「咲来駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2017年10月) |
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|よみがな= さっくる |
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|ローマ字= Sakkuru |
|ローマ字= Sakkuru |
2020年2月15日 (土) 06:10時点における版
咲来駅 | |
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駅舎(2017年10月) | |
さっくる Sakkuru | |
◄W59 天塩川温泉 (3.2 km) (4.6 km) 音威子府 W61► | |
所在地 | 北海道中川郡音威子府村字咲来 |
駅番号 | ○W60 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■宗谷本線 |
キロ程 | 124.7 km(旭川起点) |
電報略号 | クル |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
0.4人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)11月5日 |
備考 | 無人駅 |
咲来駅(さっくるえき)は、北海道中川郡音威子府村字咲来にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW60。電報略号はクル。
歴史
- 1912年(大正元年)11月5日:鉄道院宗谷線恩根内駅 - 音威子府駅間延伸開業にともない開設[1]。一般駅。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:CTC化にともない無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語の「サクル[注釈 1]」(夏・道)に由来する[2]。夏季に現在の咲来峠を越えてオホーツク海側へ出る交通路であったことによる[2]。
駅構造
周辺の駅と同様に、かつて林業が盛んであった頃は周辺や咲来峠筋の山林から切り出された木材の出荷駅として栄え、稚内方面に向かって左側に木造駅舎とその横の稚内側に荷物積卸場、駅舎の反対側に貨物積卸場を持ち、駅舎を中心とする千鳥状の単式ホーム2面2線と、荷物積卸場へ稚内側から引込み線、外側に貨物積卸用の副本線をそれぞれ有する一般駅であった。
その後、荷物及び貨物取扱い廃止により貨物線の撤去、無人化に伴い駅舎側ホームに棒線化及び旧駅舎の撤去と待合室の設置が行われ、単式ホーム1面1線の無人駅となった。
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駅全景(2004年8月)
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ホーム(2017年10月)
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駅名標(2017年10月)
利用状況
- 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗車人員(11月の調査日)平均は「10名以下」[3]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.4人[4]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[5]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.2人[6]。
駅周辺
咲来の集落がある。現在は夏季にライダーハウスとして使用される日本通運の建物や、大きなメインストリートなどに、かつて明治時代に真っ先に駅逓が置かれて稚内方面開拓の中継あるいはオホーツク沿岸の枝幸町との交通の要衝となった集落の繁栄が偲ばれる。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。