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* 梅暁洲・姜小青「いつでも夢を 中国語バージョン」 - シングル発売。またサントリー烏龍茶の景品CDなどにも収録([[1992年]])。 |
* 梅暁洲・姜小青「いつでも夢を 中国語バージョン」 - シングル発売。またサントリー烏龍茶の景品CDなどにも収録([[1992年]])。 |
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* [[原由子]]・[[桑田佳祐]] - [[2000年]]12月「液晶[[アクオス]]」[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]ソングとして制作。原のソロアルバム『[[東京タムレ]]』(2002年)に収録。 |
* [[原由子]]・[[桑田佳祐]] - [[2000年]]12月「液晶[[アクオス]]」[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]ソングとして制作。原のソロアルバム『[[東京タムレ]]』(2002年)に収録。 |
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* [[吉田拓郎]] - アルバム『[[こんにちわ (アルバム)|こんにちわ]]』に収録。([[2001年]])。 |
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* [[天童よしみ]] - アルバム『花飾り〜天童よしみオリジナルベスト・アルバム〜』に収録(2001年)。 |
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* [[桑島法子]] - アルバム『[[Flores〜死者への花束]]』に収録(2001年)。また、ベストアルバム『[[HouKo ChroniCle]]』にも収録([[2015年]])。 |
* [[桑島法子]] - アルバム『[[Flores〜死者への花束]]』に収録(2001年)。また、ベストアルバム『[[HouKo ChroniCle]]』にも収録([[2015年]])。 |
2021年4月6日 (火) 03:22時点における版
「いつでも夢を」 | ||||
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橋幸夫/吉永小百合 の シングル | ||||
B面 | あすの花嫁 | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクターレコード | |||
作詞・作曲 |
佐伯孝夫(作詞) 吉田正(作曲) | |||
ゴールドディスク | ||||
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橋幸夫/吉永小百合 シングル 年表 | ||||
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「いつでも夢を」(いつでもゆめを)は、1962年(昭和37年)9月20日に日本ビクター(音楽事業部。後のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売された、橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲(VS-807モノラル)で、橋の27枚目、吉永の3枚目のシングル。
翌1963年(昭和38年)1月11日には『いつでも夢を』として映画化され、ヒット曲映画化作品となった。同映画でも主題歌として使用されているが、映画の主題歌として作られた曲ではなく、先に楽曲があって後から映画が製作されたものであり、映画でも橋と吉永が主演を務めている。
概要
橋のデビューに関わり、吉永の担当であった武田京子ビクターディレクターの企画で、両者の師であった佐伯孝夫(作詞)、吉田正(作曲)に提案し実現した。武田は「これは、考えに考え抜いた企画というではなく、ごく自然に私の頭の中に浮かんできたこと」と述懐している[1]。
佐伯の詞ができると吉田の手により作曲されたが、作曲にあたって吉田は、吉永が歌いやすいよう吉永に「少し比重を置いた」という[2]。当時は両者とも多忙な日々を送っていたためスケジュールが合わず、別々にレコーディングした音源を一つにミキシングして発売したという。なお吉永の歌がオーケストラと合わず、やむなくピッチを上げてオーケストラと合わせた。その特徴的な歌詞と、まだ舟木一夫や西郷輝彦などもデビューしておらず、橋が若き王者として人気を極め、吉永も若手女優として高い人気を誇っており、その二人の初デュエット曲として発売当初より話題となり、発売から「1ヶ月で30万枚という驚異的な記録をたて……半年すぎた翌年5月には100万枚を突破した」[3]。累計売上は260万枚[4]を記録した。
歌詞に登場する「あの子」については、橋は当初は吉永を連想して歌っていたが、吉永も共に歌唱していることに気付き、上にいる妖精のような存在を連想して歌うようになったという。
詞・曲ともに明るい憧憬にあふれたこの楽曲は、第4回日本レコード大賞の大賞を受賞し、1962年を代表する楽曲となり、1960年代の高度成長期を象徴する楽曲となった。その後も長い間、日本国民に愛された楽曲として人気を保っている。長年にわたりラジオやテレビの各番組で流され、この楽曲へのリクエストも多い。そのため、発売当時はまだ生まれていなかった世代にもこの曲はよく知られている。
発表翌年の1963年1月11日には、同名の映画(日活作品、監督:野村孝)が封切られ、同作品についても橋と吉永が揃って出演した(浜田光夫、松原智恵子、野呂圭介、信欣三、内藤武敏らが共演)。同映画でもこの曲は主題歌として使用され、劇中でも吉永の「寒い朝」、橋の「潮来笠」などとともに歌唱されている。
なお、他に橋が美空ひばりと共演した映画『ひばり・橋の花と喧嘩』(1970年松竹作品、監督:野村芳太郎)では「いつでも夢を」の橋とひばりのデュエットによるバージョンが使われている(こちらはCD化されていない模様)。
また、同1963年3・4月開催の第35回選抜高校野球大会では、入場行進曲として採用された。
『NHK紅白歌合戦』では、1962年の『第13回NHK紅白歌合戦』、1970年の『第21回NHK紅白歌合戦、1990年の『第41回NHK紅白歌合戦』、1998年の『第49回NHK紅白歌合戦』と合計4回歌唱されているが、いずれも橋のソロでの歌唱であった。
橋と吉永が音楽番組で一緒に歌唱している映像は、1968年12月27日にTBS系列で放送された『日本レコード大賞10周年特番』(カラーのビデオ映像)のものが現存する。
1960年代を代表するヒット曲として、後述のとおり多数の歌手によりカバーされている。CMソングとしても多数使用され、1992年にはサントリー烏龍茶のCMで中国語で歌われたバージョンも存在した(ただし橋・吉永本人の歌唱ではない)。他に中日ドラゴンズ監督時代の星野仙一が出演した第一製薬の胃腸薬「センロック」のCM(替え歌、こちらも本人歌唱ではない)、吉永出演のシャープ液晶テレビ「AQUOS」CM(こちらはサザンオールスターズのメンバーでもある桑田佳祐・原由子夫妻のデュエット)でも使用された。2017年からは、吉永小百合が出演するソフトバンクモバイルのテレビCMで使用された。
2005年にNHKが行った「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」では、本曲が紅組22位にランクインした。
2013年3月31日放送のNHK総合テレビ『今夜も生でさだまさし』でサブタイトルに使用され、橋とさだまさしが歌唱した(また、吉永もVTR出演)[5]。
『あまちゃん』での使用
2013年上期のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』では、主人公の天野アキ(能年玲奈)をはじめとする海女たちがこの歌を歌いながら海女漁に出るなど、劇中で様々な人物によって歌唱されている。天野夏が20代であった1960年代のヒット曲であることと、脚本担当の宮藤官九郎が「本曲がドラマの世界観を表している」判断したことからこの曲が採用された[6]。
第116話(同年8月13日放送)では橋が本人役で出演し、天野夏(宮本信子)とのデュエットでこの曲を歌った。このバージョンは、同2013年8月28日にビクターエンタテインメントから発売された『あまちゃん 歌のアルバム』に収録されている。
橋は朝が苦手なため、朝の連続テレビ小説はこれまでほぼ視聴したことはなく、『あまちゃん』も最初は視聴していなかったが、息子である橋龍吾より『あまちゃん』を1度観るよう促され、途中から視聴しはまっていったという。そのため、出演オファーがあると思っていなかった。
収録曲
- 発売元:日本ビクター(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
- 発売当時の価格は290円。
カバー
- 佐良直美 - アルバム『鈴懸の径 -佐伯孝夫 優しい詩集-』に収録。(1972年)。
- 梅暁洲・姜小青「いつでも夢を 中国語バージョン」 - シングル発売。またサントリー烏龍茶の景品CDなどにも収録(1992年)。
- 原由子・桑田佳祐 - 2000年12月「液晶アクオス」テレビCMソングとして制作。原のソロアルバム『東京タムレ』(2002年)に収録。
- 吉田拓郎 - アルバム『こんにちわ』に収録。(2001年)。
- 天童よしみ - アルバム『花飾り〜天童よしみオリジナルベスト・アルバム〜』に収録(2001年)。
- 桑島法子 - アルバム『Flores〜死者への花束』に収録(2001年)。また、ベストアルバム『HouKo ChroniCle』にも収録(2015年)。
- 五木ひろし - アルバム『哀愁の吉田メロディを歌う』に収録(2004年)。
- 遊佐未森・檀れい - アルバム『淡雪』に収録(2012年)。
- 徳永ゆうき・近藤春菜 - アルバム『ゆうきのうた-故郷編-』に収録(2014年、UPCH-20368)。
- ダ・カーポ - アルバム『45周年記念 日本のうたファンタジー』(2017年)。
- 海上自衛隊東京音楽隊、三宅由佳莉 - アルバム『シング・ジャパン ―心の歌―』に収録(2017年、編曲:義野裕明)。
駅発車メロディ
作曲者の吉田正の故郷が日立市であることにちなみ、同市内の常磐線の大甕駅・常陸多賀駅・日立駅・小木津駅・十王駅において、上りホームの発車メロディとして使用されている。
2020年2月14日からは、同名映画の撮影が行われた日活調布撮影所の最寄り駅である京王線の布田駅において、接近メロディとして採用された[7]。なお、これは京王電鉄と調布市の地域活性化事業「映画のまち調布」とのタイアップによるもので[7][8]、同日より同じ調布市内にある京王相模原線の京王多摩川駅でも、接近メロディに映画主題歌(シャル・ウィ・ダンス?)が採用されている[7][8]。
収録作品
脚注
- ^ 武田京子「夢のコンビ誕生まで」『橋幸夫・吉永小百合 夢のコンビ』(MBK3083)1963年12月 ビクター出版株式会社 2頁
- ^ ビクターエンタテインメント『吉田正大全集〜1948-1997』1997/9 解説書19頁その他参照
- ^ 『別冊近代映画』1966年4月臨時増刊号 22巻第7号(通巻281号) 130頁
- ^ 『毎日新聞』1997年6月30日付東京朝刊、18頁。『毎日新聞』1998年3月13日付東京夕刊、14頁
- ^ [1],goo
- ^ [2],goo
- ^ a b c "布田駅・京王多摩川駅の列車接近メロディーが映画の主題歌に変わります!" (PDF) (Press release). 京王電鉄/調布市. 6 February 2020. 2020年2月13日閲覧。
- ^ a b “(2月6日発表)布田駅・京王多摩川駅の列車接近メロディーが映画の主題歌に”. 調布市ホームページ (2020年2月6日). 2020年7月27日閲覧。