下中川駅
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下中川駅 | |
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しもなかがわ Shimo-nakagawa | |
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所在地 | 北海道中川郡中川町字中川 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 宗谷本線 |
キロ程 | 165.8 km(旭川起点) |
電報略号 | モカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1955年(昭和30年)12月2日 |
廃止年月日 | 2001年(平成13年)7月1日 |
下中川駅(しもなかがわえき)は、北海道(上川支庁)中川郡中川町字中川にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅(廃駅)である。電報略号はモカ。事務管理コードは▲121835[1]。
歴史
[編集]廃止直前、当駅には普通列車が朝夕の2往復しか停車しなかった。
- 1959年(昭和34年)11月1日:駅に昇格し下中川駅となる[2][3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[2]。
- 時期不詳 - 待合所改築。
- 2001年(平成13年)7月1日:利用者僅少に伴い廃止となる[2][4]。
駅名の由来
[編集]駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であり、分岐器を持たない棒線駅となっていた[7]。ホームは線路の西側(稚内方面に向かって左手側)に存在し、板張りで有効長は短く、旭川方(南側)にスロープを有し駅施設外に連絡していた[7]。
仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無いがホーム中央部分に待合所を有していた[8]。待合所は1981年(昭和56年)および1983年(昭和58年)出版の書籍掲載の写真では三角屋根の木造下見板張りの建物であったが[9][10]、1993年(平成5年)出版の書籍では同じく木造ながら片流れ屋根で白い壁の待合室となっている[7]。
廃駅後はすべての施設が撤去され、現在は跡形もなくなっている。
利用状況
[編集]1975年(昭和50年)に発行された『中川町史』では「主に学生が利用[3]」とされている。 乗車人員の推移は以下の通り。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | |||
1977年(昭和52年) | 1 | [11] | ||
1992年(平成 | 4年)(0.0) | [8] | 1日乗降客数0人 | |
2004年(平成16年) | (0.5) | [12] | 1日乗降客数1人 |
駅周辺
[編集]周辺は樹林と牧草地が広がっていた。
- 北海道道541号問寒別佐久停車場線 - 線路に並行していた。
- 水産研究・教育機構天塩さけます事業所中川事務所
- 天塩川[13]
- パンケ山 - 駅の東北東。標高632m[13]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、239頁。doi:10.11501/1873236 。2023年1月15日閲覧。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。
- ^ a b c 『中川町史』中川町、1975年4月、477頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-123-6。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、180頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 123. ISBN 4-89391-549-5
- ^ a b c 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、148-149頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ a b 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、148-149頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ 『リイドコミック増刊 いい旅北から各駅停車』第11巻第16号、リイド社、1981年7月20日、24頁。
- ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)183ページより。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、889頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ 書籍『時刻表の謎』(著:三宅俊彦、新人物往来社、2003年6月発行)59ページより。
- ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)16ページより。