81Dojo
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URL | http://81dojo.com/ |
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言語 | 日本語及び英語(アプリは多言語対応: 21ヶ国語) |
タイプ | オンラインゲーム |
運営者 | Hidetchi |
設立者 | Hidetchi |
スローガン | Speedy, Humane, Open, Global, Innovative |
営利性 | 非営利 |
登録 | 必要 |
開始 | 2010年12月 |
現在の状態 | 稼働中 |
81Dojo(エイティーワン・ドウジョウ、Eighty-one Dojo)は、無料のインターネット将棋対戦サイト。サーバ本拠地は日本国内だが、日本語版サイトに加えて英語を公用語とした国際版があり、海外のプレイヤーと将棋を指すことが可能。海外普及のほか先進的な機能開発などの取り組みが特徴。会員登録数は2015年3月12日現在90か国より約2万7千名[1]で、日本人が最も多い。席主は将棋海外普及活動家のHidetchi。
沿革
- 2009年11月 - アメリカ合衆国の将棋ポータルサイト(英語サイト)である81SquareUniverse.comにて有志により発案。[2]
- 2010年
- 1月 - β版公開
- 12月 - 専用ドメイン81dojo.comにて正式リリース。
- 2011年
- 6月 - 「株式会社ねこまど」との共同開発により、3×4マスの将棋対戦アプリ「Try the Shogi 3x4」を発表。
- 11月28日 - 5大理念を発表。
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 3月 - リコー杯女流王座戦の海外招待選手選抜大会において、はじめて将棋連盟の公式棋戦の会場として使用される。
- 2015年
- 3月 - 将棋連盟公式の段級位認定および免状取得サービスを開始。[1]
理念
2011年11月28日にChief Operating DirectorのHidetchi氏によって制定された。[4]
- Speedy 「スピード」: ユーザの声に真摯に耳を傾け、迅速かつ柔軟な対応を心がけます。
- Humane 「人の尊重」: 将棋盤を挟んで向かい合うのは「人」。ユーザが互いを思い遣れる空間造りを目指します。
- Open 「オープン」: 閉鎖的な雰囲気を作らず、オープンで透明性のある開発を行います。
- Global 「グローバル」: 最高のコミュニケーションツールである「将棋」で世界中を繋ぎます。
- Innovative 「革新」: 従来の常識や慣習にとらわれず、新たな価値を創造するため挑戦し続けます。
なお、各理念の頭文字が、それぞれ、S・H・O・G・I→SHOGIとなる。
呼称・愛称
公式には「エイティーワン・ドウジョウ」(Eighty-one Dojo)だが、日本語名は「81道場」(はちじゅういちどうじょう)であるとしている。また、略称として「エイティーワン」「はちじゅういち」「はちいち」を公認している。他に「はちわん」などとも呼ばれている。なお、ニコニコ大百科では『81-dojo』と表記されているが、厳密には誤りである。
特長や機能など
- アプリは英語、日本語をはじめとした多言語に対応(2013年1月現在、全部で21ヶ国語)している。また、漢字の読めないユーザーに配慮するため、チェスの駒に似た絵や文字が描かれた、言わば「国際駒」のデザインも選択できるようになっている。
- 戦型認識機能により、対局リストへ戦型が表示されるほか、過去の戦型採用率などの統計分析が可能。各プレイヤーが指した戦型の割合・戦型別勝率・レーティング推移などが、各プレイヤーの詳細欄に表示される。
- 対局終了後は、感想戦host権限保持者の見ている盤面が、両対局者ならびに観戦者にも共有される。終局後に、駒を動かして対局相手や観戦者と共に検討することが可能(変化手順を再現できる)。盤面に任意の矢印を描いて示すこともできる。また、マイクを使用して音声チャット(正式には、ボイスチャット機能と呼ばれている)により感想戦をする機能も用意されている。
- プレイヤーの棋力が段級位によって色分けされており、強さが視覚的に見やすくなっている。
- 二歩、打ち歩詰め、連続王手の千日手などの反則手は、実際に指すことが出来て、着手時点で自動的に反則負けとなる。通常の千日手は成立時点で自動的に引き分けとなる。持将棋は「27点宣言法」のルールを採用。
- 青空将棋・5五将棋・ゴロゴロ将棋・3x3将棋・ジャドケンス将棋・どうぶつしょうぎ・中将棋などの変則将棋や、駒落ちもトンボ・歩三兵・裸玉・飛銀落ちなど、shogitter/将棋ったーに次ぐレベルで選択可能。
- twitterやfacebook、ブログなどに棋譜をシェアする機能があり、規約[5]に反しない限り、この道場での対局を自由に投稿してよい。
- プロレベル~初心者/平手から駒落ちまで、様々な棋力・手合い設定のボット(GPS将棋など)が常駐している。
- 師範はねこまどCEOの北尾まどか(英語の肩書は Master, and Promotive Planning Partner)。
- 株式会社ねこまどと提携することが多く、ねこまどが提供する賞品が出る事がある。
- 高橋和による女性向けの将棋教室「Shogiotome」で、オンラインレッスンを行う場所としても使用されている。
- 多くのイベント(81Dojo内でのタイトル戦など)が定期的(最近は廃れかかってるものも多い)に開催されている。
- これまでに公にログインして指導対局などを行ったとされる棋士は中将棋アプリを含め、中村太地・所司和晴・片上大輔・鈴木環那・北尾まどか・高橋和・渡辺弥生・神崎健二・牧野光則・森内俊之・佐藤紳哉など。
- 海外から初めて女流王座戦に招待され、その後に研修会C2クラスに入会している、カロリーナ・ステチェンスカも利用している。
- 中将棋アプリも2013年にリリースされた。
- 日本時間深夜から朝方は入場者が少なく、18~24時ころは多い傾向がある。ただ最近は全般的に、同時ログイン数が増加しており、週末を中心に安定して100人程度となる(平日はやや少なめである)日が多い。
- また一般ユーザーによる私的な大会も多く行われるようになっている。
- 商品引き換えや、機能・性能が高いプレミアム会員となるマイル制度もある。
- 将棋倶楽部24や将棋ウォーズなどとは違い、開発者でなくとも以下の事を守ればソフトの思考結果を用いて対局ができる。ソフト指し専用アカウントを作成し名前を「COM_(任意の文字列)」という表記にするば不正行為とみなされない。ただし「COM_」をつけなければ不正行為と見なされる。[6]
メディア情報
- 2011年
- 8月1日 - 朝日新聞夕刊の連載記事「将棋熱ニューウェーブ」で取り上げられた。
- 11月12日 - NHK総合テレビジョン「土ようマルシェ ~ 草野仁/将棋カフェ」で「Try the Shogi 3x4」が取り上げられた。
- 11月23日 - 週刊将棋の国際将棋フォーラム2012の記事で、外国人が日々将棋を指している場所として紹介された。[7]
- 2012年
- 2013年
- 2014年