コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「柄本明」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m 切れたアンカーリンクを修復: #テレビドラマ版→もっとも似ているアンカー家栽の人#テレビドラマ
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 切れたアンカーの修正 - 家栽の人2 (家栽の人#片岡鶴太郎版) - log
129行目: 129行目:
** [[忠臣蔵〜その義その愛]](2012年) - [[吉良義央|吉良上野介]]
** [[忠臣蔵〜その義その愛]](2012年) - [[吉良義央|吉良上野介]]
* [[悲しくてやりきれない]](1992年)
* [[悲しくてやりきれない]](1992年)
* [[家栽の人#テレビドラマ|家栽の人]](1993年) - 渋谷直正
* [[家栽の人#片岡鶴太郎版|家栽の人]](1993年) - 渋谷直正
* [[谷口六三商店]](1993年) - 隣りの源さん
* [[谷口六三商店]](1993年) - 隣りの源さん
* [[悪魔のKISS]](1993年) - 菅野正一
* [[悪魔のKISS]](1993年) - 菅野正一

2021年9月23日 (木) 04:40時点における版

えもと あきら
柄本 明
生年月日 (1948-11-03) 1948年11月3日(76歳)
出生地 日本の旗 日本東京都中央区銀座(旧・木挽町)
身長 175 cm[1]
血液型 B型
職業 俳優コメディアン演出家
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動内容 1974年自由劇場へ参加
1976年:自由劇場退団、劇団東京乾電池を結成
1992年:『空がこんなに青いわけがない』で映画監督デビュー
配偶者 角替和枝1981年 - 2018年、死別)
著名な家族 長男:柄本佑
次男:柄本時生
義娘:安藤サクラ
義娘:入来茉里
事務所 ノックアウト
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
太平記
WATER BOYS
功名が辻
妖怪人間ベム
坂の上の雲
とんび
戦力外捜査官
グッド・ドクター
監察医 朝顔
絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜
相棒
半沢直樹
映画
日活ロマンポルノ『Mr.ジレンマン・色情狂い』 『セーラー服と機関銃
シコふんじゃった。
Shall we ダンス?
カンゾー先生
うなぎ
座頭市
悪人
シン・ゴジラ
リアル鬼ごっこ
受賞
日本アカデミー賞
最優秀主演男優賞
1998年『カンゾー先生』
最優秀助演男優賞
2010年『悪人』
ブルーリボン賞
助演男優賞
1982年男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』、『道頓堀川
その他の賞
報知映画賞
第23回 主演男優賞
第35回 助演男優賞
日刊スポーツ映画大賞
第11回 主演男優賞
キネマ旬報ベスト・テン
第62回 主演男優賞
第84回 助演男優賞
毎日映画コンクール
第58回 男優助演賞
ヨコハマ映画祭
第26回 助演男優賞
芸術選奨
第61回 文部科学大臣賞
紫綬褒章など
テンプレートを表示

柄本 明(えもと あきら、1948年11月3日 - )は、日本俳優コメディアン演出家。愛称は、えもっちゃん、エモアキ。 ノックアウト所属。

東京都中央区銀座(旧・木挽町)出身。東京都立王子工業高等学校機械科卒業。妻は角替和枝、息子は柄本佑柄本時生安藤サクラ(佑の妻)、入来茉里(時生の妻)は義娘。

来歴・人物

父親は、殿山泰司の小学生時代の親友であった。母方の祖父は東京・銀座で箱屋(芸妓斡旋業)を経営していた。生家が歌舞伎座の裏手にあったこと、映画や演劇好きの両親・家族に囲まれて幼少期を過ごしたことが、俳優を志すきっかけとなる。

工業高校卒業後、商社に就職。だが、俳優に憧れ、金子信雄が主宰する劇団「マールイ」の演劇教室の生徒となり、同じ教室にいた松田優作と知り合う。

NHKの大道具のアルバイトをしていた。当時の同僚に大杉漣小林薫秋田明大などがいた。うちに、1974年に自由劇場へ参加、俳優として起用されるようになった(笹野高史吉田日出子などが当時在籍)ものの、串田和美の作風に肌があわず、1976年退団し、同年に自由劇場時代に知り合った、ベンガル綾田俊樹と共に劇団東京乾電池を結成する。その後、やはり自由劇場時代に知り合った、高田純次岩松了らが入団。1976年4月 - 1978年3月頃までベンガル・綾田と『ひらけ!ポンキッキ』のお兄さんを務めたことがある。

特異な容貌と独特の存在感で、テレビや映画等にも出演するようになる。

24歳からは下北沢に引越し、本多劇場こけら落しにも出演、下北沢ザ・スズナリでも活動した。そうした縁もあり下北沢の再開発に反対する住民運動のSave the 下北沢にも招かれている。

1998年、『カンゾー先生』で第23回報知映画賞主演男優賞や日本アカデミー賞最優秀主演男優賞などを受賞。2004年、『座頭市』などで第58回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。2011年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

1992年、映画『空がこんなに青いわけがない』では監督を務めている。これ以降監督作は無く、「もう二度とやりません」と語っている[2]

2006年、NHK大河ドラマ『功名が辻』で次男・柄本時生と親子共演を果たした。『スタジオパークからこんにちは』でゲストとして呼ばれたときには、豊臣秀吉役の格好のままで登場。その姿で東京乾電池30年の歴史などを語った。

シリアスな演技だけではなく、笑いを呼ぶ演技も得意とする。『志村けんのだいじょうぶだぁ』や『志村けんのバカ殿様』などにおける志村けんとのコントについて本人は「コントは志村さんとしかやらない」と明言している。コントでは、柄本が強烈な個性を持つボケ役を演じ(婚期を逃した四十路女性、挙動不審なサラリーマン、年増の芸者など)、志村がツッコミに徹する形で笑いを誘発するパターンが一貫して取られている。2010年代になると刑事や寺の住職など癖のある初老の男性を演じるようになった[3]。当初は面識のない志村から突然オファーを受けた上、台本には冒頭の設定しか書かれておらず、「腕試しされているようで怖かった」と語っている。一方で志村は「笑いとかやるには得な顔」という理由で、直感的に柄本にオファーを出したと明かしている[4]

笹野高史とは自由劇場時代からの30年来の親友で、両者とも『男はつらいよシリーズ』、『釣りバカ日誌シリーズ』で何度も共演しており、どちらかがバラエティに出演した際、互いの愚痴をこぼし合う仲である。

芸能関係者とプライベートの交流をほとんど持とうとしなかった渥美清と親交の深かった数少ない芸能人である。笹野高史を加えた3人で連れ立って芝居を見に行ったり、バーに飲みに行くこともあったという[5]

2011年6月、紫綬褒章を受章[6]

2012年1月には下北沢ザ・スズナリにて、劇団東京乾電池35周年記念公演、『ハムレット』に出演。

2013年8月、NHKの番組『旅のチカラ』収録のためにスタッフとともにペルーの劇団を訪れていたところ、強盗事件に巻き込まれた。強盗団は銃で威嚇しながら放送機材などを奪って逃走したが、柄本や番組スタッフらに怪我はなかった[7]

2019年11月、旭日小綬章を受章[8][9]

出演

テレビドラマ

映画

舞台

テレビアニメ

  • ふるさと再生 日本の昔ばなし(2012年4月1日 - 2017年3月26日、テレビ東京) - 語り手
  • ふるさとめぐり 日本の昔ばなし(2017年4月2日 - 2018年3月25日、テレビ東京) - 語り手
  • ふるさと 日本の昔ばなし セレクション(2018年4月8日 - 2019年9月29日、テレビ東京) - 語り手

劇場アニメ

ラジオ

ラジオドラマ

ドキュメンタリー

その他

CM

著書

音楽作品

アルバム

  • What’s happenin(1986年)
    • 曲目
      1. その人はなぜ
      2. わたしのボサノバ
      3. サラリーマンはいつでもOK
      4. 無題
      5. 池袋悲恋
      6. ホワッツ・ゴーイング・オン
      7. トンヤレ・サラリーマン
      8. 悲しいほど普通

脚注

  1. ^ 芸能プロダクション ノックアウト profile
  2. ^ “わたしの失敗”. 産経新聞. (2007年11月8日). オリジナルの2007年11月9日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20071109184546/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/071108/tnr0711080334000-n1.htm 2014年7月24日閲覧。 
  3. ^ 週刊女性』2017年7月25日号、主婦と生活社[要ページ番号] 
  4. ^ “志村けんが「柄本明にコント出演を依頼」した衝撃理由明かす”. ニュースサイトしらべぇ. (2019年9月16日). https://sirabee.com/2019/09/16/20162163555/ 2020年7月12日閲覧。 
  5. ^ 週刊女性』2011年1月18・25日号、主婦と生活社、[要ページ番号] 
  6. ^ “野田秀樹さんら705人・24団体に春の褒章 震災で発表遅れる”. 日本経済新聞. (2011年6月15日). http://www.nikkei.com/article/DGXNZO30415000V10C11A6CR8000/ 2014年7月24日閲覧。 
  7. ^ “柄本明さんペルー襲撃事件巻き込まれていた”. スポーツ報知. (2013年8月15日). オリジナルの2013年8月15日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130815035822/http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130815-OHT1T00021.htm 2014年7月24日閲覧。 
  8. ^ “秋の叙勲、柄本明さんら4113人 伊達忠一氏に桐花大綬章”. 日本経済新聞. (2019年11月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51715440R01C19A1EA3000/ 2019年11月3日閲覧。 
  9. ^ 『官報』号外第151号、2019年11月3日
  10. ^ 『西郷どん』新キャスト発表!”. NHKドラマトピックス. NHK (2018年2月14日). 2018年2月14日閲覧。
  11. ^ 湊かなえ、三浦しをん、角田光代の短編小説を、オムニバスドラマ化。『女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘』”. とれたてフジテレビ (2015年11月25日). 2015年11月25日閲覧。
  12. ^ “柄本明、宮崎県を舞台に“もう一度、ハネムーン”をドラマ化”. ORICON STYLE. (2016年4月27日). http://www.oricon.co.jp/news/2070810/full/ 2016年4月27日閲覧。 
  13. ^ 「精霊の守り人」シーズン2 出演者決定!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2016年4月8日). 2016年4月9日閲覧。
  14. ^ a b “「猫忍」映画&ドラマ版、佐藤江梨子や柄本明ら8名の追加キャストが発表”. 映画ナタリー. (2016年12月8日). http://natalie.mu/eiga/news/212403 2016年12月8日閲覧。 
  15. ^ 東山紀之vs中島健人『砂の器』で攻防「光が見えてくると思う」”. マイナビニュース. マイナビ (2019年2月24日). 2019年3月2日閲覧。
  16. ^ 上野樹里主演「監察医 朝顔」新シリーズのスタート日発表、柄本明が再び大じいじに”. 映画ナタリー (2020年9月6日). 2020年11月6日閲覧。
  17. ^ 『半沢直樹』新キャストに賀来賢人&今田美桜ら 新たな“半沢包囲網”も明らかに”. ORICON NEWS. 2020年3月20日閲覧。
  18. ^ “「シン・ゴジラ」予告で全身ビジュアル解禁、高良健吾ら325人の追加キャストも発表”. 映画ナタリー. (2016年4月14日). http://natalie.mu/eiga/news/183481 2016年4月16日閲覧。 
  19. ^ 聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-”. 日曜洋画劇場. テレビ朝日. 2016年9月7日閲覧。
  20. ^ 仲間由紀恵が本木雅弘の恋人 原発テロ『天空の蜂』で鍵を握る女に”. シネマトゥデイ (2015年2月23日). 2015年2月23日閲覧。
  21. ^ ベトナムの風に吹かれて;作品情報”. 映画.com. 2015年7月9日閲覧。
  22. ^ 江口洋介は短髪!石橋冠監督作「人生の約束」に西田敏行&ビートたけしら主演級ずらり”. 映画.com (2015年3月18日). 2015年3月18日閲覧。
  23. ^ “「シン・ゴジラ」予告で全身ビジュアル解禁、高良健吾ら325人の追加キャストも発表”. 映画ナタリー. (2016年4月14日). http://natalie.mu/eiga/news/183481 2016年4月16日閲覧。 
  24. ^ なりゆきな魂公式サイト”. ワイズ出版. 2017年12月30日閲覧。
  25. ^ “「容赦のない激しさ」と主演・佐野史郎が認める映画『なりゆきな魂、』原作の「つげ忠男」と実兄「つげ義春」、マンガ界におけるレジェンド兄弟作品をeBookJapanが独占配信!!”. JIJI.COM. (2017年2月12日). オリジナルの2017年2月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170212091346/http://www.jiji.com/jc/article?k=000000596.000001485&g=prt 2017年12月30日閲覧。 
  26. ^ “前田敦子、柄本明、風吹ジュン、小林薫が綾野剛×熊切和嘉「武曲」に出演”. 映画ナタリー. (2016年12月19日). http://natalie.mu/eiga/news/213775 2016年12月19日閲覧。 
  27. ^ “玉木宏主演『悪と仮面のルール』に吉沢亮、中村達也、柄本明、光石研ら”. CINRA.NET. (2017年7月7日). https://www.cinra.net/news/20170707-akutokamennorule 2018年1月16日閲覧。 
  28. ^ “本田翼が綾瀬はるかと坂口健太郎を奪い合う、「今夜、ロマンス劇場で」出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年10月16日). http://natalie.mu/eiga/news/252750 2018年2月13日閲覧。 
  29. ^ “中村倫也、岡山天音らが波瑠×西島秀俊「オズランド」に出演、正式タイトルも決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年5月16日). https://natalie.mu/eiga/news/282295 2018年5月16日閲覧。 
  30. ^ 綾野剛主演作『楽園』追加キャスト発表 柄本明、村上虹郎、片岡礼子、石橋静河らが出演”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2018年11月23日). 2019年9月10日閲覧。
  31. ^ 一度も撃ってません - allcinema
  32. ^ のさりの島 - allcinema
  33. ^ 劇場版『アンダードッグ』【前編】 (2020)”. シネマトゥデイ. 2020年12月16日閲覧。
  34. ^ “浅野忠信&宮沢りえが白洲次郎、正子夫妻 小林薫が吉田茂に 「日本独立」12月18日公開”. 映画.com. (2020年10月31日). https://eiga.com/news/20201031/3/ 2020年10月31日閲覧。 
  35. ^ Umami - IMDb(英語)
  36. ^ Cast”. 映画『のさりの島』公式サイト. 2021年4月10日閲覧。
  37. ^ “「燃えよ剣」来年10月公開 岡田准一主演”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2020年12月13日). https://www.sanspo.com/geino/news/20201213/geo20121313000013-n1.html 2021年1月19日閲覧。 
  38. ^ “尾上右近、岡田准一主演『燃えよ剣』でスクリーンデビュー 新キャスト12名発表”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2019年11月28日). https://www.cinematoday.jp/news/N0112604 2020年2月8日閲覧。 
  39. ^ 藤原竜也、本仮屋ユイカ、浅野ゆう子、柄本明出演×綾田俊樹演出でアラン・エイクボーンのヒット・コメディーを上演”. シアターガイド (2015年9月15日). 2015年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日閲覧。
  40. ^ 松井周脚本「てにあまる」に藤原竜也・高杉真宙・佐久間由衣、柄本明は演出も”. ステージナタリー (2020年9月4日). 2021年1月21日閲覧。
  41. ^ 映画『夜明け告げるルーのうた』 [@lu_no_uta] (2017年4月5日). "5月19日公開の「夜明け告げるルーのうた」のキャラクターを紹介! ★character file:07 カイの祖父(声:柄本明)★ 代々続く舟屋を営む傍ら、傘づくりも内職している。昔、母親が人魚に噛まれ海に消えたと主張しており町民に少し煙たがられている。 #夜明け告げるルーのうた". X(旧Twitter)より2020年7月12日閲覧

外部リンク

インタビュー