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劇団スーパー・エキセントリック・シアター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社スーパーエキセントリックシアター
Super Eccentric Theater INC.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
140-0001
東京都品川区北品川1-17-5
設立 1999年
業種 サービス業
法人番号 1010901005979 ウィキデータを編集
事業内容 芸能タレント等の育成・マネジメント
演劇等の制作とその請負、興行
ラジオ・テレビ番組等の企画、制作とその販売
代表者 代表取締役 大関真
資本金 1,000万円
従業員数 10人
主要株主 アミューズ
関係する人物 三宅裕司小倉久寛
外部リンク set1979.com ウィキデータを編集
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劇団スーパー・エキセントリック・シアター(Super Eccentric Theater)は、日本劇団アミューズ傘下の株式会社スーパーエキセントリックシアターが運営している。通称「SET」(エス・イー・ティー)。

概要

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1979年、劇団大江戸新喜劇を母体として三宅裕司斎藤洋介を中心に旗揚げした。劇団の命名者は斎藤洋介である[注 1]。上記しているが、劇団の命名者は斎藤洋介とあるが、これは斎藤が新たに考えたのではない。旗揚げ前に池袋の喫茶店にメンバーが集まって各々考えていた劇団名の案を持ち寄るも良い名前がなく、劇団大江戸新喜劇最後に自分達で一本舞台を作ると作った舞台の開催告知のチラシに書かれていた「血も凍る世にも恐ろしいスーパーエキセントリックシアター」と言うキャッチコピーから取られている。当時劇団大江戸新喜劇の製作に斎藤洋介がいて、先述の「血も凍る世にも恐ろしいスーパーエキセントリックシアター」と言うキャッチコピーを斎藤が作ったのが斎藤が劇団の命名者になった理由である[注 2]

ミュージカル・アクション・コメディ」を旗印に、幅広いジャンルの舞台を上演。特定のジャンルにこだわらず多くの人を楽しませるという「総合芸術」を標榜し、年1回の公演では、東京公演のみで1万6000人以上の観客を動員している。

高橋幸宏のオールナイトニッポン』にレギュラー出演し注目を集め、その縁で1983年、三宅裕司・山崎大輔永田耕一小倉久寛八木橋修三谷悦代・石井桂子・今村明美のメンバーでYMOのアルバム『サーヴィス』に参加する。更に1984年には、高橋幸宏プロデュースにてSET名義のアルバム『THE ART OF NIPPONOMICS』を発表する。

2007年、オール劇団員キャストのオーディオドラマ『THE FANTASTIC HOTEL』が制作・発表された。

2017年、次世代の育成のために、小中学生を対象とした「劇団こどもSET」を設立。「劇団SETの俳優たちが演じてきた過去の本公演を子供達だけで再上演する。」をコンセプトとし毎年公演を行っている。

主な所属俳優

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以下、五十音順

過去に所属していた俳優

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以下、順不同

エピソード

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  • 旗揚げ後、劇団を売り込むためにニッポン放送の大型スタジオ「ラジオハウス銀河」(銀河スタジオ)にてマスコミ業界人を対象に「コリゴリ博士の華麗なる冒険」を上演[注 3][1]。公演は好評を博し、これがきっかけとなり1983年に『高原兄のヤングパラダイス』(三宅裕司のヤングパラダイス」の前身番組)内で「S.E.T.劇場」のタイトルで5分番組レギュラーを獲得する。当時、オールナイトニッポン火曜1部を担当していた高橋幸宏が打ち合わせをしながら聴いており「面白い。自分の番組に呼べないか」とスタッフに持ちかけ、のちに『高橋幸宏のオールナイトニッポン』にレギュラー出演することになった。同番組は1983年12月に終了したが、この番組でのトーク力を買われ、翌1984年2月より『ヤングパラダイス』の二代目パーソナリティーに三宅が就任。『三宅裕司のヤングパラダイス』は中高生を中心に人気を博し、三宅を筆頭にSETの知名度を押し上げた[2]

ディスコグラフィー

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  • ニッポノミクス(The Art of Nipponomics)(1984年、¥EN/アルファレコード)

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ ウチくる!?』(フジテレビ、2009年10月11日放送)にて三宅裕司が語る。
  2. ^ 三宅裕司のサンデーヒットパラダイス』(ニッポン放送、2024年7月28日放送)にて三宅裕司が語る。
  3. ^ 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送、2023年10月8日放送)にて三宅裕司、小倉久寛が発言。

出典

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  1. ^ 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ”. ニッポン放送 (2023年10月8日). 2023年10月9日閲覧。
  2. ^ 三宅裕司、恩人・高橋幸宏さんへの想いを涙ながらに語る”. ニッポン放送NEWS ONLINE. ニッポン放送 (2023年1月15日). 2023年10月9日閲覧。
  3. ^ MS IGLOO Special”. msigloo.net. 2022年1月16日閲覧。

外部リンク

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