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その一方、JR線の特急列車は、元々[[北陸地方]]3県と[[上越新幹線]]の乗継需要に特化したダイヤを編成しているという背景の下、[[1997年]](平成9年)の[[北越急行ほくほく線]]開業を機に特急列車の運行系統を整理、[[大阪駅]]から直通していた「白鳥」「雷鳥」は金沢駅および[[富山駅]]で運行系統が分割された。金沢駅 - [[長岡駅]]間を結んでいた特急「かがやき」は北越急行ほくほく線経由の特急「[[はくたか]]」に移行して、長岡を通らなくなり、併せて全区間を通して乗車する利用客は元々あまり多くない金沢駅 - 新潟駅間の「北越」も大幅に本数が減少した。 |
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当路線は[[北陸新幹線]]開業に至るまで、ともに金沢と長岡・新潟を結ぶ都市間輸送を役目として「北越」と競合関係を保ち、2011年8月には上越市内の木田バス停を停車地に追加した。一時期、新潟発最終の「北越10号」は17時台の発車だったが、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[東日本旅客鉄道新潟支社|新潟支社]]は当路線の運行時間帯を見越して発車時刻を18時台に繰り下げるなど、高速バスに対抗し、かつ利便性の確保を図ってきた。 |
当路線は[[北陸新幹線]]開業に至るまで、ともに金沢と長岡・新潟を結ぶ都市間輸送を役目として「北越」と競合関係を保ち、2011年8月には上越市内の木田バス停を停車地に追加した。一時期、新潟発最終の「北越10号」は17時台の発車だったが、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[東日本旅客鉄道新潟支社|新潟支社]]は当路線の運行時間帯を見越して発車時刻を18時台に繰り下げるなど、高速バスに対抗し、かつ利便性の確保を図ってきた。 |
2021年4月21日 (水) 10:23時点における版
北陸鉄道金沢営業所(ほくりくてつどうかなざわえいぎょうしょ)は、石川県金沢市割出町にある[1]北陸鉄道(北鉄バス)の営業所である。2006年(平成18年)4月29日までは西部営業所だった。車体の営業所記号は「西」である。管轄下に東部支所と南部支所を置く。
最寄り停留所は「西割出」である。
沿革
- 1968年11月13日:西部営業所として発足。
- 2001年3月4日:(旧)金沢営業所を統合。
- 2006年4月29日:金沢営業所に改称。
現行路線
城下まち金沢周遊
- 右回りルート(RL):金沢駅東口→橋場町→兼六園下・金沢城→広坂・21世紀美術館→広小路→香林坊→武蔵ヶ辻・近江町市場→金沢駅東口
- 左回りルート(LL):金沢駅東口→武蔵ヶ辻・近江町市場→香林坊→広小路→広坂・21世紀美術館→兼六園下・金沢城→橋場町→金沢駅東口
金沢ライトアップバス
- 金沢駅東口→橋場町→兼六園下・金沢城→広坂・21世紀美術館→広小路→香林坊→武蔵ヶ辻・近江町市場→金沢駅東口
土曜日の19時以降に運行されるバスで、多客期の日曜日や祝日などにも運行される。運賃は300円で、北鉄バス1日フリー乗車券やICaは使用できないが当線専用のフリー乗車券(大人500円)がある。
平和町線
- 20:金沢駅 - 本町(郊外方向)/六枚町(市内方向) - 香林坊 - 平和町 - 金大附属学校自衛隊前
- 工業試験場→県庁前→金沢駅西口→新神田→平和町→金大附属学校自衛隊前
- 中央病院←県庁前←金沢駅西口←新神田←平和町←金大附属学校自衛隊前
- 2001年3月4日、北陸鉄道柳橋営業所(現・北鉄金沢バス北部営業所)から後述の野田線(小原系統を除く)、大桑線とともに移籍。さらに柳橋にいたノンステップ車(三菱ふそうエアロスター)も同時に転籍している。
野田線
- 21:金沢駅 - 本町(郊外方向)/六枚町(市内方向) - 香林坊 - 平和町 - 金大附属学校自衛隊前 - 野田 - 北陸学院大学
- 21:金沢駅 - 本町(郊外方向)/六枚町(市内方向) - 香林坊 - 平和町 - 金大附属学校自衛隊前 - 野田 - つつじが丘住宅
- 25:金沢駅 - 本町(郊外方向)/六枚町(市内方向) - 香林坊 - 平和町 - 金大附属学校自衛隊前 - 野田 - 北陸学院大学 - 内川小学校前
大桑線
- 22:金沢駅 - 本町(郊外方向)/六枚町(市内方向) - 香林坊 - 平和町 - 金大附属学校自衛隊前 - 野田 - 大桑住宅 - 大桑タウン
四十万金石線
三馬大野線
金石線
- 60:金沢駅西口 - 藤江 - 金石
四十万金石線の結節路線化以前の路線である。広岡口は、金沢駅西口行きのみ停車する。
高速バス路線
北陸鉄道では高速バス各路線に愛称を採用をしていないため、愛称のある路線は共同運行会社における愛称である。 なお、富山線は北鉄金沢バス中央営業所が運行を行っている。
名古屋線
名鉄バス・西日本ジェイアールバス・ジェイアール東海バスと共同運行。
仙台線
- 金沢駅東口 - 高岡高速バスターミナル - 富山駅前 - 富山市役所前 - 総曲輪 - 富山市民病院前 - 西上袋 - 滑川 - 魚津 - 黒部 ⇔ 山交ビルバスターミナル - 山形県庁前 - 仙台駅前 - 仙台駅東口
石川県金沢市と山形県山形市および宮城県仙台市を結ぶ夜行高速バスである。原則として化粧室つき29人乗り3列シート車で運行される。富山地方鉄道と共同運行。
- 沿革
-
- 当時の停車停留所:加賀温泉駅 - 小松駅東口 - 松任海浜公園 - 金沢駅東口 ⇔ 山形県庁前 - 仙台駅前
- 2014年(平成26年)3月23日 - 3月3日に宮城交通の車両が北陸自動車道小矢部川サービスエリアで停車中のトラックに追突する事故が発生[3][4][5]。この日の金沢出発便より宮城交通便が当面の間運休。北陸鉄道の単独運行により隔日運行。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 北陸鉄道と富山地方鉄道との共同運行となり経路を変更、毎日運行化。加賀温泉駅、小松駅東口、松任海浜公園バス停は廃止[6]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
新潟線
石川県金沢市と新潟県新潟市を結ぶ高速バス路線である。1日2往復、新潟交通と共同運行。
1991年当時、JR線の金沢駅 - 新潟駅間には北陸本線・信越本線を経由する「白鳥」「雷鳥」「北越」などの特急列車が運行されていた。これらJRの特急列車に対抗するため、当高速バス路線の開設にあたっては低価格の運賃設定を強みにしている。
その一方、JR線の特急列車は、元々北陸地方3県と上越新幹線の乗継需要に特化したダイヤを編成しているという背景の下、1997年(平成9年)の北越急行ほくほく線開業を機に特急列車の運行系統を整理、大阪駅から直通していた「白鳥」「雷鳥」は金沢駅および富山駅で運行系統が分割された。金沢駅 - 長岡駅間を結んでいた特急「かがやき」は北越急行ほくほく線経由の特急「はくたか」に移行して、長岡を通らなくなり、併せて全区間を通して乗車する利用客は元々あまり多くない金沢駅 - 新潟駅間の「北越」も大幅に本数が減少した。
当路線は北陸新幹線開業に至るまで、ともに金沢と長岡・新潟を結ぶ都市間輸送を役目として「北越」と競合関係を保ち、2011年8月には上越市内の木田バス停を停車地に追加した。一時期、新潟発最終の「北越10号」は17時台の発車だったが、東日本旅客鉄道(JR東日本)新潟支社は当路線の運行時間帯を見越して発車時刻を18時台に繰り下げるなど、高速バスに対抗し、かつ利便性の確保を図ってきた。
北陸新幹線開業後、金沢駅 - 新潟駅間を直通していた「北越」は全廃され、当路線は金沢と新潟県中越・下越地方を直通する唯一の交通手段となっている。
- 沿革
-
- 1991年(平成 3年)8月7日 - 運行開始。
- 2001年(平成13年)9月 - 金沢駅バスターミナルの改修工事に伴い東口暫定バスターミナル発着に変更
- 2007年(平成19年)7月 - 新潟県中越沖地震の影響で北陸自動車道が通行止めのため一時期一般道を迂回運行。
- 2009年(平成21年)5月11日 - ダイヤ改正。兼六園下-金沢駅間廃止。駅西合庁経由になる。
- 2010年(平成22年)8月1日 - 長岡北、栄の2箇所を停留所に新規追加。
- 2011年(平成23年)8月1日 - 木田を停留所に新規追加。
- 2015年(平成27年)7月16日 - 新潟市内の4停留所(県庁東、市役所前、古町、万代シティバスセンター前(新潟行きのみ))を廃止[14]。
- 2020年(令和2年)4月25日 - 新型コロナウイルスの影響により、この日より当面の間運休[8]。
- 車両
- 化粧室つき38人乗り4列シート車で運行される。
高山線
- 金沢駅東口 ⇔ 五箇山菅沼(白川郷系統のみ停車) - 白川郷 - 高山濃飛バスセンター(五箇山菅沼バス停は片クローズ扱いで、金沢駅東口 - 五箇山菅沼間に限り乗降可)
金沢市と岐阜県高山市を結ぶ路線である。濃飛乗合自動車(濃飛バス)と共同運行[15]。
- 沿革
-
- 2000年(平成12年)10月8日 - 運行開始[15]。
- 2008年(平成20年)7月6日 - 東海北陸自動車道全通によるダイヤ改正を実施。
- 2009年(平成21年)4月1日 - ダイヤ改正。乗り継ぎ便の場合、白川郷での待ち時間が最大45分になる。
- 2014年(平成26年)4月1日 - ダイヤ改正。金沢 - 白川郷 - 高山4往復、金沢 - 五箇山 - 白川郷2往復に増便。
- 2015年(平成27年)3月14日 - ダイヤ改正。金沢 - 五箇山 - 白川郷4往復に増便。
- 2016年(平成28年)
- 2020年(令和2年)
廃止路線
兼六園シャトル
金沢駅東口から武蔵ヶ辻・近江町市場や香林坊、広坂・21世紀美術館を経由し、県立美術館・成巽閣、兼六園下・金沢城の順で兼六園を反時計回りに一周して広坂・21世紀美術館から金沢駅まで同じ経路で戻る路線である。基本的に専用の塗装の車両で運行される。運賃は平日200円(武蔵ヶ辻・近江町市場 - 香林坊間も同額)となっているが、土日祝日はまちバスに合わせて100円となる。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 拡大に伴い、2020年(令和2年)4月18日より運休していたが[20]、2021年(令和3年)4月1日に廃止された[21]。なお、先述の通り2020年4月18日から運休していたため、同年4月17日が事実上の最終運行日となった[20][21]。
車両
関連項目
参考文献
- ^ 「北陸鉄道株式会社 忘れ物お問い合わせ先検索」北陸鉄道株式会社 2020年4月1日閲覧
- ^ “福島-大阪など2高速バス 運輸省が免許 来月10日スタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年2月22日)
- ^ “安全対策を策定しました。”. 宮城交通 (2014年4月23日). 2019年1月26日閲覧。
- ^ “北陸道SAで夜行バスが事故 2人死亡、24人搬送”. 日本経済新聞. (2014年3月3日) 2019年1月26日閲覧。
- ^ “運転手に「大丈夫か」 夜行バス事故で死亡の男性”. 日本経済新聞. (2014年3月4日) 2019年1月26日閲覧。
- ^ 高速バスのダイヤ改正を実施いたします (4/1) - 北陸鉄道、2017年2月20日
- ^ “高速バス金沢・富山~山形・仙台線停留所新設について(4/1~)”. 北陸鉄道 (2020年3月2日). 2020年4月12日閲覧。
- ^ a b c d “電車・バス運行情報”. 北陸鉄道. 2020年4月26日閲覧。
- ^ “高速バス仙台線の全便運休について”. 富山地方鉄道 (2020年4月16日). 2020年4月26日閲覧。
- ^ “高速バスの一部運休と減便運行について”. 北陸鉄道 (2020年7月14日). 2020年7月22日閲覧。
- ^ “高速バス仙台・山形線の運行再開について”. 富山地方鉄道 (2020年7月3日). 2020年7月22日閲覧。
- ^ “【富山・金沢線】1月18日以降の運行について”. 宮城交通 (2021年1月13日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ “高速仙台線の全便運休について”. 北陸鉄道 (2020年7月14日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ “高速乗合バス新潟線の経路および時刻の変更について (7/16~)”. 北陸鉄道 (2015年5月28日). 2017年7月25日閲覧。
- ^ a b “金沢-高山間で高速バス共同運行 北陸鉄道と濃飛乗合”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年10月16日)
- ^ “高速乗合バス高山線(金沢~五箇山~白川郷間)の増便について”. 北陸鉄道 (2016年2月19日). 2017年7月24日閲覧。
- ^ “白川郷バスターミナル利用開始に伴う「白川郷」バス停の移設について” (PDF). 濃飛乗合自動車 (2016年9月2日). 2017年7月24日閲覧。
- ^ 濃飛乗合自動車担当便の1往復は同年4月8日より運休。
- ^ "高速バス等の運行再開について" (PDF) (Press release). 濃飛乗合自動車. 2020-5-22. 2020-6-12時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021-4-4閲覧。
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の日付が不正です。 (説明) - ^ a b “城下まち金沢周遊バスと兼六園シャトルの運休実施について(4/18~)”. 北陸鉄道. 2020年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月4日閲覧。
- ^ a b “北陸鉄道グループのダイヤ改正について”. 北陸鉄道. 2021年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月4日閲覧。