ファンタストクラブ
表示
(ファンタスト・クラブから転送)
種類 | 特例有限会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒055-0002 北海道沙流郡日高町字平賀657-10 |
設立 | 1988年11月 |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 5430002062866 |
事業内容 | 競走馬の育成・放牧 |
代表者 | 代表取締役社長 古岡宏仁 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 70名 |
外部リンク | https://fantastclub.co.jp/ |
有限会社ファンタストクラブ(Fantast Club)は、北海道沙流郡日高町字平賀(旧門別町)にある競走馬の育成及び放牧を行う牧場である。社名の由来は馬名のファンタストからである。代表取締役社長は古岡宏仁、場長は後條雄作。過去には競走馬の生産も行われていた。
歴史
[編集]- 1988年 - 11月、伊達秀和や高松邦男などが中心となって設立。もともとは北英牧場(エルプスなどを生産)があった土地だった。
- 1990年 - 9月、ホワイトストーンがセントライト記念を制して育成馬が重賞競走で初勝利を挙げる。
- 1991年 - 11月、レオダーバンが菊花賞を制して育成馬がGI競走及びクラシック競走初勝利を挙げる。
- 1998年 - 8月、タイキシャトルがジャック・ル・マロワ賞を制して育成馬が海外のG1競走初勝利を挙げる。
主な施設
[編集]- 厩舎(11棟、272馬房)
- 芝コース 58ha
- ウッドチップ坂路コース 1400メートル(勾配1~5.5パーセント)
- ダート坂路コース 1400メートル(勾配1~5.5パーセント)
- ダートコース 1周900メートル / 幅10メートル
- 屋内ダートコース 1周700メートル / 幅8メートル
- バーク準備運動場 1周300メートル / 幅10メートル
- 屋内角馬場 875平方メートル
- ロンジング馬場 直径17メートル(4カ所)
- ウォーキングマシーン 4基
主な施設利用者
[編集]主な生産馬
[編集]主な育成馬
[編集]- 1987年産馬
- 1988年産馬
- 1989年産馬
- インターシュプール(1994年新潟記念)
- キョウエイボーガン(1992年中日スポーツ賞4歳ステークス、神戸新聞杯)
- タケノベルベット(1992年エリザベス女王杯、鳴尾記念)
- チアズアトム(1994年フェブラリーステークス、1995年東海ステークス)
- マチカネタンホイザ(1993年ダイヤモンドステークス、目黒記念、1995年高松宮杯)
- 1990年産馬
- 1991年産
- 1992年産馬
- 1993年産馬
- ストーンステッパー(1996年根岸ステークス、1997年ガーネットステークス)
- ツクバシンフォニー(1998年エプソムカップ)
- ロイヤルスズカ(1997年ダービー卿チャレンジトロフィー、1998年スワンステークス)
- 1994年産馬
- スーパーナカヤマ(1998年ガーネットステークス)
- タイキエルドラド(1997年アルゼンチン共和国杯)
- タイキシャトル(1997年ユニコーンステークス、スワンステークス、マイルチャンピオンシップ、スプリンターズステークス、1998年京王杯スプリングカップ、安田記念、ジャック・ル・マロワ賞、マイルチャンピオンシップ)
- ダイタクヤマト(2000年スプリンターズステークス、スワンステークス、2001年阪急杯)
- ビーマイナカヤマ(1999年、北海道スプリントカップ、2000年ガーネットステークス、黒船賞、群馬記念、かしわ記念、朱鷺大賞典、2001年ガーネットステークス、とちぎマロニエカップ)
- ファストフレンド(1999年マリーンカップ、スパーキングレディーカップ、エンプレス杯、クイーン賞、2000年東海ステークス、帝王賞、エンプレス杯、東海菊花賞、東京大賞典)
- マコトライデン(1998年シリウスステークス)
- ミヤギロドリゴ(2001年福島記念)
- 1995年産馬
- 1996年産馬
- アドマイヤコジーン(1998年東京スポーツ杯3歳ステークス、朝日杯3歳ステークス、2002年東京新聞杯、阪急杯、安田記念)
- サウスヴィグラス(2002年根岸ステークス、黒船賞、北海道スプリントカップ、かきつばた記念、クラスターカップ、2003年根岸ステークス、北海道スプリントカップ、JBCスプリント)
- シンボリインディ(1999年NHKマイルカップ、2000年京成杯オータムハンデキャップ)
- タイキダイヤ(1999年クリスタルカップ)
- タイキトレジャー(2000年函館スプリントステークス)
- タイキヘラクレス(1999年名古屋優駿、ダービーグランプリ)
- トウカイポイント(2002年中山記念、マイルチャンピオンシップ)
- トーホウエンペラー(2001年朱鷺大賞典、東京大賞典、2002年名古屋大賞典、マイルチャンピオンシップ南部杯)
- ヒゼンホクショー(2002年東京オータムジャンプ)
- マグナーテン(2001年関屋記念、2002年関屋記念、毎日王冠、2003年アメリカジョッキークラブカップ)
- 1997年産馬
- 1998年産馬
- 1999年産馬
- 2000年産馬
- 2001年産馬
- 2002年産馬
- オースミグラスワン(2006年新潟大賞典、2008年新潟大賞典)
- ドンクール(2005年兵庫チャンピオンシップ、2006年名古屋大賞典)
- 2003年産馬
- アサヒライジング(2007年クイーンステークス)
- ネヴァブション(2007年日経賞、2009年アメリカジョッキークラブカップ)
- ヤマトマリオン(2006年フローラステークス、2008年東海ステークス、クイーン賞、2009年TCK女王盃)
- 2004年産馬
- クーヴェルチュール(2007年キーンランドカップ)
- 2005年産馬
- 2007年産馬
関連人物
[編集]- 新谷功一(1994年 - 1996年に勤務[1]。のちに栗東トレーニングセンターの調教師となった。)
脚注
[編集]- ^ “1日に4勝し、一気に頭角を現した新進気鋭の調教師のエピソード(平松さとし) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2022年2月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- ファンタストクラブ - ホームページ
座標: 北緯42度32分57.7秒 東経142度2分5.4秒 / 北緯42.549361度 東経142.034833度