キックボクサー
- 姫路麗 - プロボウラー
- 川人拓来 - プロレスラー
- 礒田凌平 - ラグビー選手
- 荒木茂 - 元プロ野球選手
政治
報道
宗教
池田市を舞台にした作品
- 上方落語『池田の猪買い』『牛ほめ』
- NHK連続テレビ小説『てるてる家族』 - 2003年度下半期。当市出身の石田ゆり(石田治子・ いしだあゆみの実妹)の夫である作家・作詞家なかにし礼の原作
- NHK連続テレビ小説『まんぷく』 - 2018年度下半期
その他
- 市の南西部に位置する室町は、小林一三によって開発された日本初の分譲住宅地。これが鉄道会社による郊外住宅分譲の嚆矢となった。
- 池田市商店会連合会では、クヌギ炭の一種である池田炭の出荷地(産地は豊能町切畑、能勢町下田尻、川西市黒川・国崎、箕面市止々呂美)であることから、アルケミストのキャラクター「びんちょうタン」のお友達「クヌギたん」のふる里として、応援活動を展開している。
- 街区表示板は1965年の住居表示実施から2008年までの間、漢字のみの丸文字のものを採用していたが、老朽化などのため、2009年 - 2010年に自治体名・ローマ字表記・振り仮名を併記した新型に順次更新され、全住居表示地域(伏尾台を含む)を対象に更新が実施された。なお、ダイハツ町のみ振り仮名なしのタイプを採用している。
脚注
注釈
- ^ 大阪空港駅を含める場合は3駅である。
- ^ 大阪国際空港#関西国際空港開港後~現在参照。
出典
- ^ a b c d e 『新修 池田市史 第1巻』 1997, pp. 2–5.
- ^ “地域子ども文教委員会 行政調査報告書”. 墨田区. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “五月山公園”. 池田市観光協会. 2015年1月25日閲覧。
- ^ a b “細河の植木”. 池田市. 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。
- ^ a b “細河の植木”. 池田市立図書館. 2015年1月25日閲覧。
- ^ “広報いけだ”. 池田市. 2015年1月25日閲覧。
- ^ a b 『新修 池田市史 第1巻』 1997, p. 31.
- ^ “池田市埋蔵文化財発掘調査概報 2011年度”. 池田市教育委員会 (2012年3月). 2019年10月26日閲覧。
- ^ a b “池田市の歴史文化”. 池田市. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “各選挙の任期満了”. 池田市. 2015年1月25日閲覧。
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参考文献
- 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第1巻』池田市、1997年3月。
- 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第5巻 民俗編』池田市、1998年3月31日。
関連項目
- 日本の地方公共団体一覧
- 附属池田小事件
- 阪神間モダニズム
- ふくまるくん - 池田市のイメージキャラクター。
外部リンク
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