「茅野駅」の版間の差分
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|画像説明 = 東口(2008年6月) |
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|よみがな = ちの |
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2020年2月15日 (土) 06:22時点における版
茅野駅 | |
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東口(2008年6月) | |
ちの Chino | |
◄青柳 (7.2 km) (6.7 km) 上諏訪*► | |
所在地 | 長野県茅野市ちの[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 195.2 km(東京起点) |
電報略号 | チノ[1] |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
3,778人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)11月25日[1] |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有[1] 標高:790.3m[1] |
* この間に普門寺信号場有り(当駅から3.7km先)。 |
茅野駅(ちのえき)は、長野県茅野市ちのにある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。
概要
標高790.3メートル、諏訪地域の東に位置する茅野市の中心駅である。茅野市には八ヶ岳、白樺湖、蓼科高原、車山高原など多くの観光地があるため、当駅はその玄関口となっており、駅前には多くのバスやタクシーで賑わっている[1]。また諏訪大社上社にも近く、6年に1度行われる上社御柱祭の最寄駅でもある。
上記の通り、観光需要が高い駅であるため、特急「あずさ」を含む全ての営業列車が停車する。また、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線からの一部列車が当駅まで乗り入れている。なお、当駅の電化は甲府・上諏訪間が電化された1964年(昭和39年)で、飯田線からの乗り入れはその後に開始されている。
なお当駅以西は普門寺信号場から岡谷駅まで中央東線(辰野支線を除く)で唯一の単線区間となるため、中央本線のダイヤ上のネックになっているが、今のところ複線化の予定はない。
また、1947年までは茅野 - 花蒔間の貨物専用線、日本鋼管鉱業諏訪鉱業所専用線(通称・諏訪鉄山鉄道)が乗り入れていた。
歴史
- 1905年(明治38年)11月25日:鉄道院中央本線 富士見駅・岡谷駅間開通と同時に開業。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管。
- 1984年(昭和59年)1月15日:貨物の取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年)3月31日:駅舎改築[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2000年(平成12年)4月初旬:上下ホームにエレベーターが1基ずつ設置され供用開始[3]。
- 2005年(平成17年)3月25日:自動改札機導入。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入され、 Suica利用可能駅になる。
- 2017年(平成29年)4月1日:Suicaに関わるすべてのサービスを開始。
駅構造
西口駅舎に接して単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線とあわせて2面3線を有する地上駅である。のりばは単式ホームにあるのが1番線、島式ホームにあるのが西口側から2番線、3番線である。3番線と東口との間に側線が2本敷かれているが架線はない。ホームの売店は2番線、3番線側ホームにある。
駅舎は1986年3月に完成した橋上駅舎[2]であり、エレベーターが設置されている。この駅舎はホーム上空から西口側にのびており、東口は線路を渡って通路が延びている。駅舎に併設して商業施設「Mont8」(モン・エイト)、通路を介して西口側には商業ビル「BELLVIA」(ベルビア)、東口は文化複合施設「茅野市民館」とつながっている。
直営駅(駅長配置)で、管理駅として信濃境駅 - 青柳駅間の各駅を管理している。以前は青柳駅のみであったが、富士見駅の委託化に伴い、信濃境駅 - すずらんの里駅間の管理が当駅に移管された。
駅舎内部にはみどりの窓口[1]、自動券売機(指定席券売機を含む)、自動改札機(Suica利用可)、立ち食いそば屋[1]、売店[1]などが設置されている。
ホーム上には一駅一名物として黒曜石の原石が展示されている[1]。これは1955年頃、地元の住民が八ヶ岳冷山から運び出したもので、当駅のほか地元の小学校にも同じようなものが寄贈された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■中央本線 | 下り | 塩尻・松本・長野方面[4] | |
2 | 待避・始発列車 | |||
上り | 小淵沢・甲府・新宿方面[4] | 待避列車 | ||
3 |
駅弁
丸政の駅弁が販売されている。
主な駅弁は下記の通り[5]。
- やまのごはん
- 元気甲斐
- 小淵沢丸政の信州牛御辨當
駅自動放送・発車メロディ
接近放送・発車放送には、カンノD型放送が使用されている。発車メロディーはカンノ製で曲名はなく、整理番号でいう「長野4番」が使用されている(「茅野1番」とも呼ばれる)。以前は、「長野1-1番」(現在下諏訪駅で使用されているメロディーの音色違い)も使用されていた。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は3,778人である[利用客数 1]。
近辺の学校への通学、蓼科高原・白樺湖への観光、八ヶ岳への登山などで利用する客が多い。さらに諏訪大社上社本宮へは当駅の方が上諏訪駅よりも近い。
なお、近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 3,674 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 3,678 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 3,861 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 3,815 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 3,843 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 3,670 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 3,514 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 3,566 | [1][利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 3,563 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 3,441 | [1][利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 3,429 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 3,372 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 3,537 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 3,604 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 3,558 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 3,715 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 3,791 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 3,753 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 3,778 | [利用客数 1] |
駅周辺
駅周辺には、駅西側に上諏訪、岡谷方面等や観光地へ向かう路線バス(諏訪バス運行)の乗り場がある。
また、2005年にかけて、茅野市民会館(現在の茅野市民館)の改築に伴い、駅東側が整備され、東口の駅前広場には「蒸気機関車」C12 67が静態保存されている。
西口にはかつて姥塚古墳があったことを示す石碑が建っている。また西口工事中に出土した巨石も保存されている[6]。西口を出て弥生通りを行くと「茅野駅前縄文公園」 があり、2体の国宝土偶のレプリカがある。
- 蟹河原遺跡
- 茅野市役所[1]
- 茅野警察署駅前交番
- 茅野警察署
- 茅野市運動公園
- 茅野市図書館
- 長野県茅野高等学校[1]
- 御柱祭上社木落し坂
- 茅野市立永明小学校
- 茅野市立永明中学校
- 茅野市立宮川小学校
- 国道20号
- 国道152号
- 長野県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線
- 八十二銀行茅野支店、茅野駅前支店
- 諏訪信用金庫茅野支店
- オギノ茅野ショッピングセンター
バス路線
西口のバスターミナルから発着する。特記無き路線は、アルピコ交通による運行である。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 白樺湖線:上諏訪駅ゆき(柏原・白樺湖・車山高原・霧ヶ峰・新田上経由)
- 4番のりば
- 美濃戸口線:美濃戸口ゆき(八ヶ岳中央農業実践大学校経由)
- 中沢線:山田上ゆき(神ノ原入口・中沢経由)(アルピコタクシー)
- 穴山・原村線:払沢車庫ゆき(神ノ原入口・穴山・八ッ手車庫前・原村役場経由)(茅野バス観光)
- 5番のりば
- 中央高速バス 諏訪線:バスタ新宿(新宿駅南口)ゆき(中央道日野経由)
- 高速バス大阪線
- 市街地循環バス:神ノ原入口・中央病院・アクアランド前方面(循環)
- 御狩野線(通学支援便):御狩野公民館ゆき(長嶺中学校入口・坂室・木舟・金沢下町・青柳経由)
- 6番のりば
- 丸山線:丸山上ゆき・東向ヶ丘入口ゆき(長嶺中学校・田沢経由)(茅野バス観光)
- 御狩野線(月曜日):御狩野公民館ゆき(中央病院・長嶺中学上・坂室・木舟・金沢下町・青柳経由)(アルピコタクシー)
- 御狩野線(火〜金曜日):御狩野公民館ゆき(坂室・木舟・金沢下町・青柳経由)(アルピコタクシー)
- 豊平・泉野線:豊平・泉野方面(茅野バス観光)※デマンドバス方式、利用登録制(市民のみ利用可)
- 茅野市福祉バス「ビーナちゃん」
- 柏原線:柏原区上ゆき(神ノ原・鬼場・米沢支所・北山小学校・柏原経由)※火曜のみ
- 中道線:中道公民館ゆき(神ノ原・中沢・山田上・中道・上槻木・経由)※火曜のみ
- 丸山線:望岳の湯ゆき(長嶺中学上・田沢・丸山経由)※火曜のみ
- 東向ヶ丘線:望岳の湯ゆき(長嶺中学・坂室・東向ヶ丘・丸山上経由)※水曜のみ
- 大日影経由考古館線:尖石縄文考古館ゆき(神ノ原・鬼場・上古田・大日影・南大塩経由)※水曜のみ
- 市街地西循環線:アクアランド茅野・宮川口・西山方面(循環)※水曜のみ
- 白井出線:白井出ゆき(神ノ原・鬼場・中大塩中央・尖石縄文考古館・須栗平経由)※木曜のみ
- 玉川循環線:中央病院ゆき(山田・穴山・望岳の湯経由)※木曜のみ
- 横谷峡・金山線:横谷峡入口ゆき・金山ゆき(神ノ原・中大塩団地・糸萱経由)※金曜のみ
- 小泉経由考古館線:尖石縄文考古館ゆき(神ノ原・小泉上・鬼場・南大塩経由)※金曜のみ
- 白井出・北大塩線:白井出ゆき(南大塩・中大塩団地上・宝勝寺・芹ケ沢・須栗平経由)※金曜のみ
- 7番のりは
- 定期バス降車専用
- 8・9番のりば(ビル南側)
- 標柱なし(バスベイのみ)
- 10番のりば(ビル南側)
- 定期バス降車専用
- 駅舎側エレベータ前のりば(JRバス関東)
- 高遠線:高遠駅ゆき(古屋敷・伊那藤沢経由)※毎年4月の特定日のみ運行
- 南アルプスジオライナー号:仙流荘(南アルプス林道バス営業所)ゆき(直行)※夏季特定日運行
隣の駅
※特急「あずさ」の隣の停車駅は列車記事を参照。
脚注
記事本文
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、64頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』第20巻第7号、鉄道ジャーナル社、1986年7月、119頁。
- ^ “茅野駅にエレベーター”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年4月11日)
- ^ a b “駅構内図(茅野駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年11月21日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、552頁。
- ^ 長野県茅野市のJR茅野駅近くに祭られている 毎日新聞(2015年09月11日)
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
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