コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「GODZILLA ゴジラ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 次作
Cewbot (会話 | 投稿記録)
425行目: 425行目:
| 2 || [[2016年]][[7月29日]] || 10.4% || 『[[シン・ゴジラ]]』の公開を記念する形で二度目の放送。
| 2 || [[2016年]][[7月29日]] || 10.4% || 『[[シン・ゴジラ]]』の公開を記念する形で二度目の放送。
|-
|-
| 3 || rowspan="1"|[[フジテレビ]] || rowspan="1"|[[土曜プレミアム]] || [[2020年]][[6月20日]] || rowspan="1"|21:00 - 23:10 || rowspan="1"|130分 || 8.7% || 「2週連続巨獣SP!!」と題して『[[キングコング: 髑髏島の巨神]]』と連続放送。
| 3 || rowspan="1"|[[フジテレビ]] || rowspan="1"|[[土曜プレミアム]] || [[2020年]][[6月20日]] || rowspan="1"|21:00 - 23:10 || rowspan="1"|130分 || 8.7% || 「2週連続巨獣SP!!」と題して『[[キングコング:髑髏島の巨神]]』と連続放送。
|-
|-
|}
|}

2021年11月19日 (金) 16:01時点における版

GODZILLA ゴジラ
Godzilla
監督 ギャレス・エドワーズ
脚本 マックス・ボレンスタイン英語版
フランク・ダラボン[1]
デヴィッド・キャラハム英語版
ドリュー・ピアース
デヴィッド・S・ゴイヤー(ノンクレジット)
原案 デヴィッド・キャラハム(ストーリー)
原作ゴジラ東宝
製作 メアリー・ペアレント
ジョン・ジャシュニ
トーマス・タル
ブライアン・ロジャース
製作総指揮 パトリシア・ウィッチャー
アレックス・ガルシア
出演者 アーロン・テイラー=ジョンソン
渡辺謙
エリザベス・オルセン
ジュリエット・ビノシュ
サリー・ホーキンス
デヴィッド・ストラザーン
ブライアン・クランストン
音楽 アレクサンドル・デスプラ
撮影 シェイマス・マクガーヴェイ
編集 ボブ・ダクセイ英語版
製作会社 ワーナー・ブラザース
レジェンダリー・ピクチャーズ
ディストラプション・エンターテインメント
ラットパック=デューン・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース
日本の旗 東宝
公開 アメリカ合衆国の旗 2014年5月16日
日本の旗 2014年7月25日
上映時間 123分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $160,000,000[2]
興行収入 世界の旗 $524,976,069[2]
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $200,676,069[2]
日本の旗 32億円[3]
次作 モンスター・ヴァース
キングコング:髑髏島の巨神(2017年)
ゴジラ
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年)
テンプレートを表示

GODZILLA ゴジラ』(原題: Godzilla)は、東宝の怪獣「ゴジラ」をベースとした、2014年のアメリカの怪獣映画。監督はギャレス・エドワーズが務め、 アーロン・テイラー=ジョンソン渡辺謙エリザベス・オルセンらが出演している。東宝の「ゴジラ」フランチャイズのリブート作品であり、30作目。また、「モンスター・ヴァース」の1作目、そしてハリウッドスタジオが製作した2作目の「ゴジラ」映画である。

日本での通称は「レジェンダリーゴジラ[4]」「ギャレス版[5]」など。

概要

日本の「ゴジラシリーズ」のリブートを取り入れ[6][7]、アメリカ合衆国の資本で制作された『GODZILLA』以来16年振りの作品である。また、日本でゴジラ映画が公開されるのは、2004年公開の『ゴジラ FINAL WARS』以来、10年振りとなる[8]ワーナー・ブラザース映画 = レジェンダリー・ピクチャーズ提供、レジェンダリー・ピクチャーズ製作。

ストーリー

翌年1999年フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、原発は倒壊した。

15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォード大尉は、父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、フォードと共に禁止区域へ再侵入し当時の居宅に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、原発跡地内の研究施設へ連行される。

施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、すでに繭は羽化を開始していた。羽化を遂げた生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに原子力空母「サラトガ」[注釈 1]にてムートーと名付けられた巨大生物を追う。モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物ゴジラを研究し、その存在を社会から隠蔽することだった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。怪獣はさらにホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。ジョーの遺したデータを分析した芹沢は、日本に現れたムートーが雄、ユッカマウンテンから現れた個体が雌であり、2体のムートーは繁殖のために同じ場所を目指していると断定する。

サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

湾内に浮上したゴジラは軍の攻撃を受けながらゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。その傍らにあるムートーの巣でフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は思ったよりも激しく時限装置を停止させることが出来ない。部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、瓦礫の中で横転しているタンクローリーのガソリンを利用し受精卵もろとも巣全体を爆破する。

ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を中断したことで形勢が逆転、熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、追って来たゴジラに直接放射熱線を口内に放たれ絶命する。だが、エネルギーを消耗したゴジラもその場に崩れ落ちた。核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、彼が救助された後で遥か遠くの沖合いで大爆発した。

翌朝、フォードは避難所のオー・ドットコー・コロシアムに訪れ、そこでエルら家族との再会を果たす。一方で、瓦礫の中で倒れ死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。その姿を捉えたテレビ映像には「怪獣王は救世主か?」というテロップが躍っている。万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは人間には目もくれず、咆哮を上げながら海中へと姿を消していったのであった。

登場人物

アーロン・テイラー=ジョンソン
渡辺謙
ブライアン・クランストン
エリザベス・オルセン
サリー・ホーキンス
デヴィッド・ストラザーン
フォード・ブロディ大尉
演 - アーロン・テイラー=ジョンソン、日本語吹替 - 小松史法[10]
アメリカ海軍の爆弾処理を専門とする部隊[注釈 2]の隊員。
医師の妻エルとまだ幼い息子のサムを持つ。少年時代に母のサンドラを日本で起きた原発事故で失ってから、陰謀論に傾倒する父のジョーとは距離を置いていた。しかし、日本でムートーと遭遇した際に父が死亡したことをきっかけにその主張が事実であったことを知り、ゴジラとムートーの戦いに関わっていくことになる。少年期を日本で過ごしたためか、多少の日本語は話せる模様。
幼少期のフォード・ブロディ
演 - CJ・アダムス、日本語吹替 - 青木柚[10]
芹沢 猪四郎せりざわ いしろう博士
演 - 渡辺謙、日本語吹替 - 渡辺謙[10]
特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する生物科学者。放射線が生物に与える影響を調査しており、フィリピンで発見された謎の巨大生物の化石と、それに寄生する蛹の謎を追っている。父が広島の原爆投下で被爆しており、劇中では触れられていないが被爆2世であることがうかがえる。
劇中では父の形見である壊れた懐中時計を見せるだけにとどまっているが、渡辺によれば当初は父の広島での体験をステンツ提督に語るシーンが企画されており、撮影も行われたが最終的にカットされた[11]
名前は、1954年版に登場した平田昭彦演じる芹沢大助博士とゴジラシリーズの監督を務めた本多猪四郎に由来する[12]
ジョー・ブロディ
演 - ブライアン・クランストン、日本語吹替 - 原康義[10]
核物理学者で、フォードの父。日米合弁の原子力発電所「雀路羅原子力発電所」にて技師として働いており、日本語も話せる。大地震による原発事故(真相はムートーの襲撃)により、自分の誕生日に妻サンドラを失う。妻の死後、日米両政府の情報隠蔽を疑い、その原因となった原発事故について日本で英語教師として生計を立てながら単独調査している。羽化したムートーが放射汚染地域の施設を破壊した際、フォードの目の前で建物の倒壊に巻き込まれて重傷を負い、米軍空母へ搬送されたのちに死亡する。
エル・ブロディ
演 - エリザベス・オルセン、日本語吹替 - 波瑠[10]
サンフランシスコ総合病院救急救命室(ER)勤務の医師で、フォードの妻。病院で働きながらフォードの帰還を待っていたが、サンフランシスコに現れた怪獣たちの戦いに巻き込まれ、シェルターに閉じ込められてしまう。しかし物語終盤、避難所でフォードやサムと再会する。
サム・ブロディ
演 - カーソン・ボルド、日本語吹替 - 櫻井優輝[10]
フォードとエルの息子。サンフランシスコからの避難途中、ゴールデンゲートブリッジでゴジラと米軍の戦闘を目撃する。父の子供時代と同じく、お気に入りのおもちゃは恐竜や兵士のフィギュアである。
ヴィヴィアン・グレアム博士
演 - サリー・ホーキンス、日本語吹替 - 高橋理恵子[10]
MONARCHに所属する古生物学者。芹沢博士の助手。水爆の洗礼を受けながらもその生命を維持するゴジラを地球上の生態系の頂点「」と呼び、畏怖の念を抱いている。
サンドラ・ブロディ
演 - ジュリエット・ビノシュ、日本語吹替 - 山像かおり[10]
ジョーの妻。夫とともに雀路羅原子力発電所で技師として働いていたが、15年前の大地震によって発生した原発事故に遭遇。放射能汚染の広がりを防ぐための区画閉鎖から間一髪逃れられず、隔壁の向こうのジョーに「フォードを守ってあげて」と言い残し命を落とす。
ウィリアム・ステンツ提督
演 - デヴィッド・ストラザーン、日本語吹替 - 佐々木勝彦[10]
アメリカ海軍第七艦隊司令長官。階級は少将。ゴジラとムートーの殲滅作戦を指揮する。軍人として国民の安全確保に信念を傾けるが、芹沢やグレアムの反対を押して核兵器の使用を決断したため、事態の悪化を招く。劇中ではカットされているが、父はかつて広島投下用の原子爆弾を輸送する任務に関わっていたという設定であった。
ラッセル・ハンプトン大佐
演 - リチャード・T・ジョーンズ、日本語吹替 - 乃村健次[10]
ステンツ提督の副官。核兵器に絶対の信頼を置いており、メガトン級の核爆弾で3怪獣を殲滅できると豪語した。
トレ・モラレス軍曹
演 - ヴィクター・ラサック、日本語吹替 - 櫻井トオル[10]
作戦に使用する核弾頭の輸送を行うアメリカ陸軍の兵士。上官やフォードによく軽口や冗談を言う。
マーカス・ウォルツ少佐
演 - パトリック・サボンギ、日本語吹替 - 根本泰彦[10]
アメリカ海軍少佐。
降下指揮官
演 - ジャリッド・キーソ英語版、日本語吹替 - 阪口周平[10]
降下部隊の指揮官。
マルティネス下士官
演 - キャサリン・ロッホ・ハグクウィスト、日本語吹替 - 鶏冠井美智子[10]
ステンツ提督の部下。通信兵。
タカシ
演 - 山村憲之介[13]、日本語吹替 - 北田理道[10]
ジョーやサンドラが勤める雀路羅原子力発電所の職員。
スタン・ウォルシュ
演 - ゲイリー・チョーク、日本語吹替 - 楠見尚己[10]
ハヤト
演 - ヒロ・カナガワ、日本語吹替 - 山岸治雄[10]
雀路羅原子力発電所の職員。
ウィーラン
演 - ブライアン・マーキンソン英語版、日本語吹替 - 金尾哲夫[10]
MONARCHに所属する科学者。
ジェインウェイ
演 - タイ・オルソン、日本語吹替 - 丸山壮史[10]
MONARCHに所属する科学者。
ハドルストン
演 - アル・サピエンザ英語版
ムートーの研究施設の警備主任。
軍事分析官
演 - テイラー・ニコルズ、日本語吹替 - 佐野史郎[10]
ステンツ提督に核兵器の使用を提案する。

上記のほか、宝田明が日本の入国審査官役でカメオ出演する予定で撮影も行われ、エンドクレジットにも名を連ねているが、そのシーンはカットされた。これについて後年に宝田が明かしたところによれば、彼は渡辺に「お前のところ、1分か2分カットしてもらえば、俺が入るだろう」と茶化した一方、ギャレスから謝られたうえで次にゴジラ映画を作る際には「絶対宝田を出すんだ」と言われたそうである[14][15]

登場怪獣

ゴジラ / GODZILLA

演 - アンディ・サーキス[16]

ムートー / M.U.T.O.

諸元
ムートー(オス)
体長 61m[17]
体重 不明[17]
ムートー(メス)
体長 91m[17]
体重 不明[17]

ゴジラと同じく、古代ペルム紀に棲息していた巨大生物。名前は、Massive Unidentified Terrestrial Organism(未確認巨大陸生生命体)の略である。三角形の長い頭部、紅く輝く単眼、1対の脚に2対の巨大な腕と、胸部のものより小さい1対の副腕の計4対8本の肢を持つ。

放射線をエネルギー源とし、天然の原子炉といえるゴジラの体内に産卵する習性を持つ[注釈 3]。ゴジラとは太古の昔から敵対しているが、現代ではゴジラよりも容易にエネルギー源となる核兵器原子力発電所などが豊富に存在するため、そちらを優先して狙う。肉体はゴジラと比較すれば脆弱であるが、銃火器や戦車砲、対戦車兵器程度では傷一つ付かない。

劇中に登場するつがい2頭のうち、オスは腕の1対が翼となっており、飛行能力を有しており、メスよりも残忍な性質で人間にも攻撃を加える[17]。メスはオスより大柄で、登場時点では腹部に卵を抱えており、四足歩行を行う。互いが遠く離れていてもエコロケーションによって交信できるほか、周辺の軍用機の電子機器や大都市を一時的に無力化させるほどの電磁パルスを体内から発生させる[注釈 4]

1999年に日本の原発事故を起こし、2014年に繭から羽化した[17]。その後、ロシアの潜水艦を襲って放射線を求めて水爆ミサイルを奪い、ハワイに上陸した後はアメリカで羽化したメスとサンフランシスコで合流し、巣を作る[17]。産卵後、オスの飛行能力とメスの肉弾戦による連携攻撃でゴジラを劣勢に追い込むが、フォードの機転で巣を爆破されたことに動揺したメスが戦闘を中断したことによって形勢が逆転し、オスはゴジラの尾の一撃で高層ビルへ叩き付けられ、死亡する。その後、メスも核弾頭を奪還したフォードに執着したことが災いして背後からゴジラに組み伏せられ、無理やりこじ開けられた口内へ放射熱線を放射されて首が焼き切れ、死亡する。

続編の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、ゴジラに切断されたメスの頭部がモナーク第54前哨基地に保管された状態で登場する。また、モナーク職員によって、サンフランシスコでの生殖を記録したドキュメンタリー映像が製作されているが、何故かオスとメスが顔を擦り合わせるシーンがモザイク処理されている。

登場兵器・メカニック

銃器・火砲

車両

艦船

航空機

スタッフ

  • 監督 - ギャレス・エドワーズ
  • 製作 - トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレント、ブライアン・ロジャーズ
  • 製作総指揮 - パトリシア・ウィッチャー、アレックス・ガルシア
  • エグゼクティブプロデューサー - 坂野義光、奥平謙二
  • ストーリー - デヴィッド・キャラハム
  • 脚本 - マックス・ボレンスタイン
  • 撮影監督 - シーマス・マッガーヴェイ
  • 特殊視覚効果 - ムービング・ピクチャー・カンパニーダブル・ネガティブWETAデジタル
  • VFXスーパーバイザー - ジム・ライジール
  • VFXプロデューサー - アレン・マリス
  • VFXアドバイザー - ジョン・ダイクストラ
  • サウンドデザイン - エリック・エーダール、イーサン・ヴァン・ダー・リン
  • 音楽監督 - デイヴ・ジョーダン
  • 音楽 - アレクサンドル・デスプラ
  • プロダクションデザイナー - オーウェン・パターソン
  • 衣装デザイン - シャレン・デイヴィス
  • 編集・プロデューサー補 - ボブ・ダクセイ
  • 編集応援 - ロン・ローズン
  • 日本語版スタッフ

製作

企画

2004年の『ゴジラ FINAL WARS』公開時に、東宝は今後しばらくはゴジラ映画を製作しないことを発表し、それまで数々のゴジラ映画などの海上シーンで使用した東宝大プールを解体した[19]。『ゴジラ対ヘドラ』(1971年)の監督である坂野義光は東宝から同作を基としたIMAX 3Dによる短編映画の製作権を獲得したものの、出資者を得られなかった。その後の2007年、坂野はアメリカのプロデューサーのブライアン・ロジャースと会い、プロジェクトに取り組むことを計画した。ロジャースは2009年にレジェンダリー・ピクチャーズに話を持ちかけ、長編映画を製作するプロジェクトへと移った[20]

2009年8月、レジェンダリーが東宝と共同で新しいアメリカ版『ゴジラ』を製作して2012年に公開されると報じられ[21]、そして2010年3月29日、レジェンダリーがゴジラの権利を獲得していたことが表面化した。レジェンダリーはワーナー・ブラザースと共同製作・共同出資し、シリーズをリブートすることを発表した[6]。『GODZILLA』(1998年)を製作したトライスター ピクチャーズは2003年に製作権が期限切れとなったため、本作品には関与していない。レジェンダリーは『GODZILLA』に登場した「イグアナのような生物」ではなく、オリジナルのゴジラに近い新作を計画した[22]。レジェンダリー・ピクチャーズ会長兼CEOのトーマス・タルは、「ゴジラは世界でも有数のポップカルチャー・アイコンであり、我々もその一ファンとして、ファンが見たいと思う映画を作りたいと考えている」と説明した[23][24]。プロデューサーとしてダン・リン英語版ロイ・リー、ダグ・デイヴィソン、レジェンダリーのタル、ジョン・ジャシュニがロジャーズ、坂野と共にプロジェクトに加わった[25]

2010年9月にユニバーサル・ピクチャーズで行われた「3Dサミット」において、ブライアン・ロジャーズは2012年の公開を計画していることを明らかにした。リブート版はフルCGによるゴジラが登場する実写作品で、ゴジラは他の怪獣と対決せず、『GODZILLA』と同じく軍隊と戦うことになる構想であった[26]。また、ロジャーズは当時インターネット上に出回っていた、レジェンダリーが作成して東宝に送ったと噂されているゴジラの頭像は偽物であり、単にファンが作ったものであることを確認した。さらにロジャーズは、レジェンダリー側は『バットマン ビギンズ』と同じ方法によるゴジラの復活を望んでいることを明かした[27]

2010年10月、『Latino Review』誌により、ゴジラ・プロジェクトに関する2つの噂が報道された。1つはギレルモ・デル・トロが監督を打診されたというもので、後にデル・トロ本人が否定した[28][29]。もう1つは、レジェンダリーがトラヴィス・ビーチャム脚本による『パシフィック・リム』と題された企画に取り組んでおり、それはゴジラ映画を基として使い、「邪悪な怪物が地球を脅かす未来を舞台とし、地球人たちが団結し、高度な技術を駆使して戦う」という内容であった[30]。しかしその後、『Latino Review』誌はこの報道を撤回した[30]

2010年10月14日、『HitFix』の芸能ニュース[29]やその他のメディアにより[31]デヴィッド・キャラハム英語版が脚本を書くことが報じられた[32]

2011年1月4日、『ハリウッド・リポーター』誌により、イギリスギャレス・エドワーズが監督を打診されていること、また、既にデヴィッド・キャラハムは脚本作業から手を引いていたことが報じられた[33]。2011年1月12日、エドワーズはティムール・ベクマンベトフと共同で取り組んだ脚本を含むいくつかのアイデアに集中していることを明した[34]。エドワーズとの契約が発表された際、キャラハムによる第1稿が書き直されることも発表された[35][36]

2011年7月、デヴィッド・S・ゴイヤーが脚本の書き直しに参加し[37]、同年11月にはさらにマックス・ボレンスタイン英語版がゴイヤーの脚本を完成させるために雇われた[38]

2012年9月、レジェンダリー・ピクチャーズは2014年5月16日に3D[39][36]およびIMAX 3Dで劇場公開することを発表した[40]。日本では東宝、その他の国々ではワーナー・ブラザースが配給する[36]。また、それと同時にレジェンダリー・ピクチャーズはアレックス・ガルシアとパトリシア・ウィッチャーをエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)に追加した[36]。2012年10月、レジェンダリーはドリュー・ピアースが脚本の最終稿を研磨し、スタジオがキャスティングするつもりである俳優に合わせて主要キャラクターの年齢を調整した[41]

2013年1月6日、プロデューサーのリンとリーがプロジェクトから離脱した[42]。『ハリウッド・リポーター』によると、両者は金銭面およびクリエイティブ面でスタジオと意見が食い違っていた[43]。1月9日、リン、リー、デイヴィソンを訴えた。訴状によるとレジェンダリーは契約に従って違約金を支払って3人を解雇しようとしたが、彼らはそれに従わなかった。一方で3人は契約の無効を主張し、賠償金の支払いを求めた[44][45][46]

2013年1月7日、フランク・ダラボンが追加で脚本を執筆し、メアリー・ペアレントがプロデューサー陣に加わることが報じられた[1]。ダラボンはインタビューで、「『ゴジラ』を見て我々が学んだことは、ゴジラが広島と長崎の原爆、そして当時我々アメリカ人が行った核実験のメタファーであるということだ」と答え、今回のゴジラを「自然が生み出した驚異」として描くと説明した。映画には「非常に魅力的な人間ドラマ」が追加され、ゴジラはオリジナルの原子爆弾でなく「別の現代的な問題」を踏まえたものとなるとのこと[47]。1月9日、ワーナー・ブラザースはゴジラ以外にも2体の怪獣を登場させるつもりであり、プロットは個人の兵士を中心に展開されることが報じられた[48]

2013年1月7日、2012年秋にジョセフ・ゴードン=レヴィットへ出演の話が持ちかけられるも断られており、ヘンリー・カヴィルスクート・マクネイリーケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主演候補となっていることが報じられた[49]。1月10日、レジェンダリーは主演候補として他にアーロン・テイラー=ジョンソンにも興味を抱いていることが報じられた[50]。さらにブライアン・クランストンエリザベス・オルセンも出演の話が来ていることが報じられた[51]。2013年の英国アカデミー賞授賞式にて、オルセンは関与を認めた[52]。さらに、ジュリエット・ビノシュデヴィッド・ストラザーンが契約を交わした[53][54]。2013年3月18日、渡辺謙の参加が発表された[55]。同日には宝田明のカメオ出演も発表された。スタッフは、宝田の出演を「今回の作品を、オリジナル版『ゴジラ』と象徴的につないでくれるもの」と語っている[56]。2013年4月5日にはサリー・ホーキンスの出演が報じられた。

撮影中に行われたインタビューでブライアン・クランストンは、「今作の描き方はスティーヴン・スピルバーグの『ジョーズ』に似ていて、ゴジラの姿を大っぴらにさらけ出すのではなく、その存在感を暗示して、ほのめかすことで観客が恐怖を覚えるような演出がされている」と答えた[57]

日本公開を控えて行われたラジオ『渡辺謙 ゴジラを語る』に出席した渡辺によれば、撮影を終えた結果4時間を超える内容になってしまったため、原爆を語るシーンや登場人物たちの背景などが大幅にカットになってしまった模様[要出典]

なお、本作品が製作される以前の2012年ごろには、クエンティン・タランティーノが「ゴジラ(巨大トカゲ)が支配する世界」を描く映画化を構想していたという[58]

撮影

撮影のために制作された、ストライカー装甲車モックアップ

撮影は、2013年3月18日にバンクーバー島ナナイモ周辺で始まり[59][60]、6月30日にはハワイホノルルでの撮影[61]などを経て、2013年7月18日にクランクアップした[62]。しかし、2014年3月10日に『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)に出演した渡辺謙によれば、クランクアップ後も再撮影が続けられていたという[63]

撮影監督はシェイマス・マクガーヴェイが務めている[64]

撮影にはArri Alexaのカメラが使用され、一部のシーンでは1960年代前半のビンテージレンズが使用された[65]

視覚効果

視覚効果は、『ロード・オブ・ザ・リング3部作』にてアカデミー視覚効果賞の受賞経験を持つジム・ライジールが担当する[66]。着ぐるみを用いる日本版と異なり、モーションキャプチャを用いたCGでゴジラを描いている[67][68]

音楽

映画音楽には、アレクサンドル・デスプラが起用された[69]。デスプラはNHK BSプレミアムのテレビ番組『音で怪獣を描いた男〜ゴジラVS伊福部昭〜』でのインタビューに際し、オリジナル版の音楽を多く担当した伊福部昭にも触れて「伊福部の音楽を学ばずして、ゴジラという存在を表現することはできない」と敬意を表している[70][71]

プロモーション

2012年7月、アメリカのサンディエゴで開催されたコミコン2012にて1分強のフッテージが予告なしに公開された。上映後、エドワーズは監督を任されたことについて「責任は十分承知している」とコメントし、「(ゴジラによるパニックが)実際に起きたらどうなるか、現実的に描きたい」と語った[72]

2013年7月20日にサンディエゴ・コミコン2013にて『ゴジラ』のパネルディスカッションが行われ、監督のギャレス・エドワーズ、出演者のアーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ブライアン・クランストンが登壇し、新たなフッテージの公開やファンとの質疑応答が行われた。エドワーズは、「プレッシャーは自ら課してしまったものだと思う。というのも、これこそ(自分が)やりたかったことだから。この作品が東宝のゴジラの一部になってほしいと思う。これこそ本物のゴジラ映画だ、といわれるように。」とコメントした[62]。また、撮影のためにカナダへ入国する際、エドワーズは作品の説明に「ノーチラス」というコードネームを使ったが、それでは不十分で『ゴジラ』の監督であることを説明すると、入国審査官たちに「絶対に変なもんつくるなよ!」と言われ、彼らと20分もの間、どうしたら良いゴジラ映画が撮れるかについて語りあったという[62]。東宝からも「これまでの『ゴジラ』映画のレガシーを受け継ぐ作品にして欲しい」と言われたという[73]

2013年12月9日に開設されたヴァイラル・サイトでは数本のビデオ・クリップが公開され、同月11日に第1弾予告が公開された[74]

2014年2月28日には、ドイツハンブルクにて本編の冒頭20分のフッテージが公開された。出席していたエドワーズは質疑応答の際に『GODZILLA』(1998年)について質問されたところ、「本当のゴジラ映画ではない」と断言した。また、エドワーズは質疑応答の最後に「ゴジラのような怪獣映画を見たい時、人間の闘いなんて見たいとは思わない」と語った[75]

2014年3月12日にはアメリカのサウス・バイ・サウスウエストにて新フッテージ映像が上映され、上映終了後に会場は拍手喝采に包まれたという[76]。上映前と後にエドワーズへのインタビューが行われ[77][78]、エドワーズはFacebook上でファンとの一問一答の交流を行った[79]。このインタビューで、エドワーズは「優れたSF作品に共通するのは、作品が2つの事柄で構成されていることだと思うんだ。1つは、ただただ面白いこと。1つのエンターテイメント作品として怪獣の闘いを観たいという観客の思いに答えることだね。でも別の事柄として物語の背後に隠れた意味というかその『ポイント』を、説教臭くしないで伝えることも重要なんだ。そのためにはいくつかの視点で映画を語る必要がある。」と答えた[80]

2014年3月28日にはヴァイラルサイトにて、登場人物の情報が公開された[74]

2014年4月にはゴジラの背後に赤と白の集中線をあしらったプロモーション用ポスターが公開されたが、韓国で「旭日旗を連想させる」との抗議があり、ワーナー・ブラザース・コリアは謝罪したうえで同ポスターを他国でも今後一切使用しないことを明言した。その後、このポスターの画像は公式サイトやフェイスブックからも削除された[81]

2014年5月8日にはアメリカ・ロサンゼルスドルビー・シアターワールドプレミアが開催され、妻の南果歩を伴った渡辺謙をはじめ出演者とエドワーズが登壇した[82]。本会場での上映は『ゴジラ』シリーズ史上初のことであり、渡辺やエドワーズらは作品ともども観客から喝采をもって迎えられた。なお、渡辺は劇中における「ゴジラ」の発音について、撮影の際にエドワーズらスタッフから英語調の発音を依頼されたが、日本人としてのこだわりから頑なに拒否し、日本語のままに発音したことを明かしている。エドワーズも喜ぶ観客を見て、渡辺の表情や演技ともども称賛を贈っている[83]

2014年6月5日にはゴジラ60周年と本作品の公開を記念して東宝スタジオの壁面にゴジラの巨大壁画が登場し、落成式には宝田明とエドワーズが来場した。アメリカで本作品を二度観賞した宝田は、「観客が、ゴジラが現れるのをいまかいまかと待っているのをひしひしと感じるんです。そして、ゴジラが出てくるとウワァーって拍手が沸き起こってビックリしました。何でこんなに愛されているんだろう? と涙が出てきました」と感激を口にしていた。エドワーズは「日本でヒットするまでは祝福はできないよ」と慎重な姿勢をしながらも、「続編のオファーが来たらメガホンを握りたいか?」という質問には「YES!」と即答した。その際に『ゴジラ』シリーズから起用したい怪獣を尋ねると「キングギドララドンかな?」と楽しそうに思いを巡らせていた[84]

2014年7月10日には東京国際フォーラムでジャパンプレミアが開催され、渡辺をはじめ、宝田、エドワーズ、日本語吹替版の声優を務める波瑠に加え、1984年版に出演した武田鉄矢サッカー選手の澤穂希アマチュアレスリング選手の吉田沙保里、元フィギュアスケート選手の安藤美姫ファッションモデル蛯原友里押切もえらが登壇して舞台挨拶が行われたほか、元プロ野球選手の松井秀喜からのビデオメッセージが紹介された[85][86][87]

公開

2014年5月16日に全米公開。日本では同年7月25日公開。キャッチコピーは、「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」[88]

興行収入

初日興行収入は3850万ドル(約39億円)に達し、世界オープニング興行収入1位の1億9,621万ドル(約196億円)。2014年6月23日時点で、アメリカ合衆国で1億9291万ドル、全世界で4億7731万ドルを売り上げている[2]。全米では初日興行収入が3850万ドルに達して、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の3690万ドルを上回り、2014年の初日興行成績の最高記録を塗り替えた[2]

日本では7月25日から全国427のスクリーンで公開され、同月26日、27日の土日2日間で33万9048人を動員し、興行収入5億844万9700円を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[89]。最終的な興行収入は32億円となり、第3期ゴジラシリーズ(ミレニアムシリーズ)で最大のヒットになった『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の27.1億円を上回った[90]。観客動員数は218万人を記録[91]

評価

映画監督のジョー・ダンテは本作品を「1954年版以来最高のゴジラ映画だ」と称賛した[92]Rotten Tomatoesには278件のレビューがあり、74%の支持を受けている。New York Magazineのマット・ゾラー・サイツは4ツ星満点中3.5を付け、「巨大怪獣の破壊の進行よりも、小さな人間がその進行をはるか遠くかテレビの出来事のように見ていることに興味を惹かれる」と語っている[93]

日本においてゴジラシリーズに関わった面々も高い評価をしている。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の監督を手掛けた金子修介は「映画は監督を選ぶことから始めたほうが良いものなのですよ。この映画、監督選択に成功した例でありましょう。」とコメントしている[94]。ミレニアムゴジラ作品の監督を手掛けた手塚昌明は「『畜生!やりやがった!……でも、正直、羨ましい。』というのが素直な感想です。」と語っている[95]。平成ゴジラ作品の特技監督を務めた川北紘一は「ゴジラとムートーの戦いは、ちゃんとやっていたと思います。ゴジラも恐竜の延長じゃなくて、怪獣として描いているので、そのあたりは良かったんじゃないかな。」とコメントしている[96]。昭和ゴジラ作品の特技監督を務めた中野昭慶は今作の3D制作について語り、「手前と奥とのカットバックや、全体のバランス、ドラマの作り方も徹底して3Dを研究している。」と話した[97]

一方ガーディアン誌は「日本のゴジラに込められていた反核の風刺が、この映画では滑稽なほど弱まっている腹立たしいリブートだ」と批判している。ワシントン・ポストアーロン・テイラー=ジョンソンの演技について、「ハリウッド映画のステレオタイプの肉体派俳優に成り下がってしまった」と評している[98]

受賞・ノミネート

映画賞 部門 対象 結果 出典
ゴールデン・トレーラー・アワード英語版 ブロックバスター・トレーラー賞 Ravaged/Event 受賞 [99]
アクションTVスポット賞 Fight ノミネート
ブロックバスターTVスポット賞 受賞
インターナショナル・ポスター賞 GODZILLA ゴジラ
ブロックバスター・ポスター賞
ティーン・チョイス・アワード アクション賞 ノミネート [100]
ブレイクアウト・スター賞 エリザベス・オルセン
ヒステリー賞英語版 ゴジラ
ハリウッド・プロフェッショナル・アソシエーション英語版 音響賞英語版 エリック・エーダール、イーサン・ヴァン・ダー・リン、ティム・ルブラン、グレッグ・ランデカー、リック・クライン
ワールド・サウンドトラック・アワード英語版 サウンドトラック・コンポーサー・オブ・ザ・イヤー英語版 アレクサンドル・デスプラ
(『グランド・ブダペスト・ホテル』『Marius』『ミケランジェロ・プロジェクト』『あなたを抱きしめる日まで』『毛皮のヴィーナス』『ケープタウン』と同時)
受賞
第2回ジャパンクールコンテンツ貢献者表彰 アレックス・ガルシア [101]
第8回ヒューストン映画批評家協会賞英語版 ポスター賞 GODZILLA ゴジラ ノミネート
第38回日本アカデミー賞 優秀外国作品賞 受賞 [102]
第41回サターン賞英語版 SF映画賞 ノミネート [103]
音楽賞 アレクサンドル・デスプラ

続編

『ハリウッド・リポーター』誌は、ワーナーとレジェンダリーが3部作構成での続編を企画していることを報じた[104]。その後、コミコン2014にて、続編2作目にはゴジラの他にラドンモスラキングギドラを登場させることが発表された[105][106][107]。2018年6月8日に全米公開予定となっていた[108]が、2019年3月22日に公開が延期された[109]。また、続編3作目ではキングコングとの対決が描かれることが決定した[110][111]

映像ソフト

海外では、2014年9月からワーナーが販売開始。日本国内では2015年2月25日発売。発売・販売元は東宝。

  • GODZILLA ゴジラ(2枚組、2015年2月25日発売、Blu-ray版:TBR-25054D、DVD版:TDV-25055D)
  • GODZILLA ゴジラ 3D&2D Blu-ray(3枚組、2015年2月25日発売、TBR-25053D)
  • GODZILLA ゴジラ 完全数量限定生産5枚組 S.H.Monster Arts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.同梱(Blu-ray 4枚組+DVD、2015年2月25日発売、TBR-25052D)
  • GODZILLA ゴジラ(廉価版、2016年6月15日、Blu-ray版:TBR-26099D、DVD版:TDV-26100D)

関連商品

ガイドブック
『GODZILLA ゴジラ OFFICIAL BOOK』(2014年6月30日刊行、ビジネス社ISBN 4828417613
ノベライズ
『ゴジラ』(2014年7月25日刊行、著:グレッグ・コックス/訳:片桐晶/刊:角川書店ISBN 4041020700
コンセプトアート
『GODZILLA ゴジラ アート・オブ・デストラクション』(2014年7月25日刊行、著:マーク・コッタ・ヴァズ/富原まさ江・平林祥/刊:小学館集英社プロダクションISBN 4796875158
コミック
『ゴジラ:アウェイクニング〈覚醒〉』(2014年7月25日刊行、著:マックス・ボレンスタイン、グレッグ・ボレンスタイン/刊:ヴィレッジブックスISBN 4864911509
本作品の前日章にあたる内容で、劇中に登場する芹沢博士の父親が主人公。「モナーク機関」創設の経緯やゴジラが現代に覚醒した理由などが明らかになる。また、ムートーとは別の「死の群れ」(シノムラ)という名の怪獣が登場する。
サウンドトラック
『GODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラック(日本盤)』(2014年7月23日発売、Sony Music Japan International SICP-4174)
日本盤のみリバーシブルジャケット仕様で、ボーナストラックに「GODZILLA 2014 ROAR(ゴジラの咆哮2014)」が収録されている[112]

テレビ放送

回数 テレビ局 番組名(放送枠名) 放送日 放送時間 放送分数 視聴率 備考
1 日本テレビ 金曜ロードSHOW! 2015年9月25日 21:00 - 22:54 114分 11.3% 地上波初放送
2 2016年7月29日 10.4% シン・ゴジラ』の公開を記念する形で二度目の放送。
3 フジテレビ 土曜プレミアム 2020年6月20日 21:00 - 23:10 130分 8.7% 「2週連続巨獣SP!!」と題して『キングコング:髑髏島の巨神』と連続放送。
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

その他

  • フォードとジョーが、雀路羅市のかつての住まいを訪れるシーンに「MOTHRA(モスラ)」と書かれた水槽が登場する。手書きの筆跡のMOTH(蛾)と、活字体のRAが重なって「MOTHRA」と読めるようになっている。
  • 冷戦期に撮影された記録映像を多数織り交ぜたモキュメンタリーの体裁を採るメイン・タイトルは、カイル・クーパーとPrologue Filmsがデザインしたもの。自身ゴジラの大ファンというクーパーは日本版シリーズ28作の『ゴジラ FINAL WARS』でもタイトルデザインを手掛け、10年ぶり・2作目のゴジラシリーズ参加となる。本作品でも見どころの一つと言えるが、地上波放映ではタイトル部分はカットされた。
  • このタイトルはジョークの要素もあり、ソフト版をコマ送りで調べて初めて分かるほどのものながら、ブライアン・クランストンの名前が表示される際一瞬だけ「ウォルター・ホワイト」の名前があり、ギャレス・エドワーズ監督の名前に続き『モンスターズ/地球外生命体』のタイトルも付く。さらに「ワーナーブラザーズレジェンダリー・ピクチャーズが贈る、大災害と大惨事の物語」「潜水艦で現地を捜索したサリー・ホーキンス」、「ビキニ島地表で1メガトンで爆発した渡辺謙」、「イルミナティが生物の研究目的で秘密裏に設置したプロダクション・デザイナーのオーウェン・パターソン」、「火を吐くトーマス・タル」などのクレジットがある。一連の文章を繋げると、本編以前に起こったゴジラ発見から核爆弾使用までの顛末を記した内容となる。

脚注

注釈

  1. ^ 撮影はニミッツ級航空母艦ロナルド・レーガン」で行われた[9]
  2. ^ Navy EODと呼ばれる空挺等の技能を有する特殊部隊。
  3. ^ 小説版によるとゴジラの体内原子炉の活動を電磁パルスで阻害し、これによってゴジラを全力で戦えないよう弱体化させていたことが示唆されている(小説P325でムートーが電磁パルスでゴジラの熱線を発射寸前に打ち消したうえに撃てないよう封じこめ、P329ではこれに加えてこれまでのダメージとの累積でゴジラが瀕死となっていく描写がある)。
  4. ^ 影響は広範囲におよぶが、内部回路が焼き切れて完全に使えなくなってしまうほど強力ではないため、あまり時間を置かずに電子機器が復旧する描写がある(小説版P343で、2頭のムートーがゴジラに倒された瞬間に市街地の電気が復旧する描写があることから、ムートーの影響下にある限りは効果が続くことが示唆されている)。

出典

  1. ^ a b Fleming, Jr., Mike (January 7, 2013). “UPDATE: Mary Parent Boarding ‘Godzilla’, Which Is Getting A Frank Darabont Rewrite And Losing Roy Lee And Dan Lin” (英語). 2013年3月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e Godzilla (2014)” (英語). Box Office Mojo. IMDB. 2021年10月5日閲覧。
  3. ^ 2014年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  4. ^ ゴジラ造型写真集 2017, p. 111, 「2014 GODZILLA ゴジラ」
  5. ^ 野村宏平、冬門稔弐『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、5,58,202,275頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  6. ^ a b McNary, Dave (March 29, 2010). “'Godzilla' stomps back to screen” (英語). Variety. https://variety.com/article/VR1118017027.html?categoryid=13&cs=1 September 3, 2010閲覧。 
  7. ^ “ハリウッド・リブート版『ゴジラ』、「日本オリジナル版のルーツに基づいた作品」に”. シネマカフェ. (February 12, 2013). https://www.cinemacafe.net/article/2013/02/12/15428.html 2013年11月22日閲覧。 
  8. ^ 野村宏平 編著 編「COLUMN20 空白の10年と『ALWAYS 続・三丁目の夕日』」『ゴジラ大辞典【新装版】』笠倉出版社、2014年8月7日、368頁。ISBN 978-4-7730-8725-3 
  9. ^ 『GODZILLA THE ART OF DESTRUCTION』小学館集英社プロダクション、2014年、133頁。ISBN 978-4-7968-7515-8 
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “GODZILLA ゴジラ”. ふきカエル大作戦!!. (2014年7月25日). https://www.fukikaeru.com/?p=2428 2019年2月2日閲覧。 
  11. ^ 鈴木元 (2014年7月16日). “渡辺謙「GODZILLA」出演に込めた日本人としての願い”. 映画.com. 2014年7月28日閲覧。
  12. ^ 藤井克郎 (2014年7月25日). “映画「GODZILLA ゴジラ」 渡辺謙 60年前の原点、恐怖と希望は不変”. msn産経ニュース. 2014年7月28日閲覧。
  13. ^ Barton, Steve (April 28, 2014). “New Godzilla Images; Akira Takarada Cut from Theatrical Print” (英語). Dread Central. April 29, 2014閲覧。
  14. ^ “宝田明「ゴジラ」最後の“日劇襲来”に感無量「終生忘れることができません」”. 映画.com (カカクコム). (2018年2月4日). https://eiga.com/news/20180204/10/ 2018年2月23日閲覧。 
  15. ^ “映画「ゴジラ」の新作に出る! 宝田明の誓い/芸能ショナイ業務話”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2018年2月10日). https://www.sanspo.com/geino/news/20180210/geo18021011100017-n1.html 2018年2月23日閲覧。 
  16. ^ “Godzilla: Andy Serkis on Mo Cap & Monster's Motives - WonderCon” (英語). IGN. (April 21, 2014). https://www.youtube.com/watch?v=V0S-y6VxlLY May 01, 2014閲覧。 
  17. ^ a b c d e f g 全怪獣大図鑑 2021, p. 337.
  18. ^ a b c 【スタッフこぼれ話】『GODZILLA ゴジラ』いよいよ公開!”. 映像テクノアカデミア公式ブログ (2014年7月24日). 2019年6月23日閲覧。
  19. ^ Bucket Hall of Fame: The Toho Big Pool”. February 16, 2011閲覧。
  20. ^ Based on a presentation at the '3D Summit' conference by Brian Rogers. A report on the presentation is available at Abraham, Zennie (2010年9月21日). “Godzilla 2014: Brian Rogers On Legendary Pictures Film Plans” (英語). February 16, 2011閲覧。
  21. ^ MrDisgusting (August 13, 2009). “The Mighty "Godzilla" Will Roar Once More!” (英語). Bloody Disgusting. 2013年3月19日閲覧。
  22. ^ Graser, Marc (July 17, 2010). “Legendary Pictures dances geek to geek” (英語). Variety. https://variety.com/article/VR1118021862.html?categoryid=2520&cs=1&query=godzilla+2012 September 3, 2010閲覧。 
  23. ^ Fernandez, Ace (March 2010). “Godzilla stomping back to theaters via Legendary” (英語). Hollywood Reporter. http://heatvision.hollywoodreporter.com/2010/03/godzilla-stomping-back-to-theaters-legendary-toho.html 2013年3月19日閲覧。 
  24. ^ “ハリウッドが「ゴジラ」を再リメイク!2012年公開へ”. 映画.com. (2010年3月30日). https://eiga.com/news/20100330/15/ 2013年3月19日閲覧。 
  25. ^ Kit, Borys (January 4, 2011). “EXCLUSIVE: 'Monsters' Director Stomps to 'Godzilla'” (英語). Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/monsters-director-stomps-godzilla-68246/ February 9, 2011閲覧。. 
  26. ^ Abraham, Zennie (September 21, 2010). “Godzilla 2012: Brian Rogers On Legendary Pictures Film Plans” (英語). September 21, 2010閲覧。
  27. ^ “Godzilla reboot will take inspiration from Christopher Nolan's Batman – Coventry Telegraph – The Geek Files”. Coventry Telegraph (coventrytelegraph.net). http://blogs.coventrytelegraph.net/thegeekfiles/2010/09/godzilla-reboot-will-take-insp.html January 27, 2011閲覧。 
  28. ^ “Guillermo Del Toro Offered Godzilla Reboot?”. Comic Book Movie. (October 13, 2010). https://www.comicbookmovie.com/fansites/bleedthefreak/news/?a=23923 8 February 2011閲覧。 [リンク切れ]
  29. ^ a b McWeeny, Drew (October 13, 2010). “Guillermo Del Toro on 'Godzilla'? Not so fast, says director” (英語). Hit Fix. 2013年3月19日閲覧。
  30. ^ a b Exclusive: Guillermo Del Toro Offered 'Pacific Rim' AKA 'Godzilla' Reboot!”. Latino Refiew. LatinoReview.Com (October 13, 2010). October 14, 2010閲覧。
  31. ^ Pacific Rim isn’t merging with Godzilla reboot”. Killer Film. killerfilm.com (October 15, 2010). January 27, 2011閲覧。
  32. ^ Fischer, Russ (October 14, 2010). “Rumor Control: ‘Pacific Rim’ and ‘Godzilla’ Not Merged; No Offer to Guillermo del Toro” (英語). Slashfilm. Slashfilm.com. January 27, 2011閲覧。
  33. ^ “EXCLUSIVE: 'Monsters' Director Stomps to 'Godzilla'”. Hollywood Reporter. (January 4, 2011). https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/monsters-director-stomps-godzilla-68246/ January 5, 2010閲覧。 
  34. ^ “Nuneaton film director could be offered Hollywood blockbuster deal”. Coventry Telegraph. https://www.coventrytelegraph.net/news/north-warwickshire-news/2011/01/12/nuneaton-film-director-could-be-offered-hollywood-blockbuster-deal-92746-27970150/ January 27, 2011閲覧。 
  35. ^ McNary, Dave (2011年1月4日). “'Monsters' director to helm 'Godzilla'” (英語). Variety. オリジナルの2011年2月9日時点におけるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/5wNtZ7WLU 
  36. ^ a b c d "THE ICONIC MOVIE MONSTER GODZILLA STOMPS INTO THEATERS ON MAY 16, 2014" (Press release) (英語). Legendary Pictures. 13 September 2012. 2012年10月24日閲覧
  37. ^ Finke, Nikki (July 13, 2011). “Legendary Hires David Goyer For 'Godzilla'” (英語). www.deadline.com. July 13, 2011閲覧。
  38. ^ Kit, Borys (2011年11月9日). “Legendary's 'Godzilla' Remake to Be Written By Max Borenstein (Exclusive)” (英語). Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/legendarys-godzilla-remake-be-written-259512/ 2015年10月1日閲覧。 
  39. ^ Weintraub, Steve (September 13, 2012). “CCI: GODZILLA Invades Theaters May 16, 2014; Studio Expects 3D Release” (英語). Collider. September 13, 2012閲覧。
  40. ^ IMAX and Warner Bros. Partner to Bring 20 New Pictures to IMAX® Theatres” (英語). IMAX (2012年11月15日). 2012年11月15日閲覧。
  41. ^ Chitwood, Adam (October 4, 2012). “IRON MAN 3 Scribe Drew Pearce to “Age Up” Characters in GODZILLA with Pre-Casting Rewrite” (英語). Collider. October 22, 2012閲覧。
  42. ^ McWeeny, Drew (January 6, 2012). “Exclusive: 'Godzilla' loses two producers but gains a start date” (英語). 2013年3月19日閲覧。
  43. ^ Kit, Borys (January 7, 2013). “'Godzilla' Producers Wage Battle Against Studio” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/godzilla-producers-wage-battle-studio-409046/ 2013年3月19日閲覧。 
  44. ^ Legendary Pictures Inc. vs. Lin Pictures, Vertigo Entertainment, Dan Lin, Roy Lee and Doug Davison” (pdf) (英語). Deadline.com (January 9, 2013). January 10, 2013閲覧。
  45. ^ Patten, Dominic (January 17, 2013). “‘Godzilla’ Producers Bite Legendary Back In Legal Battle” (英語). Deadline.com. 2013年3月19日閲覧。
  46. ^ リメイク版「ゴジラ」プロデューサー、スタジオを訴える”. 映画.com (2013年1月22日). 2013年3月19日閲覧。
  47. ^ Woerner, Meredith (January 23, 2013). “How Frank Darabont will return Godzilla to his rightful place as a terrifying force of nature” (英語). io9.com. January 23, 2013閲覧。
  48. ^ Kelly, Tim (January 9, 2013). “EXCLUSIVE: LEGENDARY’S GODZILLA TO FEATURE MORE THAN ONE MONSTER” (英語). 2013年3月19日閲覧。
  49. ^ Schaefer, Sandy (January 7, 2013). “‘Godzilla’ Shortlist Includes Henry Cavill and Scoot McNairy; Not Joseph Gordon-Levitt” (英語). ScreenRant. 2013年3月19日閲覧。
  50. ^ Fleming Jr., Mike (January 10, 2013). “Godzilla’ Reboot: Will Aaron Taylor-Johnson Dodge Those Giant Reptile Feet?” (英語). Deadline.Com. January 10, 2013閲覧。
  51. ^ Kroll, Justin (2013年2月6日). “Elizabeth Olsen, Bryan Cranston circling ‘Godzilla’” (英語). バラエティ. 2013年3月19日閲覧。
  52. ^ Armitage, Hugh (2013年2月11日). “Elizabeth Olsen confirms 'Godzilla' involvement” (英語). Digital Spy. 2013年3月19日閲覧。
  53. ^ Kroll, Justin (2013年3月11日). “David Strathairn Rounds Out Cast of ‘Godzilla’ Reboot” (英語). バラエティ. 2013年3月19日閲覧。
  54. ^ Kroll, Justin (2013年2月26日). “Juliette Binoche Eyes ‘Godzilla’ (EXCLUSIVE)” (英語). バラエティ. 2013年3月19日閲覧。
  55. ^ GODZILLA” (英語). Legendary Pictures (2013年12月10日). 2014年1月9日閲覧。
  56. ^ 福田麗 (2013年3月28日). “初代『ゴジラ』俳優・宝田明、ハリウッドリメイク版に出演決定!”. シネマトゥデイ. 2013年8月11日閲覧。
  57. ^ “Cranston Fulfills Childhood Dream in 'Godzilla'” (英語). ET Canada News. (January 16, 2014). https://www.youtube.com/watch?v=iU67U0dSCDo January 23, 2014閲覧。 
  58. ^ 稲垣貴俊 (2021年5月16日). “クエンティン・タランティーノ、『ゴジラ』映画化するアイデアあった”. THE RIVER (riverch). https://theriver.jp/tarantino-godzilla-idea/ 2021年5月17日閲覧。 
  59. ^ “'Godzilla' is coming to Nanaimo”. canada.com. (March 15, 2013). http://www.canada.com/Godzilla+coming+Nanaimo/8105184/story.html 
  60. ^ McCue, Michelle (March 18, 2013). “Aaron Taylor-Johnson, Ken Watanabe, Elizabeth Olsen, Juliette Binoche, David Strathairn, Bryan Cranston Cast In GODZILLA Film” (英語). 2013年3月19日閲覧。
  61. ^ Godzilla Movie Sets Sights On Hawaii” (英語). Huffington Post Canada (June 4, 2013). June 5, 2013閲覧。
  62. ^ a b c 「GODZILLA」コミコンで映像初公開、いよいよ動き出す 2014年夏、全国東宝系公開”. アニメ!アニメ! (2013年7月25日). 2013年8月11日閲覧。
  63. ^ “笑っていいとも!(2014年3月10日放送分)”. TVでた蔵. (2014年3月10日). https://tvtopic.goo.ne.jp/program/info/705884/ 
  64. ^ Chitwood, Adam (November 14, 2012). “Cinematographer Seamus McGarvey Says GODZILLA Starts Filming in March; Reveals Joss Whedon Has Asked Him to Return for AVENGERS 2” (英語). Collider.com. November 21, 2012閲覧。
  65. ^ The fine art of cinematography – interview with Seamus McGarvey ASC, BSC” (英語). pushing-pixels.org (October 3, 2013). November 24, 2013閲覧。
  66. ^ “Mid island to provide setting for two Hollywood flicks” (英語). CTV News. (March 13, 2013). https://www.youtube.com/watch?v=bS5o2t2bCSE August 23, 2013閲覧。 
  67. ^ O'Hara, Helen (2014年2月24日). “Meet Empire's Godzilla Subscriber Cover” (英語). EMPIRE Online. https://www.empireonline.com/news/story.asp?NID=40256 2014年3月2日閲覧。 
  68. ^ Awesome New Look At Gareth Edwards’ ‘Godzilla’; Andy Serkis Worked On Certain Sequences”. flicksandbits.com (February 24, 2014). March 02, 2014閲覧。
  69. ^ Alexandre Desplat to Score ‘Godzilla’ Reboot” (英語). filmmusicreporter.com (August 29, 2013). August 31, 2013閲覧。
  70. ^ ゴジラを稀代の大スターにした伊福部昭の音楽! 緊迫感、悲哀、怒りを凝縮”. J-CAST (2014年7月6日). 2014年7月11日閲覧。
  71. ^ 番組情報 - 音で怪獣を描いた男 〜ゴジラVS伊福部昭〜”. NHKオンライン (2014年7月27日). 2014年7月11日閲覧。
  72. ^ ハリウッド版『ゴジラ』映像がコミコンで突如上映!そのシルエットはオリジナルそのもの!?【コミコン2012】”. シネマトゥデイ (2012年7月12日). 2013年8月11日閲覧。
  73. ^ ハリウッド版新『ゴジラ』映像がコミコンで上映!渡辺謙のクローズアップに会場から拍手!【コミコン2013】”. シネマトゥデイ (2013年7月21日). 2013年8月11日閲覧。
  74. ^ a b M.U.T.O
  75. ^ Exklusive Story-Infos zu Godzilla”. moviepilot.de (2014年2月28日). 2014年3月1日閲覧。
  76. ^ Legendary@Legendary” (2014年3月12日). 2014年3月12日閲覧。
  77. ^ SXSW Exclusive: Gareth Edwards Talks Godzilla’s Design, Easter Eggs & How Close Encounters Influenced the Film”. shocktillyoudrop.com (2014年3月12日). 2014年3月13日閲覧。
  78. ^ Gareth Edwards Talks GODZILLA, Godzilla’s Origins, Making Him a Character with Layers, Hints at Additional Monsters, And More”. collider.com (2014年3月12日). 2014年3月13日閲覧。
  79. ^ Godzilla” (2014年3月12日). 2014年3月13日閲覧。
  80. ^ “'Godzilla' director Gareth Edwards explains why monsters still matter”. CTV News. (March 13, 2014). https://www.youtube.com/watch?v=Pa26RU2PHgE March 16, 2014閲覧。 
  81. ^ 映画「ゴジラ」のポスターに「旭日旗」? 配給会社が謝罪・・・「今後使用しない」で全面削除=韓国”. サーチナ映画 (2014年5月10日). 2014年5月10日閲覧。
  82. ^ 渡辺謙「GODZILLA」に確かな手応え「ゴジラに国境ない、世界中に愛されている」”. 映画.com (2014年5月10日). 2014年6月20日閲覧。
  83. ^ 渡辺謙「ゴジラに国境も国籍もない」 『GODZILLA』ハリウッドで初お披露目”. シネマカフェ (2014年5月10日). 2014年6月20日閲覧。
  84. ^ 誕生60周年! 東宝スタジオに『ゴジラ』巨大壁画出現で宝田明、感慨”. シネマカフェ (2014年6月5日). 2014年6月20日閲覧。
  85. ^ 渡辺謙、“ゴジラ”松井からのエールにニッコリ”. 映画.com (2014年7月10日). 2014年7月11日閲覧。
  86. ^ 渡辺謙&宝田明「GODZILLA」ジャパンプレミアで固い握手”. 映画.com (2014年7月10日). 2014年7月11日閲覧。
  87. ^ 渡辺謙、松井秀喜氏のメッセージに感激=米国版「ゴジラ」公開に「お待たせしました」”. 時事ドットコム (2014年7月10日). 2014年7月11日閲覧。
  88. ^ “「GODZILLA」、2014年7月25日公開決定 ハリウッドで生れる超大作”. アニメ!アニメ!. (Desember 11, 2013). https://animeanime.jp/article/2013/12/11/16656.html 2013年12月13日閲覧。 
  89. ^ 『マレフィセント』興収40億円突破!今年公開の洋画実写作品で初めて!『アナ雪』は公開20週目で圏外に【映画週末興行成績】”. シネマトゥディ (2014年7月29日). 2014年8月3日閲覧。
  90. ^ 2014年洋画興収ベスト10、ディズニー2作品で320億円!” (2014年12月11日). 2015年1月12日閲覧。
  91. ^ 東宝はなぜ「国産ゴジラ」を再び作るのか ハリウッド版2作目にガチンコ勝負!?” (2014年12月21日). 2015年1月14日閲覧。
  92. ^ Joe Dante@joe_dante” (2014年5月9日). 2014年5月16日閲覧。
  93. ^ Godzilla Movie Review & Film Summary (2014) | Roger Ebert
  94. ^ キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.48
  95. ^ キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.49
  96. ^ キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.51
  97. ^ キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.50
  98. ^ 『ゴジラ』好スタートも、欧米メディアは酷評 “日本版の風刺が滑稽なほど弱まっている”
  99. ^ The 15th Annual Golden Trailer Award Nominees”. goldentrailer.com. 2015年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月19日閲覧。
  100. ^ Teen Choice Awards 2014 Nominees Revealed! - Yahoo Movies”. Movies.yahoo.com (2011年4月20日). 2014年6月18日閲覧。
  101. ^ Siegemund-Broka, Austin (August 14, 2014). “Legendary's 'Godzilla' to Receive Japanese Governmental Award”. Hollywood Reporter. January 19, 2016閲覧。
  102. ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2015年1月18日閲覧。
  103. ^ The 41st Annual Saturn Awards Winners 2015”. Saturn Awards. October 12, 2015閲覧。
  104. ^ Kit, Borys (May 22, 2014). “'Star Wars' Spinoff Hires 'Godzilla' Director Gareth Edwards (Exclusive)”. Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/star-wars-spinoff-hires-godzilla-706636/ 2014年5月25日閲覧。 
  105. ^ Davis, Edward (July 26, 2014). “Gareth Edwards Confirmed For ‘Godzilla 2’; New Monsters For Sequel Revealed”. Indiewire.com. July 27, 2014閲覧。
  106. ^ ‘Godzilla 2’ Confirmed At SDCC With Rodan, Mothra, And Ghidorah”. Inquisitr.com (July 26, 2014). July 27, 2014閲覧。
  107. ^ 「GODZILLA ゴジラ」続編決定 ラドン、モスラ、キングギドラ登場 コミコンで正式発表”. アニメ!アニメ! (2014年7月27日). 2014年7月27日閲覧。
  108. ^ McClintock, Pamela (August 14, 2014). “'Godzilla' Sequel to Hit Theaters Summer 2018”. Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/general-news/godzilla-sequel-hit-theaters-summer-725575/ 2014年8月14日閲覧。 
  109. ^ “ハリウッド版「GODZILLA」続編、2019年に公開延期”. 映画.com. (2016年5月11日). https://eiga.com/news/20160511/14/ 2016年5月12日閲覧。 
  110. ^ Burbank, CA (October 14, 2015). “LEGENDARY AND WARNER BROS. PICTURES ANNOUNCE CINEMATIC FRANCHISE UNITING GODZILLA, KING KONG AND OTHER ICONIC GIANT MONSTERS”. Legendary.com. October 15, 2015閲覧。
  111. ^ 「ゴジラVSキングコング」ハリウッドで映画化!2020年全米公開” (2015年10月15日). 2015年10月15日閲覧。
  112. ^ GODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラック日本版に、最新のゴジラの"咆哮"が収録!”. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2014年7月1日). 2014年8月17日閲覧。

参考文献

  • 『GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集』ホビージャパン、2017年7月29日。ISBN 978-4-7986-1474-8 
  • 『ゴジラ 全怪獣大図鑑』講談社〈講談社 ポケット百科シリーズ〉、2021年7月2日。ISBN 978-4-06-523491-4 

外部リンク