「根室駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
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|よみがな= ねむろ |
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|ローマ字= Nemuro |
|ローマ字= Nemuro |
2020年2月15日 (土) 01:50時点における版
根室駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
ねむろ Nemuro | |
◄東根室 (1.5 km) | |
所在地 | 北海道根室市光和町2丁目 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 根室本線(花咲線) |
キロ程 | 443.8 km(滝川起点) |
電報略号 | ネム |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1921年(大正10年)8月5日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口有 |
根室駅 | |
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ねむろ Nemuro | |
(2.6 km) 根室港► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 根室本線(貨物支線) |
キロ程 | 0.0 km(根室起点) |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)8月12日 |
廃止年月日 | 1965年(昭和40年)10月1日* |
備考 | *根室駅構内に併合。 |
根室駅(ねむろえき)は、北海道根室市光和町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の駅(終着駅)である。電報略号はネム。事務管コードは▲110454[1]。
歴史
かつては日本最東端の駅だったが、1929年(昭和4年) - 1959年(昭和34年)には根室拓殖鉄道の歯舞駅に、1961年(昭和36年)以後は新設された東根室駅にその座を譲っている。なお、有人駅としては当駅が日本最東端に該当する。
年表
- 1921年(大正10年)8月5日:国有鉄道の駅として開業。一般駅。浜釧路機関庫根室駐泊所設置。給水所及び転車台設置[2]。
- 1934年(昭和9年)8月12日:駅の北東に向かって分岐し、根室港に面した根室港駅へ至る貨物支線が開業[2]。
- 1951年(昭和26年)4月1日:釧路客貨車区根室支区設置[2]。
- 1959年(昭和34年)8月3日:駅舎改築[2]。
- 1965年(昭和40年)10月1日:根室港駅への貨物支線廃止(取り扱っていた貨物は本駅に新設の構内側線(西貨物線)扱いに変更)[2]。
- 1973年(昭和48年)10月18日:コンテナ基地新設[2]。
- 1974年(昭和49年)4月:みどりの窓口営業開始[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取扱いを廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱いを廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化で北海道旅客鉄道の駅になる。
- 1998年(平成10年)11月21日:構内改良工事竣工。跨線人道橋(駅裏への自由通路)撤去[2]。
- 2004年(平成16年):駅弁の販売開始。
- 2015年(平成27年)
駅名の由来
駅名は、アイヌ語の「メム・オロ・ペッ(わきつぼがそこにある川)」に由来する。芽室駅も同じ語源である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つプレハブ構造の地上駅。ホームの北側に接して平屋の駅舎がある。構内の南側には側線が1線引かれており、機回しが可能である。
社員配置駅。みどりの窓口、自動券売機(オレンジカード使用不可)が設置されている。
管理駅として、姉別駅 - 東根室駅間の各駅を管理下に置いている。
1998年(平成10年)10月31日までは側線群の南側にコンテナホームが設置されていた。また、駅周辺にある売炭所への専用線もあった。
2015年(平成27年)3月31日まで営業していた駅レンタカーはジェイアール北海道レンタリースが保有する車両を常備配置していないため、根室市内で営業しているトヨタレンタリース釧路から必要の都度車両の貸借を受けて営業していた。
なお、かつて日本最東端の駅であったことと、隣駅の東根室が現在の日本最東端の駅であることもあり、当駅のみどりの窓口では両駅の硬券入場券、ご当地入場券「東根室駅」がかつて販売されていた。
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改札口(2018年2月)
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待合室(2018年2月)
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ホーム(2011年8月)
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根室本線終点(2018年9月)
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かつて設置されていた、「日本最東端の駅」の看板(実際は隣りの東根室が最東端)(2005年3月)
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「日本最東端有人の駅」の看板(2018年2月)
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駅名標(2018年2月)
利用状況
- JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおり。
- 「根室市統計書」によると、根室駅提供の年度別乗車人員(2010年度まで)およびJR北海道釧路支社提供の年度別乗降人員は以下のとおり。
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 出典 |
---|---|---|---|
1999年(平成11年) | 94,717 | [6] | |
2000年(平成12年) | 88,330 | ||
2001年(平成13年) | 74,460 | [7] | |
2002年(平成14年) | 75,190 | ||
2003年(平成15年) | 69,540 | ||
2004年(平成16年) | 69,350 | ||
2005年(平成17年) | 65,700 | ||
2006年(平成18年) | 65,700 | [8] | |
2007年(平成19年) | 62,050 | ||
2008年(平成20年) | 62,450 | ||
2009年(平成21年) | 59,650 | 116,800 | [8][9] |
2010年(平成22年) | 57,850 | 116,800 | |
2011年(平成23年) | 117,120 | [9] | |
2012年(平成24年) | 110,230 | ||
2013年(平成25年) | 108,040 | [10] | |
2014年(平成26年) | 97,820 | [11] | |
2015年(平成27年) | 96,624 | [12] | |
2016年(平成28年) | 73,000 | [13] |
駅周辺
根室市の代表駅。周辺は公共施設などの大半の施設が集積する。
公共施設・金融機関
- 根室振興局庁舎
- 根室市役所
- 根室警察署
- 根室警察署駅前交番
- 根室郵便局
- 根室大正郵便局
- 大地みらい信用金庫本店・駅前支店
- 北洋銀行根室支店
- 北海道銀行根室支店
- 道東あさひ農業協同組合(JA道東あさひ)根室支所
- 根室漁業協同組合
- 根室市観光インフォメーションセンター
- 根室合同庁舎(税務署・検察庁・ 公共職業安定所(ハローワーク根室)などが入る。測候所も入っていたが廃止)
- 根室簡易裁判所
- 根室市公民館
- 市立根室病院
- 根室保健所
- 根室市図書館
- 根室消防署
商業施設
- イオン根室店
- ビックリッキー根室店(旧 エムポケット)
- ツルハドラッグ根室店
- サッポロドラッグストア根室店
- マルシェ・デ・キッチン根室大正店
- クリエ(スーパーマーケット)
- カネカイチ鈴木商店「根室 海鮮市場」(鮮魚店)
- すずき(時計・宝石・贈答品など)
宿泊施設
- 根室グランドホテル
- ホテルニューねむろ
- イーストハーバーホテル
- ビジネスホテル三洋館
- ホテルねむろ海陽亭(旧 大野屋旅館)
その他
- 北海道道312号根室停車場線
- 国道44号
- 根室港
- ときわ台公園
- 明治公園
- 牧の内ダム
バス路線
根室市観光インフォメーションセンター1階の根室駅前ターミナルに発着。
根室交通(および共同運行会社)により、納沙布岬方面などの根室市内路線や中標津空港連絡バス、釧路市方面および札幌市方面の都市間バスが発着する。発着路線は根室交通#路線バスを参照。
隣の駅
脚注
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984年)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c d e f g h JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
- ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年5月号
- ^ 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II JTB出版 1998年10月発行。
- ^ [1]
- ^ “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成16年度根室市統計書. 根室市. p. 52 (2004年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成18年度根室市統計書. 根室市. p. 52 (2007年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ a b “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成23年度根室市統計書. 根室市. p. 61 (2012年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ a b “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成25年度根室市統計書. 根室市. p. 53 (2014年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成26年度根室市統計書. 根室市. p. 52 (2015年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成27年度根室市統計書. 根室市. p. 52 (2016年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成28年度根室市統計書. 根室市. p. 52 (2017年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信・港湾”. 平成29年度根室市統計書. 根室市. p. 52 (2018年3月). 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月5日閲覧。
報道発表資料
- ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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:
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- ^ “根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
新聞記事
- ^ JR根室駅キヨスク、最後の営業 常連客ら閉店惜しむ - どうしんウェブ(2015年10月1日)