1997年オーストラリアグランプリ
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レース詳細 | |||
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日程 | 1997年シーズン第1戦 | ||
決勝開催日 | 1997年3月9日 | ||
開催地 |
アルバート・パーク・サーキット オーストラリア メルボルン | ||
コース長 | 5.303km | ||
レース距離 | 58周(308.792km) | ||
決勝日天候 | 曇り(ドライ) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1'29.369 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | ||
タイム | 1'30.585(Lap 36) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
| ||
2位 | |||
3位 |
1997年オーストラリアグランプリ(1997 Australian Grand Prix)は、1997年のF1世界選手権開幕戦として、1997年3月9日にアルバート・パーク・サーキットで開催された。
予選
[編集]結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | 差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | ジャック・ヴィルヌーヴ | ウィリアムズ・ルノー | 1'29.369 | |
2 | 4 | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | ウィリアムズ・ルノー | 1'31.123 | +1.754 |
3 | 5 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 1'31.472 | +2.103 |
4 | 10 | デビッド・クルサード | マクラーレン・メルセデス | 1'31.531 | +2.162 |
5 | 6 | エディ・アーバイン | フェラーリ | 1'31.881 | +2.512 |
6 | 9 | ミカ・ハッキネン | マクラーレン・メルセデス | 1'31.971 | +2.602 |
7 | 16 | ジョニー・ハーバート | ザウバー・ペトロナス | 1'32.287 | +2.918 |
8 | 7 | ジャン・アレジ | ベネトン・ルノー | 1'32.593 | +3.224 |
9 | 14 | オリビエ・パニス | プロスト・無限ホンダ | 1'32.842 | +3.473 |
10 | 8 | ゲルハルト・ベルガー | ベネトン・ルノー | 1'32.870 | +3.501 |
11 | 22 | ルーベンス・バリチェロ | スチュワート・フォード | 1'33.075 | +3.706 |
12 | 11 | ラルフ・シューマッハ | ジョーダン・プジョー | 1'33.130 | +3.761 |
13 | 17 | ニコラ・ラリーニ | ザウバー・ペトロナス | 1'33.327 | +3.958 |
14 | 12 | ジャンカルロ・フィジケラ | ジョーダン・プジョー | 1'33.552 | +4.183 |
15 | 20 | 片山右京 | ミナルディ・ハート | 1'33.798 | +4.429 |
16 | 15 | 中野信治 | プロスト・無限ホンダ | 1'33.989 | +4.620 |
17 | 21 | ヤルノ・トゥルーリ | ミナルディ・ハート | 1'34.120 | +4.751 |
18 | 19 | ミカ・サロ | ティレル・フォード | 1'34.229 | +4.860 |
19 | 23 | ヤン・マグヌッセン | スチュワート・フォード | 1'34.623 | +5.254 |
20 | 1 | デイモン・ヒル | アロウズ・ヤマハ | 1'34.806 | +5.437 |
21 | 18 | ヨス・フェルスタッペン | ティレル・フォード | 1'34.943 | +5.574 |
22 | 2 | ペドロ・ディニス | アロウズ・ヤマハ | 1'35.972 | +6.603 |
DNQ | 24 | ヴィンセンツォ・ソスピリ | ローラ・フォード | 1'40.972 | +11.603 |
DNQ | 25 | リカルド・ロセット | ローラ・フォード | 1'42.086 | +12.717 |
- 予選通過タイム 1'35.625
- ペドロ・ディニスはポールタイムの107%を超えているが、フリー走行中にこれを上回るタイムを出しているため出走が認められた。
決勝
[編集]展開
[編集]フォーメーションラップ中にヒルがマシントラブルでリタイア、前年度王者が呆気なく姿を消す。
スタートでも混乱は続き、ヴィルヌーヴとアーバインが接触して両者リタイア、チャンピオンの大本命が早々にマシンを降りる。
トップ争いはフレンツェンとクルサードで演じられたが、1ストップ作戦のクルサードに対して2ストップ作戦のフレンツェンは2度目のピットイン時に右リアタイヤの交換で大きくタイムロス、その間にフレンツェンはクルサードだけでなくM・シューマッハにまで抜かれて3位に転落する。しかし1ストップ作戦だったM・シューマッハは終盤に2度目のピットイン、給油機のトラブルで給油が不十分なためであった。2位に上がったフレンツェンであったが、ブレーキトラブルでスピンアウト、8位完走扱いに終わる。
そのままクルサードはトップでチェッカーを受け、メルセデスエンジン復帰後初勝利(1955年イタリアGP以来)、そしてマクラーレンチームにも1993年オーストラリアグランプリ以来の勝利をプレゼントした。2位はM・シューマッハ、3位はハッキネンが入った。F1初参戦の中野は7位完走、片山は電気系トラブルでリタイア。
結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア | グリッド | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | デビッド・クルサード | マクラーレン・メルセデス | 58 | 1:30'28.718 | 4 | 10 |
2 | 5 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 58 | +20.046 | 3 | 6 |
3 | 9 | ミカ・ハッキネン | マクラーレン・メルセデス | 58 | +22.177 | 6 | 4 |
4 | 8 | ゲルハルト・ベルガー | ベネトン・ルノー | 58 | +22.841 | 10 | 3 |
5 | 14 | オリビエ・パニス | プロスト・無限ホンダ | 58 | +1'00.308 | 9 | 2 |
6 | 17 | ニコラ・ラリーニ | ザウバー・ペトロナス | 58 | +1'36.040 | 13 | 1 |
7 | 15 | 中野信治 | プロスト・無限ホンダ | 56 | +2 Laps | 16 | |
8 | 4 | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | ウィリアムズ・ルノー | 55 | ブレーキ | 2 | |
9 | 21 | ヤルノ・トゥルーリ | ミナルディ・ハート | 55 | +3 Laps | 17 | |
10 | 2 | ペドロ・ディニス | アロウズ・ヤマハ | 54 | +4 Laps | 22 | |
Ret | 22 | ルーベンス・バリチェロ | スチュワート・フォード | 49 | エンジン | 11 | |
Ret | 19 | ミカ・サロ | ティレル・フォード | 42 | エンジン | 18 | |
Ret | 23 | ヤン・マグヌッセン | スチュワート・フォード | 36 | サスペンション | 19 | |
Ret | 7 | ジャン・アレジ | ベネトン・ルノー | 34 | 燃料系 | 8 | |
Ret | 20 | 片山右京 | ミナルディ・ハート | 32 | 電気系 | 15 | |
Ret | 12 | ジャンカルロ・フィジケラ | ジョーダン・プジョー | 14 | スピンアウト | 14 | |
Ret | 18 | ヨス・フェルスタッペン | ティレル・フォード | 2 | スピンアウト | 21 | |
Ret | 11 | ラルフ・シューマッハ | ジョーダン・プジョー | 1 | ギアボックス | 12 | |
Ret | 3 | ジャック・ヴィルヌーヴ | ウィリアムズ・ルノー | 0 | 接触 | 1 | |
Ret | 6 | エディ・アーバイン | フェラーリ | 0 | 接触 | 5 | |
Ret | 16 | ジョニー・ハーバート | ザウバー・ペトロナス | 0 | 接触 | 7 | |
DNS | 1 | デイモン・ヒル | アロウズ・ヤマハ | 0 | スロットル(フォーメーションラップ) | 20 | |
DNQ | 24 | ヴィンセンツォ・ソスピリ | ローラ・フォード | - | 予選不通過 | 23 | |
DNQ | 25 | リカルド・ロセット | ローラ・フォード | - | 予選不通過 | 24 |
FIA F1世界選手権 1997年シーズン |
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前回開催 1996年オーストラリアグランプリ |
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