2014年ハンガリーグランプリ
レース詳細 | |||
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日程 | 2014年シーズン第11戦 | ||
決勝開催日 | 7月27日 | ||
開催地 |
ハンガロリンク ハンガリー モギョロード | ||
コース長 | 4.381km | ||
レース距離 | 70周(306.630km) | ||
決勝日天候 | 晴れ | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:22.715 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ニコ・ロズベルグ | ||
タイム | 1:25.724(Lap 64) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
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2位 | |||
3位 |
2014年ハンガリーグランプリは、2014年のF1世界選手権第11戦として、2014年7月27日にハンガロリンクで開催された。
予選
[編集]展開
[編集]ニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得。2番手はベッテル。3番手はボッタス。ハミルトンはエンジントラブルでQ1敗退。ピットレーンスタートとなり、好調だったフェラーリのライコネンもQ1敗退と波乱の予選となった[1]。
結果
[編集]Pos. | No. | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:25.227 | 1:23.310 | 1:22.715 | 1 |
2 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:25.662 | 1:23.606 | 1:23.201 | 2 |
3 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 1:25.690 | 1:23.776 | 1:23.354 | 3 |
4 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 1:25.495 | 1:23.676 | 1:23.391 | 4 |
5 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:26.087 | 1:24.249 | 1:23.909 | 5 |
6 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 1:26.592 | 1:24.030 | 1:24.223 | 6 |
7 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:26.612 | 1:24.502 | 1:24.294 | 7 |
8 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 1:24.941 | 1:24.637 | 1:24.720 | 8 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:26.149 | 1:24.647 | 1:24.775 | 9 |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 1:26.578 | 1:24.585 | no time | PL |
11 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 1:25.361 | 1:24.706 | 10 | |
12 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 1:26.027 | 1:25.136 | 11 | |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 1:25.910 | 1:25.211 | 12 | |
14 | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 1:25.709 | 1:25.260 | 13 | |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 1:26.136 | 1:25.337 | 14 | |
16 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 1:26.728 | 1:27.419 | 15 | |
17 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:26.792 | 16 | ||
18 | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 1:27.139 | 17 | ||
19 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 1:27.819 | 18 | ||
20 | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 1:28.643 | 19 | ||
107% time: 1:30:886 | |||||||
NC | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | no time | PL | ||
NC | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | no time | 20 |
決勝
[編集]展開
[編集]決勝当日も午前中には雨が降り、レース直前には止んだもののウェットコンディション。しかし気温が高いことにより路面が急速に乾いていく難しいコンディションでのスタートとなった。スタートではトップのロズベルグが好スタート。2番手のベッテルはスタートでボッタス、アロンソに交わされてしまうが、すぐさまアロンソを抜き返した。8周目にケータハムのエリクソンがクラッシュし、セーフティカーが導入され、このタイミングですぐに5位のバトン以下がピットインできた。バトンはベルニュに阻まれて減速している間にリカルドに抜かれてしまう。リカルドがソフトタイヤを履いていたのに対して、バトンはインターミディエイトタイヤを履いていたこともあり、リカルドをすぐに抜くことに成功したが、路面は徐々に乾いてきておりスリックタイヤに交換、大きく順位を下げた。23周目にペレスがクラッシュすると、ここで2度目のセーフティカーが入り、トップのリカルドはここでピットイン。その後リカルドは39周目に再びトップに立つが、このまま走りきることはできずに54周目にピットイン。事実上3番手でコースに復帰すると、トップのアロンソ、ピットスタートから2番手まで上がっていたハミルトンを猛追、67周目のターン3でハミルトン、68周目のターン1でアロンソをオーバーテイクしてトップに立ち、そのままシーズン2勝目を飾った。2位はアロンソ。上位勢の混乱した争いの中を上手くくぐり抜け、残り3周目までトップをキープして、優勝まであと一歩だった。3位はハミルトン。予選でのエンジントラブル、1周目のターン3でのスピンもあったが、セーフティカーも味方し、徐々に追い上げて、なんとポールポジションスタートの僚友の前でゴールすることに成功した。4位はロズベルグ。中盤まではトップをキープしていたが、セーフティカーが味方せず、またベルニュのオーバーテイクに手間取ったこと、ハミルトンにチームオーダーを拒否されたことにより表彰台すら逃してしまった[1]。
結果
[編集]Pos. | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア | Grid | Pts. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル・ルノー | 70 | 1:53:05.058 | 4 | 25 |
2 | 14 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 70 | +5.225 | 5 | 18 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 70 | +5.857 | PL | 15 |
4 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 70 | +6.361 | 1 | 12 |
5 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ・メルセデス | 70 | +29.841 | 6 | 10 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 70 | +31.491 | 16 | 8 |
7 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 70 | +40.964 | 2 | 6 |
8 | 77 | バルテッリ・ボッタス | ウィリアムズ・メルセデス | 70 | +41.344 | 3 | 4 |
9 | 25 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロロッソ・ルノー | 70 | +58.527 | 8 | 2 |
10 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 70 | +1:07.280 | 7 | 1 |
11 | 99 | エイドリアン・スーティル | ザウバー・フェラーリ | 70 | +1:08.169 | 11 | |
12 | 20 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン・メルセデス | 70 | +1:18.465 | PL | |
13 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス・ルノー | 70 | +1:24.024 | 20 | |
14 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ルノー | 69 | +1 Lap | 10 | |
15 | 17 | ジュール・ビアンキ | マルシャ・フェラーリ | 69 | +1 Lap | 15 | |
16 | 4 | マックス・チルトン | マルシャ・フェラーリ | 69 | +1 Lap | 18 | |
Ret | 21 | エステバン・グティエレス | ザウバー・フェラーリ | 32 | 電気系 | 13 | |
Ret | 10 | 小林可夢偉 | ケータハム・ルノー | 24 | 燃料システム | 17 | |
Ret | 11 | セルジオ・ペレス | フォースインディア・メルセデス | 22 | クラッシュ | 12 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 14 | 接触 | 9 | |
Ret | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 10 | スピン | 14 | |
Ret | 9 | マーカス・エリクソン | ケータハム・ルノー | 7 | クラッシュ | 19 |
- ラップリーダー
- ニコ・ロズベルグ(1-9)
- ダニエル・リチャルド(10-13,15-23,39-54,68-70)
- ジェンソン・バトン(14)
- フェルナンド・アロンソ(24-37,55-67)
- ルイス・ハミルトン(38)
第11戦終了時点でのランキング
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脚注
[編集]- ^ a b c d 鈴木賢志、高橋浩司「F1速報 2014年総集編」『F1速報』第26巻第1号、株式会社三栄書房、2015年2月5日、134,136,184。
- ^ “【結果】F1第11戦ハンガリーGP公式予選/2014年7月26日(土)”. topnews.jp. 2018年12月10日閲覧。
- ^ “【結果】F1第11戦ハンガリーGP決勝レース/2014年7月27日(日)”. topnews.jp. 2018年12月10日閲覧。
- ^ “F1世界選手権 2014 / ランキング”. espnf1.com 2018年12月10日閲覧。
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