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「南比布駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:46時点における版

南比布駅
駅全景(2017年10月)
みなみぴっぷ
Minami-pippu
W32 北永山 (3.3 km)
(2.4 km) 比布 W34
地図
所在地 北海道上川郡比布町南1線5号
北緯43度51分12.5秒 東経142度28分2秒 / 北緯43.853472度 東経142.46722度 / 43.853472; 142.46722座標: 北緯43度51分12.5秒 東経142度28分2秒 / 北緯43.853472度 東経142.46722度 / 43.853472; 142.46722
駅番号 W33
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 14.7 km(旭川起点)
電報略号 ミヒ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年(昭和30年)12月2日
備考 無人駅
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南比布駅(みなみぴっぷえき)は、北海道上川総合振興局上川郡比布町南1線5号にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W33

一部の普通列車は通過し、1日に上下各6本のみの停車となっている。

歴史

1977年の南比布駅と周囲約500m範囲。上が名寄方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

「比布」の南部にあることから[3]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(稚内方面に向かって左手側)に存在する。分岐器を持たない棒線駅となっている[4]

仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[5]で駅舎は無いが、ホーム南側の出入口附近に待合所を有する[4]。木造の待合所、木製デッキのホームで[6]、旭川寄りに階段を有し駅施設外に連絡している[4]。ホームの有効長は1両分である。便所は設置されていない。

簡易委託駅として乗車券の販売が行われていた時期もあった(1962年(昭和37年)6月発行の軟券の常備券が確認されている[7])。

駅のすぐ北側を国道40号線の跨線橋がオーバークロスしている[4]。跨線橋が出来る以前は国道との踏切があったが、跨線橋建設時に撤去され、この駅の前後に踏切は無くなっている。

利用状況

開業当初は1日平均約50人の利用があったとされる[8]

  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は6人[4]
  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[9]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は2.2人[10]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[11]

駅周辺

上川盆地の広がる田園地帯の中にある[6]。ホームからは大雪山系の山々が望める[6]稲作地帯で、が広がり民家が数軒あるのみである。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
快速「なよろ
通過
普通(一部列車は当駅通過)
北永山駅 (W32) - 南比布駅 (W33) - 比布駅 (W34)

脚注

注釈

  1. ^ 1990年(平成2年)7月1日時点では完全無人化されている(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)。

出典

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  2. ^ 「この秋は比布町へ急げ!建築から半世紀、南・北比布駅の待合所が解体」(北海道ファンマガジン、2014年9月掲載)
  3. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、p.173頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)142ページより。
  5. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)148ページより。
  6. ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)198ページより。
  7. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)20ページより。
  8. ^ “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03). 
  9. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)”. 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員(【別添資料】(2)宗谷本線(旭川・稚内間)の状況)” (PDF). 宗谷線(旭川~稚内間)事業計画(アクションプラン). 北海道旅客鉄道. pp. 11-12 (2019年4月). 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  11. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク