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2021年8月17日 (火) 23:51時点における版
1953年 こちらもご覧下さい |
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1953年の映画(1953ねんのえいが)では、1953年(昭和28年)の映画分野の動向についてまとめる。
出来事
→「1953年 § できごと」も参照
日本
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 11月
- 12月
- 月日不詳
周年
- 創立30周年
- ウォルト・ディズニー・プロダクション - 創立30周年記念作品として、『ピーター・パン』を公開した。
日本の映画興行
配給会社 | 年間配給収入 | 前年対比 |
---|---|---|
松竹 | 36億7464万円 | — |
東宝 | 23億5702万円 | — |
大映 | 30億2955万円 | — |
新東宝 | 21億9819万円 | — |
東映 | 26億3878万円 | — |
日活 | — | — |
- 出典: 井上雅雄「映画産業の戦後「黄金期」の実態(下) : ポスト占領期の映画産業と大映の企業経営・補論」『立教經濟學研究』第71巻第2号、立教大学経済学研究会、2017年10月、102頁、doi:10.14992/00015468。
各国ランキング
日本配給収入ランキング
順位 | 題名 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|
1 | 君の名は 第二部 | 松竹 | 3億0002万円 |
2 | 君の名は 第一部 | 松竹 | 2億5047万円 |
3 | 太平洋の鷲 | 東宝 | 1億6318万円 |
4 | 地獄門 | 大映 | 1億5176万円 |
5 | 金色夜叉 | 大映 | 1億4669万円 |
6 | 花の生涯 彦根篇 江戸篇 | 松竹 | 1億3990万円 |
7 | 戦艦大和 | 新東宝 | 1億3601万円 |
8 | 東京物語 | 松竹 | 1億3165万円 |
9 | 叛乱[19] | 新東宝 | 1億2642万円 |
10 | 家族会議 | 松竹 | 1億2554万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、104頁。ISBN 978-4873767550。
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|---|
1 | 地上最大のショウ | パラマウント映画 | 2億0270万円 | |
2 | シェーン | パラマウント映画 | 1億8175万円 | |
3 | クォ・ヴァディス | MGM | 1億5251万円 | |
4 | グレン・ミラー物語 | ユニバーサル・ピクチャーズ | 1億3422万円 | |
5 | シンデレラ姫 | RKO | 1億2714万円 | |
6 | 機動部隊[20] | ワーナー・ブラザース | 1億2182万円 | |
7 | 地上より永久に | コロンビア ピクチャーズ | 1億1472万円 | |
8 | 遠い太鼓[21] | ワーナー・ブラザース | 1億0686万円 | |
9 | 静かなる男 | リパブリック=NCC | 1億0627万円 | |
10 | ライムライト | 松竹 | 1億0540万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、105頁。ISBN 978-4873767550。
日本公開作品
→詳細は「1953年の日本公開映画」を参照
受賞
- 第11回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 - 『聖衣』
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - スペンサー・トレイシー - The Actress
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - オードリー・ヘプバーン - 『ローマの休日』
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - デヴィッド・ニーヴン - 『月蒼くして』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - エセル・マーマン - Call Me Madam
- 監督賞 - フレッド・ジンネマン - 『地上より永遠に』
- 第19回ニューヨーク映画批評家協会賞[22]
- 作品賞 - 『地上より永遠に』
- 第6回カンヌ国際映画祭
- パルム・ドール - 『恐怖の報酬』 - アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督、 フランス/ イタリア
- 第14回ヴェネツィア国際映画祭
- 金獅子賞 - 受賞無し
- 第3回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - 『恐怖の報酬』 - アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督、 フランス/ イタリア
- 第8回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『にごりえ』
生誕
- 1月30日 - スティーヴン・ザイリアン、 アメリカ合衆国、映画監督・脚本家
- 2月8日 - メアリー・スティーンバージェン、 アメリカ合衆国、女優
- 2月11日 - フィリップ・アングリム、 アメリカ合衆国、男優
- 2月19日 - マッシモ・トロイージ、 イタリア、男優
- 3月4日 - スコット・ヒックス、 オーストラリア、映画監督
- 3月16日 - イザベル・ユペール、 フランス、女優
- 4月18日 - リック・モラニス、 カナダ、男優・コメディアン
- 5月16日 - ピアース・ブロスナン、 アイルランド、男優
- 5月24日 - アルフレッド・モリーナ、 イギリス、男優
- 5月30日 - コルム・ミーニイ、 アイルランド、男優
- 6月13日 - ティム・アレン、 アメリカ合衆国、男優
- 8月11日 - ハルク・ホーガン、 アメリカ合衆国、レスラー
- 8月27日 - ピーター・ストーメア、 スウェーデン、男優
- 9月10日 - エイミー・アーヴィング、 アメリカ合衆国、女優
- 10月9日 - トニー・シャルーブ、 アメリカ合衆国、男優
- 10月26日 - モーリーン・ティーフィ、 アメリカ合衆国、女優
- 10月31日 - マイケル・J・アンダーソン、 アメリカ合衆国、男優
- 11月3日 - ケイト・キャプショー、 アメリカ合衆国、女優
- 11月6日 - ロン・アンダーウッド、 アメリカ合衆国、映画監督
- 12月6日 - トム・ハルス、 アメリカ合衆国、男優
- 12月8日 - キム・ベイシンガー、 アメリカ合衆国、女優
- 12月8日 - サム・キニソン、 アメリカ合衆国、スタンドアップコメディアン
- 12月9日 - ジョン・マルコヴィッチ、 アメリカ合衆国、男優
- 12月17日 - ビル・プルマン、 アメリカ合衆国、男優
- 12月31日 - ジェームズ・レマー、 アメリカ合衆国、男優
死去
日付 | 名前 | 出身国 | 年齢 | 職業 | |
3月 | 5日 | ハーマン・J・マンキーウィッツ | アメリカ合衆国 | 55 | 脚本家 |
6月 | 20日 | フセヴォロド・プドフキン | ロシア帝国 | 60 | 映画監督 |
10月 | 8日 | ナイジェル・ブルース | イギリス | 58 | 男優 |
11月 | 29日 | サム・ド・グラッス | アメリカ合衆国 | 78 | 男優 |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 松竹 1985, p. 679.
- ^ a b c d e f g h i j k l 谷川 1993, p. 122.
- ^ a b c “東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ 斉藤 2009, p. 56.
- ^ a b c d e 東宝 1982b, p. 63.
- ^ a b c d e f g 山川 1987, p. 225.
- ^ a b c d e f g h i j k l 松竹 1985, p. 680.
- ^ a b c d 東宝 1982b, p. 64.
- ^ “日本の3D映画 : 第三の革命 立体3D映画の時代 (2)”. 映画.com. 2019年9月7日閲覧。 “大手映画会社の中で、秘密裏に3Dシステムの開発を進めていたのが東宝である。(中略)「トービジョン」という名称が与えられた(後略)”
- ^ a b c d e f g h i j 東宝 1982b, p. 65.
- ^ “第2章 観覧施設または観客に係る事故事例” (PDF). 東京消防庁公式サイト. 東京消防庁. p. 11. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “花の中の娘たち”. キネノート. キネマ旬報社. 2020年1月7日閲覧。
- ^ “日輪(1953)”. キネノート. キネマ旬報社. 2020年4月2日閲覧。
- ^ 東宝 1982b, p. 66.
- ^ “沿革”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ 角川春樹、藤岡和賀夫、阿久悠『ザ・ブーム』角川書店、1982年1月25日、198頁。
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “叛乱(1954)”. KINENOTE(キネノート). 2018年9月29日閲覧。
- ^ “機動部隊”. allcinema. 2018年9月30日閲覧。
- ^ “遠い太鼓”. allcinema. 2018年9月30日閲覧。
- ^ “1953 Awards”. ニューヨーク映画批評家協会. 2012年3月19日閲覧。
参考文献
- 井上雅雄「映画産業の戦後「黄金期」の実態(下) : ポスト占領期の映画産業と大映の企業経営・補論」『立教經濟學研究』第71巻第2号、立教大学経済学研究会、2017年10月、67 - 107頁、doi:10.14992/00015468。 - 1953年から1956年の邦画各社の状況について書かれている。
- 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8。
- 松竹『松竹九十年史』松竹、1985年12月。全国書誌番号:87001945。
- 谷川義雄『年表・映画100年史』風濤社、1993年5月。ISBN 4-89219-113-2。
- 東宝『東宝五十年史』東宝、1982年11月。全国書誌番号:83041631。
- 渋沢社史データベース版(1982年11月刊行本が底本)
- 山川浩二『昭和広告60年史』講談社、1987年。ISBN 4-06-202184-6。