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「豊清水信号場」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:38時点における版

豊清水駅
駅舎(駅前通り側)
(2017年10月)
とよしみず
Toyoshimizu
W57 恩根内 (5.8 km)
(3.6 km) 天塩川温泉 W59
地図
所在地 北海道中川郡美深町字清水
北緯44度38分22秒 東経142度16分12.8秒 / 北緯44.63944度 東経142.270222度 / 44.63944; 142.270222座標: 北緯44度38分22秒 東経142度16分12.8秒 / 北緯44.63944度 東経142.270222度 / 44.63944; 142.270222
駅番号 W58
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 117.9 km(旭川起点)
電報略号 トス
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1946年(昭和21年)10月10日
備考 無人駅
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豊清水駅(とよしみずえき)は、北海道中川郡美深町字清水にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W58電報略号トス

歴史

1977年の豊清水駅と周囲約500m範囲の状況。左上が稚内方面。島式ホーム1面2線。駅舎横の名寄側に貨物積卸場と引込み線。この時点で既に貨物取扱いをやめて久しい様子。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

大正時代から入植者による駅設置の請願が行われていた[1]

年表

駅名の由来

所在地の美深町清水および隣接する常盤村(→音威子府村)清水の両地区が、豊かになるようにとの意味を込めて「豊」の字をつけたとされる[1][4][5]

「清水」の名称については現在のペペケナイ川を指すアイヌ語、「ペペケㇾナイ(pe-peker-nay)[6]」(水が・清澄な・川)の意訳である[5]

駅構造

島式1面2線のホームを持つ地上駅で、美深駅 - 音威子府駅間で唯一、列車交換が可能である。無人駅であるが、線路西側に駅舎があり、冬季は保線要員が常駐する。

仮乗降場時代は単式ホーム1面1線であり、駅昇格に伴い木造駅舎と上り側1線スルー式の島式ホーム1面2線、駅舎横の名寄寄りに貨物積卸場と引込み線が設けられた。貨物および荷物取り扱い廃止後も、引込み線は待避線として残されている。

利用状況

  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗車人員(11月の調査日)平均は「1名以下」[7]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[8]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[9]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[10]

バス路線

  • 美深町スクールバス:楠清水線 「楠27線」停留所

2010年(平成22年)3月現在、恩根内駅付近にあるセンタープラザ停留所との間に、スクールバスが1日3便運行されている[11]

日曜運休。全ての便で通学生以外も乗車可能。運行は株式会社美深ハイヤーが行っており、バス車両の定員は15人である。現在、停留所にはバス停を表す標識は撤去され、設置されていない。

駅周辺

高台に駅があるため周りの風景が眼下に見える。周りは一面の牧草畑である。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
恩根内駅 (W57) - 豊清水駅 (W58) - *天塩川温泉駅 (W59)
*:一部列車は天塩川温泉駅を通過する。

脚注

  1. ^ a b “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03). 
  2. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  3. ^ a b 「日本国有鉄道公示第2号」『官報』1950年1月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、177頁。ASIN B000J9RBUY 
  5. ^ a b 鏡味明克「北海道におけるアイヌ語地名の現代日本語接触変化」『人間文化(愛知学院大学人間文化研究所紀要)』第19巻、愛知学院大学、2004年9月20日、294-284頁、2018年5月20日閲覧 
  6. ^ アイヌ語地名リスト ヒラタ~ホロナ P111-120”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年5月20日閲覧。
  7. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  8. ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月30日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  9. ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 2 July 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月13日閲覧 {{cite press release2}}: 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  10. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  11. ^ 美深町地域公共交通総合連携計画” (日本語) (PDF), 美深町 (2010年3月, オリジナルの2018年12月14日時点によるアーカイブ。 2019年9月27日閲覧。

関連項目

外部リンク