「信濃境駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2010年12月) |
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|よみがな = しなのさかい |
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2020年2月15日 (土) 06:23時点における版
信濃境駅 | |
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駅舎(2010年12月) | |
しなのさかい Shinano-Sakai | |
◄*小淵沢 (4.5 km) (4.7 km) 富士見► | |
所在地 | 長野県諏訪郡富士見町境[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 178.2 km(東京起点) |
電報略号 | サヒ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
166人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月1日[1] |
備考 |
無人駅[2] 標高:921.4m[1] |
信濃境駅(しなのさかいえき)は、長野県諏訪郡富士見町境にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
東京方面から見た場合、長野県に入って最初の駅であり、当駅から西は長野支社管轄になる。
歴史
- 1928年(昭和3年)11月1日:鉄道省中央本線の新駅として開業。旅客および貨物の取扱を開始。駅名は開業当時の村名である長野県諏訪郡境村に由来する。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)3月21日:簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される。当時はSuicaの利用は出来なかった。
- 2017年(平成29年)4月1日:自動券売機設置・Suicaのサービス開始に伴い無人駅となる[2]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは嵩上げされていない。片方のホームは駅舎に接し、そのホームともう片方のホームとは屋根つきの跨線橋で連絡している。のりばは駅舎側が1番線、反対側が2番線である。駅舎は開業当初からのもので木造、回廊を有する。
茅野駅管理の無人駅であり、乗車駅証明書発行機(自動精算機対応で券売機を改造)と簡易Suica改札機が設置されている。待合所には近くの井戸尻遺跡で出土された土器や土偶の写真も飾られている。また、地元出身の歌人森山汀川の説明文および短歌作品が掲示されている。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■中央本線 | 下り | 上諏訪・岡谷・塩尻方面 |
反対側 | 上り | 小淵沢・甲府・新宿方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
※案内上の番線番号は設定されていない。
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2015年度(平成27年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 244 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 225 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 200 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 202 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 189 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 189 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 168 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 171 | [1][利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 162 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 153 | [1][利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 189 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 184 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 191 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 185 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 169 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 166 | [利用客数 16] |
駅周辺
信濃と甲斐との国境が近い。駅前には飲食店や商店があわせて数軒と駅の脇に境郵便局がある。駅の南500メートルほど、徒歩でおよそ15分のところにある井戸尻遺跡[1]は縄文時代のもので1966年(昭和41年)国の史跡に指定された。井戸尻遺跡の附近は観光地として整備され、井戸尻考古館[3]や富士見町歴史民俗資料館などがある。
エピソード
TBSのテレビドラマ「青い鳥」で、豊川悦司演ずる主人公が駅員を務める「清澄駅」として撮影に使われた[1]。「清澄駅」の位置は撮影に使われた当駅と、隣駅の富士見駅の間にあるという設定になっている。当時のTVガイドによれば、JR東日本などに「どこの駅なのか」を問い合わせる電話が相次いでいて、中には「もしもし、TVガイドですが」と身分詐称する者までいたという。
駅舎内部にはこれを記念してドラマの各場面の写真などが飾られ、当駅に設置されている駅ノートにはドラマのファンが多く書き込みを残している[1]。この駅ノートへの書き込みを編集した小冊子が数冊作成され、出札口で購入が可能である。ちなみに当駅はかつて簡易委託駅で常備券のみの発売だったのだが、ドラマ撮影時は券売機のセットを設置していた。
9年後の2006年(平成18年)には、「嫌われ松子の一生」でも当駅が使われたが、その番組プロデューサーは、「青い鳥」でも制作に携わった貴島誠一郎である。
隣の駅
脚注
記事本文
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
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