コンテンツにスキップ

「うる星やつら (アニメ)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
→‎原作と異なる設定: 相違点を箇条書きで記すのは過剰記述。他全体の階層を引き上げ。
自分は今から1週間ほど前に各話リスト(2022年版)の原型を作成した者です。次に挙げるふたつの観点から、各話リストのスタイルを既存のエピソードリストから1981年版アニメのもの(伸縮可能型の表)と同様のスタイルに戻しました。 ①記事内では記載方法を統一すべきである。 ②2022年版アニメの各話リストは最終的に4クール分の話数を記載することになる。先のことを考えると、話数が増えていくにつれて表がどんどん大きくなり、(特にスマホで閲覧するときに)見づらくなるため、伸縮可能な形にしたほうがすっきりして見える。  なお、エピソードリストを作っていただいた方に配慮するため、既存のエピソードリストにあった項目はそのまま残し(ただし初放送日の項目を左端に移動)、見出しの背景を黄色にしておきました。話数の横にある「A」「B」は、記事の中でより詳細な説明ができるように、公式ホームページ内の「あらすじ」欄での表記を引用したものです。長々と失礼しました。
タグ: 差し戻し済み ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
1,017行目: 1,017行目:


=== 各話リスト(2022年版) ===
=== 各話リスト(2022年版) ===
1981年版アニメの各話リストと同様、伸縮型のメニューとして記載する。
{{エピソードリスト/base/header
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><div class="NavHead">うる星やつら(2022年版) 各話リスト</div>
| LineColor = #fce44c
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
| Number = 話数
{| class="wikitable" style="font-size:small;"
| Title = サブタイトル
! style="background-color:#fce44c"|初放送日
| Aux1 = 脚本
! style="background-color:#fce44c" colspan="2"|話数
| Aux2 = {{nobr|絵コンテ}}
! style="background-color:#fce44c"|サブタイトル
| Aux3 = 演出
! style="background-color:#fce44c"|脚本
| Aux4 = {{nobr|作画監督}}
! style="background-color:#fce44c"|絵コンテ
| Aux5 = {{nobr|エフェクト作監}}
! style="background-color:#fce44c"|演出
| Aux6 = {{nobr|総作画監督}}
! style="background-color:#fce44c"|作画監督
| Aux7 = 初放送日
! style="background-color:#fce44c"|エフェクト作監
| TableStyle = font-size:small
! style="background-color:#fce44c"|総作画監督
}}
|-
{{エピソードリスト/base
| Number = {{nobr|第1話}}
! colspan="10" |第1
|-
| Title = {{nobr|かけめぐる青春}}<hr />絶体絶命
|rowspan="2"|'''2022年'''<br/>10月14日
| Aux1 = {{nobr|柿原優子}}
|rowspan="2"|第1話
| Aux2 = {{hlist-comma|髙橋秀弥|亀井隆広}}
|A
| Aux3 = {{nobr|髙橋秀弥}}
| style="text-align:center"|かけめぐる青春
| Aux4 = {{hlist-comma|荒木裕|清丸悟|森幸子|さとう沙名栄|河本零王|小林亮}}
|rowspan="2"|柿原優子
| Aux5 = 山田まさし
|rowspan="2"|髙橋秀弥、<br/>亀井隆広
| Aux6 = {{hlist-comma|[[浅野直之]]|清丸悟}}
|rowspan="2"|髙橋秀弥
| Aux7 = '''2022年'''<br />{{nobr|10月14日}}
|rowspan="2" style="text-align:center"|荒木裕清丸悟、<br/>森幸子さとう沙名栄、<br/>河本零王小林亮
}}
|rowspan="2" style="text-align:center"|山田まさし
{{エピソードリスト/base/footer}}
|rowspan="2"|[[浅野直之]]、<br/>清丸悟
|-
|B
| style="text-align:center"|絶体絶命
|-
|rowspan="2"|10月21日
|rowspan="2"|第2話
|A
| style="text-align:center"|あなたにあげる
|rowspan="2"|
|rowspan="2"|
|rowspan="2"|
|rowspan="2"|
|rowspan="2"|
|rowspan="2"|
|-
|B
| style="text-align:center"|幸せの黄色いリボン
|}
</div></div>


=== 放送局(2022年版) ===
=== 放送局(2022年版) ===

2022年10月14日 (金) 15:58時点における版

うる星やつら > うる星やつら (アニメ)
うる星やつら

大泉アニメゲートに設置されている「ねりまアニメ年表」の一コマ。
ジャンル SF恋愛ギャグコメディ少年向け
アニメ:うる星やつら(1981年版)
原作 高橋留美子
監督 押井守やまざきかずお
(チーフディレクター)
シリーズ構成 山本優、荘久一、伊藤和典
菅良幸柳川茂
キャラクターデザイン 高田明美
メカニックデザイン 佐藤正浩
音楽 風戸慎介、安西史孝、西村コージ、
星勝ミッキー吉野
アニメーション制作 スタジオぴえろディーン
製作 フジテレビ
キティ・フィルム
放送局 フジテレビほか
放送期間 1981年10月14日 - 1986年3月19日
話数 全195回(全218話)+ スペシャル1回
諸星あたる
ラム
古川登志夫
平野文
アニメ:うる星やつら(2022年版)
原作 高橋留美子
監督 髙橋秀弥、木村泰大
シリーズディレクター 亀井隆広
シリーズ構成 柿原優子
キャラクターデザイン 浅野直之
メカニックデザイン JNTHED曽野由大
音楽 横山克
アニメーション制作 david production
製作 アニメ「うる星やつら」製作委員会
放送局 フジテレビほか
放送期間 第1期:2022年10月13日 -
諸星あたる
ラム
神谷浩史
上坂すみれ
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

本記事では高橋留美子の漫画『うる星やつら』を原作とした、各種アニメ作品について解説する。

概要

漫画家・高橋留美子の連載デビュー作『うる星やつら』を原作として製作された一連のアニメ作品。

初代テレビシリーズ(以後、「1981年版」とする。)は1981年10月から1986年3月までの4年半という長期にわたって放送(制作は スタジオぴえろディーン)、劇場版も6本作られ、テレビシリーズ放送終了後はOVAシリーズも作られた。関連商品化においても成功し、売上は100億円とされた[1]。テレビシリーズや劇場版(劇場版の各項目を参照)およびOVA作品はビデオ・DVD化されている。また、レコード化作品も多数あり、LPは7作がオリコンLPチャートで10位以内にランクインしている[注 1][2]。2019年に放送された『発表!全るーみっくアニメ大投票 高橋留美子だっちゃ』では作品部門第4位にランクインした。

2022年1月1日、「謹賀新年 2022年TVアニメ化!」の文字と共に、ラムのティーザーカット産経新聞の全面広告に掲載され、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で36年ぶりにテレビアニメ化されることが告知された[3](詳細は後述)。150人が投票に参加した「期待度が高い2022年秋アニメランキングベスト13」では2位となった[4]

テレビアニメ(1981年版)

概要

1981年10月14日から1986年3月19日までキティ・フィルム、フジテレビ製作(アニメ制作は第1~106回スタジオぴえろ⇒ 第107~127回ディーン、スタジオぴえろ⇒ 第128回以降ディーン)でテレビアニメ化され、195回で全218話が放送された。放送時間は水曜日19:30 - 20:00。原作1巻から29巻までの内容がテレビアニメ化されている。

序盤は視聴率こそ20%前後と好調だったが、つねに半裸の少女が登場している、登場人物が下品なことを言うのを子供がマネをする、などの理由でフジテレビのワースト番組上位の常連で番組企画者はつねに会議室で謝らされていた。最高視聴率は24.7%(1982年1月6日放送の第11回「あたる源氏平安京にゆく」 関東地区・ビデオリサーチ社の調査による)[5]。放送初期は15分2話形式だったが、原作に追いついてしまうため、第3クールより30分1話形式へとシフトした。そのため「放送回数」と「話数」が異なっている。このシフトのもうひとつの理由として押井のギャグセンスを盛り込んだ作品が15分の枠の中に納まりきれず中途半端や唐突な印象を与えたため、これを回避するための方策でもあった。

シリーズの前半ではいつ番組が打ち切りになるかわからない状態だったため、クールの終わりごとにそれらしいエピソードが放映されている(第44回・67話「君去りし後」、第54回・77話「ラムちゃん主催大忘年会」、第64回・87話「さよならの季節」、第78回・101話「みじめ愛とさすらいの母」、第93回・116話「終太郎不幸の朝」、第105回・128話「スクランブル! ラムを奪回せよ!!」、第106回・129話「死闘! あたるVS面堂軍団!!」)。

改編期などの特別番組やプロ野球中継ヤクルト戦)・バレーボールワールドカップ中継のため放映休止がたびたびあり、後期の1984年・1985年にその傾向は顕著となった。その結果、約3年9か月分・全195回の放映に4年半を要した。劇場版2作目の『ビューティフル・ドリーマー』の作成時期には、主要スタッフが映画作成にまわされ、総集編の回が5回ほどあった。

当初のチーフディレクター(CD)は当時スタジオぴえろの社員だった押井守。押井によると、スタジオぴえろは『太陽の子エステバン』と『まいっちんぐマチコ先生』に主力スタッフが割かれ、制作デスクすらいないという状態で制作が始まった。放映当初は「原作との違い」などを理由として原作ファンから、カミソリの入った抗議の手紙、罵詈雑言の録音されたカセットテープが多数寄せられ、押井の降板話まで浮上した。しかし、3クール目から体制を立て直し、文芸に制作進行だった伊藤和典を抜擢、アニメーターに自由にやらせたことから、森山ゆうじ山下将仁越智一裕といったメカも描ける当時若手の実力派アニメーターが集まるようになると制作に余裕ができて、次第に評価は上向いていった[6][7]

原作の人気に加えて、先鋭的な演出や作画から、アニメファンからも注目されるようになり、放送された1980年代には直前の時間帯に放送していた『Dr.スランプ アラレちゃん』や、裏番組の『連想ゲーム』(NHK) と列んで水曜夜を代表する番組の一つになった。若手のアニメーターには、西島克彦のように志願して本作に参加した者もいた。アニメオリジナル回では押井の嗜好により、ギャグのネタとして漫画、アニメ、映画、有名人、歴史に残る名言などをパロディにした回もある[注 2]。これらの作品の中には、当時の局上層部から「やりすぎ」「意味がわからない」と注意をうけた回もあった(押井によると「みじめ! 愛とさすらいの母!?」はフジテレビに一旦納品拒否されたが、放送に間に合わないことから結局納めたという。この時、押井は局長室に呼びだされて厳重注意をうけたという)。 しかし、他のアニメ同様、オリジナル部分を入れないと原作部分だけでは尺が余るため、アニメスタッフが考えざるを得なかった。

押井は『ビューティフル・ドリーマー』公開後の1984年3月放映分(第106回・129話)「死闘! あたるVS面堂軍団!!」をもって監督を降板した。当時のアニメ雑誌で「体力的・精神的な限界」と理由を述べ、同時に所属していたスタジオぴえろからも退社している。このため、第107回から前半部の主要スタッフの一人であるやまざきかずおが後半の約半分の監督を担当している。制作会社もそれまで同テレビシリーズのグロス請けをしていたディーンへと変更となり、半年間はスタジオぴえろと連名でクレジットされている。これらの結果、テレビシリーズ前半と後半では作風が大きく異なっている。脚本でも伊藤和典が共に降板、音楽面でも、オープニングソング、エンディングソングのほとんどを作曲してきた小林泉美が同時に降板した。

後半では「原作に忠実にしたい」とやまざきは当初うたったものの、演出面での押井作品との違いや、文芸、作画スタッフなどの交替などからある種原作とも押井時代とも異なる独自の「うる星やつら」となっていった。また原作の人気エピソードのほとんどを消化した、などのさまざまな要因から、結果的に原作の完結を待たずにアニメの方が1年ほど早く放送を終了する形となった。最終回も、原作ではその後1巻分を使った壮大な追いかけっこが描かれたが、テレビでは最終回でなくとも成立する「アマテラス宴会」のエピソードに絡めて、オールキャラクターが一堂に会し、ドタバタに終わらせる形での終了となる。テレビシリーズが原作の終了を待たずに終わったことは熱烈なうる星ファンに顰蹙を買い、プロデューサーの落合茂一の自宅には毎日のように無言電話チャイムの押し逃げなどのいやがらせが殺到した。落合は後にこれを「わが人生最悪の日々」と語っている。原作の最終エピソード「ボーイミーツガール」はその後、1988年に劇場版『うる星やつら 完結篇』として製作・上映された。

1987年5月にはキティレコードが予約限定発売で全話をレーザーディスク50枚に収録して33万円で発売。予約のみで限定3000セットが完売、追加した3000セットも完売した。これが後にDVD-BOXまで繋がるLD-BOXと呼ばれる商品形態の第1号であった[8]。LD-BOX発売前には『うる星やつら傑作集』というタイトルで高橋留美子自選傑作集がLD、VHDで発売されていた。

音楽

音楽を担当した安西史孝により、アナログシンセサイザーフェアライトCMIによるテクノ風味のサウンドが本作のドタバタシーンなどで主に使用されることとなった。ちなみに安西は当時原作の大ファンであった。

主題歌「ラムのラブソング」、「宇宙は大ヘンだ!」の伴奏を務めたのは当時の高中正義のバックバンドで、劇中のBGMにも高中の曲が時折使われていた。
主題歌、劇中BGMの一部は2019年9月25日より各種音楽配信サービスで配信が開始された[9]

エピソード

  • 第1話でラムの胸が露わになるシーンがあるが、これは、当初フジテレビ側からカットするよう要請があったが、チーフディレクターの押井守は「大丈夫ですよ」と拒否、時間を短くしろという声も拒否した。結局このシーンはこのまま放映され、結果想像通りPTA等のクレームを受ける羽目になる。後に、フジテレビプロデューサー岡正は「押井君、あなたは僕の言うことをほとんど聞かなかった唯一のディレクターだけど、今となっては総てが懐かしく思える」と回顧している。一方で押井は2002年に東宝から発売された『ビューティフル・ドリーマー』のDVDの音声特典のコメンタリーの中で、問題の場面について「放送後に騒ぎになったが、事前には一切何の警告もされていなかった」と語っている。
  • 原作では早々に姿を消し、名前すらろくに呼ばれることもなかった[注 3]脇役の”メガネ”だが、アニメでは強烈な個性を持たせ、視聴者に強烈な印象を与えた。押井によると当初メガネは、ただの脇役程度にしか考えてなかったというが、声優の千葉繁の個性の強い演技とアドリブによって、難解な長ゼリフを饒舌にしゃべり倒すキャラクターが出来上がったという。また千葉曰く「メガネは押井さんの代弁者」とあるように押井の影響も大きく“押井の分身“という声もある程である。実際、後の押井の作品にもメガネ(=千葉繁)を彷彿とさせるキャラクターが登場している。但し、TVシリーズでメガネの絶叫や長ゼリフが増えるのはやまざきかずお・西村純二の時であり、押井監督降板後もメガネの存在感は時折際立っていた。
  • メガネのやたらハイテンションな場面を演じる千葉は、ラム役の平野文によるといつも酸欠でクラクラしており、壁にもたれかかっていることが多かったという。また、千葉のアドリブの多用に共演者たちは笑いをこらえるのが大変だったという逸話もある。
  • スペシャル「修学旅行! くの一よ走れ」で登場した電話番号が実在する番号であった事からいたずら電話が殺到したという。その後、プロデューサーの落合茂一が謝罪に行かされる羽目になった。なお、この問題シーンは再放送では修正されている。
  • 第77回・100話「ダーリンが死んじゃう!?」の放送から変更される予定だったOP「Dancing Star」とED「夢はLove me more」であるが、用意していたセルが盗難にあい、放送が1週間延期された。
  • 第100回・123話「大金庫! 決死のサバイバル!!」ではラムは登場せず、あたると面堂の2人だけが登場する話だった[注 4]。あたる役の古川登志夫は後に、面堂役の神谷明と二人きりの収録だったこのエピソードが特に印象に残っていると語っている。これは当時、劇場版第2作『ビューティフル・ドリーマー』のクランクアップが近付いており、声優やスタッフの多くがそちらに割かれていたためとされている。その放送回の演出を担当した安濃高志は公開対談において、「あれは、予算の関係で2人だけしか出てない(笑)」と語っている。一方、声優の待遇改善を目指したストライキが予定されており、それに対応するためだったともいわれている。なお、これとは逆に第113回・136話「大恐怖! おユキついに怒る!!」にはあたるが登場しない[注 5]
  • 「うる星」の映画版『オンリー・ユー』と『ビューティフル・ドリーマー』の間に1本劇場版を作る予定があり、伊藤和典が脚本の本稿まで上げ、脚本には原作者も好意的であったが、3か月程度の無茶なスケジュールから押井の「やっぱりやめよう」の一言で企画は頓挫した。このことは製作会社の逆鱗に触れ、「日本映画界から追放してやる」と脅されたという。押井がCDを辞めた後にTVシリーズでこれをやったものが、第118回・141話『堂々完成!これがラムちゃんの青春映画』らしい。
  • 押井は第106回・129話の放送分まで『うる星やつら』テレビシリーズのチーフディレクターを務め、その間2本の劇場作品も作られた。当時スタジオぴえろは『ビューティフル・ドリーマー』の制作もあり、製作現場は過酷を極めた状況で、テレビ放送は2週連続総集編という事態になってしまう。押井は体力的・精神的な限界を理由に『ビューティフル・ドリーマー』の完成後、『うる星やつら』のチーフディレクターを降板し、同時にスタジオぴえろを退社。この様な経緯で、押井は今後は一生テレビアニメ制作はしないと心に決め、以来テレビアニメには『ぶらどらぶ』で復帰するまで脚本・絵コンテ・企画の監修程度しか関わっていない。『機動警察パトレイバー』のTV化に監督を依頼されるも、何とか粘って断ったという過去がある程である。
  • 当時から、漫画とアニメの融合したグラフィック誌を中心に各地でファンの集いなどが作られ、テレビアニメが終了しても、根強い人気は衰えず、結果映画やオリジナルビデオが何本も作られるに至った。
  • ラムの「だっちゃ」は仙台の方言[10]

キャスト(1981年版)

スタッフ (1981年版)

  • 原作 - 高橋留美子
  • 製作 - 多賀英典
  • 企画 - 落合茂一
  • プロデューサー - 布川ゆうじ、井上堯男、稲毛正隆、長谷川優
  • チーフディレクター - 押井守(1話 - 129話)→やまざきかずお(130話以降)
  • アシスタントディレクター - 西村純二(130話 - 172話)→鈴木行(173話 - 218話)
  • 音楽 - 風戸慎介、安西史孝、西村コージ、星勝ミッキー吉野
  • キャラクターデザイン - 高田明美
  • シリーズ構成 - 山本優、荘久一、伊藤和典柳川茂
  • オープニング・エンディングアニメーション - 南家こうじ、スタジオあかばんてん、堀口忠彦森山ゆうじ西島克彦
  • タイトルデザイン - 杉澤英樹、安食光弘、沢内順美
  • 美術監督 - 中村光毅、今村立夫→新井寅雄
  • 撮影監督 - 小山信夫→清水洋一
  • 音響監督 - 斯波重治
  • 演出助手 - 保原剛仁
  • 文芸制作 - 伊藤和典
  • 色指定 - 遠藤泰生、佐藤久美子、中峰みどり、廣井勝夫、黒川恵、勝沼まどか、石黒ちえこ、阿部ゆかり、内田千代子、青木利栄、内田聡、吉田恵美、野呂聖子、吉村修
  • 特殊効果 - 阿部郷、斉藤丈史、吉野記通、寺岡伸治、徳田聡、マリックス
  • 編集 - 森田編集室
  • 録音 - ニュージャパンスタジオ
  • 調整 - 桑原邦男
  • 効果 - 依田安文
  • 現像 - 東京現像所
  • メカ設定 - 佐藤正浩
  • 制作担当 - 久保真
  • 制作進行 - 喜多川洋一、坂口健次、山内拓司 他
  • 設定担当 - 矢吹郁子
  • 設定進行 - 深草礼子、伯原深幸
  • 制作デスク - 久保真、山内拓司、保原剛仁
  • プロダクションマネージャー - 松本堯一、光森裕子
  • コーディネーター - 加藤裕子(フジテレビ)、松下洋子(キティ)
  • フジテレビプロデューサー - 岡正
  • アニメーション制作 - スタジオぴえろディーン
  • 制作 - フジテレビ、キティ・エンタープライズ→キティ・フィルム

主題歌

初代オープニング曲「ラムのラブソング」は初回から約2年間使用された。『アニメージュ』誌主催の『第4回アニメ・グランプリ』音楽部門では、2位の「愛の金字塔」(『六神合体ゴッドマーズ』のエンディング曲)を1票差で抑えて1位を獲得しているほか、様々な歌手にカバーされている。

オープニングテーマ
曲名 歌手 作詞 作曲 編曲 放送回 備考
1 ラムのラブソング 松谷祐子 伊藤アキラ 小林泉美 第1回(1981年10月14日) - 第77回(1983年7月20日) 当初は一部歌詞テロップが表示されていなかったが、
第22回よりすべて表示されるようになった。
2 DANCING STAR 小林泉美 第78回(1983年7月27日) - 第106回(1984年3月28日) 原曲は「CRESCENT PIERCE」(小林泉美のアルバム『トロピカーナ』収録)。
3 パジャマ・じゃまだ! 成清加奈子 康珍化 林哲司 椎名和夫 第107回(1984年4月11日) - 第127回(同年9月26日)
4 CHANCE ON LOVE CINDY CINDY、宮原芽映 小田裕一郎 星勝 第128回(1984年10月17日) - 第149回(1985年3月27日)
5 ROCK THE PLANET Steffanie
(ステファニー )
Ralph McCarthy、松井五郎 タケカワユキヒデ 椎名和夫 第150回(1985年4月3日) - 第165回(同年7月17日)
6 殿方ごめん遊ばせ 南翔子 阿木燿子 和泉常寛 水谷公生 第166回(1985年7月24日) - 第195回(1986年3月19日) 第194回は未使用

【補足】

ラムのラブソング
OVA「ヤギさんとチーズ」のオープニングテーマのほか、PCエンジンCD-ROM2用ゲームソフト『うる星やつら STAY WITH YOU』(1990年6月29日発売、ハドソン)のタイトル画面BGMにも使用された。

パジャマ・じゃまだ!
OVA「乙女ばしかの恐怖」のオープニングテーマにも使用された。

ROCK THE PLANET
作曲したタケカワによるセルフカバー版があり、1986年リリースのアルバム『DON'T TURN BACK』に収録。全編英語詞となっている。
ステファニーが歌う「rock the planet(for everyone)」という全編英語詞による別バージョンも存在し、こちらはアルバム『HIDEAWAY』に収録されている。このアルバムは2012年10月24日にリマスター版が発売された。
OVA「ハートをつかめ」のオープニングテーマにも使用された。

殿方ごめん遊ばせ
OVA「了子の9月のお茶会」、「霊魂とデート」のオープニングテーマにも使用された。

エンディングテーマ
曲名 歌手 作詞 作曲 編曲 放送回 備考
1 宇宙は大ヘンだ! 松谷祐子 伊藤アキラ 小林泉美 第1回
(1981年10月14日) -
SP(春だ、とびだせ!うる星やつらスペシャル)
(1982年4月2日)
歌詞テロップは表示されない。
2 心細いな ヘレン笹野 地恵子・シュレイダー 小林泉美 星勝 第22回
(1982年4月7日) -
第43回
(同年9月22日)
3 星空サイクリング ヴァージンVS 第44回
(1982年10月13日) -
第54回
(同年12月22日)、
第65回
(1983年4月13日) -
第77回
(同年7月20日)
レコード版よりもキーを上げて使用されていて、テンポも若干速くなっている。(映画ではレコード版のまま使用された。)
4 I, I, YOU & 愛 小林泉美 安藤芳彦 小林泉美 第55回
(1983年1月5日) -
第64回
(同年3月23日)
5 夢はLOVE ME MORE 伊藤アキラ 小林泉美 川島裕二 第78回
(1983年7月27日) -
第106回
(1984年3月28日)
6 恋のメビウス リッツ 實川翔、久保田さちお 早川博二 ヴァージンVS 第107回
(1984年4月11日) -
第127回
(同年9月26日)
歌詞の一部にスペイン語が使用されている。
7 OPEN INVITATION CINDY Ralph McCarthy、宮原芽映 ミッキー吉野 星勝 第128回
(1984年10月17日) -
第149回
(1985年3月27日)
8 エヴリデイ Steffanie
(ステファニー)
Ralph McCarthy 椎名和夫 第150回
(1985年4月3日) -
第165回
(同年7月17日)
全編英語詞
9 GOOD LUCK ~永遠より愛をこめて 南翔子 阿木燿子 和泉常寛 水谷公生 第166回
(1985年7月24日) -
第195回
(1986年3月19日)
第194回は未使用

【補足】

宇宙は大ヘンだ!
第195回(最終話)では本編ラストの挿入歌として使用された。OVAでは「ヤギさんとチーズ」、「乙女ばしかの恐怖」のエンディングテーマとして、ゲームボーイソフト『うる星やつら ミス友引を探せ!』(1992年7月3日発売、やのまん)ではタイトルBGMとして使用された。

心細いな
第22回・43~44話「スペースお見合い大作戦」と、第44回・67話「君去りし後」の挿入歌としても使用された。

星空サイクリング
ヴァージンVSは、あがた森魚が“A児”と名乗ってリード・ヴォーカルで参加したユニット。
第37回・60話「怪人赤マントあらわる!」で原曲の「コズミック・サイクラー」(後述)が挿入歌として使用され、好評だったことから歌詞やアレンジの一部を変更して採用された。
劇場版第1作『うる星やつら オンリー・ユー』では挿入歌として使用された。バックコーラスには同映画の挿入歌「影ふみのワルツ」を歌う詩織が参加している。
また、ゲームボーイソフト『うる星やつら ミス友引を探せ!』のBGMとしても使用された。

I, I, YOU & 愛
劇場版第1作『うる星やつら オンリー・ユー』の主題歌。映画の公開に合わせてテレビシリーズでもエンディング曲として使用された。第58回までは歌詞テロップが表示されない。

恋のメビウス
リッツは「星空サイクリング」のヴァージンVSにもコーラスで参加していた。

OPEN INVITATION
PCエンジンCD-ROM2用ゲームソフト『うる星やつら STAY WITH YOU』のエンディングにも使用された。

GOOD LUCK ~永遠より愛をこめて
OVA「了子の9月のお茶会」、「ハートをつかめ」、「霊魂とデート」のエンディングテーマとしても使用された。

挿入歌
曲名 歌手 作詞 作曲 編曲 放送回 備考
1 コズミック・サイクラー ヴァージンVS 第37回
(1982年7月28日)
エンディングテーマ「星空サイクリング」の原曲。
2 ムーンライト・コースター 第39回
(1982年8月11日)
3 マルガリータ ヘレン笹野 安藤芳彦 小林泉美 星勝 第65回
(1983年4月13日)
4 時代おくれの酒場 加藤登紀子 告井延隆、森下登喜彦 第112回
(1984年5月23日)
劇場版第2作『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』でも挿入歌として使用された。
5 ふしぎ・きれい 平野文 小橋徳久、平野文(補作詞) 松谷祐子 板倉文明 第125回
(1984年9月12日)、第134回
(1984年11月28日)、第168回
(1985年8月7日)
歌詞はファンクラブテレビ挿入歌募集作品。

インストゥルメンタルバージョンもある。

6 ハーフムーンはときめき色 南翔子 阿木燿子 和泉常寛 水谷公生 第182回
(1985年12月11日)

上記以外にも高中正義の『MAMBO NO.5 (DISCO DANGO)(1977年リリース)』など、様々な楽曲が本編中に使用されたほか、一部の主題歌も挿入歌として使用された。

各話リスト

※ 話数が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。(初期は2話構成のためあくまで放送回数の数字であり、話数とは異なるのでレンタルなどの際には注意)

放送局

本放送ネット局

系列は当時のもの。遅れネット局の放送時間は1985年2月時点のもの[11]

放送地域 放送局 放送系列 ネット形態 備考
関東広域圏 フジテレビ フジテレビ系列 製作局
北海道 北海道文化放送 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット 木曜 17:30 - 18:00
岩手県 テレビ岩手 日本テレビ系列 火曜 17:30 - 18:00
宮城県 仙台放送 フジテレビ系列 同時ネット
秋田県 秋田テレビ フジテレビ系列
テレビ朝日系列
同時ネット
→遅れネット
[注 12]
山形県 山形テレビ フジテレビ系列 同時ネット
福島県 福島テレビ フジテレビ系列 遅れネット
→同時ネット
1983年3月まではTBS系列とのクロスネット局[注 13]
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列 遅れネット 火曜 17:00 - 17:30
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列 遅れネット
→同時ネット
1983年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局[注 14]
長野県 長野放送 同時ネット
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ
岡山県・香川県 岡山放送
広島県 テレビ新広島
山口県 テレビ山口 TBS系列
フジテレビ系列
遅れネット 水曜 17:30 - 18:00[注 15]
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列 同時ネット
高知県 テレビ高知 TBS系列 遅れネット 月曜 16:00 - 16:30
福岡県 テレビ西日本 フジテレビ系列 同時ネット
佐賀県 サガテレビ
長崎県 テレビ長崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
30分先行放送 [注 16]
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
同時ネット
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット 木曜日17:30 - 18:00[注 15]
宮崎県 テレビ宮崎 同時ネット
鹿児島県 鹿児島テレビ 日本テレビ系列
フジテレビ系列
30分先行放送 1982年9月まではテレビ朝日系列とのトリプルネット局[注 16]
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 同時ネット

系列外での再放送に関しては、NHK BS2[注 17]のほか、毎日放送[注 18]などの地方局でも放映された。

現在、地上波では独立局で放送される事が多い。CS放送局ではテレビ本編がフジテレビONEで、劇場版とOVA版はキッズステーションで放送されている(キッズステーションでもテレビシリーズを2013年2月よりデジタルリマスターHD版で放送)。2018年からは、テレ朝チャンネル2で土曜21:30から放送。

映像ソフト化

  • テレビアニメLD-BOXが1987年5月に発売、50枚組。日本で最初に発売されたLD-BOXとされる(詳細は「ボックス・セット#LD-BOX」を参照)。
  • テレビアニメDVD-BOXが2000年12月8日にVol.1(1巻~25巻)、2001年3月9日にVol.2(26巻~50巻)がそれぞれ発売。
  • テレビアニメ化20周年を記念して単巻DVDが2001年8月24日 - 2002年8月23日に発売。全49巻。
  • テレビアニメBlu-ray BOXが2013年3月27日から2014年3月26日にかけて全4巻(各8枚組み)で発売。2017年には廉価版が全2巻で発売された。
フジテレビ系列 水曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
逆転!クイズジャック
(1981年6月9日 - 1981年9月24日)
※19:30 - 19:45、帯番組
スター千一夜
(1969年10月1日 - 1981年9月25日)
※19:45 - 20:00、帯番組
うる星やつら(1981年版)
(1981年10月14日 - 1986年3月19日)
【当番組よりアニメ枠】
めぞん一刻
(1986年3月26日 - 1988年3月2日)

テレビアニメ(2022年版)

概要

2022年1月1日、小学館の創業100周年を記念して、『うる星やつら』を完全新作として再びアニメ化することが発表された[12]。テレビアニメの放送は約36年ぶりとなる(地方局、BSなどでの再放送を除く)。原作エピソードを選抜し、4クールにわたって制作される[12]

第1期はフジテレビ系の深夜アニメ枠『ノイタミナ』にて2022年10月14日より2クール連続で放送中[13][14][15]

オープニングムービーでは、登場人物がスマートフォンを使用したり現代風のオタ芸を披露する場面があるものの、あたるが見た夢という設定であり、本編の時代設定は1981年版と概ね同じである。

キャスト(2022年版)

キャストは1981年版から変更されているが、1981年版であたる役を務めた古川登志夫およびラム役を務めた平野文が別の役で再び起用されている。

スタッフ(2022年版)

主題歌(2022年版)

「アイウエ feat. 美波, SAKURAmoti」[23]
MAISONdesによるオープニングテーマ。作詞・作曲はSAKURAmotiと美波、編曲はSAKURAmotiと真船勝博
「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ[23]
MAISONdesによるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はツミキ。

各話リスト(2022年版)

1981年版アニメの各話リストと同様、伸縮型のメニューとして記載する。

放送局(2022年版)

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[13]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [24] 備考
2022年10月14日 - 金曜 0:55 - 1:25(木曜深夜) フジテレビ 関東広域圏 製作参加
岩手めんこいテレビ 岩手県
さくらんぼテレビ 山形県
福島テレビ 福島県
サガテレビ 佐賀県
金曜 1:05 - 1:35(木曜深夜) テレビ愛媛 愛媛県
金曜 1:20 - 1:50(木曜深夜) 秋田テレビ 秋田県
金曜 1:30 - 2:00(木曜深夜) 仙台放送 宮城県
長野放送 長野県
テレビ静岡 静岡県
鹿児島テレビ 鹿児島県
金曜 1:45 - 2:15(木曜深夜) テレビ熊本 熊本県
金曜 1:50 - 2:20(木曜深夜) NST新潟総合テレビ 新潟県
金曜 1:55 - 2:25(木曜深夜) 関西テレビ 近畿広域圏
テレビ西日本 福岡県
金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) テレビ新広島 広島県
金曜 2:07 - 2:37(木曜深夜) 東海テレビ 中京広域圏
2022年10月18日 - 火曜 22:30 - 23:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2022年10月19日 - 水曜 1:50 - 2:20(火曜深夜) 北海道文化放送 北海道
2022年10月28日 - 金曜 0:55 - 1:25(木曜深夜) 高知さんさんテレビ 高知県
金曜 1:00 - 1:34(木曜深夜) テレビ長崎 長崎県
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[13]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2022年10月14日 金曜 12:00 更新
フジテレビ ノイタミナ
前番組 番組名 次番組
よふかしのうた
(2022年7月8日 - 同年9月30日)
うる星やつら(2022年版)
第1期
(2022年10月14日 - )
-

劇場版アニメ

テレビアニメの放送が好調だったことから、劇場版アニメも複数製作され、中でも『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は押井守の出世作として、多くのアニメクリエイターに影響を与えた。
2022年現在で計6作品があり、5作目の『うる星やつら 完結へん』以外はすべてオリジナルストーリーの作品である。
詳細は各項目を参照。

映像ソフト化

  • 2015年6月24日に劇場版全作品(デジタルリマスター版)を収録した「劇場版『うる星やつら』Blu-ray BOX」が発売[25]

書籍

  • 少年サンデーグラフィック うる星やつら』 (小学館 全15巻、劇場版は6・10・13・15巻、1982年 - 1986年) - テレビ版のあらすじは第166話まで収録。
  • 『劇場版うる星やつら完結篇 ボーイミーツガール』(小学館、1988年) - 大判で刊行。
  • 『少年サンデーコミックスアニメ版 うる星やつら』(小学館、1982 - 1986年)
    • フィルムコミック、カバー表紙は高田明美が担当、TV版は全36巻、劇場版(1-4)は、各・上下に分冊。
    • TV版
      • 1巻 ISBN 4-09-120892-4
    • 劇場版2

OVA

1985年から1991年にかけて11作品、2008年に1作品の計12作品が製作された。

  • うる星やつら 了子の9月のお茶会(1985年9月24日)
    • ファンクラブ向けに製作された総集編 + オリジナル映像。オリジナルの作画は森山ゆうじが担当。
    • この後ファン同士のオフ会は「お茶会」という呼称で定着した。
  • うる星やつら アイム・THE・終ちゃん(1986年9月15日)
    • ファンクラブ向けに製作された総集編。 オープニング曲は「Sweet Dream」、エンディング曲は「ロマンスが痛い」。歌は2曲共に成清加奈子
  • うる星やつら 夢の仕掛人 因幡くん登場! ラムの未来はどうなるっちゃ!? (1987年7月18日)(原作31巻7-11)
    • 実制作はマジックバスで、完結編と同じスタッフで製作された。原作に基づいた作品。オープニング曲は 「モノトーンの夏」(歌 - 松永夏代子)、エンディング曲は「SORRY…」(歌 - 成清加奈子)。
  • うる星やつら 怒れ!! シャーベット(1988年12月2日)(原作32巻11)
  • うる星やつら 渚のフィアンセ(1988年12月8日)(原作32巻8-9)
  • うる星やつら 電気仕掛けの御庭番(1989年8月21日)(原作29巻9-10)
  • うる星やつら 月に吠える(1989年9月1日)(原作33巻9)
    • 以上4作品はいずれもマジックバスが実制作、主題歌は「うる星やつらSTARS ON」(歌 - さ・と・み)。
  • うる星やつら ヤギさんとチーズ(1989年12月21日)(原作33巻8)[注 19]
  • うる星やつら ハートをつかめ(1989年12月27日)(原作33巻10)
  • うる星やつら 乙女ばしかの恐怖(1991年6月21日)(原作33巻7)
  • うる星やつら 霊魂とデート(1991年6月21日)(原作30巻8)
  • うる星やつら ザ・障害物水泳大会[注 20](2010年1月29日)(23巻8-9、28巻8)
    • 高橋留美子展(原画展)向けに製作され、2008年12月23日から会場で上映されていた。友引高校の校舎や、白井コースケが登場する(そのかわりラム親衛隊は出てこない)など原作の設定をベースにしている。制作は『犬夜叉』を担当したサンライズ
      本作は「うる星やつら」のアニメにおいて初めてのデジタル作画による作品である。

映像ソフト化

  • 「うる星やつら 夢の仕掛人、因幡くん登場! ラムの未来はどうなるっちゃ!?」のDVDが2000年8月19日発売。
  • 同年9月20日に「OVAカルテット1」という題名で1988年2作品と1989年2作品のOVA4作品を収録したDVDが発売。
  • 同年10月19日に「OVAカルテット2」という題名で1989年2作品と1991年2作品のOVA4作品を収録したDVDが発売。
  • 同年11月15日に「ベストカップリング」という題名で「了子の9月のお茶会」と「アイム THE 終ちゃん」を収録したDVDが発売。
  • 「It's a Rumic World うる星やつら ザ・障害物水泳大会」のBlu-rayとDVDが2010年10月20日発売。
  • 2015年4月22日に「うる星やつら ザ・障害物水泳大会」を除く11作品(全作デジタルリマスター版)を収録した「OVA『うる星やつら』Blu-ray BOX」が発売[25]

その他

古川登志夫と平野文のオールナイトニッポンモバイル
「Radital」で2015年3月20日から配信を開始したモバイル向け番組。あたる役の古川とラム役の平野のコンビが担当。

脚注

注釈

  1. ^ 『うる星やつら MUSIC CAPSULE 音楽編』(C25G-0137)7位、『うる星やつら DRAMA SPECIAL』(C25G-0150)7位、『うる星やつら オンリー・ユー』(C25G-0160)8位、『うる星やつら オンリー・ユー ドラマ編』(C38G-0166)9位、『うる星やつら・MUSIC CAPSULE 2 音楽編』(C25G-0184)10位、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(25MS-0050)6位、『うる星やつら 3 リメンバー・マイ・ラヴ』(C25G-0377)8位。
  2. ^ つげ義春の『ねじ式』をパロディにした場面、アルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』、『』やアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』をそのままパロディにしたオリジナル作品など。
  3. ^ ちなみに本名は「サトシ」である。押井は後年に至るも名前を覚えており、2020年にシネフィルWOWOWにて放映された『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のコメンタリーにおいても言及している。
  4. ^ タイトルコールと次回予告のみラムがしゃべっている。そのため、エンディングのキャストクレジットには話に出演していない平野文を含めた計3名だけの名前が出る。
  5. ^ 原作にはラムが登場する代わりにあたるの登場しない話がいくつか存在するが、本作では第97回・120話「決斗! 弁天VS三人娘!!」のように原作の設定を変更されてあたるの出番が増えていることがあるため、どちらか片方のみの出演は極端に少ない。
  6. ^ OVA「ザ・障害物水泳大会」では大川透
  7. ^ a b c 本編冒頭の題名では、「登」字のはつがしらの左側を一画多く、右側を一画少なく作っている。同じ例が少なくとも3つある。
  8. ^ 本編冒頭の題名では「ぶとう」の上に傍点が振ってある。
  9. ^ a b 本編冒頭の題名では「郎」字の偏を7画に(郞)作っている。
  10. ^ ママ。本則では「向かって」と送るが、本編冒頭の題名ではこう送られている。
  11. ^ 本編冒頭の題名では「財」字を1画多く「戝」に作る。
  12. ^ 放送開始当初は同時ネットだったが1984年4月からはテレビ朝日同時ネット枠のため時差ネットに移行。遅れネットでの放送時間は金曜 17:00 - 17:30。
  13. ^ 1983年3月まではTBS同時ネット枠のため時差ネットだったが、テレビユー福島開局を控えJNNを脱退した1983年4月に同時ネットとなった。
  14. ^ 1983年9月まではテレビ朝日同時ネット枠のため遅れネットだったが、1983年10月に新潟テレビ21開局以後は同時ネットとなった。
  15. ^ a b テレビ山口はTBS系列番組の同時ネット、テレビ大分はテレビ朝日系列番組放送のため遅れネットだった。
  16. ^ a b 日本テレビ系列同時ネット枠のため、同時ネット局より先行で放送していた。先行放送については、1981年9月まで続いていたフジテレビの19:30台帯番組の名残を引き継いだものと見られる[独自研究?]
  17. ^ 1993年度には夕方に帯放送、2005年度には土曜日朝8時32分からの『衛星アニメ劇場』枠で2回放送。また、2007年8月の押井守特集のように特集や傑作選などとして放送されることもある。
  18. ^ ヒーローは眠らない』枠。
  19. ^ エンドロールではサクラが2回クレジットされている
  20. ^ それまではラム役の平野文がトップクレジットであったが、今作において(アニメ作品で)初めて諸星あたる役の古川登志夫がトップとなった。

出典

  1. ^ マーチャンダイジングライツレポート1985年12月号[要ページ番号]
  2. ^ 『オリコン・チャートブック LP編 昭和45年-平成1年』オリジナル・コンフィデンス、1990年、331頁。ISBN 4871310256
  3. ^ 『うる星やつら』36年ぶりに再びTVアニメ化 フジ“ノイタミナ”枠「だっちゃ」”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年1月1日). 2022年1月1日閲覧。
  4. ^ 150人に聞いた!期待度が高い2022年秋アニメランキングベスト13”. TVマガ. 2022年10月12日閲覧。
  5. ^ 歴代アニメ視聴率ランキング | 年代流行”. nendai-ryuukou.com. 2022年10月5日閲覧。
  6. ^ 『ロマンアルバム イノセンス押井守の世界 PERSONA増補改訂版』アニメージュ編集部編、2004年、徳間書店、p.42。押井守インタビュー。
  7. ^ 聞き手佐藤良平「鳥海永行インタビュー 我が弟子・押井守について、作品について」『キネ旬ムック 押井守全仕事 増補改訂版 「うる星やつら」から「アヴァロン」まで』キネマ旬報社、2001年、p.50.
  8. ^ 増田弘道『アニメビジネスがわかる』NTT出版、2007年、p130
  9. ^ 『うる星やつら』の名曲が各種音楽配信サービスにて一斉配信スタート。『ラムのラブソング』のジャケットは懐かしい発売当時のものに! | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com. 2022年8月21日閲覧。
  10. ^ ラムの「だっちゃ」は仙台の方言!”. 2022年10月4日閲覧。
  11. ^ アニメージュ 1985年3月号』 1985年、徳間書店、全国放映リスト(126 - 127頁)
  12. ^ a b c d e f g h i うる星やつら:36年ぶりテレビアニメ化 ノイタミナで2022年放送 神谷浩史があたる 上坂すみれがラムに”. MANTANWEB. MANTAN (2022年1月1日). 2022年1月1日閲覧。
  13. ^ a b c 放送・配信情報”. TVアニメ「うる星やつら」 (2022年9月15日). 2022年9月15日閲覧。
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「うる星やつら」新作アニメ10月放送開始!チェリー役に高木渉、サクラ役は沢城みゆき”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月19日). 2022年5月19日閲覧。
  15. ^ a b 『うる星やつら』第1期は10月より2クール連続放送 追加キャスト発表でラン役を花澤香菜”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年7月14日). 2022年7月14日閲覧。
  16. ^ a b 「うる星やつら」新作TVアニメ、しのぶ役に内田真礼&面堂役は宮野真守”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年4月7日). 2022年4月7日閲覧。
  17. ^ 『うる星やつら』レイ役は小西克幸 ビジュアル公開で超絶美形な鬼族の青年に「まさか自分が」”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年7月28日). 2022年9月29日閲覧。
  18. ^ “早見沙織:「うる星やつら」新作テレビアニメでおユキに 「ひんやりと麗しく」”. まんたんウェブ (MANTAN). (2022年8月11日). https://mantan-web.jp/article/20220811dog00m200018000c.html 2022年8月11日閲覧。 
  19. ^ “石上静香:「うる星やつら」新作テレビアニメで弁天に 「ラムちゃんとの掛け合いが楽しみ!」”. まんたんウェブ (MANTAN). (2022年8月25日). https://mantan-web.jp/article/20220825dog00m200042000c.html 2022年8月25日閲覧。 
  20. ^ “水樹奈々:「うる星やつら」新作テレビアニメでクラマ姫に 「フルパワー真っ向勝負!」”. まんたんウェブ (MANTAN). (2022年9月8日). https://mantan-web.jp/article/20220908dog00m200017000c.html 2022年9月8日閲覧。 
  21. ^ a b c “うる星やつら:三宅健太が温泉マークに 尾津乃つばめ役に櫻井孝宏、面堂了子役に井上麻里奈 新作テレビアニメ追加キャスト”. まんたんウェブ (MANTAN). (2022年9月22日). https://mantan-web.jp/article/20220922dog00m200053000c.html 2022年9月22日閲覧。 
  22. ^ a b c d 「うる星やつら」古川登志夫が“あたる父”、平野文が“ラム母”役に”!追加キャスト発表”. アニメ!アニメ! (2022年10月6日). 2022年10月14日閲覧。
  23. ^ a b 『うる星やつら』第2弾PV公開でラムちゃん「ここで暮らすっちゃ」 主題歌はMAISONdes”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年9月29日). 2022年9月29日閲覧。
  24. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  25. ^ a b {Cite web|url=https://animeanime.jp/article/2014/11/14/20849.html%7Ctitle=『うる星やつら』 待ちに待った劇場版・OVA BD-BOXが2015年発売決定|website=アニメ!アニメ!|date=2014-11-14|accessdate=2022-10-14}}

外部リンク