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高橋昌幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高橋 昌幸
たかはし まさゆき
内閣府地方創生推進室より公表された肖像画像
生年月日 (1950-04-03) 1950年4月3日(74歳)[1]
出生地 日本の旗 日本 北海道古宇郡神恵内村[1][2]
出身校 北海道岩内高等学校[1]
前職 地方公務員(神恵内村)[2]
現職 全国漁港漁場協会副会長
所属政党 無所属

北海道神恵内村長
当選回数 6回
在任期間 2002年3月17日[1] - 現職
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高橋 昌幸(たかはし まさゆき、1950年昭和25年〉4月3日[1] - )は、日本政治家神恵内村(6期)。

来歴

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1950年(昭和25年)4月3日、神恵内村で生まれる[1][2]

北海道岩内高等学校を卒業したのち、1970年、神恵内村役場へ奉職[1][2]。神恵内村職員として産業課長、住民課長などを歴任する[2]

2001年平成13年)12月21日、神恵内村役場に辞表を提出し、神恵内村長選挙に出馬する意向を示す[3]。2002年2月、無投票で初当選を果たす[3]。2018年まで無投票で連続5選。

2015年(平成27年)5月1日、北海道漁港漁場協会会長に就任[4]。その他、全国漁港漁場協会副会長、全国漁港海岸防災協会副会長、全国市町村水産業振興対策協議会常任理事などを務める[2]

2022年(令和4年)2月27日投開票の村長選挙では32年ぶりの選挙戦となったが対立候補に大差で6選を果たす[5]

核のごみ最終処分場選定への文献調査をめぐる問題

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2020年令和2年)9月7日、神恵内村商工会が開いた臨時総会で原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物(通称・核のごみ)の最終処分場の選定へ向けた文献調査に応募するよう神恵内村に求めることを決め、翌8日に神恵内村議会に請願を提出した[6][7]。これを受けて神恵内村議会は9月の定例会で審議することとした[6]

この一件に関するインタビューで高橋は「村議会の審議に影響を及ぼし兼ねないため発言を控えたい。議会での議論を見守り、結論が出たうえで村として判断したい」と述べた[6][7][8]

定例会での審議の結果、請願の採決を見送り、継続審議とすることを決め、国と原子力発電環境整備機構に対して説明を要請した[9]

定例会閉会後に開いた会見で高橋は「村民にしっかりと説明することが必要。基本的に議会での決定を尊重する」と述べた[9]

同月23日、経済産業省と原子力発電環境整備機構は神恵内村の要請に応じ、同月26日から30日にかけて住民説明会を開催することを発表した[10]

10月9日、国から、文献調査を申し入れが行われ、受諾の意向を示し、11月17日から文献調査が開始された[11]

2022年2月27日の町長選では、初めて対立候補が立ったものの、対立候補は隣の泊村在住の高齢の反原発活動家で、村内に事務所を設けることもできず、供託金没収される得票で圧勝した[12]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g “行政 選挙情報 No-391”. 自治タイムス. (2006年2月20日). http://www.jiti.co.jp/gyousen/389-/No-391-1.htm 2020年9月26日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f B-5 loTで価値創造 スマート漁業が変革をもたらす”. 東京サステナブル・シーフード・シンポジウム. 2020年9月26日閲覧。
  3. ^ a b “行政 選挙情報 No-300”. 自治タイムス. http://www.jiti.co.jp/gyousen/298-/No-300.htm 2020年9月26日閲覧。 
  4. ^ “【人事】北海道漁港漁場協会 会長に高橋昌幸氏(15年5月1日)”. みなと新聞. (2015年4月14日). https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/43982 2020年9月26日閲覧。 
  5. ^ “神恵内村長選 現職高橋氏が6選 投票率は89・24%”. 北海道新聞. (2022年2月27日). https://www.hokkaido-np.co.jp/article/650542 2022年2月27日閲覧。 
  6. ^ a b c “神恵内も応募の動き 核のごみ調査 商工会が議会に請願”. 北海道新聞. (2020年9月11日). https://www.hokkaido-np.co.jp/article/459160/ 2020年9月26日閲覧。 
  7. ^ a b “核のごみ調査、神恵内村でも浮上 寿都町に続き2例目ー北海道”. 時事ドットコム. (2020年9月11日). https://web.archive.org/web/20200911215328/https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091100440&g=eco 2020年9月26日閲覧。 
  8. ^ “神恵内村商工会 “核のごみ最終処分場“ 調査の応募検討を請願”. NHK. (2020年9月11日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200911/k10012612561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001 2020年9月26日閲覧。 
  9. ^ a b “神恵内村文献調査、請願は議会で継続審議/国とNUMOに説明求める”. 電氣新聞. (2020年9月18日). https://www.denkishimbun.com/archives/78758 2020年9月26日閲覧。 
  10. ^ “「核のごみ」処分場選定 北海道神恵内村で住民説明会開催へ”. NHK. (2020年9月23日). https://web.archive.org/web/20200924122651/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200923/k10012631121000.html 2020年9月26日閲覧。 
  11. ^ 文献調査の状況 原子力発電環境整備機構
  12. ^ 36年ぶり神恵内村長選、「核ごみ」論戦も欠けた熱気 日本経済新聞

外部リンク

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公職
先代
高山庸一
北海道神恵内村長
2002年 -
次代
現職