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|画像説明= 駅舎(2017年10月) |
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|よみがな= かぶとぬま |
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|ローマ字= Kabutonuma |
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2020年2月15日 (土) 08:20時点における版
兜沼駅 | |
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駅舎(2017年10月) | |
かぶとぬま Kabutonuma | |
◄W75 徳満 (10.0 km) (5.8 km) 勇知 W77► | |
所在地 | 北海道天塩郡豊富町字上サロベツ619 |
駅番号 | ○W76 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■宗谷本線 |
キロ程 | 230.9 km(旭川起点) |
電報略号 | カマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1924年(大正13年)6月25日 |
備考 | 無人駅 |
兜沼駅(かぶとぬまえき)は、北海道(宗谷総合振興局)天塩郡豊富町字上サロベツ619[1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW76。電報略号はカマ。
歴史
- 1924年(大正13年)6月25日:鉄道省天塩北線稚内駅(現・南稚内駅) - 当駅間開通に伴い開業[2][3]。一般駅。
- 1926年(大正15年)9月25日:幌延駅 - 当駅間延伸開業に伴い中間駅となる。また天塩南線と天塩北線を統合し線路名を天塩線に改称、それに伴い同線の駅となる[2]。
- 1930年(昭和5年)4月1日:天塩線を宗谷本線に編入、それに伴い同線の駅となる[2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1982年(昭和57年)3月29日:貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)11月1日:電子閉塞化に伴い完全無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1988年(昭和63年):駅舎改築[1]。
駅名の由来
所在地名より。付近にある沼「兜沼」によるもので、沼の形が兜の鍬形に似ていることに由来する[5][6][7][8]。
なお、兜沼は明治期の地図には「ペライサルト―」と書かれ、アイヌ語では「釣りをする・ヨシ原の・沼」の意である「ペライサㇽト(peray-sar-to)」と呼ばれたと考えられている[8]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[5]。1番線の北側に駅舎を有し、互いのホームは旭川方の構内踏切で連絡している[5]。
そのほか1993年(平成5年)3月時点では1番線の旭川方から分岐し駅舎西側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[5]。また、1983年(昭和58年)4月時点では対向側ホーム外側への副本線を1線、その稚内方から分岐した行き止りの側線を1線有していた[9]。この副本線と側線は1993年(平成5年)3月までには撤去された[5]。この時点では2番線は下り専用ではなく待避線も兼ねた上下共用であった[9]。
稚内駅管理の無人駅。有人駅時代の駅舎は改築され、外壁がサイディング張りになった小さな駅舎が建築されている[5]。駅舎内にトイレを有する[6]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■宗谷本線 | 上り | 幌延・名寄方面 |
2 | 下り | 稚内方面 |
-
ホーム(2017年10月)
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構内踏切(2017年10月)
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駅名標(2017年10月)
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は61人[9]。
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は34人[5]。
- 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗車人員(11月の調査日)平均は「10名以下」[10]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は4.4人[11]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は3.6人[12]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は2.6人[13]。
駅周辺
兜沼の畔に位置し、ホームからは兜沼が一望出来る[6]。利尻富士も望める[6]。
- 北海道道510号抜海兜沼停車場線
- 北海道道616号上勇知兜沼停車場線
- 北海道道1118号兜沼停車場線
- 豊富町役場兜沼支所
- 天塩警察署兜沼駐在所
- 兜沼郵便局
- 豊富町立兜沼小・中学校
- 兜沼公園
- 兜沼公園キャンプ場
- 言問の松 - 兜沼公園附近にある、樹齢1,200年以上といわれるイチイの木。
- みさわ牧場
- サロベツファーム
- サロベツ原野
- 兜沼 - 駅から南西に約0.5km[9]。
隣の駅
脚注
- ^ a b “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03).
- ^ a b c 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)179-180ページより。
- ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)47ページより。
- ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)149ページより。
- ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)151ページより。
- ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)224ページより。
- ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)125ページより。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)186ページより。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 4 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。