コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「咲来駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl= 300px
|pxl= 300px
|画像説明= 駅舎(2017年10月)
|画像説明= 駅舎(2017年10月)
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|よみがな= さっくる
|よみがな= さっくる
|ローマ字= Sakkuru
|ローマ字= Sakkuru

2020年2月15日 (土) 06:10時点における版

咲来駅
駅舎(2017年10月)
さっくる
Sakkuru
W59 天塩川温泉 (3.2 km)
(4.6 km) 音威子府 W61
地図
所在地 北海道中川郡音威子府村字咲来
北緯44度41分34秒 東経142度16分3秒 / 北緯44.69278度 東経142.26750度 / 44.69278; 142.26750
駅番号 W60
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 124.7 km(旭川起点)
電報略号 クル
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
0.4人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1912年(大正元年)11月5日
備考 無人駅
テンプレートを表示

咲来駅(さっくるえき)は、北海道中川郡音威子府村字咲来にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W60電報略号クル

歴史

1977年の咲来駅と周囲約500m範囲。上が稚内方面。一見千鳥式ホームに見えるが間にあるのは1線で、単式ホームを2面もつ。さらにその外側に貨物用の副本線、駅舎横の稚内側に貨物積卸場と引込み線がある。駅裏はかつて細長いストックヤードであったが、この時点で既に使われなくなって久しい様子。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名より。アイヌ語の「サ[注釈 1]」(夏・道)に由来する[2]。夏季に現在の咲来峠を越えてオホーツク海側へ出る交通路であったことによる[2]

駅構造

周辺の駅と同様に、かつて林業が盛んであった頃は周辺や咲来峠筋の山林から切り出された木材の出荷駅として栄え、稚内方面に向かって左側に木造駅舎とその横の稚内側に荷物積卸場、駅舎の反対側に貨物積卸場を持ち、駅舎を中心とする千鳥状の単式ホーム2面2線と、荷物積卸場へ稚内側から引込み線、外側に貨物積卸用の副本線をそれぞれ有する一般駅であった。

その後、荷物及び貨物取扱い廃止により貨物線の撤去、無人化に伴い駅舎側ホームに棒線化及び旧駅舎の撤去と待合室の設置が行われ、単式ホーム1面1線の無人駅となった。

利用状況

  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗車人員(11月の調査日)平均は「10名以下」[3]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.4人[4]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[5]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.2人[6]

駅周辺

咲来の集落がある。現在は夏季にライダーハウスとして使用される日本通運の建物や、大きなメインストリートなどに、かつて明治時代に真っ先に駅逓が置かれて稚内方面開拓の中継あるいはオホーツク沿岸の枝幸町との交通の要衝となった集落の繁栄が偲ばれる。

  • 国道40号
  • 天塩川
  • 音威子府村地域バス「旧咲来公民館」停留所
  • ライダーハウス咲来 旧日本通運咲来営業所を改装して使用されている。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
*天塩川温泉駅 (W59) - 咲来駅 (W60) - 音威子府駅 (W61)
*:一部列車は天塩川温泉駅を通過する。

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  2. ^ a b アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  3. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  4. ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月30日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  5. ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 2 July 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月13日閲覧 {{cite press release2}}: 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  6. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

関連項目

外部リンク