「JR北海道キハ281系気動車」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) 改造歴を再追記(2001年8月号「鉄道ファン」誌までに確認できる分のみ) |
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内装は[[JR北海道785系電車|785系電車]]の様式を踏襲し、フリーストップ式の[[リクライニングシート]]を設置<ref name="RF372_13" />、車内客室出入口上部に3色[[発光ダイオード|LED]]式の[[車内案内表示装置]]が設置されている<ref name="RF372_15" />。[[グリーン車]]の座席は2+1列の3列シートで、重心のバランスをとるために車体中央で配列が逆転し、点対称になっている。座席の配色は、普通車がモケットは紫色(先頭車はコバルトブルー)で、肘掛はコバルトブルー。グリーン車がモケットは灰色で、肘掛は薄茶色。グリーン車では[[ラジオ]]放送<ref group="注">[[NHKラジオ第1放送]]、[[NHK-FM放送]]、[[HBCラジオ]]を再送信していた。</ref>・[[背景音楽|BGM]]を標準で装備し、[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]でも市販の[[周波数変調|FM]]放送が受信できるラジオで聞くことができた<ref name="RF372_15" /><ref group="注">283系気動車も同様。</ref>。 |
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[[列車便所|トイレ]]は[[便器#腰掛大便器(洋式・洋風大便器)|洋式]]であり、試作車で循環式と真空式の汚物処理装置の比較試験を行い、量産車では真空式とされた<ref name="RF372_13" />。[[暖房]]方式は機関排熱利用による温水式、[[エア・コンディショナー|冷房装置]]は[[機関直結式冷房装置|機関直結式]]のN-AU281形を各車の屋根上に2台搭載している<ref name="RF372_15" />。 |
2021年11月23日 (火) 08:37時点における版
JR北海道キハ281系気動車 | |
---|---|
基本情報 | |
運用者 | 北海道旅客鉄道 |
製造所 |
富士重工業(現・SUBARU) 日本車輌製造 |
製造年 | 1992年 - 1993年 |
製造数 | 27両 |
運用開始 | 1994年3月1日 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm |
最高運転速度 |
130 km/h[1](2013年10月まで) 120 km/h(2013年11月以降)[JR 1] |
設計最高速度 | 145 km/h |
起動加速度 | 2.0 km/h/s(0 → 60km/h)[2] |
減速度 | 4.7 km/h/s [2] |
編成定員 | 353名(7両編成) |
全長 | 21,300 mm[1] |
全幅 | 2,863 mm[1] |
全高 | 4,077 mm |
床面高さ | 1,150 mm |
車体 | ステンレス |
台車 |
N-DT281形 (ヨーダンパ付ボルスタレス式) |
動力伝達方式 | 液体式 |
機関 | N-DMF11HZD形 |
機関出力 | 355 ps / 2,100 rpm×2基 / 両[1] |
変速機 | N-DW15形[1] |
変速段 | 変速1段・直結3段 最終減速比2.087 |
制動装置 |
電気指令式空気ブレーキ (機関ブレーキ・排気ブレーキ併用)[1] |
保安装置 |
ATS-SN ATS-DN |
キハ281系気動車(キハ281けいきどうしゃ)[注 1]は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が1992年(平成4年)から導入、1994年(平成6年)から営業運転を開始した特急形気動車である。
概要
1991年(平成3年)から着手された函館 - 札幌間の高速化事業にあわせてJR北海道が開発した特急形振子式気動車である。先行して四国旅客鉄道(JR四国)が1989年(平成元年)から導入していた2000系気動車の仕様を基に設計[3]され、試作車として1992年1月に先頭車2両[4]、同年10月に中間車1両が製造[5]され長期試験に供された。1993年(平成5年)から富士重工業と日本車輌製造で量産に移行し、1994年3月1日のダイヤ改正から特急「スーパー北斗」として営業運転を開始した。
日本国内の在来線気動車において、最高速度130km/hでの営業運転を初めて行った系列である。曲線通過速度は本則 + 30km/h[3][6]で、函館 - 札幌間の最短所要時間は従来の183系気動車による特急「北斗」の3時間29分から2時間59分へと大幅に短縮された。最速達列車の表定速度は日本の在来線列車で最も高い[注 2]。
なお、その後のJR北海道における振り子式気動車の増備は、改良型である283系気動車に移行したため、本系列の製造は27両で終了した。
1994年に通商産業省グッドデザイン商品(現・日本デザイン振興会グッドデザイン賞)選定、1995年(平成7年)に鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
構造
車体
JR四国2000系気動車の構造を踏襲した軽量ステンレス製で、前頭部のみ普通鋼製である[3][7]。客用扉は気密性の高いプラグドアとされている[7]。外部配色は前頭部と客用扉周囲をコバルトブルー ■(噴火湾をイメージしている[8])、ステンレス地の無塗装部分との境界を萌黄色(ライトグリーン)■とし、側窓周囲は窓柱を黒くした連続窓風のデザインである。
前頭部は高運転台構造で、波動輸送対応で増結しやすいよう貫通路付とされた[7]。高運転台は重心位置の点で振子車両には不向きとされるが、エゾシカなどの大型動物との衝突事故が多い北海道では見通しの向上とそれら大型動物との衝突事故や踏切事故時の運転士保護のため採用したもので、JR北海道が本系列以降に開発した特急形車両は、全てこの前頭形状を採用している。先頭車の出入台は前頭部貫通路に接続しており[7]、貫通扉には作業時の前方監視用にワイパー付の扉窓を設けている。かつては貫通路と出入台との間は開放されており、乗客が前面展望を楽しむことも可能であった[7][注 3]。運転台には721系電車・785系電車と同様、左手操作式のワンハンドルマスコンとモニタ装置を装備する[7][8]。
前頭部側面には車両形式名と振子機能をイメージした「FURICO 281」のロゴマークとリサージュ図形が配されている。なお、前頭部側面のロゴマークは、以下の変更を経ている。
- HEAT 281 - Hokkaido Experimental Advanced Train[8]
- 1992年 - 1994年。試作車落成時から営業運転開始まで。
- HEAT 281 - Hokkaido Express Advanced Train
- 1994年 - 2002年。営業運転開始時にロゴデザインとともに変更された。
- FURICO 281
走行機関
コマツ製の直列6気筒ディーゼルエンジンN-DMF11HZA形 (355ps/2100rpm) を各車に2台装備し、液体変速機は変速1段・直結3段式のN-DW15形を使用している[1]。
台車
台車はヨーダンパ付ボルスタレス式のN-DT281A形で、制御付自然振子機構を装備し、重心を下げるため車輪径を810 mmに小径化している[8]。振子機構は、キハ281形試作車では381系電車や2000系気動車で実績のある「コロ式」を用いた[8][6]が、耐寒耐雪能力向上のため、後に製作されたキハ280形試作車ではJR四国8000系電車試作車に用いられた「曲線ベアリングガイド式」を採用[6]し、この方式で量産された。振子作用時の車体最大傾斜角は 5度で、曲線通過速度は本則 + 30km/hに向上した[6]。
ブレーキ装置
電気指令式空気ブレーキで、制動距離の短縮のために機関ブレーキ・排気ブレーキを併用している[1]。基礎ブレーキ装置は踏面ブレーキ方式で、制輪子はJR北海道苗穂工場製の特殊鋳鉄制輪子を使用しており、凍結した線路上でも最高速度から600 m以内での停止が可能である。
接客設備
内装は785系電車の様式を踏襲し、フリーストップ式のリクライニングシートを設置[7]、車内客室出入口上部に3色LED式の車内案内表示装置が設置されている[1]。グリーン車の座席は2+1列の3列シートで、重心のバランスをとるために車体中央で配列が逆転し、点対称になっている。座席の配色は、普通車がモケットは紫色(先頭車はコバルトブルー)で、肘掛はコバルトブルー。グリーン車がモケットは灰色で、肘掛は薄茶色。グリーン車ではラジオ放送[注 4]・BGMを標準で装備し、普通車でも市販のFM放送が受信できるラジオで聞くことができた[1][注 5]。
トイレは洋式であり、試作車で循環式と真空式の汚物処理装置の比較試験を行い、量産車では真空式とされた[7]。暖房方式は機関排熱利用による温水式、冷房装置は機関直結式のN-AU281形を各車の屋根上に2台搭載している[1]。
グリーン車(キロ280形)の車掌室は、ホテルのようなオープンカウンター式となっているのが特徴である[注 6]。
その他設備
自動放送装置をJR北海道の車両では初めて装備し、車内放送のメロディにはJR北海道のオリジナルチャイムを搭載し、自動案内放送・車掌放送・運転抑止などのパターンがある。これは以降のJR北海道特急形車両の多くに採用された。
2006年(平成18年)3月18日からは、自動放送チャイムに「アルプスの牧場」「ハイケンスのセレナーデ」「鉄道唱歌」が追加された。同時に車内案内表示装置で英文による案内を開始している。
形式別概説
- キハ281形
- 運転台付の普通車である。客用扉は片側2か所に設置されている。
- 900番台 (901, 902)
- 試作車。901は函館向き、902は札幌向きの先頭車である。自重は41.0t。
- 先頭部貫通扉は小型の扉窓を設け、ワイパーは装備しない。一部のドアの色が異なる。新製時の台車は、コロ式の振子機構をもつ N-DT281形である[6]。排障器(スカート)は新製当初ライトグレーであったが、すぐに車体同色に変更された。洋式トイレと男子用トイレがある[7]。現在は2両とも札幌向き自由席車両となっている。定員48名。
- 0番台 (1 - 6)
- 試作車とほぼ同じ仕様で製造された量産車。自重は43.2t。1, 3, 5は函館向き、2, 4, 6は札幌向きの先頭車である。正面貫通扉窓が大型化され、ワイパーが追設された。座席の手摺の形と、男子用トイレの形状に試作車との違いがみられる。台車は振子機構を曲線ベアリングガイド式とした N-DT281A形に変更された。現在、1は自由席車両として札幌向き固定である。
- キハ280形
- 編成の中間に組成される、運転台のない普通車である。客用扉は片側1か所である。
- 900番台 (901)
- 試作車。トイレ・洗面所はない。荷物置き場がある。定員60名。自重は41.1t。肘掛け部分は黒色で、手すりの形も量産車とは異なる。
- 新製時の台車は、基礎ブレーキ装置を車輪ディスクブレーキとしたN-DT280形である。
- 100番台 (101 - 110)
- 900番台(試作車)とほぼ同じ仕様で製造された量産中間車。定員60名。自重は40.6t。トイレ・洗面所はない。台車は振子機構を曲線ベアリングガイド式としたN-DT281A形に変更された。
- 0番台 (1 - 4)
- 車椅子対応の車両で、札幌側に車椅子対応の座席とトイレがある。男子用トイレ・多目的室がある。定員51名。自重は41.7t。台車・駆動系の仕様は100番台と同一である。かつてはテレホンカード式公衆電話が設置されていたが、2006年3月18日のダイヤ改正後に撤去され、業務用スペースとなっている。
- キロ280形 (1 - 4)
- 運転台のないグリーン車。座席数は26席で、配置は横1 + 2列、中央で配置が逆転する。自重は43.0t。
- 各座席にはラジオ放送・BGMのオーディオパネルを装備する。車内販売準備室、車掌室、男子用トイレと洋式トイレがある。台車・駆動系の仕様はキハ280形量産車と同一である。かつては、喫煙コーナー[注 7]、テレホンカード式公衆電話が設置されていたが、のちに撤去されている[JR 3]。
- キロ280-1 のみ出入り口付近に車両製造所プレートがあり、グリーン車マーク表記が異なるなどの差異がある。
-
キハ281形 900番台
(2008年4月26日 / 札幌駅) -
キハ281形 0番台
(2007年10月3日 / 苫小牧駅) -
キハ280形 900番台
(2008年4月26日 / 札幌駅) -
キハ280形 100番台
(2008年4月26日 / 札幌駅) -
キハ280形 0番台
(2008年4月26日 / 札幌駅) -
キロ280形
(2008年4月26日 / 札幌駅)
改造
- 側窓保護改造
- 酷寒地での高速運転により、車体に付着した氷塊が走行中に落下し、跳ね上げたバラストが側窓を破損する事例が多発した。これを防止するため、2001年(平成13年)から全車の側窓外側にポリカーボネート製の透明保護カバーを追設する改造を行った。
- ラッピング広告
- 2004年(平成16年)のNHK大河ドラマ『新選組!』放映に合わせ、同番組関連のラッピングが試作車2両を含む一部車両に施工された。同番組の放映終了後にラッピングは撤去されている。
- 重要部品取替工事
- 2005年(平成17年)から全車に実施された。主な変更点は車内案内表示装置の改造、側面行先表示器・正面愛称表示器の汚れ落し、再塗装などで、普通車の座席モケットが従来の紫から青に変更された車両もある。先頭車は前照灯のうち下部2灯をHID灯に交換した。試作車ではトイレ設備の更新も行っている。
- 同工事では走行機器についても整備交換がなされ、機関は排気ガス対策を施したN-DMF11HZD (355ps/2100rpm) に換装された。試作車特有の装備は、先頭車のコロ式振子付台車・中間車のディスクブレーキ式台車について、量産車のものに小改良を施したN-DT281B形台車に交換するなど、量産車との仕様統一がなされている。
- グレードアップ指定席
- 2008年(平成20年)7月から、キハ183系とともに普通車指定席の座席改装が開始された[JR 4]。これは、2006年12月17日からキハ283系が行っているものと同様、座席幅の拡大・背もたれ枕の設置・快速「エアポート」などに設定されている「uシート」と同様なチケットホルダーなどの設備を導入し、居住性の向上を図るものである[JR 5]。
- キハ281形 (2 - 6)
- キハ280形 (1 - 4, 103 - 110)
- グリーン車リニューアル
- また、2011年(平成23年)10月から2013年(平成25年)3月にかけて、キハ183系、キハ283系とともにグリーン車の座席改装も実施された[JR 6]。
- キロ280形 (1 - 4)
なお、引き続き先頭車の愛称表示器は幕式である。
- 前照灯LED化改造
2018年から2019年初旬にかけて、900番台から順次、先頭車の運転台下の前照灯2灯を2005年の重要部品取替工事以降使用されてきたHID灯からLED灯へと変更されている。
-
回送表示
-
札幌行「スーパー北斗」
運用の変遷
現在27両すべてが函館運輸所に所属している。
2021年度ダイヤ改正(2021年3月12日)まで、7両編成を基本とした2本が組成されて運用されていた[9]。
キハ283系と1両単位での連結が可能で、多客時の増結や本系列の検査時などで実施されていた。混結時における振子作用時の車体最大傾斜角は、本系列に合わせた5度となる。
← 函館 札幌 →
| |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
形式 | キハ281 | キハ280 -100/900 |
キロ280 | キハ280 -100/900 |
キハ280 -0 |
キハ280 -100/900 |
キハ281 |
- 新型コロナウイルスの影響
2020年3月23日より、新型コロナウイルスによる需要低下から、第一段階の減車として自由席が1両減り6両編成となった[JR 7][JR 8]。
← 函館 札幌 →
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
形式 | キハ281 | キハ280 -100/900 |
キロ280 | キハ280 -100/900 |
キハ280 -0 |
キハ281 |
その後、2020年4月6日より、新型コロナウイルスによる需要低下から、第二段階の減車として指定席が1両減り5両編成となった[JR 9]。また、自由席の混雑が認められたため、[要出典]4・5両目を自由席と変更[JR 9]。4両目の車椅子対応席が自由席となったため、使用者には車掌による誘導が行われた。[要出典]
← 函館 札幌 →
| |||||
---|---|---|---|---|---|
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
形式 | キハ281 | キハ280 -100/900 |
キロ280 | キハ280-0 | キハ281 |
- 現況
2021年3月13日に行われたダイヤ改正では、新型コロナウイルスの影響と、アフターコロナにおいての利用回復が見込めないことから指定席2両減の5両編成に減車された[JR 10][JR 11]。グリーン車の位置は3号車から2号車に変更[JR 10][JR 11]。また、北斗5号と北斗14号においては、閑散期に曜日によって運休に(4・10・11月の水・木運休、年間30日程度)になった[JR 10][JR 11]。この2列車の列車番号は季節臨の6000番台+号数となっている。
← 函館 札幌 →
| |||||
---|---|---|---|---|---|
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
形式 | キハ281 | キロ280 | キハ280 -0 |
キハ280 -100/900 |
キハ281 |
- 過去の運用実績
車歴表
車両形式 | 製造区分 | 車両番号 | 製造 | 落成 配置 |
落成日 | 現行配置・処遇 | 除籍日 | 転属歴 | 最終 配置 |
備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キハ281形 | 900番台 | 試作車 | キハ281-901 | 日本車 | 札幌 | 1992年[4] | 1月15日函館 | [転属 1] | |||
キハ281-902 | [転属 2] | ||||||||||
0番台 | 量産車 | キハ281-1 | 1993年12月[11] | 3日||||||||
キハ281-2 | |||||||||||
キハ281-3 | 函館 | 1993年12月[11] | 6日|||||||||
キハ281-4 | |||||||||||
キハ281-5 | 1993年12月10日[11] | ||||||||||
キハ281-6 | |||||||||||
キハ280形 | 900番台 | 試作車 | キハ280-901 | 富士重 | 札幌 | 1992年10月[5] | 8日[転属 2] | ||||
100番台 | 量産車 | キハ280-101 | 1993年12月[11] | 3日||||||||
キハ280-102 | |||||||||||
キハ280-103 | |||||||||||
キハ280-104 | 函館 | 1993年12月[11] | 6日|||||||||
キハ280-105 | 1993年12月10日[11] | ||||||||||
キハ280-106 | 1993年12月[11] | 3日||||||||||
キハ280-107 | 1993年12月12日[11] | ||||||||||
キハ280-108 | |||||||||||
キハ280-109 | |||||||||||
キハ280-110 | 札幌 | [転属 2] | |||||||||
0番台 | キハ280-1 | 1993年12月10日[11] | |||||||||
キハ280-2 | 函館 | ||||||||||
キハ280-3 | |||||||||||
キハ280-4 | 札幌 | [転属 2] | |||||||||
キロ280形 | 0番台 | キロ280-1 | 日本車 | 1993年12月[11] | 3日[転属 3] | ||||||
キロ280-2 | 函館 | 1993年12月[11] | 6日|||||||||
キロ280-3 | |||||||||||
キロ280-4 | 札幌 | [転属 4] |
改造歴
- 改造所…札幌:札幌運転所、苗穂:苗穂工場、函館:函館運転所
車両番号 | 改造日 | 改造所 |
---|---|---|
キハ280-101 | 1998年[12] | 1月23日札幌 |
キハ280-102 | 1997年12月10日[12] | |
キハ280-103 | 1998年[12] | 1月13日|
キハ280-104 | 1997年12月21日[12] | |
キハ280-105 | 1997年11月16日[12] | |
キハ280-106 | 1997年12月[12] | 1日|
キハ280-107 | 1997年11月14日[12] | |
キハ280-108 | 1997年12月[12] | 3日|
キハ280-109 | 1997年11月30日[12] | |
キハ280-110 | 1997年11月18日[12] | |
キハ280-901 | 1997年11月12日[12] | |
キロ280-1 | 1997年11月26日[12] | |
キロ280-2 | 1997年11月27日[12] | |
キロ280-3 | 1997年11月21日[12] | |
キロ280-4 | 1997年11月[12] | 2日
車両番号 | 改造日 | 改造所 |
---|---|---|
キハ281-1 | 2000年10月22日[13] | 函館 |
キハ281-2 | 2000年11月24日[13] | |
キハ281-3 | 2000年11月15日[13] | 苗穂 |
キハ281-4 | 2000年[13] | 8月17日|
キハ281-5 | 2000年[13] | 8月30日|
キハ281-6 | 2000年10月10日[13] | 函館 |
キハ281-901 | 2000年[13] | 9月25日|
キハ281-902 | 2000年10月18日[13] | 苗穂 |
キハ280-1 | 2000年[13] | 8月 7日|
キハ280-2 | 2000年10月10日[13] | |
キハ280-3 | 2000年11月13日[13] | |
キハ280-4 | 2000年[13] | 9月 8日|
キハ280-101 | 2000年[13] | 9月19日函館 |
キハ280-102 | 2000年11月22日[13] | 苗穂 |
キハ280-103 | 2000年[13] | 9月14日函館 |
キハ280-104 | 2000年[13] | 8月26日苗穂 |
キハ280-105 | 2000年[13] | 8月21日|
キハ280-106 | 2000年[13] | 9月14日|
キハ280-107 | 2000年10月13日[13] | |
キハ280-108 | 2000年11月10日[13] | 函館 |
キハ280-109 | 2000年11月[13] | 6日苗穂 |
キハ280-110 | 2000年10月[13] | 4日函館 |
キハ280-901 | 2000年12月13日[13] | 苗穂 |
キロ280-1 | 2000年[13] | 8月12日|
キロ280-2 | 2000年12月[13] | 7日|
キロ280-3 | 2000年[13] | 9月21日|
キロ280-4 | 2000年11月28日[13] |
脚注
注釈
- ^ JR北海道ではWebサイトなど外部文書において「281系気動車」と表記しているが、慣例的なものや、JR西日本281系電車との混同を防ぐため、一般には「キハ281系」と呼ばれることが多い。
- ^ 運転開始当初、最速達列車の途中停車駅は上りが東室蘭駅のみ、下りは東室蘭駅と苫小牧駅のみで、それぞれ2時間59分(表定速度106.8km/h)であった。その後は2000年3月のダイヤ改正で新札幌駅が追加されたため、3時間00分(同106.2km/h)が最速だった。
- ^ 2010年(平成22年)1月に発生した函館本線踏切事故で当該列車(789系1000番台)の先頭車前頭部が大破したことを受け、現在では一般客の立入は禁止されている。
- ^ NHKラジオ第1放送、NHK-FM放送、HBCラジオを再送信していた。
- ^ 283系気動車も同様。
- ^ 車内改札などで車掌が不在の際はガラス製のシャッターで仕切られる。この構造は283系でも踏襲された。
- ^ 2006年3月18日のダイヤ改正で実施された全面禁煙化[JR 2]に伴い、灰皿・空気清浄機が撤去され、携帯電話使用スペースになっている。
- ^ 台車防塵、防雪カバー取付、ATS変更などが実施された[11]。
- ^ 特急「スーパー北斗」用への対応として、腰掛モケットの張替えが実施された[12]。
- ^ 普通車には携帯品置場新設や業務用室扉改造、グリーン車には電子レンジと車内販売室スピーカの設置が実施された[12]。
転属
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 『鉄道ファン』通巻372号 p.15
- ^ a b 日本鉄道車輌工業会「車両技術」204号「JR北海道281系振子式特急気動車」p.97記事。
- ^ a b c 『鉄道ファン』通巻372号 p.12
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻376号 p.79
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻388号 p.80
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- ^ a b c d e f g h i 『鉄道ファン』通巻372号 p.13
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- ^ ジェー・アール・アール 編『JR気動車客車編成表』 2010巻、交通新聞社、2010年6月。ISBN 978-4-330-14710-9。
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- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 『鉄道ファン』通巻484号 p.86
JR北海道
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- ^ "北海道内特急列車公衆電話サービス終了のお知らせ" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 10 September 2009. 2014年9月6日閲覧。
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参考文献
鉄道ファン
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- 編集部「JRグループ 車両のデータ・バンク91/92」『鉄道ファン』第32巻第8号(通巻376号)、交友社、1992年8月1日、pp.79-91。
- 編集部「JR北海道 キハ280形900番台」『鉄道ファン』第33巻第1号(通巻381号)、交友社、1993年1月1日、pp.67-70。
- 編集部「JRグループ 車両のデータ・バンク92/93」『鉄道ファン』第33巻第8号(通巻388号)、交友社、1993年8月1日、pp.80-90。
- 編集部「JRグループ 車両のデータ・バンク93/94」『鉄道ファン』第34巻第9号(通巻401号)、交友社、1994年9月1日、pp.80-90。
- 編集部「JRグループ 車両のデータ・バンク97/98」『鉄道ファン』第38巻第7号(通巻447号)、交友社、1998年7月1日、pp.71-89。
- 編集部「JRグループ 車両のデータ・バンク98/99」『鉄道ファン』第39巻第7号(通巻459号)、交友社、1999年7月1日、pp.70-89。
- 編集部「JRグループ 車両のデータ・バンク2000/2001」『鉄道ファン』第41巻第8号(通巻484号)、交友社、2001年8月1日、pp.86-97。
鉄道ジャーナル
鉄道ピクトリアル
- 電気車研究会『鉄道車両年鑑』2005年版 鉄道ピクトリアル臨時増刊 No.767 2005年
その他
- イカロス出版 イカロスMOOK 名列車列伝シリーズ 5『特急おおぞら&北海道の特急列車』1998年
関連項目
外部リンク
- 特急スーパー北斗(281系) 列車ガイド - 北海道旅客鉄道