2015年シンガポールグランプリ
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レース詳細 | |||
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日程 | 2015年シーズン第13戦 | ||
決勝開催日 | 9月20日 | ||
開催地 |
シンガポール市街地コース シンガポール | ||
コース長 | 5.065km | ||
レース距離 | 61周(308.965km) | ||
決勝日天候 | 晴れ | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:43.885 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ダニエル・リカルド | ||
タイム | 1:50.041(Lap 52) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
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2位 | |||
3位 |
2015年シンガポールグランプリは、2015年のF1世界選手権第13戦として、2015年9月20日にシンガポール市街地コースで開催された。
レース前
[編集]マノー・マルシャF1チームは、ロベルト・メリに代わってアレクサンダー・ロッシをレースドライバーに起用することを発表した[1]。ロッシはこれがF1デビュー戦となる。
予選
[編集]セバスチャン・ベッテルが今シーズン初のポールポジションを獲得した(ベッテルは2年ぶり、フェラーリは3年ぶり)。一方、前戦までポールポジションを独占し続けてきたメルセデスはルイス・ハミルトンが5位、ニコ・ロズベルグが6位に沈み、連続ポールポジション記録が23でストップした。
結果
[編集]Pos. | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:46.017 | 1:44.743 | 1:43.885 | 1 |
2 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 1:46.166 | 1:45.291 | 1:44.428 | 2 |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:46.467 | 1:45.140 | 1:44.667 | 3 |
4 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 1:45.340 | 1:44.979 | 1:44.745 | 4 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:45.765 | 1:45.650 | 1:45.300 | 5 |
6 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:46.201 | 1:45.653 | 1:45.415 | 6 |
7 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:46.231 | 1:45.887 | 1:45.676 | 7 |
8 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 1:46.483 | 1:45.635 | 1:45.798 | 8 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:46.879 | 1:45.701 | 1:46.077 | 9 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 1:46.860 | 1:45.805 | 1:46.413 | 10 |
11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:46.669 | 1:46.305 | 11 | |
12 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1:46.600 | 1:46.328 | 12 | |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:46.576 | 1:46.385 | 13 | |
14 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 1:46.465 | 1:46.894 | 14 | |
15 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 1:45.891 | 1:47.019 | 15 | |
16 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 1:46.965 | 16 | ||
17 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 1:47.088 | 17 | ||
18 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 1:47.323 | 18 | ||
19 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 1:51.021 | 191 | ||
20 | 53 | アレクサンダー・ロッシ | マルシャ・フェラーリ | 1:51.523 | 201 | ||
107% time: 1:52.713 | |||||||
ソース[2] |
- 追記
- ^1— ウィル・スティーブンスとアレクサンダー・ロッシはギアボックス交換のため5グリッド降格ペナルティが科されたが、規定により順位変動なし[3]
決勝
[編集]セバスチャン・ベッテルが一度も首位の座を明け渡さず、ポール・トゥ・ウィンで今シーズン3勝目(通算42勝でアイルトン・セナを上回り歴代3位)を飾った。ポイントリーダーのルイス・ハミルトンはマシントラブルで今シーズン初のリタイア。37周目、コース上に観客が乱入したためセーフティカーが導入される事態となった[4]。
結果
[編集]Pos. | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア | Grid | Pts. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 61 | 2:01:22.118 | 1 | 25 |
2 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー | 61 | +1.478 | 2 | 18 |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 61 | +17.154 | 3 | 15 |
4 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 61 | +24.720 | 6 | 12 |
5 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 61 | +34.204 | 7 | 10 |
6 | 26 | ダニール・クビアト | レッドブル・ルノー | 61 | +35.508 | 4 | 8 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 61 | +50.836 | 13 | 6 |
8 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロロッソ・ルノー | 61 | +51.450 | 8 | 4 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | トロロッソ・ルノー | 61 | +52.860 | 14 | 2 |
10 | 12 | フェリペ・ナッセ | ザウバー・フェラーリ | 61 | +1:30.045 | 16 | 1 |
11 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー・フェラーリ | 61 | +1:37.507 | 17 | |
12 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・メルセデス | 61 | +1:37.718 | 18 | |
13† | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・メルセデス | 59 | ギアボックス | 10 | |
14 | 53 | アレクサンダー・ロッシ | マルシャ・フェラーリ | 59 | +2 Laps | 20 | |
15 | 28 | ウィル・スティーブンス | マルシャ・フェラーリ | 59 | +2 Laps | 19 | |
Ret | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 52 | ギアボックス | 15 | |
Ret | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 33 | ギアボックス | 12 | |
Ret | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 32 | メタルクランプ[5] | 5 | |
Ret | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 30 | ギアボックス | 9 | |
Ret1 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 12 | 接触 | 11 | |
ソース[6] |
- ラップリーダー
- セバスチャン・ベッテル(1-61)
- 追記
- ^†— ロマン・グロージャンはリタイアしたが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い
- ^1 - ニコ・ヒュルケンベルグは、ピットアウト後にフェリペ・マッサと接触しセーフティカー出動の原因を作ったため、ペナルティポイント2点と次戦日本GPでの3グリッド降格ペナルティが科せられた[7][8]
第13戦終了時点でのランキング
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- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
脚注
[編集]- ^ “マノー・マルシャ、シンガポールからロッシを起用”. ESPN F1. (2015年9月17日) 2015年9月21日閲覧。
- ^ “Qualifying(2015 FORMULA 1 SINGAPORE AIRLINES SINGAPORE GRAND PRIX)”. The Official F1 Website (2015年9月19日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “Official Starting Grid”. FIA (2015年9月20日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “レース中にファンが侵入しセーフティカー導入!”. ESPN F1 (2015年9月20日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “ハミルトンのリタイアはクランプ破損が原因”. ESPN F1 (2015年9月21日). 2015年9月22日閲覧。
- ^ “Race(2015 FORMULA 1 SINGAPORE AIRLINES SINGAPORE GRAND PRIX)”. The Official F1 Website (2015年9月20日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “ペナルティに納得がいかないヒュルケンベルグ”. ESPN F1 (2015年9月21日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “20.09 - Stewards Decision Doc37 - N.Hulkenberg”. FIA (2015年9月20日). 2015年9月21日閲覧。
前戦 2015年イタリアグランプリ |
FIA F1世界選手権 2015年シーズン |
次戦 2015年日本グランプリ |
前回開催 2014年シンガポールグランプリ |
シンガポールグランプリ | 次回開催 2016年シンガポールグランプリ |