かみのやま温泉駅
かみのやま温泉駅[* 1] | |
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西口(2022年8月) | |
かみのやまおんせん Kaminoyamaonsen | |
所在地 | 山形県上山市矢来1丁目[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ノヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,197人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)2月15日[1][2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■山形新幹線 |
キロ程 |
75.0 km(福島起点) 東京から347.8 km |
◄赤湯 (18.9 km) (12.1 km) 山形► | |
所属路線 | ■奥羽本線(山形線) |
キロ程 | 75.0 km(福島起点) |
◄羽前中山 (6.7 km) (2.8 km) 茂吉記念館前► | |
備考 | |
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かみのやま温泉駅(かみのやまおんせんえき)は、山形県上山市矢来1丁目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅。
上山市の中心駅であり、奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の停車駅となっている。一方、奥羽本線の在来線としての愛称として「山形線」が設定されている。
歴史
[編集]- 1901年(明治34年)
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、奥羽本線の駅となる[4]。
- 1973年(昭和48年)7月21日:みどりの窓口を開設[新聞 1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:専用線発着を除く貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いを廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)12月20日:オレンジカード対応券売機設置[新聞 2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本と日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:直営の飲食店「紅花亭」が開店[新聞 3]。
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 2015年(平成27年)10月1日:業務委託化。かみのやま温泉駅長・助役を廃止。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービスを開始[報道 1]。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始[注 1][報道 4]。
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)を有する地上駅である。互いのホームはエレベーターを備えた跨線橋で連絡している。
山形駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービスが受託)である。直営駅時代は管理駅で、羽前中山駅・茂吉記念館前駅を管理していた。
駅舎は西口にあり、東口へは改札外の跨線橋(階段のみ)を経由する。改札口には、山形新幹線用のSuicaやえきねっとQチケに対応する改札機と山形線用の簡易Suica改札機が別に設置されている。なお、えきねっとQチケを利用する場合は、山形新幹線では改札機にQRコードをかざす一方、山形線では改札窓口にいる係員へQRコードを提示する必要がある[1]。また、このほかに、みどりの窓口、自動券売機、指定席券売機、NewDays、駅レンタカー営業所が設置されている。以前は窓口内に「びゅう旅センター」も設置されていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■山形新幹線 ■山形線 |
下り | 山形・新庄方面[6] | |
2 | 上り | 米沢・福島・東京方面[6] | ||
3 | ■山形線 | 下り | 山形・新庄方面[6] | 一部の普通列車のみ |
- 3番線からは米沢方面への発車も可能。
-
改札口(2022年8月)
-
みどりの窓口と自動券売機(2022年8月)
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1番線ホーム(2022年8月)
-
2・3番線ホーム(2022年8月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,197人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 2,132 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 2,087 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 2,069 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 2,039 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 2,035 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 1,970 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 1,923 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 1,875 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 1,886 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 1,808 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 1,774 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 1,683 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 466 | 1,207 | 1,673 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 470 | 1,245 | 1,716 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 474 | 1,103 | 1,577 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 457 | 1,135 | 1,592 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 447 | 1,089 | 1,537 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 440 | 1,110 | 1,551 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 437 | 1,084 | 1,521 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 410 | 1,082 | 1,492 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)188 | 970 | 1,158 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)207 | 913 | 1,121 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)299 | 899 | 1,198 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)356 | 840 | 1,197 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]西口に繋がる山形県道104号狸森上山線上にかみのやま温泉駅前バス停が設置されている。
その他
[編集]上山城をモチーフにした風情ある駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に、東北の駅百選に選定された。
2020年(令和2年)3月14日の新幹線eチケットサービス開始に伴い、みどりの窓口でSuica発売、再発行、払戻し取扱が開始されたが、山形線利用でのSuica利用は2024年(令和6年)3月15日までできなかった[8]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “駅の情報(かみのやま温泉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、529頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『「逓信省告示第百八十四号」官報. 1901年04月09日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道院告示第五十四号. 官報. 1909年10月12日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-114-7。
- ^ a b c “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(かみのやま温泉駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “グリーンエコー号”. 蔵王ライザワールド株式会社. 2024年12月16日閲覧。
- ^ “えきねっと(JR東日本):新幹線eチケットサービス”. 新幹線eチケットサービス(JR東日本). 2020年11月6日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『「新幹線eチケットサービス」が始まります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道、西日本旅客鉄道、2020年2月4日。オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『山形新幹線の全車指定席化と山形・秋田新幹線の特急料金の改定について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道秋田支社、2021年11月16日。オリジナルの2021年11月16日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ 『2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年12月17日。オリジナルの2021年12月17日時点におけるアーカイブ 。2021年12月17日閲覧。
- ^ 『タッチでGo!新幹線サービスエリア拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年11月12日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2020年11月13日閲覧。
- ^ 『山形県のSuica利用がますます便利になります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東北本部、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ 『山形県におけるSuicaご利用駅の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2022年7月22日。オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブ 。2022年7月22日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ 『読売新聞』読売新聞社、1973年7月21日、山形読売。
- ^ 「オレンジカードOK 券売機きょう稼働 山形など3駅で」『読売新聞』読売新聞社、1986年12月20日、やまがた第二県版朝刊、19面。
- ^ 「クリーニング取次やそば店 JR秋田支店 5駅に設置へ」『交通新聞』交通新聞社、1998年3月11日、1面。
- ^ 「新・上ノ山駅いよいよ着工 駅前広場で安全祈願祭 2階はコミュニティプラザ 総工費の6割は募金で負担」『読売新聞』読売新聞社、1991年6月25日、山形2朝刊、23面。
- ^ a b c 「山形新幹線停車の高畠駅舎が完成」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1992年6月24日、地方経済面/東北B、24面。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(かみのやま温泉駅):JR東日本