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2014年ドイツグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドイツの旗 2014年ドイツグランプリ
レース詳細
日程 2014年シーズン第10戦
決勝開催日 7月20日
開催地 ホッケンハイムリンク
ドイツ ホッケンハイム
コース長 4.574km
レース距離 67周(306.458km)
決勝日天候 晴れ
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:16.540
ファステストラップ
ドライバー イギリスの旗 ルイス・ハミルトン
タイム 1:19.908(Lap 53)
決勝順位
優勝
2位
3位

2014年ドイツグランプリは、2014年のF1世界選手権第10戦として、2014年7月20日ホッケンハイムリンクで開催された。

予選

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展開

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ニコ・ロズベルグが母国でポールポジションを獲得。ハミルトンはQ1でブレーキトラブルによりクラッシュし、Q2に進んだがマシンの修復ができずにQ2敗退となった[1]。ボッタス・マッサのウィリアムズ勢が2、3番手につけた[2]

結果

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Pos. No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Grid
1 6 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:17.631 1:17.109 1:16.540 1
2 77 フィンランドの旗 バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 1:18.215 1:17.353 1:16.759 2
3 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 1:18.381 1:17.370 1:17.078 3
4 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン マクラーレンメルセデス 1:18.260 1:17.788 1:17.214 4
5 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リチャルド レッドブルルノー 1:18.117 1:17.855 1:17.273 5
6 1 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル レッドブルルノー 1:18.194 1:17.646 1:17.577 6
7 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1:18.389 1:17.866 1:17.649 7
8 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロロッソルノー 1:18.530 1:18.103 1:17.965 8
9 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 1:18.927 1:18.017 1:18.014 9
10 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 1:18.916 1:18.161 1:18.035 10
11 22 イギリスの旗 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス 1:18.425 1:18.193 11
12 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 1:18.534 1:18.273 12
13 25 フランスの旗 ジャン=エリック・ベルニュ トロロッソルノー 1:18.496 1:18.285 13
14 21 メキシコの旗 エステバン・グティエレス ザウバーフェラーリ 1:18.739 1:18.787 17
15 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ロータスルノー 1:18.894 1:18.983 14
16 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:18.683 no time 20
17 99 ドイツの旗 エイドリアン・スーティル ザウバーフェラーリ 1:19.142 15
18 17 フランスの旗 ジュール・ビアンキ マルシャフェラーリ 1:19.676 16
19 13 ベネズエラの旗 パストール・マルドナド ロータスルノー 1:20.195 18
20 10 日本の旗 小林可夢偉 ケータハムルノー 1:20.408 19
21 4 イギリスの旗 マックス・チルトン マルシャフェラーリ 1:20.489 21
107% time: 1:23.065
NC 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ケータハムルノー no time PL

[3]

  • No.21は前戦レース中に接触を引き起こした過失のため3グリッド降格[4]
  • No.44はギアボックス交換により5グリッド降格[5]
  • No.9は107%ルールをクリアできなかったが、スチュワードにより出走を許可。規定時間までに車をパルクフェルメに収められなかったためピットレーンスタート並びにスタートから3周以内の10秒ストップ&ゴーペナルティ

決勝

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展開

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猛暑となった土曜日とは打って変わって、日曜日は小雨が降ったり止んだりの天候となったが、レースが始まる頃には完全なドライコンディションとなった。スタートでは3番手スタートのマッサと4番手のマグヌッセンが接触、マッサのマシンは宙を舞いすぐにリタイヤとなった。マグヌッセンも接触の影響でピットインして最後尾に沈み、コースにはすぐさまセーフティカーが導入された。3周目にレースが再開され、ロズベルグは2番手のボッタスとの差を広げて付け入る隙を与えない。12周目のアロンソがピットインし、ここから各車1回目のピットインを行う。20番手スタートのハミルトンは次々と前走車を交わしていき、引っ張り過ぎた形ではあったが26周目の1回目のピットストップが終わった時点で8番手まで浮上した。30周目、追い上げていたハミルトンだったが、ここでバトンと接触してフロントウィングにダメージを負ってしまう。48周目にスーティルがホームストレート上でスピンしてリタイヤ。ハミルトンは終盤3番手まで浮上して2位のボッタスに追いついたが、先ほどの接触の影響もあり、ボッタスを抜きあぐねて3位で終わった。ロズベルグは自身にとっても、チームにとっても初の母国優勝を飾った。2位のボッタスはオーストリアから3戦連続表彰台。3位はハミルトン。4位はベッテル。久しぶりに決勝でチームメイトを上回った[1]。5位は終盤リチャルドを抑えきったアロンソだった[6]

結果

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Pos. No. ドライバー チーム 周回数 タイム/リタイア Grid Pts.
1 6 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ メルセデス 67 1:33:42.914 1 25
2 77 フィンランドの旗 バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 67 +20.789 2 18
3 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 67 +22.530 20 15
4 1 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル レッドブルルノー 67 +44.014 6 12
5 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 67 +52.467 7 10
6 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リチャルド レッドブルルノー 67 +52.549 5 8
7 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 67 +1:04.178 9 6
8 22 イギリスの旗 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス 67 +1:24.711 11 4
9 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン マクラーレンメルセデス 66 +1 Lap 4 2
10 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 66 +1 Lap 10 1
11 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 66 +1 Lap 12
12 13 ベネズエラの旗 パストール・マルドナド ロータスルノー 66 +1 Lap 18
13 25 フランスの旗 ジャン=エリック・ベルニュ フェラーリルノー 66 +1 Lap 13
14 21 メキシコの旗 エステバン・グティエレス ザウバーフェラーリ 66 +1 Lap 16
15 17 フランスの旗 ジュール・ビアンキ マルシャフェラーリ 66 +1 Lap 17
16 10 日本の旗 小林可夢偉 ケータハムルノー 65 +2 Laps 19
17 4 イギリスの旗 マックス・チルトン マルシャフェラーリ 65 +2 Laps 21
18 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ケータハムルノー 65 +2 Laps PL
Ret 99 ドイツの旗 エイドリアン・スーティル ザウバーフェラーリ 47 スピン 15
Ret 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロロッソルノー 44 オイル漏れ 8
Ret 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ロータスルノー 26 水漏れ 14
Ret 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 0 接触 3

[7]

第10戦終了時点でのランキング

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[8]

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注

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  1. ^ a b 鈴木賢志、高橋浩司「F1速報 2014年総集編」『F1速報』第26巻第1号、株式会社三栄書房、2015年2月5日、131,132。 
  2. ^ “ロズベルグがポール、ハミルトンはクラッシュ”. espnf1.com. (2014年7月19日). http://ja.espnf1.com/germany/motorsport/story/167961.html 2018年11月21日閲覧。 
  3. ^ “【結果】F1第10戦ドイツGP予選/2014年7月19日(土)”. topnews.jp. (2014年7月19日). http://www.topnews.jp/f1-german-qualify-2014 2018年11月21日閲覧。 
  4. ^ “グティエレスに次戦グリッド降格処分”. espnf1.com. (2014年7月7日). http://ja.espnf1.com/greatbritain/motorsport/story/166051.html 2018年11月21日閲覧。 
  5. ^ “ハミルトンがギアボックス交換”. espnf1.com. (2014年7月20日). http://ja.espnf1.com/mercedes/motorsport/story/168161.html 2018年11月21日閲覧。 
  6. ^ “ロズベルグが優勝、ハミルトンが16台抜きの3位!”. espnf1.com. (2014年7月20日). http://ja.espnf1.com/germany/motorsport/story/168243.html 2018年11月21日閲覧。 
  7. ^ “ドイツGP 2014 / Results”. espnf1.com. http://ja.espnf1.com/germany/motorsport/race/138623.html?noredir=1 2018年11月21日閲覧。 
  8. ^ “F1世界選手権 2014 / ランキング”. espnf1.com. http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/season/138549.html?date=2014-07-20;template=standings 2018年11月21日閲覧。 
前戦
2014年イギリスグランプリ
FIA F1世界選手権
2014年シーズン
次戦
2014年ハンガリーグランプリ
前回開催
2013年ドイツグランプリ
ドイツの旗 ドイツグランプリ 次回開催
2016年ドイツグランプリ