「豊清水信号場」の版間の差分
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IRishikawa521 (会話 | 投稿記録) |
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|画像説明= 駅舎(駅前通り側)<br/>(2017年10月) |
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|よみがな= とよしみず |
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|ローマ字= Toyoshimizu |
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2020年2月15日 (土) 03:38時点における版
豊清水駅 | |
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駅舎(駅前通り側) (2017年10月) | |
とよしみず Toyoshimizu | |
◄W57 恩根内 (5.8 km) (3.6 km) 天塩川温泉 W59► | |
所在地 | 北海道中川郡美深町字清水 |
駅番号 | ○W58 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■宗谷本線 |
キロ程 | 117.9 km(旭川起点) |
電報略号 | トス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1946年(昭和21年)10月10日 |
備考 | 無人駅 |
豊清水駅(とよしみずえき)は、北海道中川郡美深町字清水にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW58。電報略号はトス。
歴史
大正時代から入植者による駅設置の請願が行われていた[1]。
年表
- 1946年(昭和21年)10月10日:運輸省宗谷本線の豊清水仮乗降場として開業[2]。旅客のみ取扱い。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1950年(昭和25年)1月15日:駅に昇格[3]。貨物・荷物取扱い開始[3]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:CTC導入にともない無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[2]。
駅名の由来
所在地の美深町清水および隣接する常盤村(→音威子府村)清水の両地区が、豊かになるようにとの意味を込めて「豊」の字をつけたとされる[1][4][5]。
「清水」の名称については現在のペペケナイ川を指すアイヌ語、「ペペケㇾナイ(pe-peker-nay)[6]」(水が・清澄な・川)の意訳である[5]。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ地上駅で、美深駅 - 音威子府駅間で唯一、列車交換が可能である。無人駅であるが、線路西側に駅舎があり、冬季は保線要員が常駐する。
仮乗降場時代は単式ホーム1面1線であり、駅昇格に伴い木造駅舎と上り側1線スルー式の島式ホーム1面2線、駅舎横の名寄寄りに貨物積卸場と引込み線が設けられた。貨物および荷物取り扱い廃止後も、引込み線は待避線として残されている。
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駅舎(ホーム側)
(2017年10月) -
ホーム(2017年10月)
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構内踏切(2017年10月)
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駅名標(2017年10月)
利用状況
- 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗車人員(11月の調査日)平均は「1名以下」[7]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[8]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[9]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[10]。
バス路線
- 美深町スクールバス:楠清水線 「楠27線」停留所
2010年(平成22年)3月現在、恩根内駅付近にあるセンタープラザ停留所との間に、スクールバスが1日3便運行されている[11]。
日曜運休。全ての便で通学生以外も乗車可能。運行は株式会社美深ハイヤーが行っており、バス車両の定員は15人である。現在、停留所にはバス停を表す標識は撤去され、設置されていない。
駅周辺
高台に駅があるため周りの風景が眼下に見える。周りは一面の牧草畑である。
隣の駅
脚注
- ^ a b “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03).
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。
- ^ a b 「日本国有鉄道公示第2号」『官報』1950年1月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、177頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b 鏡味明克「北海道におけるアイヌ語地名の現代日本語接触変化」『人間文化(愛知学院大学人間文化研究所紀要)』第19巻、愛知学院大学、2004年9月20日、294-284頁、2018年5月20日閲覧。
- ^ “アイヌ語地名リスト ヒラタ~ホロナ P111-120”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年5月20日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 2 July 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “美深町地域公共交通総合連携計画” (日本語) (PDF), 美深町 (2010年3月, オリジナルの2018年12月14日時点によるアーカイブ。 2019年9月27日閲覧。