「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」の版間の差分
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:ヨッシーの残り数を賭けるゲーム。画面左のルーレットには「+」([[加法|和]])と「×」([[乗法|積]])の記号が、右のルーレットには0から3までの数字が描かれており、「賭けた残り数 +(または×) 数字」の計算結果が配当される。残り数が1の場合はプレイできない。 |
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:3つのリールを止め、絵柄が全て揃うとヨッシーの残り数が増える。スイカ・スーパースター・[[ヘイホー]]は1UP、チェリーは2UP、タマゴは3UP、「7」は5UPする。 |
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=== ミニバトル === |
=== ミニバトル === |
2023年3月13日 (月) 03:57時点における版
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 |
任天堂情報開発本部 SRD |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 宮本茂 |
ディレクター |
手塚卓志 中郷俊彦 日野重文 紺野秀樹 |
音楽 | 近藤浩治 |
美術 |
日野重文 野上恒 飯村正宏 黒梅知明 |
シリーズ | ヨッシーシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア |
16メガビットロムカセット[1] スーパーFXチップ搭載 |
発売日 |
1995年8月5日 1995年10月4日 1995年10月6日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
売上本数 |
約177万本 約412万本 |
その他 |
型式: SHVC-YI-JPN SNS-YI-USA SNSP-YI-NOE |
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』(英題:Super Mario World 2: Yoshi's Island)は、1995年8月5日に日本の任天堂から発売されたスーパーファミコン用横スクロールアクションゲーム。通称『ヨッシーアイランド』。開発中の仮タイトルは『スーパーマリオブラザーズ5 ヨッシーアイランド』。
概要
1990年発売の『スーパーマリオワールド』でマリオと共に冒険したキャラクター「ヨッシー」が主役を務めるアクションゲーム。日本国外では『Super Mario World 2: Yoshi's Island』のタイトルで発売されているが、ゲームシステムは前作と大きく異なり、グラフィックには手書き風の絵柄が用いられている。本作に登場するマリオは赤ん坊の姿をしており、取扱説明書及びゲーム内では「マリオ」ではなく「赤ちゃん」の呼び名で統一されている。
ヨッシーは、タマゴを投擲用の道具とする「タマゴ投げ」やジャンプボタンを押し続けることでより遠くまで飛べる「ふんばりジャンプ」など、従来のスーパーマリオシリーズには無かった様々なアクションを用いる。
開発は任天堂情報開発本部およびSRDが行い、プロデューサーは宮本茂、ディレクターは手塚卓志、中郷俊彦、日野重文、紺野秀樹、音楽は近藤浩治など、これまでのスーパーマリオシリーズに多く携わってきたスタッフが参加している。
発売当時はスーパーファミコン用ソフトの価格が全般に高騰していた時期であり、本作についても希望小売価格は税別9,800円と、同梱版などを除いたマリオシリーズでは最も高価なソフトとなっている[2]。
2002年9月20日には、本作の移植版と『マリオブラザーズ』のリメイク版がセットになったゲームボーイアドバンス(以下、GBA)用ソフト『スーパーマリオアドバンス3』が発売された(詳細は後述)[3]。
本作のロムカセットには、スーパーファミコン用ソフトの描画性能を補強するコプロセッサ「スーパーFXチップ」が搭載されている。この仕様の関係で本作の移植は難しいとされていたが、2017年10月5日に発売されたスーパーファミコンの復刻版『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』に本作が収録され、2019年9月6日配信開始の『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』(Nintendo Switchのオンラインサービス特典ソフト)にも収録された[4]。
本作以降も、ヨッシーを主役にした同様のアクションゲームタイトルが複数登場している(ヨッシーシリーズを参照)。
ストーリー
ある日の夜、二つの布包みを咥えた一羽のコウノトリが飛行していた。コウノトリは、布にくるまれた双子の赤ちゃんを届けるべく、その子たちの両親のもとへ向かっていた。すると突然、猛スピードで飛び迫る謎の人物がコウノトリに襲い掛かり、布包みを奪い去った。しかし、その者が手にした包みは一つだけで、もう一つは地表へと落下していった。
コウノトリを襲った者の正体は、クッパ王国に仕える魔法使い・カメックだった。双子の赤ちゃんがやがて王国の脅威になるという自らの占いに基づいた犯行だったが、片方の赤ちゃんを誘拐し損ねたことを知ったカメックは、部下に捜索を命じた。
一方、上空から落下した赤ちゃんは、ヨッシーたちが暮らす島「ヨッシーアイランド」に住む一匹のヨッシーの背中に着陸し難を逃れる。赤ちゃんを保護したヨッシーたちが今後について相談している中、赤ちゃんは一つの方向を指差した。ヨッシーたちは手分けして赤ちゃんを運ぶことを決め、指し示された目的地へと向け出発する。
ゲーム内容
システム
本作には6つのワールドがあり、それぞれ8つの基本ステージが含まれている。通常ステージではゴール地点にあるルーレットの輪をくぐるとクリアとなる。各ワールドの4ステージ目(砦)では中ボス戦、8ステージ目(城)では大ボス戦がある。一度クリアしたステージは任意のものを選択し繰り返しプレイできる。
ヨッシーがダメージを受けると背負っている赤ちゃんがヨッシーから離れ、シャボン玉に包まれた状態で宙に浮かぶ。この時、画面上に数字(所持している「スターのおまもり」の数)が表示され徐々に減っていく。赤ちゃんを捕まえることで数字の減りは止まるが、0になると赤ちゃんがコカメックに連れ去られてミスとなる。スターのおまもりの数はステージ開始時では10だが、ステージ内にあるアイテム「スター」(後述)を取ることなどで最大30まで増やせる。また、赤ちゃんを助けた時点でカウントが10未満だった場合は、10まで少しずつ回復する。
各ステージには「中間リング」が設置されている。これを通過すると、その後ミスになってもリングの周辺から再開できるようになる。また、通過時にはスターのおまもりが10増え(所持数が30を超える場合は30まで)、更にその近くにいる敵はスターのおまもりに変わる。
各ステージのクリア後には得点が表示される。これは、ステージ内にあるアイテム「赤コイン」(1点×最大20枚)、「スペシャルフラワー」(10点×最大5個)、クリア時点での「スターのおまもり」(1点×最大30個)の取得状況によって決まり、100点満点で算出される。この点数はゲームクリアには関係ないが、そのワールドのすべてのステージで100点を記録すると、「スペシャルステージ」と「ボーナスチャレンジ」(後述)がプレイできるようになる。全てのステージで100点を獲るとタイトル画面に星印が表示される。
アクション
- 敵を食べる
- 舌を伸ばして前方の敵を口に含む。含んだ敵はそのまま吐き出して飛ばせるほか、飲み込むことでタマゴに変えられる。ただし、口に含めない敵や飲み込んでもタマゴにできない敵もいる。
- タマゴ投げ
- 入手したタマゴを前方に投げると一直線上に飛んで行き、障害物に当たると3回まで反射する。投げる前に攻撃ボタンを押すと投げる方向が動きながら示されるが、その後の投げ方として、もう一度ボタンを押すと投げる「じっくりタイプ」と、押したボタンを離したときに投げる「いけいけタイプ」の2種類から選べる。
- ふんばりジャンプ
- ジャンプ中にジャンプボタンを押し続けると少しだけ空中にとどまり、より遠くまで飛べる。着地するまで繰り返し実行できる。敵を踏むと高く飛べる。
- ヒップドロップ
- ジャンプ中に急降下し、地表の敵や仕掛けに衝撃を与えることができる。この技は、後にマリオシリーズでも用いられるようになった。
アイテム
基本アイテム
- コイン
- ステージ内の様々な場所に配置されている。100枚取ると1UPする。
- 赤コイン
- 各ステージに20枚ある。通常の状態では普通のコインと酷似しており一目では判別しにくい(GBA版では見た目が全く同じ)。ただし後述のアイテム「見やぶり虫メガネ」を使うと赤色で表示される。取得時は普通のコインとしても数えられる。最後の1枚を取ると違う効果音が鳴る。ステージクリア後の得点表示では1枚あたり1点として換算される。
- スペシャルフラワー
- 各ステージに5個ある。全て取ると1UPする。ステージクリア後の得点表示では1個あたり10点として換算される。
- スター
- 星形の体に顔と足がついたキャラクター。取得すると「スターのおまもり」の数が増える(最大30個)。ステージクリア後の得点表示ではスターのおまもり1個あたり1点として換算される。スターの所持数が30の時はコインが出る。
- タマゴ
- 敵を飲み込んだ際やコース内にある「タマゴブロック」(後述)によりタマゴを入手できる。タマゴは最大6個まで所持できるが、アイテムの「カギ」を所持している場合は数が減る。初期のタマゴは緑色だが、壁にぶつけると黄色、赤色に変化する。黄色のタマゴの中にはコインが、赤色のタマゴの中にはスター2個が入っている。また、赤コイン入りの光るタマゴもある。
- このほか、敵キャラクターの「デブホー」を飲み込んだ場合は巨大なタマゴが作られる。このタマゴは遠くへ投げることはできないが、その場に落とした時の振動で画面内の敵をスターに変化させることができる。
- カギ
- 施錠された扉を開けることができる。所持した状態でゴールするとコインに変わる。
- スイカ
- 緑、赤、青の3種類がある。口に含むことで、それぞれタネ30発(食べかけのスイカは10発)、ファイア3発、アイス3発を吐くことができる。タネは敵を攻撃することはもちろん、アイテムなどが入ったハテナ雲を割ることもできる。ファイアは氷を融かしたり敵を焼き倒す効果がある。アイスは敵はもちろん、キラー砲台をも凍らせる効果がある。アイスで凍らせた敵に触れると破壊してその敵を倒すことができる。
- スーパースター
- 小型の星。取ると赤ちゃんが一定時間「パワフル赤ちゃん」に変身する。パワフル赤ちゃんは基本的に無敵で、ダッシュ、壁登り、マントで飛ぶなどのアクションができ、トゲ床の上も歩けるようになる。変身中、ヨッシーは巨大タマゴに変化して赤ちゃんの後をついてくるが、このタマゴも通常のタマゴの所持数としてカウントされる。
- なお、本作での効果中のBGMには従来シリーズの曲に副旋律が付けられており、後に『スーパーマリオ64』のはねマリオ・スケスケマリオ状態や、『スーパーマリオギャラクシー』のレインボーマリオ状態の際にも同様の曲が使われている。
スペシャルアイテム
後述の「ボーナスチャレンジ」または「ミニバトル」で入手できる。ボス戦では使用できない。
- 10ポイントスター / 20ポイントスター
- スターのおまもりをそれぞれ10個、20個補充できる。最大数(30個)所持時は使用できない。
- いつでもタマゴ
- その場でタマゴを最大数まで補充できる。すでに最大数の場合は使用できない。
- どこでもPOW
- 画面上の敵が全てスターに変化する。
- たっぷりハテナ雲
- 画面上の敵が全て「ハテナ雲」(後述)になる。中にはアイテムが入っている。
- 見やぶり虫メガネ
- ステージ上の赤コインを判別できるようになる。また、隠れているハテナ雲が表示されるようになる。効果は使用したステージ内のみ有効。
- スペシャルスイカ(緑、赤、青)
- それぞれタネ(90発)、ファイア(9発)、アイス(9発)を飛ばすことができる。
へんしんアイテム
特定のステージではシャボン玉に包まれた以下の「へんしんアイテム」がある。このアイテムを取ると、一定時間ヨッシーの姿がそれぞれの形を模したものに変身(モーフィング)する。ヨッシーの顔が描かれた「ヨッシーブロック」に触れると元の姿に戻るが、時間内に触れられなかった場合は、元の姿になった上で使用地点まで強制的に戻される。
- ヘリコプター
- 空中を自由に飛べるようになる。敵に当たると急降下する。攻撃はできないが、踏める敵は踏める。
- モグラタンク
- 土壁を掘ることができ、壁に張り付いての移動もできる。攻撃はできない。
- せんすいかん
- 水中に潜ることができる。追尾機能がある魚雷で攻撃可能。敵に当たると沈む。
- きかんしゃ
- 壁に描かれた線路の上を走れるようになる。攻撃はできない。
- くるま
- 車体を上げて敵をかわせる。攻撃はできない。
仕掛け
- タマゴフラワー
- 一定間隔でタマゴを出し続ける花。既にタマゴを最大数持っている場合は出さない。近くでヒップドロップをすると一度に複数のタマゴが飛び出し、その後、タマゴを出す間隔が短くなる。タマゴではなく敵キャラクターの「サンボ」を出すタイプもある。
- チューリップ
- タマゴなどを中に入れるとスターを吐き出す。すでにスターのおまもりが30ある場合はコインを出す。
- 木箱
- 中にアイテムが入っており、ヒップドロップで壊せる。これを使って足場にしなければならない場所もある。
- つぼ
- 中にアイテムが入っており、下に落とすと割れる。
- バケツ
- 中にアイテムが入っており、タマゴを横から当てると出てくる。下から当てると落下して何も手に入らない。ごく稀に敵キャラのボロドーが出てくる事もある。水や溶岩に浮かべてヨッシーが乗ることもできる。
- ハテナ雲
- タマゴなどを当てると、アイテムの放出や地形の変化など様々な効果が現れる。中には隠れて見えないものもある。
- やじるし雲
- タマゴを当てると矢印の方向に飛んでいく。矢印の方向が一定のものと変化するものがある。効果は一度切り。
- メッセージブロック
- 叩くと攻略のヒントになるメッセージなどを表示するブロック。
- タマゴブロック
- 中からタマゴを出すブロック。緑色のものは6個以上ストックしない限り無限に出てくるが、黄色・赤色・光るものは一度使うと消失する。
- ピンクブロック
- 叩くと巨大化し、足場として利用できるブロック。
- リフトブロック
- 衝撃を与えるとヨッシーを乗せて運ぶリフトに変化するブロック。リフトは横移動する物と縦移動する物の2種類がある。
- ジャンプ台
- 上向きの矢印が描かれた丸い形状のもの。上でジャンプすると高く飛びあがる。大きいものほど高くジャンプできる。
- フリッパー
- ピンボールのフリッパーの形状をした扉。一方からは開くがもう一方からは開かない為、一度通ってしまうと戻れない。ワンワン岩を置く事で常に開けておく事が可能。
- 回転リフト
- 中心軸に沿って回転し続けている。放射状に4つの足場が並んで回転しているものや、緑色のタマゴブロックを中心に1つの足場が回転しているものがある(このタマゴブロックからはタマゴは出てこない)。
- 足こぎリフト
- 放射状に並んだ4つの足場で、ヨッシーが上に乗った際の重心により車輪のように回転しながら進む。線の無いものは水平に移動する。後に『New スーパーマリオブラザーズ』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』にも類似したものが登場する。
- トゲリフト
- 上半分がトゲ、下半分が平らになっている足場。近くにある同色のブロックに衝撃を与えると反転する。
- 線リフト
- 乗ると線に沿って動き出す。レールが切れている場所に着くとそのまま落ちてしまう。リフトの色により移動速度が異なる。
- うずまきリフト
- 渦巻きが描かれた丸い足場。ヨッシーが上で重心移動することで、玉乗りの要領で線に沿って前後に進む。
- やじるしリフト
- 矢印が描かれた丸い足場。宙に浮いて回転し続けているが、上に乗ると回転が止まり矢印の方向に移動する。口に含んで運ぶことができる。茶色と青色があり、青色のものは一定時間乗り続けると消える。
- 2方向に矢印が出ているものは上下または左右のみ移動が可能で、タマゴを当てると向きが変わる。
- シーソー / シーソー丸太
- 乗った方向に傾く。シーソー丸太はとがった杭や丸い丸太の上に設置され、傾けすぎると落下する。
- 回転丸太
- 一定の間隔で高速回転しており、回転中に当たると高く上がる事もできる。
- ドラム
- 円筒状の足場。上に乗ると手前方向に回転し、乗り続けると落下する。後に『New スーパーマリオブラザーズ』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』にも類似したものが登場する。
- 回転板
- 水平回転している横長の足場。端に乗ると左右に振り回される。
- 倒れる壁
- 近づくと突然画面奥から倒れてくる。潰されるとダメージを食らう。1-4にのみ登場する。
- 落ちる床
- 大小様々な大きさのある四角いブロック状の足場。空中に浮いていて乗ると落下し始めるものや最初から落下しているものもある。上から潰されるとスターのおまもりの多少に関係なく即ミスになる。空中に浮いているものの一部は乗っても落下しない。
- ちくわ床
- ちくわのように穴が開いている足場。しばらく乗っていると落下する。小さいものと大きいものがある。
- 柔らかい床 / 天井
- 上に乗ると若干沈む。天井にある場合は頭を突っ込むと暫く落ちてこず、ふんばりジャンプを駆使する事で空中を横移動が可能。
- カウント床
- 表面に数字が書かれた足場。上に乗っているだけなら何も起きないが離れると数字が減っていき、1の時に離れると消滅する。
- ゼリーブロック
- ゼリーのように柔らかいブロック。ヒップドロップすると潰れて横に細長くなるまで伸ばせる。壁に押し付けると若干縦に伸びる。
- 風船
- 目と口が描かれ様々な色があり、谷底から次々と浮かび上がってくる。上に乗ることができる。
- ポンプで膨らませるものは、乗ると横に飛んでいきながら徐々にしぼんで小さくなる。
- ワンワン岩
- 敵キャラクター「ワンワン」のような見た目の岩。押して転がすことができ、敵に当てると倒せる。上に乗ってうずまきリフトのように転がすこともできる。灰色と茶色があり、灰色は画面から消えると最初にあった場所に戻るが、茶色は最後にあった場所まで残っている。
- 雪玉
- 雪が積もった地形にある玉。押して転がし続けると大きくなっていく。ワンワン岩と同じように扱うことができる。
- 杭
- 地面から突き出ている杭。先端が鋭利なものは上に乗るとダメージを食らうが、平らなものはヒップドロップで押し込むことができる。
- つらら
- 洞窟内の天井にあり、一部は近づくと落ちてくる。天井にくっついたままのものはタマゴを当てると落とせるが、いずれも当たるとダメージを食らう。
- トゲ
- 触れるとスターのおまもりの数に関係なく即ミスになる。黄色い針と青い鉄球の2種類があり、青いものはタマゴやスイカの種を当てると破壊できる。
- 溶岩
- 触れるとスターのおまもりの数に関係なく即ミスになる。
- ポチ
- 大きい口を持つ犬のような生物。背中に乗るとヨッシーが向いている方向に走りトゲや溶岩の上を通過できる。とても早いので、難しいコースではポチの上でジャンプをし、スピード調節する必要がある。なお、このバカ犬といわないでのコースでは定期的にジャンプをするのが重要となってくる。
- スイッチ
- 表面に「!」のマークが描かれたスイッチ。上から踏むと、一定時間、それまで見えなかったコインやブロック、別空間への入り口が出現する。
- 土管
- ステージ上の至る所で伸びている管。中に入れるタイプと入れないタイプがある。中に入れるものは別の場所に通じている。
- 扉
- 開けて中に入ると別の空間に行くことができる。カギがかかっている扉や一方通行の扉もある。
ボーナスチャレンジ
ゴール地点にあるルーレットがフラワーの所に止まると、以下の6つのミニゲームのうちランダムに選ばれた1つがプレイできる。また、各ワールドの8ステージ全てで100点を取るとそのワールドの選択画面にアイコンが追加され、そこから選択していつでもプレイできるようになる(以下の()内の数字は表示されるワールド)。
- カードめくり (1)
- 8枚のカードを1枚ずつめくる。カードにはアイテムの絵が描かれており、「せいさん」を選択するとめくった絵のアイテムを全て入手できる。ただし、カメックの絵が出るとその場でボーナスチャレンジが終了し、アイテムは一切もらえない。カメックのカード以外の7枚を全てめくると10UPする。ただし、カメックのカードは2枚以上含まれていることがあり、10UPが手に入るのはカメックが1枚の場合に限られる。
- スクラッチ (2)
- 7つのマスのうち3箇所を削る。削った部分の下から出てきた赤ちゃんの絵の数によりそれぞれ1UP、2UP、5UPする。
- くじびき (3)
- 6枚のカードの中から1枚を選び、表示されたアイテムをもらえる。カメックが描かれたカードを選んだ場合はハズレとなる。
- カードあわせ (4)
- 神経衰弱。16枚のカードを2枚ずつめくり、両方とも同じアイテムの絵が描かれていればそのアイテムをもらえる。絵柄が2回揃わなければその場で終了。最後に残った1組をめくる際には内容が「10UP」に変化する。
- ルーレット (5)
- ヨッシーの残り数を賭けるゲーム。画面左のルーレットには「+」(和)と「×」(積)の記号が、右のルーレットには0から3までの数字が描かれており、「賭けた残り数 +(または×) 数字」の計算結果が配当される。残り数が1の場合はプレイできない。
- スロット (6)
- 3つのリールを止め、絵柄が全て揃うとヨッシーの残り数が増える。スイカ・スーパースター・ヘイホーは1UP、チェリーは2UP、タマゴは3UP、「7」は5UPする。
ミニバトル
特定のステージにあるカギ穴つき扉を開けるとプレイできるミニゲーム。ヨッシーと敵キャラクターの「ボロドー」が様々な条件下で対戦し、勝利するとヨッシーの残り数が増えたりスペシャルアイテムがもらえたりする。ゲーム中の隠しメッセージで提示されるコマンドをステージ選択画面で入力することにより2人対戦も可能。
- フウセンなげ
- 徐々に膨らんでいくフウセンを渡し合い、フウセンを持っている時に割れると負け。画面上に表示されるボタン(4〜6個)を正しく入力すると相手にフウセンを渡すことができる。間違えたり、ゲージが0になると最初から入力し直さなければならない。
- フウセンわり
- フウセンをヒップドロップで割り、中から「当」の文字(GBA版では星マーク)が出てきた方の勝ち。
- スイカのタネあて
- 対戦格闘ゲームのようなミニゲーム。スイカの種を発射して攻撃し、相手の体力ゲージを無くした方の勝ち。
- コインひろい
- 部屋の中にある砲台から発射されるコインを多く取った方の勝ち。
敵キャラクター
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン |
2017年9月29日 2017年9月29日 2017年10月5日 |
- | 任天堂 | 任天堂 | 内蔵ソフト | ||
2 | スーパーファミコン Nintendo Switch Online |
2019年9月6日 2019年9月6日 |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | [5][6] |
スタッフ
- ディレクター:手塚卓志、中郷俊彦、日野重文、紺野秀樹
- プログラマー:岩脇敏夫、新居勝、幸田清、高畑悟、森田和明、山本雄一、笠松栄弘、吉田茂樹、竹谷康範
- コース・デザイナー:山村康久、臼井健太、野本佳裕、能登英司
- サウンド・コンポーザー:近藤浩治
- キャラクター・デザイナー:日野重文、野上恒、飯村正宏、黒梅知明
- C.G.デザイナー:小泉歓晃
- スペシャル・サンクス:山口恒、春花良紀、小田部羊一、酒井康裕、角井博信、山城重喜、福井公芳、加藤圭三、 富田聡一郎、吉村実恵、田邊賢輔、橋本徹
- プロデューサー:宮本茂
- エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥
評価
評価 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、9・9・8・7の合計33点(満40点)でゴールド殿堂を獲得[9][14]。その他、ノダは「任天堂のソフト開発力はすさまじい」と絶賛し、水ピンはグラフィックに関して肯定的に評価した[14]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り24.8点(満30点)[13]。
項目 | キャラクター | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 4.5 | 4.0 | 3.9 | 4.1 | 4.2 | 4.1 | 24.8 |
リメイク
マリオカート8DXのコース追加パスにて、ヨッシーアイランドが完全新規コースとして登場している。
スーパーマリオアドバンス3
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 |
ゲームボーイアドバンス (GBA) 対応機種一覧
|
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 手塚卓志 |
ディレクター | 木村浩之 |
シリーズ | マリオシリーズ |
人数 |
1人(ヨッシーアイランド) 1 - 4人(マリオブラザーズ) |
メディア | 32メガビットロムカセット |
発売日 |
2002年9月20日 2002年9月24日 2002年10月11日 2003年3月1日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 ACB:G |
デバイス |
1カートリッジプレイ対応(マリオブラザーズ) マルチカートリッジプレイ対応(マリオブラザーズ) |
売上本数 |
46万1696本[15] 283万本[16] |
その他 |
型式: AGB-A3AJ-JPN AGB-A3AE-USA AGB-A3AP-EUR |
『スーパーマリオアドバンス3』(スーパーマリオアドバンススリー、英題: YOSHI'S ISLAND: SUPER MARIO ADVANCE 3)は、2002年9月20日に任天堂より発売されたゲームボーイアドバンス用アクションゲーム。パッケージ上の副題は『ヨッシーアイランド+マリオブラザーズ』。スーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の内容を移植し、いくつかの要素が追加、変更された。2011年12月16日には、ニンテンドー3DS本体の早期購入者を対象とした「アンバサダー・プログラム」として、ニンテンドー3DS用のバーチャルコンソールが無料配信された。また、2014年10月15日よりWii U用のバーチャルコンソールが有料配信されている。
ヨッシーアイランドからの主な変更点
- ゲームクリア後にプレイできる「ひみつステージ」が各ワールドに1つずつ追加。
- ヨッシーの声が『ヨッシーストーリー』や『マリオパーティ4』等のものになったほか、一部効果音も変更。
- ステージ選択画面の描写が少し変更され、ワールド選択のマップが追加された。
- ステージ選択画面でのボーナスチャレンジは各ワールドの合計点数が700点以上になった際にプレイできる仕様になった。
- ポーズ画面からステージ選択画面に戻れるようになった。
- ワールドごとの合計スコアによってヨッシーの残り数が増えるようになった。
- 城ボス戦時のBGMが、サウンドトラック収録版(3-8及び5-8のボス戦で流れていたもの)に統一された。
- モーフィングの継続時間が長くなった。
- スリープ機能の追加。
- 他の『スーパーマリオアドバンス』シリーズと同様に、『マリオブラザーズ』のリメイク版を収録。最大4人まで同時にプレイできる。
- タイトル画面から、スーパーマリオの文字が消え、「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」から「ヨッシーアイランド」に変更された。データ内には「スーパーマリオ」のグラフィックは残っている。
- ステージ内にあるボロドーと対戦できるミニバトルだが、前作では一回までだったが今作により何度でもプレイ可能となった。
- 『ヨッシーアイランド』では全てのワールドで合計900点を取って完全クリアしても特に何も起こらなかったが、
全てのワールドで合計1000点を取ると、「congratulations!」の完全クリアの画面が表示される。
その時に「ヨッシーアイランドで かつやくした だい________ばんめの ヨッシーです!」と表示され、おわりの画面が表示される。- つまりここで「1ばんめ」と表示されれば、赤ちゃんと出会ったときから一度もミスしなかったことになる。
- この画面は一度しか表示されないが、『ヨッシーアイランド』のタイトル画面よりも前のゲームを選択する場面で、番号は常に表示される。
また別のデータで完全クリアをすれば更新することも可能。
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メデ*ゲームクリア後にプレイできる「ひみつステージ」が各ワールドに1つずつ追加。ィア | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | スーパーマリオアドバンス3 | 2011年12月16日 |
ニンテンドー3DS | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
ニンテンドー3DS本体の早期購入者を対象とした無料配信。 | [17][18] |
2 | スーパーマリオアドバンス3 | 2014年4月24日 2014年4月24日 2014年4月25日 2014年10月15日 |
Wii U | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
[19] |
スタッフ
- ディレクター:木村浩之
- マップ・ディレクター:山村康久
- スーパーバイザー:中郷俊彦
- プログラム:西山達夫、澤谷祐司、西山健一、能登英司、幸田清、中西桂剛、河合利紀
- グラフィック・デザイン:富田絵美
- サウンド:鈴木太樹
- マップ・サポート:野上恒、足助重之
- テクニカル・サポート:岡本慎吾
- スペシャル・サンクス:スーパーマリオクラブ、SRD、オリジナルスタッフ
- プロデューサー:手塚卓志
- エグゼクティブ・プロデューサー:岩田聡
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計31点(満40点)でシルバー殿堂を獲得した[23]。
脚注
- ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1993年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、180頁。ISBN 9784862979131。
- ^ メディアワークス刊『New スーパーマリオブラザーズ ザ・コンプリートガイド』(2006年、ISBN 978-4-8402-3527-3)
- ^ “スーパーマリオアドバンス3”. www.nintendo.co.jp. 2022年8月5日閲覧。
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- ^ a b 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、47頁。
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